
Emiri
就職支援事業部
リードマーケティンググループ
2020年 新卒入社
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就職支援事業部
送客Div
Div責任者 シニアマネージャー
2016年 中途入社
※ 所属と取材内容は当時のものです。
Web系の制作会社へ就職しWebディレクターとして、大手電子書店サイト、漫画アプリのディレクション・企画を務める。2016年ポートに中途入社。現在は、就職支援事業部/アライアンスDivシニアマネージャーとしてアライアンス事業の責任者を務める。趣味は、サウナ、食べ歩き、サッカー観戦。プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドFCのサポーター。
ポートに入社を決めたのは、成長の機会があると感じたからです。私は4年半、バーテンダーとして働いており、経歴のうえでは周りのビジネスパーソンよりもビハインドしています。そのため、どこかで挽回したい気持ちがありました。
1社目のWeb制作会社は、バーテンダーを辞めた後、とにかくなにか仕事をしなければと考えて就職した会社でした。Web業界やディレクション業務に興味があったわけではありませんが、自分が何をしたいか、何ができるかもわからなかったため、とにかく、目の前の仕事に没頭しました。3年半が経つと、なんとなく仕事全体の流れや、自分がやれることやありたい姿が見えてきました。一方で、このまま同じことを繰り返すだけでは、ビジネスパーソンとしての飛躍はできないと感じるようになったのです。
とくに、なにか理想のキャリアがあったわけではありません。ただ、今よりも自分の意思をダイレクトに反映できる立場になりたい、という思いがありました。前職の場合、「もっとこうした方がいいのでは」と思うことがあっても実現させられず、もどかしい思いをすることが多かったのです。自分の考えを実現させるには、事業に対して責任のある立場になる必要があると感じていました。
転職先を探しているなかで出会ったのがポートでした。ポートは会社自体の成長率が高く、チャレンジせざるをえない「背伸びをした仕事」が多いと感じました。また、代表である春日の現場に対する解像度が高かったことも、入社の決め手でした。私が配属可能性のある部署の、具体的な業務内容や課題について説明をしてくれ「そこまで把握をしているのか」と驚いたのを覚えています。ポートが高い成長率を維持できている理由の一つが社長の現場理解の深さだと感じ、彼がまだ会社を引っ張るならば、ポートはこれからも成長を続けられるだろうと感じました。
入社して最初に配属されたのは就職支援事業部の集客部門で、キャリアパークの会員数をKPIにおいて、マーケティング施策を実行しました。入社3年半でマネージャーになり、その後、同事業部のアライアンス事業のWEBマーケティング部門責任者を経て、同事業全体の責任者を任されました。アライアンス事業とは、簡単に言うとポートが保有する就活生のデータベースを活用し、就活支援会社さまの支援をおこなう事業で、就活生の母集団形成が主なサービス内容です。
集客部門のマネージャーからアライアンス事業への異動の打診を受けた時は、とても悩みました。事業部の上流バリューチェーンの仕事にやりがいを感じていたからです。ただ、会社にとって新しい挑戦であり、その中心に自分が立つ機会は貴重だと思い、承諾しました。しかし、異動後の1年間はまったく結果が出ませんでした。アライアンス事業は、よくも悪くも業務フローが完成されており、高い業務効率を実現できていたからです。
誤解を恐れずに言うと、私の仕事は「業務効率化」ではなく「業績最大化」であり、そのためには、仮に非効率に思えても、必要なコストはかけなければなりません。業績に関する責任の考え方、組織のあり方、目標設定のあり方など、一からつくりなおすため、試行錯誤を繰り返しました。そのような経験を通じて、自分の中でのマネージャー像を確立していきました。
とくに、メンバーとの理想の関係性については学びが大きかったです。マネージャーは事業部を預かる立場として、メンバーに対して承認をしたり、健全なプレッシャーをかけたりすることが求められます。それらの業務を健全に実行するには、メンバーとの間に信頼関係が必要です。とくに、意識をしているのは、私がなにを目指しているのかを理解してもらうことです。口で伝えることはもちろん、私自身の姿で感じ取ってもらうために、目標や責任に対して「率直であること」を常に意識して、仕事と向き合っています。
これからは、アライアンス事業部の3ヶ年計画達成に向け、さらなる事業拡大を目指します。そのためにも、アプローチできるユーザー層を広げていく予定です。今のところ、大学3〜4年生を中心に情報発信をしていますが、1〜2年生や既卒などの若年層まで、ターゲットを拡大する余地はまだあると思っています。価値を提供できる層を広げることは、我々の事業を大きくすることに繋がるので、積極的に取り組むつもりです。
長期的には、プロダクトとの連携をさらに強くし、データドリブンな意思決定ができる組織をつくっていければと思っています。客観的な根拠に基づいた再現性の高い施策設計ができるようになれば、誰がどの業務フローの担当になっても問題なく回る素地ができ、事業部の安定感を高められると考えています。
マネジメント経験のなかった私が、今のような責任ある立場で仕事ができているのは、会社が常にストレッチのかかった期待値をかけ続けてくれたこと、そしてそれに応える上で周囲からのサポートが豊富にあったおかげです。私の上司はもちろん、事業部長や執行役員含め多くの人のおかげで、メンバーに向き合うスキルを身につけられました。
お世話になった方々には大変感謝をしていますが、一方で、会社としても私に成長をしてもらわなければ困る、という事情もあったのかなととらえています。背景には、ポートの高い目標設定があります。ポートはこれまでも自らで高い目標を掲げ、その達成のために挑戦を繰り返し、成長を遂げてきました。上場企業にとって掲げた目標を達成させることは絶対です。そんな背景もあって、会社は社員の成長に積極的にコミットしてくれるのかなと思っています。成長機会の提供はもちろん、伴走して結果を出させる、までがセットになっていると感じます。成長できる環境が整っていますので、その環境をフルに活用し、今後もビジネスパーソンとしての成長を実現させたいです。