教員採用試験に合格しても採用されないことがあるのですか?
せっかく難しい試験を突破しても、運任せで職に就けない可能性があるのだとしたら、怖くて挑戦を躊躇してしまいます。
特に少子化で教員数が調整されていると聞くので、合格者のうちどれくらいの人が実際に採用されずに終わってしまうのか、その実態が知りたいです。
また万が一「採用候補」のまま4月を迎えてしまった場合、その後はどうなるのでしょうか?
自治体による採用の仕組みの違いや、採用漏れを防ぐために試験の成績以外に意識しておくべきこと、そして万が一の際に備えてやるべきリスクヘッジについてアドバイスをお願いします。
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合格は即採用ではない! 順位を上げてリスクを防ごう
結論からいうと、合格しても採用されない採用漏れのケースは存在します。
多くの自治体において、試験の合格は即採用ではなく、採用候補者名簿への登載を意味するからです。
実際の採用数は退職者数や予算に左右されるため、名簿に載っても全員が4月に採用されるとは限りません。
複数自治体の併願でキャリアの選択肢を広げよう
特に都市部や人気校種では注意が必要ですが、教員不足の地域では多くが採用される傾向にあります。対策としては、面接評価を高めて合格順位を上げることや、複数自治体を併願してリスクを分散させることが有効です。
万が一の際も、年度途中の欠員補充や講師としての依頼がくるチャンスは残されています。
あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう
就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。
そんな時は「業界&職種マッチ度診断」が役に立ちます。簡単な質問に答えるだけで、あなた気になっている業界・職種との相性がわかります。
自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。
不採用リスクは最小限! 現状を正しく理解しよう
制度上採用漏れはおきる可能性があります。しかし現状を正しく理解し準備をしておけば、そのリスクは最小限に抑えられます。
近年は少子化以上に、教員不足や退職者の増加が深刻化しており、合格者の大半がスムーズに採用されているのが実態です。特に都市部では現場の欠員補充が急務となっています。
もし4月時点で正規採用が保留となった場合でも、多くの候補者は臨時的任用職員として現場に入ります。
これにより給与を得ながら実務経験を積み、翌年の試験において現場経験者という武器を持って再挑戦することが可能になります。
合格後を見すえた併願戦略で不安を解消しよう
また4月時点で声がかからず、非常勤講師として待機したあとに夏以降に採用されるケースも珍しくありません。
未採用者の正確な割合は自治体ごとに異なり公表もされていませんが、重要なのは合格の先を見すえた戦略です。
複数自治体の併願、講師登録、民間教育分野への準備などを並行しておこなうことで、リスクは大きく下げられます。
教員採用試験は受かることがゴールではなく、実際に採用されるまでが勝負です。



