Q

大学3年生
男性

面接を忘れてた場合、謝罪メールはどう送るべきですか?

先ほど気づいたのですが、予定していた企業の面接の日時を完全に失念していて、無断で欠席してしまいました。

今日一日中、ほかの就活対策に追われていて、面接があったことすら忘れてしまっていました。自分の管理の甘さに本当に落ち込んでいます。

当然、その企業からの評価は最悪だと思いますが、今からでも企業に謝罪のメールを送るべきでしょうか? もしくは電話のほうが良いのか悩んでいます。

謝罪メールを送るべきだとしたら、どのような件名や本文にすれば、誠意が伝わるでしょうか? このような致命的なミスをしてしまった場合の最善の対応について、アドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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キャリアコンサルタント/fc-styling代表

冨永 実希

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即時連絡! 志望度が低いと思われないように謝ろう

多くの企業を回っていると、陥りがちだと思います。まずは何よりもいち早く、先方へ電話をすることをおすすめします。

その際に、正直に話してほしいと言いたいところですが、「失念していた=忘れていた=当社は忘れられる程度の志望度」と解釈されることは避けられないと思います。

そのため、多少の嫌味を言われることは覚悟して「日程を1日間、または1週間間違えていた」など志望度は高いものの完全に勘違いしたと伝えてはいかがでしょうか。

本来であれば、間違えるだけでも印象はマイナスになります。しかしながら、人間ですからそういうこともあるよねと思っていただけることを祈って誠意を伝えていきましょう。

嘘はつかずに謝罪! 代替案を出して切り替えよう

謝罪の際は、応募先に対する志望意欲が高いと自分自身をフォローすることがポイントです。

企業としては面接での行動だけでなく、就職活動での行動すべて、入社後の姿をイメージされています。

やってしまったことをいかにスピード感を持って、謝罪し、代案(別日程を組んでほしいと希望)を出し、面接で全力を出すことで挽回できるチャンスはあると思います。

逆にお勧めできないことは、嘘をつくことです。過去に数回、本当のことをそのまま話せないからと、隠そうとしてつじつまが合わなくなった応募者がいました。

そのような人は信頼できないなと印象は悪くなります。速やかに謝罪の電話を入れるところから始めましょう。

国家資格キャリアコンサルタント

高橋 拓也

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すぐに電話で謝罪! 選考の取りやめも覚悟しよう

面接の日時を失念し、無断欠席してしまったのですね。

学業もあり、複数の企業とやり取りしたり、さまざまな就活サイトを見たりと、やることが多く大変な時期であることは理解できますが、自分の管理の甘さに落ち込む気持ちも非常によくわかります。

このような致命的なミスをしてしまった場合の最善の対応は、「気づいた時点ですぐに、電話で誠意をもって謝罪する」ことです。

面接をすっぽかしたことで非常に印象が悪くなるのは避けられず、残念ながら選考打ち切りも覚悟したほうが良いでしょう。

誠意を持ってお詫びして低姿勢に再挑戦を依頼しよう

謝罪の際のポイントとしては2点あります。

1点目は、最優先の行動と謝罪の伝え方についてです。

・電話で謝罪:メールでは誠意が伝わりきらないため、まず電話をかけ、心からのお詫びを伝えましょう。電話が繋がらない場合にのみ、すぐにメールで謝罪します。

・責任の明言:「自身の管理不足、認識の甘さが原因であり、深く反省している」と、言い訳をせずに非を認めましょう。

2点目は、再挑戦の可能性を尋ねることです。

選考打ち切りは避けられませんが、企業によっては面接日程を再度調整してくれることもあります。本命の企業でどうしても再挑戦を望む場合は、日程再調整の可能性を尋ねてみましょう。

再挑戦を打診する際の例文は以下となっています。最大限に下手に出る姿勢を徹底し、企業側の判断を仰ぎましょう。

「今回の件で信頼を損なったことは重々承知しておりますし、おこがましいのは重々承知ですが、もし可能であれば、改めて選考の機会を頂戴することはできないでしょうか」

そして、電話がつながらない場合の謝罪メールの構成は以下となります。

・件名:【面接無断欠席のお詫びと選考辞退について】氏名
・本文:謝罪→面接の日時を失念した事実と管理不足を認める→深くお詫びする選考辞退の意向、または再開の可能性を打診。

私の経験から言えることは、致命的なミスをした際の迅速かつ誠実な対応は、万が一の再チャンスにつながる可能性をわずかに残すということです。行動を起こし、これ以上状況を悪化させないように努めてください。

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