
海外で事業を立ち上げるという異色のファーストキャリア
大学時代から、「いつかは自分で事業を立ち上げたい」という思いだけは強く持っていました。とはいえ当時は突出した実力があるわけでも、どうしてもやりたいことがあるわけでもありませんでした。そのため、一般的な就職活動は行っていなかったのですが、大学時代にインターンで2年間お世話になった当社から入社のオファーをもらっていました。ただ、「自分で事業を立ち上げたい」と考えていた自分は決めかねていました。
そんなとき別の会社から、インドで新事業の立ち上げの話が舞い込んできました。どうせやるなら、未知の国で何かやってやろう。そんな想いでこの話に飛びつきました。しかし、勇んで渡印したはよいものの、結局、ビザが切れるまでの1年間は何もできないまま帰国することに。自分の力のなさを思い知りました。
それでも、事業を立ち上げるという夢を捨て切れなかった私は、再度自分の力を伸ばしたいと思い、改めてポートへの入社を決断しました。この際、「いつかは自分で事業を興す」という想いから、正社員でなく業務委託という立場を選択しました。