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ガクチカでオタク趣味を語っても良いですか?

ガクチカの内容は「オタク趣味を頑張った」という内容でもよかったりするんでしょうか?

私には誇れるようなサークル活動や学業での目覚ましい成果がなく、強いて言えばアニメや漫画、ゲームといったオタク趣味に没頭してきた経験があります。アルバイトもしていましたが、特にアピールできるような内容ではありません。

選考でガクチカを聞かれた際、これらのオタク趣味について正直に話しても良いのでしょうか? 確実に頑張ってきたことですし、自分の人生をかけてきたので、正直オタク趣味以外のエピソードが全然思いつかず。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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「オタク趣味」も立派な武器! 熱意をガクチカにしよう

ガクチカとして、アニメ鑑賞などのいわゆる「オタク趣味」をアピールすることについてですが、趣味の内容自体が悪いということはまったくありません。その趣味を通じて、あなたの「人となり」や「何に対して情熱を注ぐタイプなのか」が伝わるのであれば、十分にアピールポイントになります。

大切なのは、「なぜそのアニメ(やほかの趣味)が好きなのか」「どこに魅力を感じているのか」「その趣味を通じてどんな経験をしたのか、何を学んだのか」といった点を具体的に語ることです。

好きを「強み」に変える伝え方が重要

たとえば、「ストーリーの深さに感銘を受け、自分なりの考察をブログで発信している」「関連イベントに積極的に参加し、多くの人と交流することでコミュニケーション能力が向上した」「一つの作品をとことん深く掘り下げ、徹底的に情報収集するのが得意」など、その趣味への向き合い方を示すことで、あなたの集中力、探求心、情報収集力、コミュニケーション能力などをアピールできる可能性があるということです。

「ガクチカ」としてアピールする以上、その活動にどれだけ熱中し、時間と労力を費やしてきたかを具体的に示すことが重要です。「好きが高じて〇〇のような行動を起こした」「〇〇という目標を立てて達成した」といった具体的なエピソードがあれば、より説得力が増します。

他にもガクチカで趣味についてアピールしたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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オタク趣味も武器になる! 熱意と能力を伝えよう

「オタク趣味って、自己PRで話してもいいのかな……? 」という悩み、よく聞きます。実は私もオタクなので、その気持ち、とてもよくわかります(笑)。

結論から言うと、オタク趣味を自己PRに活かすことは、まったく問題ありませんし、むしろ効果的な場合も多いんですよ。

一見、ただの趣味に見えるかもしれませんが、「オタク活動」って、実はさまざまな能力を発揮するチャンスに溢れているんです。

たとえば、同人誌サークルで仲間といっしょに作品を作り上げる経験は、まさにリーダーシップや協調性、プロジェクトマネジメント能力を発揮する場ですよね。

オンラインゲームでチームを組んで目標達成をめざすなら、そこには戦略立案能力や、チーム内のコミュニケーションを円滑にする力が求められます。過去に私が担当した学生さんのなかにも、ゲームのコミュニティ運営に熱中し、そこで培ったコミュニケーション能力や企画力を自己PRにつなげた人がいらっしゃいました。

わかりやすさが鍵! 経験から得た学びを語ろう

何か特別な活動をしていなくても、大丈夫です。たとえば、好きな作品やジャンルについて、なぜそれが好きなのか、どんな点に魅力を感じているのかを自分なりに分析し、その過程で得た探求心や分析力をアピールすることもできます。

あるいは、「推し」の活動を応援するために、SNSで情報を発信して多くの人に魅力を伝え、「バズ」を生み出してファンを増やすことに貢献した、といった具体的な数字で表せる成果があれば、それは立派なマーケティング能力や発信力のアピールになります。

ただ、注意点もあります。私が人事担当者と話すなかで感じるのは、必ずしもすべてのオタク趣味がなじみ深いわけではないということです。ですから、「ただ単に好きなんです! 」という熱意だけの説明や、専門用語を多用した、聞いている側が置いてけぼりになるような説明は避けたほうが良いでしょう。

大切なのは、「なぜその活動に情熱を注いだのか」「その活動のなかで、どんな課題に直面し、どうやって乗り越えたのか」「その経験を通じて、具体的に何を学び、どんな力が身に付いたのか」を、相手にわかりやすく具体的に伝えることです。

そうすれば、私の経験上、オタク趣味はあなたの個性や強みを伝える、とても有効な自己PRの材料になりますよ。

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