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「SPIにChatGPTを使ったらバレるの?」「使うとしたらどう使えば良いの?」と不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
SPIでChatGPTを使うことにはリスクもありますが、正しく使えば有効活用できます。適切な活用法をマスターして、効率的に対策を進めましょう。
この記事では、人事経験者を含む3名のキャリアコンサルタントと一緒に、「SPIにChatGPTを使うことのリスク」から「AI活用法」まで解説します。
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元人事に聞いた! SPIの回答にChatGPTを使うとバレる?
生成AIが身近になり、SPI対策にChatGPTを使いたいと考える人も多いはず。しかし、ChatGPTを使うリスクがあるのかは気になりますよね。
そこで今回は、元人事でキャリアコンサルタントとして活躍されている秋田さんに「SPIでChatGPTを使用するとバレるのか」について聞きました。
ぜひ、参考にしてみてください。
アドバイザーのリアル・アドバイス!AIの不正検知精度は高く基本的にはバレる
SPIでChat GPTなどのAIを使用した場合、バレると思ってください。なぜなら、不正を監視するシステムがあるからです。
たとえば、別の画面を開いたり問題をコピペしたりすると、ブラウザの変化やコピペをしようとした動作を検知するシステムが作動します。
また、カメラで監視されている場合もあり、目線でも判断されるのです。ほかにも、回答が早すぎたり遅すぎたりすることで異常と判断される場合もあります。
企業は面接や面談での小さな違和感も見逃さない
仮にテストでバレなかったとしても、その後の面談や面接で、適性検査の結果と異なる人物像だと判断される可能性があります。
企業はテストの結果をもとに話を進めるため、テストの結果ほど優秀さを感じないなど小さな違和感から気付かれるのです。
また、不正をした事実は自分自身の就職活動に影響を与えるだけでなく、在籍している学校にも迷惑をかけるということを自覚しましょう。
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書類の準備や面接対策に時間を割いて、WEBテストの対策まで手がまわらない人は多いです。
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SPIでChatGPTの使用がバレる仕組み
ChatGPTを使ってSPIに回答しても「カメラがない/タブを切り替えないから大丈夫」と考えている人も多いでしょう。
しかし実際には、解答スピードの異常・PC操作のログ・視線追跡やオンライン監視システムなど、ChatGPTがバレる仕組みは存在しています。
それぞれの検知方法を知れば、不正利用が発覚するリスクの高さを実感できるはずです。仕組みを詳しく見ていきましょう。
①解答スピードの異常を検知される
SPIの各問題には制限時間が設けられており、システム上に過去の受検者の解答時間データが蓄積されています。
ChatGPTを使って回答すると進行スピードが異常に速くなるため、過去のデータと比較してシステム側が自動的に「AI使用」と判定を下すのです。
たとえば、通常30秒〜1分かかる非言語問題を数秒で解答することになるため、進行スピードの異常が顕著に現れます。
②タブ切替・画面操作のログが残る
Webテスティングでは、受検中のPC操作がシステムに記録されています。つまり、タブの切り替えや貼り付けは、ログとして残るということです。
そして、このログは企業や試験運営会社が確認できる仕組みになっているため、不審な操作が検出された場合は不正利用とみなされる可能性があります。
アプリケーションの記録や、コピー操作を追跡するシステムも存在するため「別タブに切り替えなければバレない」と認識している人は注意しましょう。
③視線追跡・音声解析などオンライン監視が作動する
テストセンターの会場には監視カメラが設置されており、受検中の行動が記録されています。
これはリアル受験に限った話だけではなく、Webテスティングであっても、監視システムが導入されているケースがあるのです。
実際にある監視システム
- 視線追跡による不正検知
- 音声解析による不正検知
スマートフォンでChatGPTを開くために画面から視線を外す動作や、音声入力をする操作からも、不正を検知される可能性があると覚えておきましょう。
- 非監視型のWebテストであれば、SPIにChatGPTを使用してもバレないですか?
企業はさまざまな視点からAI活用を見破る!
