Q

大学3年生
男性

総合商社の就活で内定を勝ち取るためには、何が必要ですか?

現在、総合商社を第一志望として就活を進めている学生です。総合商社は競争率が高く、求められる能力も多いため、どのようにアピールすればほかの応募者と差別化できるのかで悩んでいます。

「タフさ」「リーダーシップ」「語学力」など必要と言われる資質を、エントリーシート(ES)や面接でどのように伝えれば良いでしょうか?

また、「なぜ弊社なのか」という他社との違いに関する質問に対して、どう説得力のある志望動機を構築すれば良いのかも知りたいです。

総合商社が重視する資質や、内定を目指すための戦略についてアドバイスをいただければと思います。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

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キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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泥臭いプロセスを語り人間としての深みを伝えよう

総合商社を第一志望にされているのですね。

非常に高い目標ですばらしいですが、そのぶん、ライバルたちも強力です。質問にある通り、タフさ、リーダーシップ、語学力といった資質は基本として求められますが、それを持っている学生はたくさんいます。

総合商社がよく見ているのは、大変でもやり切る力や周りを巻き込む力があるか、スケールの大きいことを自分ごととして主体的に考えられるかどうかです。

経験だけを語るのではなく、経験によって得た学びを語る

自己PRでは、単に「頑張りました」ではなく、困難な状況において自分がどう動いたか、その結果どうなったかを具体的に話すことが重要です。

海外経験の有無よりも、未知の環境に飛び込んだ経験があるかがポイントになることも多くあります。

差別化のために必要なのは、経験の単なるアピールではなく、その経験を通じて培われたあなたの人間としての深みや思考のプロセスを伝えることです。

たとえばリーダーシップなら、「チームをまとめました」という結果だけでなく、「意見が対立したときに、どんな信念に基づいて、どう行動し、そこから何を学んだか」という泥臭いプロセスを語りましょう。

あなたならではのタフさや人間力が見えてきます。

現場の空気を肌で感じて説得力ある志望動機にしよう

そして、最も重要なのがなぜ弊社なのかという志望動機です。

なぜこの商社なのかを伝えるときは、「扱っている事業に魅力を感じた理由」「会った社員の雰囲気」「他社にはない強み」の3つくらいの軸で考えると整理しやすいです。

どの商社も似たような事業をしているなかで、説得力のある志望動機を作るには、OB・OG訪問、合同説明会や座談会でその会社独自の社風や人の魅力を肌で感じるしかありません。

そのとき感じたことをメモしておき、「だから自分はこの会社の一員としてこういう仕事をしたい」というところまでつなげて話せると、説得力のある志望動機になります。

「〇〇さんのような熱い思いを持った社員の人たちと、御社の〇〇という強みを活かして、世界でこんなビジネスを作り出したい」と、自分のビジョンとその会社でなければならない理由を、熱く論理的に語れるようになるまで準備を重ねてくださいね。

タフさと主体性をアピールして再現性をアピールしよう

商社においては、特にタフさや主体性(物事を自分ごととしてとらえ、大胆に推進する力)が重視されます。

一方で、語学力に関しては持っていて当然の基礎能力とみなされる傾向があり、それ自体が大きな差別化要因にはなりにくいのが実情です。

また、リーダーシップや責任感といった資質は、言葉の定義こそ違えど、根底にある責任の重い仕事を完遂できる能力があるかという点を見られています。

したがって、どのキーワードを選ぶかよりも、自身のエピソードと最も結びつきやすく、説得力を持って伝えられる言葉を選ぶことをおすすめします。

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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困難な状況でも粘り強く動く行動パターンを示そう

総合商社は人気が高く、学生レベルも全体的に高いので、ただ頑張った経験だけを語るのではなかなか差がつきにくいのが現実です。

まず注意したいのは、商社が求めているのは完成された人材ではなく、困難な環境でも成果に向けて粘り強く動ける人であるということです。

たとえば、ゼミのプロジェクト運営でトラブル続きのなかでも多くの人と協力しながら解決策を探り続けたエピソードを持っていたとします。

なぜ踏ん張れたのか、どう周囲を巻き込んだのかを深く説明することで、高い評価を得やすくなることがあるのです。必ずしも、留学経験がないとアピールにならないわけではありません。

語学力そのものよりも学び続ける姿勢が大切

商社が見たいのは、逆境に対して再現性のある行動パターンや、それに近いような要素を持っているかということです。

確かに語学力は重要ですが、TOEICの点数そのものというよりは、実務で使うスキルを学び続ける姿勢が評価されます。

「ビジネスで使えるレベルを目指して、現在はこういうふうに取り組んでいる」と具体的に語ると、単純にTOEICの点数を言うよりも説得力が増してきます。

ビジネスモデルの魅力を話せるようになっておこう

志望動機については、どの商材に興味があるかというよりも、その企業のビジネスモデルのどこに魅力を感じることができたのかが語れると良いです。

価値を生むポイントがどこにあるのかを、自分なりに企業研究をしながら言語化すればほかの人との差別化が進みます。

以下の記事では商社の具体的な仕事内容や就職に向けた対策方法などを解説しています。特に5大商社への就職・転職を検討している人は、一度目を通しておきましょう。

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