
Emiri
就職支援事業部
リードマーケティンググループ
2020年 新卒入社
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就職支援事業部
新卒紹介Div 大阪エージェントグループ
マネージャー
2022年 中途入社
※ 所属と取材内容は当時のものです。
専修大学経営学部卒。新卒で建築関連企業へ就職し、建築現場で使うプレハブ事務所リースの営業を約3年務める。その後、大手人材会社へ就職し、企業の中途採用課題の解決をおこなう法人営業を経験。2022年ポートに中途入社。現在は、就職支援事業部新卒紹介Div大阪エージェントGにてマネージャーを務める。土曜日は友人とお酒を飲み、日曜日は一日家で漫画やアニメを見て過ごす。旅行が好きで、3ヶ月に一回は国内を旅する。海より山派。
新卒では安定志向だった父親の影響もあって、ニッチな業界で大きなシェアを獲得している超安定企業に入社しました。3年働き、ある程度結果を出すものの、自分より成績の低い社員と評価が変わらないことに違和感を覚え、やった分だけ評価をされる会社に入りたいと思うようになりました。
そこで初めて、転職活動をしますが、正しいやり方がわからず転職エージェントに何度も相談をしました。おかげで、だんだん自分の仕事探しの軸がはっきりしたのと同時に、転職アドバイザーの仕事はやりがいがありそうだと感じ、人材業界へ興味を持ちました。そこで大手人材会社へ転職をします。
転職後は順調にキャリアを積んでいきましたが、30歳を目前に自分のキャリアを見直し、このままでいいのかなと迷うようになります。自分と同じ人材業界へ就職した同級生が、いわゆるメガベンチャーと呼ばれる企業でどんどん成長していく様子を見て、自分の成長幅が小さいように感じたのです。ゼロから新しい事業をつくるといった、もっとダイナミックな経験を積みたいと思い、転職活動を始めました。
ポートへ転職を決めた背景には、自分自身のスキルを高められると思ったことがあります。とくに印象的だったのは、「キャリアパーク」というサービスでした。前職で扱っていたサービスと比べて、良い意味で完成しておらず、自分たちでサービスをよりよくできる余地があると感じ、面接を担当してくれた当時の部長から「業界ナンバーワンのサービスにしたい」という熱い思いを聞き、私もサービス成長へ貢献し、自分自身の成長も実現させたいと思いましたね。
また、ポートは数字のロジックに重きを置いている点にも惹かれました。前職でも営業に携わっていましたが、比較的足で稼ぐタイプだったので、分析をもとにしたロジカルな考え方をより学びたいと思っていました。ポートの面接で同じ企業の出身者から、「数字に対する考え方がまったく違う」と言われ、ぜひ吸収して、自分の営業力を高めたいと思いましたね。
2023年度より、ポートは関西圏でのサービス展開に注力しており、私はそこのマネージャーとして、キャリアアドバイザーたちのマネジメントを担当しています。メンバー一人ひとりが目指すキャリア像を理解し、それを実現しながら数字も達成させるための目標設定と実行支援が主な仕事です。
関西圏へのサービス展開は、今でこそ安定してきましたが、立ち上げ時期はなかなか大変でしたね。私は2022年1月にポートに入社し、6月から現在の部署に配属されました。当時2つの課題があり、まず1つ目は管理体制が整っていないことでした。立ち上げチームならではの馬力はあるものの、別のグループとうまく交流ができておらず、独自のやり方が確立されていて、チームとしてうまく機能できていない状態でした。私が配属されてすぐに、元々所属していた部署のやり方を参考に、従来のスタイルとすり合わせながら、新しいやり方を模索していきました。
2つ目の課題は、組織のメンバーが新卒6名、2年目1名と超若手であり、まだまだ基礎的なスキルが足りていなかったことです。私自身も新しい業務について学んでいるところでしたが、同時にメンバー一人ひとりの強みや思想にあわせた育成を進めました。私の上長含め多くの人の支援もあり、1年目で各メンバーがプロのキャリアアドバイザーとして成果が出せるようになり、2年目では部署全体の売上が昨年対比で2〜3倍にまで増えました。
私は向き合う「人」についての理解を大切にしています。キャリアアドバイザーとしては就活生、マネージャーであればポートのチームメンバー、と相手は変わりますがやることは同じで、常に相手の気持ちや人柄に思いを馳せ、自分のコミュニケーションが適切かを考えています。
とくに今は、マネージャーとしてチームメンバーと向き合う時間が多く、ちゃんと向き合えているかどうかはずっと意識をしています。チームメンバーがどんな気持ちで仕事をしていて、どんなふうに頑張りたいと思っているのかを丁寧にヒアリングして、メンバー一人ひとりがモチベーション高く働ける環境を用意することがマネジメントの役割なのかなと思っています。
今後、まずは目の前の目標数字を達成し、高い達成率の実現を目指します。ペース的には順調なので、この調子で最後まで走りきれればと思っています。さらにその先は、現在担当している西日本のみならず、まだポートが支援できていない地方就活生のサポートにも携わりたいと思っています。
これまで私は前職時代も含め、首都圏以外で勤務することが多く、ポートにて関西のサービス展開に係る中で、地方と首都圏の情報格差を感じてきました。どうしても地方の就活生の方が、主要都市に住んでいる就活生と比べて就活情報との接点が少なく、それに伴って選択肢の幅が少ない傾向があります。自分自身のキャリアについて考えること自体も、比較的少ないとも感じています。ポートのサービスを日本全国の就活生に提供できるようになれば、住む場所によって生まれる理不尽な格差を縮められると思うのです。
そのためにも今後は、新しい組織の立ち上げ責任者も経験し、ゼロから組織を生み出すスキルも身につけたいと思っています。サービス拡大に合わせて新しい組織をつくり、ある程度軌道に乗せたタイミングで後任のマネージャーへと引き継いで、自分はまた新しい地域で組織立ち上げをする、というサイクルを生み出したいです。
既存事業立て直し経験と合わせて、新しい組織立ち上げの経験を積むことで、組織づくりのプロへと成長できればと思っています。