「カメラがなければバレないのでは?」と考える学生もいますが、おすすめできません。
企業はテストの結果や面接での答え方、入社後の適性などを総合的に見ています。AI活用を前提としている企業もあり、不自然な結果は違和感につながります。
就活は内定獲得がゴールではなく、自分に合った環境を見つけるための機会です。自分の実力で臨むことが結果的に納得のいくキャリアにつながりますよ。
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就活のプロが明かす! SPIでChatGPTを使うリスクとは
SPIでChatGPTを使うリスクは、単純な不採用にとどまりません。一度の不正が、就活全体どころか社会人生活にまで影響を及ぼす可能性があります。
ここからは、ChatGPTの不正利用によって生じる4つのリスクを一つひとつ解説します。
その場での選考終了・内定取消になる可能性がある
AI不正が発覚した場合、その場で選考を打ち切られるだけでなく、内定通知後であっても内定を取り消されるケースがあります。
選考過程でのコンプライアンス違反とみなされると、企業は内定後であっても法的に取り消しが可能です。
選考の公正性を守るために不正行為への対応は年々厳格化されています。
「バレなければ良い」という認識が取り返しのつかない結果を招くリスクがあることを、しっかり頭に入れておきましょう。
面接で解答との矛盾が発覚し評価が急落する
ChatGPTが回答したSPIの結果と実際の能力に大きなギャップがある場合、面接の場でその矛盾が露呈します。
SPIのスコアが高いほど面接官の期待値も上がるため、いざ話してみて「思っていたより能力が低い」と感じられると評価は一気に急落するのです。
ChatGPTを使用して高得点を偽ることは、かえって自分自身の負担を大きくしてしまう結果につながると覚えておきましょう。
グループ企業間でブラックリストに追加される
一部の大企業では、グループ会社間で不正が疑われる受検者の情報を共有しているケースがあり、一度登録されると、選考に不利になる可能性が高まるのです。
特にメーカー・金融・商社など大規模なグループを持つ企業では、採用情報の管理や共有が組織的におこなわれていることがあります。
第一志望の会社はごまかせたとしても、関連企業すべてで不利になるリスクがある点を理解しておきましょう。大手企業を複数受けている人は特に注意が必要です。
入社後に実力不足が発覚しミスマッチになる
仮にAI不正が発覚せずに入社できたとしても、SPIで測定された能力と実際の能力のギャップは入社後に必ず顕在化します。
たとえば、配属先の業務についていけなかったり、周囲から期待外れだと思われたりと、長期的なキャリアに悪影響が出る可能性があるのです。
業務のパフォーマンスが期待値を大きく下回ると、本人・企業双方にとって大きなミスマッチとなり、早期離職や評価の低下につながります。
アドバイザーのリアル・アドバイス!AIカンニングのリスクは想像以上である
「AIを使ったらバレるのか」という質問を時折受けることがありますが、AIカンニングのリスクは、皆さんが想像している以上に大きいし、致命的です。
というのも、企業はSPIから読み解けるその人の傾向と面接での受け答えとの間に生じる、小さな「食い違い」に非常に敏感だからです。
以前、非言語(数学)の問題がほぼ満点なのに、面接での論理的思考力がガタガタで、企業側に強い違和感を持たれた学生がいました。
そこで、特定の計算プロセスについて質問したところ、答えられず、最終的に「不誠実」と判断されて不採用になった事例があります。
不正をする人間を採用したい企業は存在しない
企業は、点数以前にあなたの「誠実さ」を見ているのです。
取り繕った偽物の結果を引き受けるのは他ならぬ自分ですし、安易な不正に手を染めるリスク管理能力の低さこそが、不採用の決定打になります。
ズルをして人生を詰むのはあまりにもったいない。AIは勉強の心強い伴走役、解説役として使い倒して、堂々と実力で勝負してください。
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志望度の高い企業にWEBテストで落ちるのは本当にもったいないですよね。でも、何冊も問題集を解く時間はありませんよね。
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SPI対策におすすめのChatGPTの活用方法|苦手分野も紹介
ここまで解説してきたように、SPIの試験中にChatGPTを使うのは不採用や内定取消のリスクがあります。
ただし、勉強にChatGPTを使うのは効率的な対策法の一つです。塾や参考書の補助的な役割としてAIを活用することで苦手分野を効率よく補強できます。
一方、ChatGPTにも苦手な問題タイプがあります。以下のジャンルはChatGPTを過信せず、テキストや公式解説と組み合わせて対策しましょう。
苦手分野
- ①図表・グラフを使った問題
- ②複雑な推論・文脈を要する問題
ChatGPTを就活で活用する方法についてキャリアコンサルタントが回答しています。気になる人はチェックしてみてください。
自己分析にChatGPTを活用する方法が知りたいです。
ChatGPTを使って就活するのはありですか?
