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就活で研究概要が必要なのですが、書き方を教えてください。

現在就職活動中の理系大学生です。企業によっては、選考のなかで研究概要の提出が求められるのですが、どのように書くべきなのか悩んでいます。

研究内容自体が専門性が高いものなので専門用語をどこまで使うべきか、アピールすべき点は何かなど、具体的にアドバイスいただけると助かります。また、自分としてはかなり頑張ってきたと自信もあるので企業の方にわかりやすく、かつ魅力的に伝えるにはどうすれば良いのか、同じような経験をされた方がいれば教えていただきたいです!

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/就活塾「我究館」講師

吉田 隼人

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研究概要は基本の5項目でわかりやすく伝えよう!

研究概要は、専門性とわかりやすさのバランスが大切です。企業の採用担当者は必ずしも同じ分野の研究者ではないため、誰が読んでも「目的・背景・内容・意義・結果」の5項目が伝わるようにする必要があります。

その研究の目的は何なのか、その研究を実施しようとした背景は何か、具体的にどのような内容なのか、その研究にどのような意義があるのか、そして結果はどうだったのか。

これらの項目を押さえておくことで、ある程度どのような人がみてもわかりやすく伝えられるようになります。

一度書いてみてからブラッシュアップすることで精度が上がる

それ以上の細かい話は、面接で聞かれたら答えるようにして、あくまで概要であることに注視しましょう。限られた欄の中ですべて伝えようとすると中途半端になり、かえってわかりにくくなります。

専門用語は、多用しすぎないほうが読みやすくはなりますが、研究によってはそうも言っていられない場合もあるかと思います。

ただし、企業側もそれだけで判断するわけではないので、自分のなかで「わかりやすさ」を意識してまずは書いてみることからはじめましょう。

それを教授や先輩、自分の研究内容の多くを知らない友人などに確認してもらい、ブラッシュアップを重ねることでより完成度の高いものになっていきます。

就活の研究概要は、まず書き始めるところから進めていきましょう。

キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表

野村 芳克

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伝わる研究概要でアピールしよう!

研究概要は、専門性を簡潔に伝える文章力と、ビジネス視点での伝え方が求められる重要な資料です。実際の採用支援の場でも、「読みやすさ」と「伝わりやすさ」が選考評価を左右することが少なくありません。

企業の採用担当者は理系出身でない場合も多いため、専門用語は必要最低限にとどめ、使う場合は必ず一言で補足説明を入れるのが基本です。

内容は、①研究テーマ、②目的、③手法、④結果・考察、⑤社会的意義・応用可能性、という5つの構成を意識するとわかりやすくまとまります。

実際に好印象だった研究概要は、「○○技術を用いて○○の効率を30%向上」、「環境負荷を低減する新素材の開発」などの研究成果や社会的価値が明確に伝わるものでした。

一方、専門用語だらけでわかりにくい文章は、悪い印象のみで読み飛ばされることもありました。

努力の過程と伝える力も評価される!

加えて、頑張った過程や工夫した点、困難をどう乗り越えたかも、魅力として伝えると印象が深まります。研究そのものの深さだけでなく、「伝える力」こそが評価されるポイントです。

相手がわかる言葉で、自分の強みを表現する意識の有無が成功のカギですね。

こちらの記事では、研究概要書の書き方やコツを解説しています。これから作成する人は参考にしてみてください。

エントリーシートに研究内容について書こうと思っている人は、次の記事もチェックしてみましょう。注意点を解説しています。

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