Q
大学4年生
女性
言語聴覚士の就活は一般企業より楽なのでしょうか?
現在、言語聴覚士(ST)の養成校に通っている学生です。STは国家資格であり、病院や施設など就職先がある程度決まっているため、一般企業の就活生に比べて内定獲得が楽だという話を聞くことがあります。
しかし、希望する大病院や急性期病院など人気の高い施設への就職は非常に競争が激しく、一般企業と同様に狭き門ではないかと不安です。
STの就職活動は、一般企業のようにESやSPI対策、何十社もの面接が必要ない分、病院ごとの試験や専門的な面接など独特の難しさがあるのでしょうか。
STの資格を活かして人気施設に内定するための具体的な戦略や、一般企業と並行して就活を進める場合のメリット・デメリットについてもアドバイスをいただけると助かります。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
言語聴覚士の就活は楽とは言えず希望分野ほど競争が激しい
言語聴覚士(ST)の就活は、「一般企業より楽」という声もありますが、実際にはやや誤解があります。
確かに、STは国家資格が必要であり、一定の需要があるため、応募先が見つからないという状況は起こりにくいです。
しかし、希望者が集中する 大病院・急性期病院・小児分野・リハビリ専門病院は競争が非常に激しく、むしろ一般企業と同じか、それ以上の選考突破力が求められます。
実習評価と志望動機の深さが合否を分ける
ST就活の特徴は、エントリーシート(ES)よりも実習評価・臨床場面での姿勢・志望動機の深さを見られる点です。
特に人気施設ほど、「なぜその病院なのか」、「どの分野で専門性を伸ばしたいか」、「実習での成長とは」など、STならでは質問も問われます。
内定に近づくためには
・実習での学びを具体的な行動と言語化
・症例から得た気づきや成長を、自分の強みとして整理
・志望施設の特徴(対象、症例数、理念)を深く理解し、動機を明確化
この3点が重要です。
また、一般企業と並行する就活は、視野を広げ、働き方の選択肢を確保できるメリットがある一方、準備の負担が増える、専門性の印象が薄まるなどデメリットもあると言えます。
人気病院は激戦になる可能性がある
言語聴覚士は、一般に人手不足であると言われていますが、人気の大病院や急性期病院への就職は、一般企業の大手企業と同じ、あるいはそれ以上に激戦となるケースがあると考えます。
大病院でもSTの採用は、若干名(1~2名)であることが多く、欠員が出なければ募集すらされない年もあるため、就活を勝ち抜くには高い意識と努力が必要になるのです。
あなたが就職を希望している病院や施設の研究や現場見学・実習と、専門知識の勉強(国試・専門試験対策)に、まずは全力を注いでください。
一般企業との併願は注意! キャリアの一貫性を示そう!
一般企業と併願をするのは、一般企業の選考ピーク(3月~6月)と、STの実習や病院見学の時期が重なってしまった場合、スケジュール管理が破綻するリスクが高いです。
また就活対策が分散し、STとしての専門試験や小論文対策がおろそかになる可能性もあります。 どっちかずになり、本命の病院対策が不十分にならないように、十分に気をつけましょう。
特に一般企業での就職も考えている場合は、本命となる病院側から、あなたのキャリアの一貫性について疑問符が付きやすくなります。面接でその点の質問を受けた場合に備え十分に回答を用意しておきましょう。
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