
Emiri
就職支援事業部
リードマーケティンググループ
2020年 新卒入社
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就職支援事業部
新卒紹介Div キャリアアドバイザーグループ
マネージャー
2022年 中途入社
※ 所属と取材内容は当時のものです。
東洋大学経営学部卒。新卒で、大手人材会社へ就職し、中途採用領域のリクルーティングアドバイザーとキャリアアドバイザー兼務型のエージェント業務に従事。3年目でリーダーへ昇格。2022年、ポートへ中途入社。新規事業立ち上げを経て、2023年からはマネージャーに就任。趣味はフットサル、旅行、お酒。フットサルはポートのメンバーともチームを組んでプレイする。
私はもともと20代で起業がしたいと思っており、そのためのスキルを身につけるために、新卒で大手人材会社に入社しました。それなりに結果を出していたものの、事業開発や事業グロースの責任者になるまでには、思っていたよりも時間がかかりそうだと感じ、焦りを感じるようになったのです。もっと早く経験を積むには、ベンチャーへの転職しかないと思い、悩みましたが退職を決断しました。
転職活動中は、事業企画や新規事業開発など、ゼロイチで事業をつくるポジションを中心に探しており、そのうちの一つがポートの事業責任者候補の募集でした。ありがたいことに、いくつかの会社から内定をいただき、とくに他社からオファーいただいた事業企画責任者のポジションには惹かれましたね。
ただ、事業企画だと事業立ち上げはできても、その後のグロースには携われないことが多いです。一方、ポートに提示してもらった事業責任者というポジションであれば、立ち上げから事業拡大までを一気通貫で任せてもらえるため、経験できる幅が広いと思いました。最終的には、役員面談で裁量権の大きさを感じ、面談を担当した役員の熱量の高さにポジティブな印象を持ったことが決め手になって、ポートへの入社を決めました。
とくに印象的だったのは、役員の人が、私のために何度も時間をつくってくれ、将来と向き合ってくれたことです。これから私が新しい経験を積むなかで、自分にとことん向き合ってくれる人がいることは安心材料になります。ここなら自分の成長に向き合って、サポートをしてくれるのではと思いましたね。
また、私に任せたいとオファーいただいたのが「就活会議」のエージェントの立ち上げで、そのサービス自体にも魅力を感じました。私自身、初めて社会に出たとき、ポジティブな気持ちで働いていない人が多いことに衝撃を受けた経験があります。やりがいを感じて仕事に向き合えている人が少ない、という調査データもあります。そんな状況を、少しでもよくするためのサービスがつくれれば、日本全体の経済活動にポジティブなインパクトを与えられるのではと思いました。
現在は、新卒紹介Divキャリアアドバイザーグループのマネージャーとして、2025年卒の学生向け支援全般の責任者を務めています。
ポートはこれまでも新卒層に対してさまざまなサービス提供を行ってきましたが、エージェントサービスにおいては、比較的就活フローの後半で学生さんに接触することが多く、就活スタートのタイミングで関わることができていませんでした。中期経営計画で掲げている「新卒採用サービスの中でナンバーワンになる」の達成を考えると、就活早期まで支援領域を広げることは必須です。
そのため、2024年は自分に任された役割をまっとうし、来年度の目標達成に向けた布石づくりが必要だと考えています。責任も大きいですが、予算策定から戦略立案まですべてを、入社2年目にも関わらず任せてもらっているので、そのぶんやりがいを感じています。
とくに、仕事を進める上で大切にしているのは、チームメンバーに仕事へのやりがいを感じてもらうことです。私は自分の仕事を、生き生きと働ける人を増やすことだととらえており、その対象はお客さまだけではありません。自分の周りのメンバーたちがやりがいを感じて働けるようになれば、サービスを通じたお客さまの働きがい醸成も、さらに捗ると思っています。
ポートでこれまで携わってきたなかで、とくに印象に残っているプロジェクトは入社1年目での新規事業立ち上げです。人員を絞ってのスモールスタートだったにも関わらず、大きな売上をつくり、プロジェクト自体は大成功に終わりました。
印象深かったのは、チームメンバー全員が高い目標達成率を実現できたことで、とくに新卒メンバーは、新人賞にも選ばれて全社員の前で表彰をしてもらえました。自分のキャリアとして、新規事業立ち上げの経験ができたこともよかったのですが、なにより、チームメンバーの成長に貢献できたことが自分にとって大きな経験だったと感じています。
今後は、今取り組んでいる新卒早期採用の事業を成功させて、ポートが新卒領域におけるナンバーワンエージェントになるための、土台づくりができればと思っています。さらにその先は、新規事業立ち上げや子会社社長を経験し、事業開発における重要なポストを任される人材になりたいです。それに伴って、管轄組織の範囲を広げ、より多くのメンバーに影響を与えられるようになれればとも思っています。
ポートに入社するまでは、20代での起業を目標に、いかにスキルアップするのかばかりを考えていて、仕事のモチベーションが全部自分に向いていました。それが、今の立場になって、一緒に働く仲間に対してもモチベーションを感じられるようになりました。これからは、自分の取り組みたい業務に携わりながら、100名以上のメンバーをマネージメントする、という経験が積めればと考えています。
私は、ポート入社前から、今の若い世代が日本にあまり希望を持てていないことに課題を感じていました。その課題感は、業務を通じて多くの就活生と向き合うなかで、さらに強くなっていきました。確かに、日本の今の情勢ではなかなか、未来へ希望を持つことが難しいのもわかります。ただ、仕事を楽しいと心の底から思え、前向きに働いている社会人もたくさんいて、そのことをもっと多くの若い世代に伝えたいです。
そのためにも、今手がけているサービスを通じて社会へ価値提供をしたいと考えています。同時に、私自身が生き生きと働いている姿を通じて、そんな生き方もあるということを、周りの人たちに伝えられると良いなと思っています。