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一人でいることが好きだと協調性がないと思われますか?
学内のキャリア支援センターで、ストレス発散方法や休日の過ごし方について面接で聞かれたときは「友人に相談する」「友人と出かける」など、友人とのかかわりをアピールすべきだと指導されました。
仕事はチームで取り組むものであり、企業はこういった質問で協調性を評価しているからというのが理由でした。
しかし、私は一人で趣味などに没頭するのが好きなので、休日は一人で過ごすことが多いです。そのため、実際に面接でこのような質問をされて建前上「友人と過ごす」と答えたとしても、その後突っ込んだ質問をされた場合上手く答えることができない気がします。
それでも1人でいることが好きということは隠すべきでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「一人で過ごすことが好き」というだけで協調性がないとは判断されにくい
「一人でいることが好き」と答えてもまったく問題ありません。そもそもストレス発散方法や休日の過ごし方は人それぞれであり、協調性とは関係がありません。
協調性がある人でもソロキャンプが好きな人や、休日に一人カフェでゆっくり過ごすことが好きな人はいるでしょう。
「休日に一人で過ごすことが好き」という答えから「協調性がない」という関連付けはあまりにも短絡的なので、ストレス発散方法や休日の過ごし方に対する回答一つで「この人は協調性がない」と判断される可能性は極めて低いと考えて良いでしょう。
ただし、それまでの面接のやりとりや提出物などから「この人は協調性があるか疑わしい」と見立てた相手に対して、休日の過ごし方やストレス発散方法を確認し、その返答によって「あ、やはりこの人は協調性がない可能性が高いな」と判断する材料の一つにすることはあり得るとは思います。
素直な姿勢で自分を伝えて別のポイントで協調性をアピールしてみよう
ストレス発散の方法や休日の過ごし方については、質問者さん自身の正直な考えを伝え、協調性についてはそのほかのことできちんとアピールすれば良いのです。
面接中にされるさまざまな質問に対して明るくにこやかに回答をすること、学生時代の経験や力を入れたことで「周囲と協力したこと」を踏まえて伝えること、それらができれば「この人は協調性があるな」と判断してもらえるでしょう。
協調性は休日の過ごし方の答えだけで判断されるわけではない
一人で過ごすことは楽しいですよね。私も大好きです。
本音を隠すべきか悩んでいるとのことですが、チームで取り組む力・協調性についてアピールする方法は、趣味やストレス解消法の切り口以外にもたくさんあるので、無理に隠す必要はありません。
特に仕事場面を想定するなら、気が合わない人とでも、またはやりたくないことでも力を合わせて取り組んだ経験が役立ちます。うまくいかないこと・困った事態が起こったらどうしていたかを具体的に思い出してみましょう。
仕事の連携を作るには、「報告・連絡・相談」が大切です。一人ではできないことこそ、人と頼り合って力を合わせることが求められます。やってはいけないのは一人で抱え込むことです。
人と協力して成し遂げるのが仕事だからこそチームでの経験のアピールは重要
仕事は、一個人でできることよりビッグスケールです。分業して、助け合って、大きなことを実現します。自分一人でできることなど、規模が知れています。キャリアセンターの人のアドバイスの意図としては、「人と協力したエピソードならなんでも良いよ」ということだと思います。
一人で趣味に没頭する楽しさでストレス解消をすることも、なにも悪いことはありません。しかし、面接やエントリーシートのどこかでは「人と力を合わせた経験」を伝えるようにしましょう。
休日の過ごし方以外で協調性をアピールする方法を知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。効果的なアピールの仕方を徹底解説しています。
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