三菱UFJモルガン・スタンレー証券選考対策|インターン参加者の内定ES・再現面接スクリプトを公開

三菱UFJモルガン・スタンレー証券対策で気になるのは? (クリックして飛ぶ)


PORTキャリア編集部では2026年卒の三菱UFJモルガン・スタンレー証券内定者にオンラインインタビューを実施しました。記事内では内定者のESの実際の回答や面接を再現した音声を掲載しています。

「ほかの人と重なりやすい志望動機には原体験を盛り込んだ」「証券会社の業務に対応できるよう事前に株価の変動について学習した」と内定者は語ります。内定者は三菱UFJモルガン・スタンレー証券の特徴をどのようにとらえ、採用担当者にアピールをしたのか見ていきましょう。

記事内にはキャリアコンサルタントからのアドバイスも掲載します。自身の選考対策にぜひ活かしてみてください。

インタビュー中の編集部(左)と内定者(右)
PORTキャリアでは三菱UFJモルガン・スタンレー証券内定者にインタビューを実施

知っておきたい三菱UFJモルガン・スタンレー証券の情報

まずは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の基本的な情報と採用基準を理解しましょう。

1分でわかる三菱UFJモルガン・スタンレー証券

三菱UFJモルガン・スタンレー証券とは

総合証券会社。国内でも有数の顧客基盤を持つMUFGの総合力と、世界の投資銀行であるモルガン・スタンレーの情報力を活用できるのが強み。M&Aや資金調達などの投資銀行業務においては国内トップクラスの実績を誇る。

銀行系の安定性と外資系のスピード感を併せ持つため、若手でも成長が望める環境が準備されている。

会社名三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
創業年月日1948年3月4日
代表者取締役社長兼CEO 小林 真
本社所在地〒100-8127東京都千代田区大手町1-9-2大手町フィナンシャルシティグランキューブ
資本金405億円
企業HPhttps://www.sc.mufg.jp/index.html
新卒採用HPhttps://www.sc.mufg.jp/company/recruit/basic/index.html
企業情報
Uさん
Uさんコメント
比較的支店の数が少ないらしく、全国転勤型であっても遠隔地に飛ばされる可能性は低いのかなと思っていました。

社員の方もガツガツした感じはなく、穏やかな人が多かった印象です。選考中も優しく接してくれました。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の採用基準

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の採用では、どのような点が評価されるのでしょうか。内定者が選考を通じて感じた求められる人物像を紹介します。

内定者の考える三菱UFJモルガン・スタンレー証券の評価指標

  • 論理的思考力
  • コミュニケーション能力
  • 目標に向けて粘り強く努力できること
  • わからないことをしっかり聞くことができる人
Uさん
Uさんコメント
証券会社では、入社後に資格取得が必要な場面もあるため、入社してからも勉強が必要です。そのため、努力ができる人は評価されると思います。

さらに、一貫性や論理的に話せているかどうかも重要視されていたと感じます。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の業界内での立ち位置を教えてください。また、同社の選考でのアピールのコツは何でしょうか?

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

佐藤 恭子

プロフィールを見る

顧客に寄り添う姿勢と金融への適性を示そう

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、国内最大級の顧客基盤と外資系投資銀行の機能の両方を併せ持つ稀有な存在です。銀行との連携も強みです。

そのため、「顧客と向き合う力」「金融的に考える力」「長期視点でとらえる力」をアピールしましょう。それぞれ「顧客と向き合う力」は、本音ベースのニーズを引き出す力、「金融的に考える力」はリスクとリターンのバランスを考えて複数の選択肢を比較検討できる力、「長期視点でとらえる力」は将来どうなるかという視点が持てることを指します。

ESや面接で強みにしたいのは、「信頼構築力」「課題解決力」「粘り強さ」「諦めないで取り組む力」「高い目標に挑戦する姿勢」などです。これらを部活動やアルバイトの経験を通して説明しましょう。