①苦手分野の解説をかみ砕いてもらう
ChatGPTに「中学生でもわかるように説明して」や「具体例を挙げて」などと依頼するだけで、自分のレベルに合わせた解説を引き出すことができます。
特に効果的なのは、一度の質問で終わらずに「なぜそうなるの?」や「ほかのケースではどうなる?」などと追加質問を重ねていくことです。
答えだけを求めるのではなく、答えを導き出すためのプロセスをChatGPTと一緒に理解していく感覚で使ってみてください。
②類題を自動生成して反復練習する
「この問題に似た問題を5問作って」と依頼するだけで、無限に練習問題を生成させることができます。
特に苦手なパターンの問題だけを集中的に生成してもらい、繰り返し解くことで弱点を効率よく補強できます。
また、「制限時間30秒で解ける問題を作って」と条件を指定すれば、実際の試験の時間感覚に近い練習も可能です。問題集を1冊終わらせた後の反復練習として活用しましょう。
③間違えた問題の解説を深掘りする
間違えた問題をChatGPTに貼り付けて「なぜ間違えたのか、どう考えれば正解できるか」を聞くことで、エラー分析と解法習得を同時に進められます。
さらに、「ほかの解き方はないか」「このパターンはどんな問題で応用できるか」と深掘りすれば、応用力も自然に身に付いていきます。
ほかにも「自分がよく間違えるポイントを教えて」と聞くことで、陥りやすいミスのパターンを事前に把握することも可能です。
アドバイザーのリアル・アドバイス!SPIが得意な学生はAIに「〇〇」と質問している
私が学生によく伝えているのは、「答えを聞くためではなく、解き方を教わるためにAIを使おう」ということです。
SPIが得意な学生は「この問題の考え方を高校生にもわかるように説明して」や「似た問題を3問作って」などと質問し、苦手分野の克服に活用していました。
一方で、答えだけを聞いて丸暗記する使い方は効果が薄く、本番で応用が利きません。
AI活用では誤った情報を排除するための精査が大切
また、ChatGPTは誤った解説をすることもあり、SPIの出題傾向も常に最新とは限りません。
そのため、解説を鵜呑みにせず、市販の問題集や公式情報と照らし合わせながら使うことが大切です。
AIは先生ではなく、学習をサポートしてくれる優秀な家庭教師として活用すると良いと思います。
時間がない人におすすめ!
WEBテスト対策問題集&模試が受けられます
志望度が高い企業にWEBテストで落ちてしまうのは本当にもったいないです。しかし何冊も問題集を解くのは時間が足りないですよね。
そこで「WEBテストパーフェクト問題集」を活用しましょう。この問題集を使えば、解くうえで重要なポイントの解説を見ながら、効率よく勉強することができます。
また本番形式の模試も付いているので、前もって本番の感覚をつかむことができますよ。
ぜひ活用してWEBテストを突破しましょう。
ChatGPT・Gemini・Claudeを比較! SPI対策におすすめなのは?
SPI対策の勉強ツールとして活用できるAIはChatGPTだけではありません。
ここでは、主要なAIであるChatGPT・Gemini・Claudeを比較していきます。それぞれの特徴を理解したうえで目的に合わせて使い分けて効率的に学習を進めていきましょう。
ChatGPT:非言語問題が最も強い
ChatGPTは、数的処理や計数・推論などの非言語問題が得意なため、計算問題・数列・図形推理など、数学的な思考を要する問題の解説に使用するのがおすすめです。
ただし、無料のモデルだと回答の正確性が低い場合があるため、より正しい回答を知りたい人は有料版(ChatGPT Plus)の使用も検討しましょう。
ChatGPTは解き方の手順の解説も得意なため、以下のような使い方もできます。
入力例
SPIの割合の問題で、時間をかけずに解くためのコツを教えてください。
ChatGPTの返答例
割合の問題は『全体を1』と置いて考えると素早く解けます。たとえば『30%引きの商品が2,100円のとき、元の値段は?』という問題なら、…(以下略)
Gemini:言語問題が強い
GoogleのGeminiは、SPIの言語分野(語彙・語句の意味・長文読解・論理的読解)の解説や類題生成が得意です。
特に長文の要旨を把握したり、筆者の主張を論理的に読み解いたりする問題では、Geminiの言語理解力が発揮されます。以下のように問題を入力してみましょう。
入力例
「米 : 日本酒」 と同じ関係のペアを選びなさい。
ア.パン : 小麦
イ.木材 : 机
ウ.服 : 毛糸
Claudeの返答例
「米(原料)から 日本酒(製品)が作られる(AからBができる)」という関係性です。イの「木材から机ができる」が同じ構造となります。アと…(以下略)
Geminiにおいても、有料プラン(Gemini Pro)の方が複雑な問題に対する回答の正確性が高い傾向があります。言語問題で得点が伸び悩んでいる人はまず試してみてください。
Claude:解説の丁寧さ・バランス型
Claudeは、ほかの生成AIよりも日本語の表現が自然で「なぜその答えになるのか」という過程を一つひとつわかりやすく示してくれる点が強みです。
下記のように、どの数字がどの意味を持つのかを式の段階から説明してくれるため、解法の流れを体系的に理解しながら学習を進めることができます。
入力例
A、B、Cの3人が仕事を分担します。AとBが一緒にやると4日、BとCが一緒にやると6日かかります。3人全員でやると何日かかりますか?
