Q
その他
回答しない
事務職の面接でキャリアプランを聞かれたら、どう答えれば良いのでしょうか?
現在就活中で、事務職を第一志望としています。面接で、「事務職としてのキャリアプランは?」と聞かれたときに、どう答えるべきか悩んでいます。
正直なところ、事務職というと日々の定型業務をこなすイメージが強く、将来的にどのようにステップアップしていくのか、具体的なキャリアの道筋を思い描きにくいと感じています。
事務職として働くうえで、どのようなキャリアプランが考えられるのでしょうか? 面接でキャリアプランを上手く伝えるコツも教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
事務職はルーティーンワークのなかでも業務の工夫や提案が必要になる
就職先として事務職を選択する人の多くが、事務職とはルーティーンの仕事や指示された業務を正確におこなうことだと考えています。そのためキャリアプランが立てられないという相談を受けることも多いです。
では、実際の事務の業務はどうでしょうか。たしかにルーティーンや指示に基づいて行うものもあります。しかし、ただ決まった作業をこなしていれば良いということではありません。
ルーティーン作業だとしても、やり方を自分なりの工夫や努力で変えていったり、指示に基づいておこなう作業でも、より良い方法や効率的にできる部分などがあれば、逆に提案をしたりする必要があるのです。
正社員として仕事をしている以上、その企業の発展に寄与する必要があります。営業職や事務職などと、役割の部分で棲み分けされているだけで、どんな職種でも正社員が仕事に対して負っている責任は同じなのです。
私は以前、企業の企画室という部署で事務職として数年働いた経験があります。事務職はあまり部署異動が無い傾向があるため、長年事務職として働いている社員はさまざまな部署のことに詳しく、異動してきた社員が、ベテランの社員をさまざまな場面で頼っている様子をよく目にしました。
PC関係の資格や技術を勉強し自分自身の成長と努力を踏まえて考えよう
事務的な作業に欠かせない、PC関連の資格を取る、また技術を勉強することなども目標に入ってくるかもしれませんね。プレゼンの資料を作る際には、パワーポイントの技術に長けている事務職の社員が引っ張りだこになっていたことをよく覚えています。
また社歴が長くなってくれば、自分自身の業務やスキルアップのことだけでなく、事務業務全体のマネジメントや後輩の指導なども仕事の一つになってきます。これらの働き方を踏まえて、自分がいきいきと働けるキャリアプランを考えてみてください。
事務職の定義は企業によってさまざまなのでしっかり業界・企業研究をしよう
事務職というと、どの企業でも欠かせない職種ではあるものの、仕事の範囲がとても広く、線引きや定義が曖昧です。ルーティーンワークのイメージも強く、なかなか先を見据えてのキャリアプランが描きにくい職種でもあります。
実際のところ、企業によっては事務職からはキャリアアップが難しい企業も存在しますが、一方でマネージャーなどの役職に就く、経理、総務、人事等の専門性を高めるといったステップアップが可能な企業も存在します。
一言に事務職と言ってもどのような仕事内容なのかは企業ごとに異なるので、企業分析でしっかり調べてから考えましょう。
実際に会社で勤めている人の声を参考にする
これはシンプルな方法ですが、志望企業で実際に事務職として働く社員が、入社後どのようなキャリアを歩んでいるのか、口コミサイトや会社訪問などを活用して調べてみることも、かなり効果的です。
これらの情報を踏まえたうえで、多くの企業が事務職の募集をしている中、なぜ、その企業の事務職を選んだのかを伝えられると、面接でもかなり印象的な回答になると思います。
どのような職種であっても、面接でキャリアプランをしっかりと語れる就活生は好印象です。こちらの記事を参考にして、事前に深く考えておきましょう。
事務職に興味がある人は、こちらの記事も確認してみてください。仕事内容や必要なスキル、選考対策について解説しています。
事務職は応募倍率が高くて人気のある職種です。こちらのQ&Aでは事務職の倍率についてキャリアコンサルタントが回答しているので、併せてチェックしてみましょう。
以下のQ&Aでは、事務職の将来性が心配な就活生に向けて、キャリアコンサルタントがアドバイスをしています。AIの発達で需要がなくなるのではないか? と疑問に思う人はチェックしてみてください。
39点以下は要注意!
あなたの面接力を診断してください
内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?
少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”と“改善点”が明確になります。
もし39点以下だった場合は要注意です。今すぐ診断で面接力をアップし、就職で失敗する可能性をグッと下げましょう。
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人