内定者のプロフィール

内定者のデータ
氏名U・Kさん
卒年慶應義塾大学 2026年卒
内定企業三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SMBC日興証券、りそな銀行、シンプレクス、大手IT企業
就職企業大手IT企業
受験業界IT、金融
就活の軸お客様の成長に貢献する
就活軸の決定経緯塾講師のアルバイトを通じて「他社の成長をサポートし喜んでもらいたい」という思いが強まった。
Uさん
Uさんコメント
金融系のゼミにいたので金融業界を志望しました。IT業界でも金融分野があることが多いので、面接でもそこに絡めて話せそうだと思ってITも志望していました。

また、基本大手しか受けていませんでした。
証券会社を志望する人が参考にしたい記事(クリックして開く)

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の選考フロー

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の2026年卒の一般的な選考フローは以下です。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の
一般的な新卒採用スケジュール
本選考
2025年
3月〜
エントリーシート提出・Webテスト
形式:Web(マイページ入力、玉手箱など)
2025年
3~5月
面接(複数回)
形式:Webまたは対面(支店・オフィス)
2025年
3~6月
最終面接・内定
形式:対面(本社・各オフィス)

※自社グループ関連サービス就活会議の26卒スケジュールのデータをもとに作成
※正確なスケジュールは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券公式HP(募集要項)よりマイページを参照のこと

一方、内定者のUさんはインターンを通じたスケジュールで内定を獲得しました。

内定者が参加した選考スケジュール
インターン選考
2024年
10月
インターンES・Webテスト
形式:WEB / 合否通知:1週間後
2024年
11月
集団面接
形式:WEB / 合否通知:1週間後
2024年
12月
冬インターン(5days)
形式:WEB・対面 / 備考:参加者全員早期案内
本選考
2025年
3月
本選考ES提出
形式:WEB
2025年
3月
一次面接(集団)
形式:対面(本社) / 合否通知:翌日(電話)
2025年
3月
二次面接
形式:対面(本社) / 合否通知:翌日(電話)
2025年
4月
最終面接・内定通知
形式:対面(本社) / 通知:その場
Uさん
Uさんコメント
インターンの参加者は全員早期選考に案内されました。インターンを通じた内定のほうが割合は多いように感じます。

もちろん、通常の本選考で内定を獲得した人もいました。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券のインターン対策

ここからは、Uさんのインターン選考の対策を見ていきましょう。

インターンESの質問と回答【内定者の回答付き】

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の営業部門のインターンESでは、インターン志望理由のみが問われます。実際のUさんの回答を見て、企業の特徴と自分の軸の結び付け方を参考にしてください。

営業部門のインターンシップを志望する理由

三菱UFJモルガン・スタンレー証券営業部門のインターンシップを志望する理由を教えてください。(400文字以内)

Uさんの回答

志望理由は「お客様の課題解決に貢献する」という私の就活の軸を満たすことができると考えたからだ。現在の金利が低いが、インフレが進んでいるという日本の現状から、資産運用のニーズが高まっており、今後、より多くのお客様が資産に関する課題を抱えると考えている。

そのなかで、貴社はMUFGグループの総合力を活かして、さまざまな金融ニーズに対応することができることに加え、モルガン・スタンレーの情報力や商品力も活かすことでさらに幅広いお客様のニーズに沿った提案ができる。

これによって、より多くのお客様の幅広い課題を解決できると考え、自身の就活の軸を満たせると感じた。

また、私は当インターンシップで、このような貴社の強みがどのように活かされているのかを体感し、実際に貴社で働く際の明確なイメージをつかむとともに、現在大学で学んでいる金融知識がどの程度業務で活かせるのかを実際に経験し、今後の学びの参考にしたいと考えている。

Uさん
Uさんコメント
1時間程度で書き上げました。「どうしてこの企業か」「自分の軸とどう合っているのか」を盛り込むように意識しました。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券においては「MUFGの総合力」が強みです。MUFGグループの総合力とモルガン・スタンレーの情報力というのはHPなどにも載っています。公式のサイトなどを参考にしてESに取り入れるのがおすすめです。

