成功体験がない性格なのですが、就活でどのように自分をアピールすれば良いですか?

現在、自己分析やエントリーシートの作成に取り組んでいますが、「これまでの人生で成功体験と呼べるものがない」という事実に直面し、ひどく落ち込んでいます。

就活のガイドブックや面接の対策動画では、必ずと言っていいほど「高い目標を掲げて達成した経験」や「リーダーとしてチームを勝利に導いたエピソード」が求められます。

しかし、私のこれまでの人生を振り返っても、部活動で華々しい成績を残したこともなければ、大きなプロジェクトを成功させたこともありません。むしろ、人並みに努力して、人並みの結果しか得られなかったことばかりです。

「特別なエピソードがない自分は、企業から見て魅力がないのではないか」「内定をもらう資格がないのではないか」という不安に押しつぶされそうで、白紙の履歴書を前に焦りばかりが募ります。

周囲の友人が「サークルで売上を倍にした」「留学で困難を乗り越えた」といったキラキラしたエピソードを話しているのを聞くと、自分の性格が地味で、何も成し遂げてこなかった人間のように思えて情けなくなります。

大きな実績や成功体験がない性格の学生は、就活においてどのように自分の価値を見出し、伝えていけば良いのでしょうか?

派手な実績がなくても、「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるような自己PRの作り方や、日常の小さな継続を「強み」に変えるための考え方について教えてください。

大学2年生 男性

質問日:

2人のアドバイザーが回答

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キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

桒田 里絵

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継続力や傾聴力をアピールしよう!

エントリーシート(ES)には、成功体験だけが必要なわけではありません。いかに企業、いかに仕事にエントリーするかによりますが、企業にはさまざまな人材が必要です。

うまくいった体験や華々しい成績がなくても、ささやかに同じことを続けてきた人、人の話を聴ける人、指示されたことをきちんと真面目にできる人など、いろんな人がいて良いのです。

人並みに努力して、人並みの結果が得られたなら、きちんと真面目にやってきたということでしょう。

たとえば、「自分には華々しい実績があるわけではないが、人と向き合うときは真摯に向き合ってきた」「自分は地味でも誠実に物事に取り組むことができる」といったことでも良いのです。何か少しでも「これは私の特徴だ」と思えることがあれば書き出してみてください。

第三者の視点を借りて自分の強みを特定しよう

自分で作成できなければ、キャリアカウンセラーやエージェントに相談してみるのも良いでしょう。

第三者のほうが上手くまとめてくれる場合もありますし、自分では「こんなこと書いても仕方がない」と思っていても、十分にネタになる場合もあります。

諦めずに、自分の中を掘り起こしてみることです。

あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう

インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。

そんな時は「適職診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。

国家資格キャリアコンサルタント

吉川 友佳

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華々しくなくて良い! 自分なりの経験を言語化しよう

まず大前提として、成功体験とは必ずしも売上を倍にしたといった華々しい実績を指すのではありません。

これらはあくまでわかりやすい例として挙げられているに過ぎないのです。

本当の成功体験とは、あなたがどう考え、どう行動し、何を感じて、どう成長したかというプロセスのなかにあります。

日常にある小さな頑張りを強みとして認めてあげよう!

企業は実績そのものよりも、持っている価値観、物事に向き合う姿勢、そして一緒に働いたときの安心感を見ています。たとえば、落ち込んでいる友人に声をかけて感謝されたことも立派な成功体験です。

派手ではなくても、継続する力や投げ出さない姿勢、集中力は仕事において非常に重宝されます。誰かと比べる必要はありません。まずは自分が頑張ってよかったと思える小さな出来事を思い出すことから始めてみてください。

自己PRなどで使えるSTAR法の具体的な内容や活用方法などは以下の記事で解説しています。どのような文章構成にすべきか迷いがある人はぜひ参考にして、わかりやすい文章の作成を目指しましょう。

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私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

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