Claudeの返答例
まず、それぞれの1日あたりの仕事量を文字で置きます。AとBの1日の仕事量の合計は1/4、BとCは1/6です。次に、この2式を足すと(A+B)+…(以下略)
Claudeでも、ほかのAIと同じく、有料プラン(Pro)のほうが、回答内容の品質が上がったり、利用料の制限がかかりにくくなったりします。
生成AIはSPI対策以外にもさまざまな就活対策に活用できます。ほかの活用方法について知りたい人は下記の記事を参考にしてみてください。
ES添削でAIを活用する方法|おすすめツールと精度を高めるコツも
就活でAIを活用できる3つのシーン|おすすめツールや注意点も
ガクチカをAIで書いたらバレる? 就活のプロが適切な活用法を解説
SPIでChatGPTの回答をそのまま使うのは危険! 賢く使って対策の効率を上げよう
SPIの試験中にChatGPTを使うと、解答スピードの異常やタブ切替ログなど複数の手段で不正が暴かれ、内定取消やブラックリスト登録という深刻な結果を招く可能性があります。
一方で勉強ツールとして正しく活用すれば、苦手分野の解説・類題生成・エラー分析など、最も効率的なSPI対策が実現します。
AIに頼るべきは試験そのものではなく試験への準備です。この記事で紹介した正しい活用法を参考に、ChatGPTを武器にして対策を進めていきましょう。
アドバイザーからあなたにエール質問を工夫してAIを最強の家庭教師にしよう
皆さんには、AIを「ズルをする道具」ではなく、「自分で解ける問題を増やすための、あなたを強くする家庭教師」として使い倒してほしいです。
ただAIに答えを聞くだけでは力になりません。「なぜこの式になるのか」「別の解き方はあるか」など、深く尋ねることで、苦手分野を効率よく克服できます。
ただし、AIの解説が常に正しいとは限りません。最後は問題集や公式に近い教材で確認する慎重さも必要です。
AIで実力を伸ばすことが内定への近道である
就活で大切なのは、偽りの結果を作ることではなく、ありのままの自分でマッチする企業と出会うことです。
AIを使って内定を得たとしても、入社後に働くのはAIではなくあなた自身。背伸びした自分を演じ続けられず、周囲とのギャップは必ずどこかで表れます。
AIに頼り切るのではなく、AIを使って実力を伸ばすこと。それが、内定への一番堅実な近道です。応援しています。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi





3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Takuya Akita〇人事・採用の責任者として7年間、新卒・中途採用を担当。To Be Myselfを起業後、企業内のキャリアコンサルティング、新卒・中途の就職をサポートしている
プロフィール詳細国家資格キャリアコンサルタント
Gaku Baba〇製造メーカーやITベンチャーの企業人事に従事する傍ら、キャリアエージェントとして数多くの転職希望者の支援も実施。幼児教育事業も展開するなど、幅広い年代のキャリア支援に携わる
プロフィール詳細キャリアコンサルタント
Arisa Takao〇第二新卒を中心にキャリア相談を手掛け、異業種への転職をサポートする。管理職向けの1on1やコンサルティング業界を目指す新卒学生の支援など年齢や経歴にとらわれない支援が持ち味
プロフィール詳細