Webテスト対策

三菱UFJモルガン・スタンレー証券のWebテストは一般的な玉手箱であるケースが多いです。市販の参考書を使った対策で対応可能です。

Uさん
Uさんコメント
ES提出とWebテストは同タイミングです。科目は言語・非言語・性格と一般的なものでした。

就職活動を始めた6月頃に参考書を購入し、最低1周して勉強して対策しました。

インターン選考での集団面接

インターン選考では集団面接が実施されました。自分の原体験を交えて、ほかの学生との差別化を図ることが大切です

Uさんの参加したインターンの集団面接

  • 面接官:人事部社員1名
  • 学生:3人
  • 形式:オンライン
  • 時間:30~40分程度
  • 雰囲気:穏やか
  • 進め方:面接官が指名した人から話し始める。深掘りはなくポンポン進む
  • 質問内容:自己紹介、志望動機、就活の軸とその理由、ガクチカ、長所、モチベーションの源泉
Uさん
Uさんコメント
オンラインなので、ハキハキ喋ることとカメラを見ながら話すことを意識しました。

志望動機は特に被りがちだと考えたので、集団面接で差別化をするために自分の原体験を入れました。また、自分のアルバイトの経験が珍しいものだったので、相手がイメージしやすいような言葉選びをしました。

一緒に面接を受けていた人はMARCHの人が多かった印象があります。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の5daysインターン

Uさんが参加したのは5daysインターンです。Uさんは、事前に株価に関する知識を入れること、積極的に意見を出すことを心掛けたといいます

Uさんの参加したインターン

  • 参加人数:約50人(1グループ5人程度)
  • 形式:最初の4日間はオンライン、最終日はハイブリッド選択可能
  • 開催時間:1日あたり8時間程度
  • 内容:証券営業を体験するロールプレイングとグループワーク
  • 進め方:1日目にゲーム形式のワークがあり、2~4日目で顧客の属性(家族構成や資産状況)をもとにどのような商品を提案するべきか話し合う
Uさん
Uさんコメント
インターンに参加した人は全員早期選考に進んでいたようなので、私自身はそこまで選考の要素を感じませんでした。とはいえ、沈黙が長くならないように意見を出すことは心掛けていました。

また、事前準備として株価がどのようなときに上がったり下がったりするのかは把握していきました。実際、株価の提案をする際にも、金融情勢や国際状況、金利に関する物事は絡んでくるものなので、対策をしていて良かったです。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の本選考対策

Uさんの本選考の様子をチェックする

  1. 本選考ES
  2. 一次面接(集団面接)
  3. 二次面接
  4. 最終面接

Uさんの本選考の様子から、必要な対策を見ていきましょう。

本選考ESの質問と回答【内定者の回答付き】

2026年の本選考ESにおいては以下のような設問が出題されました。

2026年卒の本選考ESの質問例

  • 自己PR(300〜400文字)
  • 今までの人生であなた自身に大きな影響を与えた経験や出来事について、理由も含めて具体的に教えてください(400文字以下)
  • 自分自身を一言で表すとしたら何か
  • その言葉を選んだ理由(200文字以下)
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券を志望する理由を教えてください(400文字以下 ※設問がある場合)
  • 今後起こりうる社会変化に応じて、証券業界はどのような役割を担っていくべきだと考えますか(500文字以下 ※一部地域型・オープンで共通)

自己PRのほか、自身に影響を与えた出来事や自分自身を表す言葉など、少し特徴のある設問に対するUさんの回答を見ていきましょう。

自己PR

自己PR (300字)

Uさんの回答

私の強みは、目標達成に向けて粘り強く努力できることだ。

高校のバスケ部では、1年の夏に目標であったスタメンを獲得したが、試合で思うようなプレーができず、一度スタメンを外された。悔しさをバネに試合映像を分析し、戦術理解を深めることで冬にスタメンに復帰した。

浪人時代も同様に、第一志望合格という目標を達成するため、計画的に学習を進めた。特に、苦手分野を徹底的に分析し、その克服に重点を置いて勉強をした結果、現役時代よりも偏差値を10向上させることができた。

これらの経験を通じて、目標達成のために課題を乗り越え、粘り強く取り組む姿勢を身につけた。この強みを活かし、貴社でも活躍できるよう努力し続けたい。

自身に大きな影響を与えた経験や出来事

今までの人生であなた自身に大きな影響を与えた経験や出来事について、理由も含めて具体的に教えてください。(400文字以内)

