
Emiri
就職支援事業部
リードマーケティンググループ
2020年 新卒入社
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ファイナンスメディア事業部
アドマーケティンググループ
2019年 新卒入社
※ 所属と取材内容は当時のものです。
國學院大学経済学部卒。2019年に新卒入社後、就職支援事業部にて企業サイトやパンフレットなどツール制作に関わるディレクション業務に従事する。翌年にはファイナンスメディア事業部で自社が運営する金融系メディアの広告運用をメインにWebディレクター兼マーケターとして活躍。趣味はキャンプ、ラーメン屋めぐり、旅行など多岐にわたる。
学生時代から今も大切にしている想いは、「一歩踏み出せない人に動きだすきっかけを与えたい」ということ。この想いに気づかせてくれたのが、学生時代の先輩でした。私はもともと新しいことには挑戦しないタイプだったのですが、ある日先輩から教えてもらったことをやってみたら、目の前の世界が一気に広がったんです。知らないことを知るって面白いことなんだと気がつき、そこからさまざまなものや場所に飛び込めるようになりました。
就職活動が始まり、しばらく自分のやりたいことは何かを模索していました。その中で、以前の私のように一歩踏み出すのが苦手な人が動き出せるきっかけを作りたいという気持ちが湧き上がってきたんです。そしてそれをいつか自分の手で事業として形にしたい。そのためにはまずノウハウを学ぶ必要があり、事業会社を中心に会社選びをしていました。
いくつか会社を受けるなかでポートへの入社を決めた理由は、社会の課題を解決するために事業を展開していること、そして社長や副社長がそれに向けた具体的なビジョンを教えてくれたことです。お2人の、現状に満足することなく常に上を向いて進もうとする姿勢に共感し決断をしました。
1年目は企業のコーポレートサイトや求人サイト・パンフレットなどツール制作の進行管理を任されていました。2年目からは異動となり、自社で運営しているメディアの広告運用や進行管理を行っています。同じディレクション業務ですが求められるスキルや頭の使い方が違うので、異動してすぐはとても苦労しましたね。
1年目は0からモノをつくりだす部署だったので、自由な発想力とクリエイティブさが必要でした。しかし現在の部署は、すでにあるメディアをいかに大きくしていくかがミッションなので、とにかくすべてを数値化して問題点をしっかりと潰していく力が必要とされます。最初はギャップに戸惑いましたが、あらゆる角度からディレクションを経験することでスキルの幅が広がると感じています。
業務を通じて身につくのはスキルだけではありません。例えば1年目、これまで新人が配属されたことのない部署に配属され、会社から期待されていると思った反面、プレッシャーを必要以上に強く感じていました。そんな気持ちが空回りし、何度企画を出しても通らず、焦ってまた良くない企画を出してしまうという悪循環に陥っていました。
見かねた上司から「今の竹内くんは周りの目を気にしすぎているけど、今やるべきは目の前のクライアントの課題を解決すること。誰に評価されるか、自分が仕事できるかどうかじゃなくて、クライアントのためにどうすればいい提案、納品ができるかに集中しよう。コトに向き合おう」と言われました。
言われてみると確かに、「クライアントの課題を解決する」という本質に向き合えていなかったと気が付きました。それからは仕事へのスタンスが変わり、苦しんでいた企画も通るようになりました。部署が変わった今でも、仕事が思うようにいかないときは「コトに向き合う」を思い出すようにしています。
ポートは各チームが少数精鋭で、だからこそ個人の成長幅が大きいと感じています。メンバー同士の距離が近く、部長や執行役員にも気軽に意見を聞けます。特に部長は今運営しているメディアを立ち上げた人で、問題が起きたときの対処案や自分がやったものに対するフィードバックなどの考えを直に吸収できることは大きいですね。
また、社内には事業を作る人を育てる研修「POプログラム(※)」があり、その存在もありがたかったです。そのプログラムではマーケターとしてのスキルと合わせて、事業づくりのノウハウも学べます。結果を出せば「プロダクトのオーナー」として会社から認定してもらえます。私も昨年参加し、普段の業務の延長線上にはない考え方やスキルを身に付けることができました。
ポートは、上場しているとはいえ、まだまだベンチャー気質が強く、新しい挑戦を続けている会社です。事業範囲が広がるのに伴って、個人に任される裁量も大きくなるので、その分一人一人がやるべきことは多いです。だからこそ、自分自身を成長させられる環境だと思います。
今後も夢である自分の事業づくりに向け、ポートの環境を使って成長したいです。
※POプログラム:ポートの今後の事業戦略の実行、各人のキャリアアップの実現のため各プロダクトを形にし、会社の成長にコミット出来るPO(プロダクトオーナー)を多数輩出していくプログラム