
Emiri
就職支援事業部
リードマーケティンググループ
2020年 新卒入社
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就職支援事業部 部長
フリーランス支援事業部 部長
2013年 新卒入社
※ 所属と取材内容は当時のものです。
青山学院大学経済学部卒。2013年にマーケティング担当として新卒で入社。2年目にマネージャーとして自社メディアの立ち上げなどを経験。4年目からキャリアパーク事業本部就職支援事業部部長。高校時代までサッカーに打ち込み、全国高校サッカー選手権大会に出場した経験がある。
私のキャリアを振り返ってみると、高校でのサッカーの経験が発端になっているように思います。プロサッカー選手を目指し、毎年のように全国大会に出場している強豪校に入学しました。1年生からレギュラーとして試合に出ていましたが、大きな怪我をしてしまい、プロサッカー選手の夢が途絶えてしまいました。この夢に向かって邁進していた私は、何か他のことで頑張りたいという気持ちはありましたが、何を志していいのかも分からず、大学2年生までは虚無と焦りを感じながら過ごしていました。
転機になったのは、2011年3月11日に発生した東日本大震災。度々報道される被災地の惨状を見て、自分も少しでも力になりたい、という気持ちが湧いてきました。そこで、被災地の学習支援に協力してくれる人をTwitterで募ったところ、瞬く間に人が集まってきました。私の呟きを見て、運営として携わりたいと言ってくれた人だけでも300人を超え、自分が考えていた以上の支援をすることができました。
この経験を通して、自分のできることの範囲内で、同じことを繰り返していてもダメだと気付きました。頑張りたい、チャレンジしたい、という気持ちに正直になって一歩踏み出すだけで、見える世界は大きく変えられる。そう考え、当時創業2年目の株式会社ソーシャルリクルーティング(現ポート株式会社)に飛び込むことを決めました。
とは言うものの、実は新卒採用の選考時に1度落ちてしまいました。ただ、どうしてもスタートアップで挑戦したかったことから、当時の副社長に懇願し、インターン生として入社をしました。新卒で唯一、ソーシャルメディアのマーケティング担当として入りましたが、同期の中でも評価は一番低い状況でした。
そのため、まずは目の前の人の期待を上回る仕事をすることを徹底しました。これは今でも大切にしている価値観で、お客様はポートに、自分にどんな期待をして、どうすれば期待を超えられるだろうか、と考え続けています。実際に、一つひとつ最後までやり切り、期待を超える成果を出すことを積み重ねた結果、マーケティングに限らず、営業やコンサルタント、人事といった現状に留まらないキャリアを拓いてきました。
現在、私は入社6年目となり、就職支援事業部とフリーランス支援事業部、2つの事業部の部長を務め、100名を統括しており、採用時のミスマッチ、入社後やりがいを持てないことによる定着率の低下など、様々な問題に取り組んでいます。私自身の実体験から、頑張りたい人に機会が回り、頑張った分だけ報われる社会を作りたい。そんな想いで事業に向き合っています。
今後の目標としては、失敗を許容できる社会・風潮・文化を創り出したいと思っています。世界各国と日本を比較してみると、挑戦するよりも失敗への恐怖が上回った結果、新たな挑戦をしづらいのが日本だと感じています。一度失敗をすると、失敗した人として見られてしまうのではないか。そんな不安をだれしもが抱えたことがあるのではないでしょうか。
しかし、挑戦しなくては気付けないことはたくさんあります。失敗する要因が分かれば、次の挑戦の成功確率は上げられます。失敗した人=挑戦し、一歩前に進んだ人と捉えられる社会になれば、社会全体としても学びが多く、進歩するスピードも上がっていくはずです。
こうした文化を作るために、自分自身が誰よりも挑戦し、失敗もしながら学びを得ていく人間であり続けたいと思います。その様子を見た人に、「失敗しているけど、生き生きしているぞ」と思ってもらえれば、挑戦・失敗への見方が変わり、その人も一歩してみたくなる。その輪を広げていくことで、最終的には「やらない」という選択肢をなくし、「やるか、絶対やるか」と本気で思えるような挑戦の文化を作ることが私の目標です。