Uさんの回答

大きな影響を受けた経験は、中学・高校時代のバスケットボール部の経験だ。

中学では初心者として入部し、スタメン獲得という目標を作った。そのために、経験者との差を埋めるべく基礎練習を徹底した。また、自分の長所であるジャンプ力を活かすためにリバウンド練習に注力した。その結果、3年時には公式戦に出場できるまで成長し、努力すれば成果を出せるという自信を得た。

高校では1年の夏に目標であったスタメンを獲得したものの、戦術理解の不足から思うようなプレーができず、一度外される経験をした。その悔しさをバネに、試合映像を分析し、先輩や同級生から助言をもらいながら戦術理解を深め、課題克服に努めた。その結果、冬には再びスタメンに復帰することができた。

この経験から、目標達成のためには現状の課題を分析し、必要な努力を続けることが不可欠であると学んだ。これらの経験から、目標達成のために努力することを心掛けている。

自身を表現する言葉

自身を表現する言葉を1つ教えてください。

Uさんの回答

「努力」

上記でその言葉を選んだ理由

設問2の言葉を選んだ理由を教えてください。(200文字以内)

Uさんの回答

私は幼少期から現在まで、目標達成のための努力を欠かさずにおこなってきたため、「努力」を選んだ。

ときには失敗し、悔しい思いをすることもあったが、その悔しさをバネに取り組み方を変えたり、さらなる努力を重ねたりすることで成長につなげてきた。

実際に、高校のバスケ部では、一度スタメンを外された悔しさを糧に、自身の弱みを克服するために試合映像を分析し、チームメイトの助言を受けながら改善を重ね、再びスタメンに復帰した。

Uさん
Uさんコメント
評価指標として「努力」があると感じたので、努力に関する経験をアピールしました。

また、自分を表す言葉に対して、ある特定の時期の一つのエピソードだけ語るのは違和感を覚えたので、これまでの人生の例を示すことで説得力を持たせました。
この内定者が評価されたと考えられる点はどこですか? また、今後に志望者が参考にしたい点を教えてください。

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

プロフィールを見る

根性だけで終わらない思考プロセスが評価された

この内定者のESが評価された点は、単なる根性論に終始せず、挫折を客観的に分析して次の打ち手につなげる「再現性のある思考プロセス」にあります。

変化の激しい金融市場で一歩先を読み、顧客に最善を尽くす同社の姿勢に対し、逆境を映像分析や他者への助言で乗り越えたエピソードは、まさに求める人材像と合致しています。

今後の志望者は、単に「努力した」という結果ではなく、直面した課題に対して「なぜその解決策を選んだのか」という論理性と改善の具体性を深掘りしてください。自身の弱みを直視し、愚直かつ戦略的に試行錯誤を繰り返す姿を記述することが、信頼と成果を重んじる証券業界において強い説得力を持つはずです。

一次面接(集団面接)

Uさんの参加した一次面接は集団面接でした。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の選考においては集団面接が設けられることが多いです

Uさんの参加した一次面接

  • 面接官:若手の人事部社員1名
  • 学生:3人
  • 形式:対面(本社)
  • 時間:20~30分程度
  • 雰囲気:穏やか
  • 進め方:面接官が指名した人から話し始める
  • 質問内容:志望動機、ガクチカ、挫折経験
Uさん
Uさんコメント
通常の会話をするような雰囲気でニコニコしながら聞いてくれました。

集団面接なので、志望動機にはインターンで聞いた情報を少し入れて話してほかの学生との差別化を図りました。
集団面接での対策をしたい人におすすめの記事(クリックして開く)

集団面接の質問例11選|音声付き例文で答え方まで身に付けよう

二次面接

Uさんによると、二次面接が選考要素が最も強い面接だったといいます。深掘りに対して一貫性と論理的思考力を持って回答することが大切です。

Uさんの参加した二次面接

  • 面接官:30代程度の人事部1名
  • 形式:対面(本社)
  • 時間:30分程度
  • 雰囲気:淡々としている
  • 進め方:会話形式
  • 質問内容:ガクチカ、志望動機、挫折経験、長所、就活の軸
Uさん
Uさんコメント
深掘りの内容や雰囲気に、少し硬いものを感じたため、一番厳しく見られているのかなと思っています。

答える内容に良し悪しはそこまでないと思いますが、一貫性や論理的に話すことは意識した方が良いと思います。

最終面接

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の最終面接は、人事部長などの年次が高い社員が担当します。

Uさんが最終面接の評価指標として感じたのは、志望度の高さと社風とのマッチ度だったといいます

Uさんの参加した最終面接

  • 面接官:年次が高めの人事部1名
  • 形式:対面(本社)
  • 時間:30分程度
  • 雰囲気:穏やか
  • 進め方:会話形式
  • 質問内容:ガクチカ、志望動機、挫折経験、キャリアプラン、他社の選考状況、突飛な質問(ルールについて)
Uさん
Uさんコメント
「ルールを守るべきか」といきなり聞かれたのには驚きました。対応力や、ある程度理由を持って答えられるかどうかを見られていたのだと思います。

キャリアプランに関する質問に対する回答では、座談会などで聞いた情報をもとに一般的なキャリアを回答しました。

一次面接~最終面接の再現スクリプト【再現音声あり】

ここからは、Uさんが参加した本選考の面接を再現した音声とそのトークスクリプトを公開します。

Uさんが示した「努力」と「他社貢献」の様子を確認し、自身のアピールに活かしてみてください

Uさん
Uさんコメント
これまでの経験を紙に書き出しておき、要点を記憶して面接に向かいました。

一貫して「努力」や「粘り強さ」をアピールしています。
再現面接中の編集部(左)とUさん(右)
編集部が面接官役を担当

学生時代に力を入れたこと(00:10~)

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面接官
まず学生時代に力を入れたことについて教えてください。
内定者の回答(クリックして開く)

私が学生時代に力を入れていたことは採点管理者というアルバイトで、バイトリーダー的な立ち位置の科目統括という役割だったんですけど、そこで採点の効率化を実現したような経験になります。

実際このアルバイトというのは、模試の採点業務をおこなうような役割になっていて、私が大学2年生の春の採点会で、採点が目標期日に間に合わないというような問題がありました。そこで、どういったところが問題点だったのかというのをチーム全体で話し合う機会を設けて、どのような点が問題だったのかを洗い出して、そこで特に問題とされたのが、採点基準に関する質問が採点者さんから数多く寄せられていて、そこの対応に時間がかかってしまったという点が大きな要因になっていました。それを解決するために、一度来た質問内容を採点基準に随時載せていくというような形を取って、同じ質問に何個も重複して答える必要がないようにしたということと、あとは実際に採点が終わった後にどういう質問が来ていたのかというのを分析して、次回以降こういう質問が来ないようにこういったことを実際に採点基準に載せようというようなことをおこないました。

これをおこなった結果、質問の数というのもかなり少なくなって、スムーズに採点できるようになって、夏の採点会以降というのは実際に目標期日に間に合うように採点ができるようになりました。以上になります。

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面接官
そもそもなぜこのアルバイトをしようと思ったのかについても教えてください。
内定者の回答(クリックして開く)

このアルバイトは結構珍しいのかなと思っています。自分自身高校時代に浪人をしており、実際に模試を受けるなかで、模試が返ってくるとどういったところが間違っているかを見ることで自分の課題克服や課題発見につながっていました。

そこで、ほかの高校生とか受験を受ける人に同じような経験をしてほしい、他者貢献みたいなところがこのアルバイトでできるのかなというところ、あとはチームで働く機会というのがほかのアルバイトではなかったので、そういったところをしたいなと思ってこのアルバイトを選びました。

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面接官
なぜリーダーになったのか教えていただけますか。
内定者の回答(クリックして開く)

はい。リーダーになった理由としては、自分その1個上の先輩とかの働きを見て、自分もリーダーという役割に立って、実際に引っ張ってやってみたいなというような理由で実際選びました。

金融業界を志望する理由(04:10~)

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面接官
ではこの業界を志望する理由を教えてください。
内定者の回答(クリックして開く)

金融業界を志望する理由としては、ゼミで今、金融について学んでいて、実際その経験というのを少しでも活かせるような場所で働きたいなというところで金融業界を選びました。

弊社を志望する理由(04:36~)

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面接官
それでは弊社を志望する理由についても教えてください。
内定者の回答(クリックして開く)

御社を志望する理由としては、自分自身就活の軸としてお客様の成長に貢献するというところを掲げているんですけど、実際にこれを達成できる環境にあるのかなと感じたので志望しております。

実際御社というのはMUFGの総合力や、モルガン・スタンレーとの協業によって情報力というのも世界トップクラスのものを持っていると思っており、お客様により良い提案をするというところにつながるのかなと感じて、よりお客様に寄り添った提案ができるといった点で志望しております。

さらに冬のインターンシップに参加させていただいて、実際社員の方からの声とかを聞くなかでも、このようなお客様の成長に貢献するというところが実現できる環境であると感じているので、御社を志望しております。

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面接官
いくつか違いを挙げていただきましたが、特に他社と違うのはどのような点だとお考えですか。
内定者の回答(クリックして開く)

特に5大証券のなかで、モルガン・スタンレーという外資系証券のトップの企業と協業をおこなっているというのは特に大きな違いで、そこでの情報力というのはかなり違ってくるのかなと考えております。

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面接官
部門について、なぜ営業部門を志望しているのですか。
内定者の回答(クリックして開く)

はい。営業部門を志望する理由としては、お客様と一番近い場所で接することができるというところで、自分自身の就活の軸であるお客様の成長に貢献するといったところを一番身近に達成できて、やりがいみたいなところを実感できるのかなと考えているので、営業部門を志望しております。

挫折経験について(07:04~)

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面接官
今までの挫折した経験について教えてください。
内定者の回答(クリックして開く)

挫折した経験は高校時代のバスケットボール部の活動での経験になります。

私が高校1年生の時、部活動で一度スタメンになることができたんですけど、なかなか実際試合に出るとうまくプレイすることができず、最終的に2カ月ぐらいでスタメン落ちをするというような経験がありました。

実際スタメン落ちした理由を自分で考えたり友人に聞いたりして、そこの課題を洗い出した結果、自分には戦術理解というところが特に足りていないのかなと感じて、そこを伸ばすために、まず1つは、自分のチームが試合の時に毎回ビデオを撮っているんですけど、そのビデオを見て実際自分のチームがどういう戦術を使っていてどういう動きをすれば良いのかというのを何回も見て覚えるというところをおこなったのと、あとは実際にプロの選手の動画を見て、自分のポジションの選手がどのような動きを試合でしているのかというのを学ぶことで、自分の試合での動きを学んでそれを実際に試合にも活かすというようなことをおこなっていました。

これをおこなった結果、試合中でも迷わず動けるようになり活躍することができるようになって、最終的には高校1年生の冬頃にもう一度スタメンに復帰することができました。

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面接官
そのご経験から学んだことはありますか?
内定者の回答(クリックして開く)

この経験から学んだこととしては、一度失敗しても諦めずに努力する。何がだめだったのかを考えて、その課題を克服するために何をするかというのが特に重要だなというところを学びました。

長所とそれを活かした場面(09:36~)

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面接官
では続いてあなたの長所を教えてください。
内定者の回答(クリックして開く)

そうですね。私の長所としては、粘り強く努力できるところかなと考えております。

アイコン
面接官
その長所を活かせた場面についてお聞かせください。
内定者の回答(クリックして開く)

先ほど申し上げたようなバスケット部の経験もそうですが、ほかの経験であるとしたら、大学受験の経験になるのかなと思っております。

高校3年生の時に受験したところは、自分があまり納得いかないところしか受からなかったので、もう1年頑張ってみようというところで浪人しました。その浪人時代に、現役時代は特に英語の学力が足りていなかったのかなと考えたので、英語を重点的に勉強した結果、最終的に志望校の1つであった慶應義塾大学に合格することができました。そこでは継続的に勉強することや、自分の足りないところを探してそこを補いながらやっていくといった点で、長所でもある粘り強く努力することができるというところが活かせたのかなと思います。

世のなかのルールは守るべきか(11:11~)

アイコン
面接官
世のなかには様々なルールがあると思いますが、それは守るべきと考えますか。
内定者の回答(クリックして開く)

自分自身は必ずしも全部のルールを守らなければいけないというようなことはないとは思いますが、やっぱ絶対に守らないといけないルールはあると思っています。ルールがなければ非道徳的なことは全部許されてしまうような環境になってしまうので、絶対に守らなければいけないルールは守るなかで、ルールも結構日々変わっていくかなと思うので、変わっていくルールに対応していくというのも特に大事なのかなと考えております。

ほかに学生時代に力を入れた経験(12:22~)

アイコン
面接官
では、ほかにも学生時代に力を入れた経験があれば教えてください。
内定者の回答(クリックして開く)

はい。ほかで言うと、塾講師のアルバイトをしていたんですけど、それは特に頑張った経験かなと考えています。

私が大学1年生の頃に受け持った生徒の話になりますが、夏期講習前に入ってきた生徒で、東京都のなかでも特に都立高校の中でかなり高いレベルの学校を受験する生徒で、入学してきた時にはまだちょっと学力的には足りていない生徒がいました。指導を通して、(その生徒の特徴として)基礎力は基本的にあるが応用力が足りていないと感じたので、実際都立高校の過去問というのを大体40年分のさまざまな難関高校の過去問を集めてきて、実際に応用力を伸ばしてもらうおうとしました。その過去問の解答はネットから引っ張ってきたものが多くて、解答自体はあるが解説が載っていないものが多かったので、その解説を自分で考えてまとめてというような作業をし、それを生徒に教えました。そこで自分で考えて何かをおこなう力が活かせて、実際生徒もそれで学力が徐々に伸びて最終的には志望校に合格することができたので、頑張った経験になるのかなと考えております。

アイコン
面接官
生徒の方と接するなかで特に意識していたことはありますか。
内定者の回答(クリックして開く)

塾に来てもらいたいと思えるような関係を作ることが特に重要かなと思っていたので、生徒が好きなものについて話したり、興味がありそうなこと「これ好きだよ」と教えてもらったら実際にそのスポーツやアニメを見てみて、その感想を一緒に話すことはおこなっておりました。

アイコン
面接官
それらのことは営業でも活かせると思いますか。
内定者の回答(クリックして開く)

営業でもお客様との話というのは特に重要かなと思うので、共通点を探したりするのは特に重要だと自分も考えているので、そういったところでは活かせるのかなと思っています。

キャリアプラン(15:32~)

アイコン
面接官
それではキャリアプランについて教えてください。
内定者の回答(クリックして開く)

まずは営業としてさまざまなお客様と接して、商品の提案をして、その商品知識や株価の変動の知識を身につけたいなと考えております。

そこから先については、営業の経験のなかで自分のやりたいことを見つけ、投資銀行部門だったりグローバルマーケッツだったりいろんな部門があると思うので、自分の営業の経験を活かして働ける場を徐々に探していきたいなと考えております。

他社の選考状況(16:27~)

アイコン
面接官
他社の選考状況についてお伺いできますか。
内定者の回答(クリックして開く)

そうですね、現在受けているのが銀行と証券業界を中心に受けていて、特に証券業界の志望度が高いです。今受けているのが野村證券とSMBC日興証券、あとみずほ証券と大和証券という5大証券を受けていて、銀行もみずほ銀行と三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行を受けております。

Uさんがした逆質問

  • どのような人が活躍していますか
    →【面接官の回答】努力ができ、わからないことをしっかり聞くことができる人
Uさんが内定した要因を分析してください。「粘り強さをアピールする」という戦略は採用担当者にどう刺さったのでしょうか。

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

プロフィールを見る

職種の特性を理解してさまざまなエピソードを用意したのが要因

粘り強く努力した点を、さまざまなエピソードを交えて具体的に説明できた点が採用担当者に刺さったのだと考えます。

Uさんは、高校の部活動・大学生での塾講師のアルバイト、いずれの場面でも、思うような結果がすぐに出なくても諦めずに、自分で考えてできることをやり続けた点を話していました。どのエピソードも具体的で採用担当者に伝わる内容です。

また、証券の営業に求められる特性を理解したうえで、自分の強みを活かせると一貫して主張し続けた点も、内定を獲得した要因だと考えます。

内定者の「勝因」を分析

最後に、内定者の発言をもとにその勝因を分析します。

「努力」を徹底的にアピールする一貫性

Uさんは、証券会社という業界や、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が求める人物像に合わせて、努力家であることを一貫してアピールしたといいます。

Uさん
Uさんコメント
証券会社は資格や勉強の面で比較的ハードな仕事のイメージがあったので、「努力家であること」や「負けても諦めない精神」を持っていることを可能な限りアピールできるエピソードを話しました。行動量のアピールも効果的なはずです。

人によってはキャラづくりも必要だと思います。

まずは、自身の経験のなかから、努力量や行動量を担保したエピソードを探してみましょう。

また、努力のタイプは人によって異なります。以下の記事では、「逆算型」「真面目型」など、努力タイプに合わせた強みの言い換え表現を紹介しています。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の求める人物像に沿ったアピールをする際にぜひ参考にしてみてください。

志望動機による他者との差別化

Uさんは、これまでの経験やインターンから、Uさん自身にしか語れない内容を志望動機に盛り込むことで、ほかの学生との差別化を図りました。

Uさん
Uさんコメント
原体験など、自分がしてきたことをまとめておくのも重要だと思います。私の場合は、努力をアピールするエピソードのほか、金融ゼミでの経験も企業の特徴と結び付けられました。

特に志望動機は、どの学生も企業の特徴をとらえて語るので似てしまう傾向があります。差別化を図るなら、自分だけのエピソードを述べる必要があります。

特に、集団面接のある三菱UFJモルガン・スタンレー証券の選考においては、ほかの学生との差別化が欠かせません。

差別化には、原体験のアピールほか、最新のニュースやIR資料の閲覧も有効です。誰もがやることに加えて、自分なりの工夫をしましょう。

予期せぬ質問への即応性

「ルールは守るべきか」という質問に対しても、Uさんは一貫性を意識して回答したことですぐに対応できました。

Uさん
Uさんコメント
ESを書く際に、面接に備えたメモを残しておきました。書いた内容をざっくりWordなどに記録しました。

面接では一貫性や論理性が見られます。事前に準備をしたことや、ほかの企業の面接を重ねていたこともあって、私は特に緊張せずに臨むことができました。

また、予想外の質問に対しても「内容よりも一貫性が大事だろう」ととらえて回答することができました。

面接での思わぬ質問に対応するためには、面接前の準備が不可欠です。ESを書く時点から、企業の選考においてアピールしたい点が何なのかを考えましょう。それを軸にして選考対策をすれば、どのような質問に対してもぶれずに回答できます。

内定者の勝因を分析してください。また、今後の志望者が内定に向けて心掛けたい点は何ですか?

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

佐藤 恭子

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経験をもとにアピールした強みが総合的に評価された

求められている人材像に合わせて、経験をもとに説明ができている点が評価されたと考えます。

たとえば、採点の効率化の話で「課題解決力」、塾講師の話で「顧客に向き合う力」、バスケ部や浪人中の話、また長所でも「粘り強さや諦めないでやり切る力」、ルールについての問いでは「誠実さ」がアピールできました。これらを総合的に判断し内定という結果が出たのでしょう。

今後の志望者の皆さんは、これらの「信頼関係構築力」「課題解決力」「粘り強さ、やり切る力」「高い目標に挑戦する力」「誠実さ」を過去の経験をもとに説明ができるように準備しましょう。さらに、「論理性」も大切なので、結論から話し、理由、具体例につなげることは徹底してください。

インタビュー中の編集部(左)とUさん(右)
インタビュー中の編集部(左)とUさん(右)
編集後記●Uさんのインタビューを通して、その回答の簡潔でわかりやすいことに驚きを感じました。また、冷静で高い対応力を持ちながらも、ESでは「努力」をアピールするなどといった戦略が、Uさんの持つ総合力の証明となったのだと思います。さらにその様子は穏やかで誠実な社員が多いという三菱UFJモルガン・スタンレー証券の社員の方にとっても親和性を感じるものだったのだと予想します。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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