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武蔵大学に通う学生が卒業後どのような道へ進むのか、実際の就職事情が気になっている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、武蔵大学出身であるキャリアコンサルタントの谷所さん、また多くのキャリア指導経験を持つ高尾さんや野村さんなどの専門家に、武蔵大生の具体的な就職先や進路の実態を詳しく聞きました。
これから本格的に就職活動を始める在学生をはじめ、志望学部選びに悩んでいる人にとっても役立つ情報が満載です。今後の選択にぜひ役立ててみてくださいね。
武蔵大学の就職事情の全体像
以下は2025年度の武蔵大学の学生の進路です。98%が就職しており、非常に高い就職率です。

参考データ:就職実績について
武蔵大学出身者は、具体的にどのようなキャリアに就いているのでしょうか。ここでは、武蔵大学出身のキャリアコンサルタントである谷所さんに、ご自身のキャリアの選択の仕方について聞いたので、ぜひチェックしてください。
アドバイザーのリアル・アドバイス!変化を恐れないキャリア形成。多彩な現場経験からキャリア支援へ
新卒では、語学力を生かしたいと考え貿易関連企業に入社し、営業と通訳業務を担当しました。その後、より幅広い経験を積みたいと考えて独立し、美容室経営に携わり、経営や顧客対応などの経験を積みました。
経営経験を通じて人の成長を支える仕事に関心を持つようになり、美容関連企業の人事職へ転身しました。採用や人材育成に携わる中で、人の可能性を引き出す仕事の面白さを実感しました。
さらにヘッドハンティングを機に飲食企業の人事部長に就任し、学生の就職活動がマニュアル化している状況に課題を感じたことから、本質的なキャリア選択の考え方を伝えたいという思いで書籍を執筆しました。
その経験をきっかけにキャリアカウンセラー資格を取得し、養成講座立ち上げの相談を受けたことから独立。これまでの経験を生かし、キャリア形成を支援する現在の仕事へ進むことになりました。
学部別の就職先
参考データ:就職実績について
経済学部

※グラフの数値は、四捨五入により計が100%にならない場合があります。
経済学部に人気の業界と就職先
- 通信・IT
主な就職先:アバナード、アマゾンジャパン、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、NTTデータグループ - 金融
主な就職先:日本政策金融公庫、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行 - 製造
主な就職先:カルビー、日清食品、日本たばこ産業(JT)、共同印刷
※2023~2025年度のデータより抜粋
人文学部

※グラフの数値は、四捨五入により計が100%にならない場合があります。
人文学部に人気の業界と就職先
- 通信・IT
主な就職先:伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、インテック、ANAシステムズ、NECソリューションイノベータ - 製造
主な就職先:カルビー、キリンホールディングス、山崎製パン、ジョンソン・エンド・ジョンソン - その他サービス
主な就職先:パーソルキャリア、マイナビ、リクルート、丹青社
※2023~2025年度のデータより抜粋
社会学部

※グラフの数値は、四捨五入により計が100%にならない場合があります。
社会学部に人気の業界と就職先
- 通信・IT
主な就職先:アバナード、インテージテクノスフィア、SCSK、NECネクサソリューションズ - その他サービス
主な就職先:ポニーキャニオン、パソナ、日本放送協会共済会(NHK共済会)、トランスコスモス - 製造
主な就職先:北海道乳業、Mizkan J plus Holdings、ロッテ、スガツネ工業
※2023~2025年度のデータより抜粋
国際教養学部

国際教養学部に人気の業界と就職先
- 通信・IT
主な就職先:キンドリルジャパン、TIS、ニフティ、BIPROGY - 金融
主な就職先:千葉銀行、auじぶん銀行 - 公務員
主な就職先:皇宮警察本部、国土交通省 航空局、東京都庁、東京消防庁
※2023~2025年度のデータより抜粋
「ゼミの武蔵」ならではの実践的な対話力で、面接評価が高いのが強み
就職先は学部ごとの色が強く、経済系は伝統的に地方銀行や信用金庫といった金融、メーカーなど手堅い業界、社会系はメディア・広告やIT系でベンチャーから大手子会社まで幅広く、人文系は「安定志向」と「人支援」が多めで教育・公務員・サービス系に強い傾向があります。
武蔵大学生の就職にまつわるQ&A
武蔵大学生の就職にまつわるQ&A
武蔵大学生で就職できない人はどんな人ですか?
武蔵大学は「ゼミの武蔵」に代表される少人数教育や手厚い就職サポートで高い評価を得ていますが、大学の環境や手厚さに頼り切ってしまうのは危険です。
「大学が手厚いから大丈夫」と安心しきって自発的な行動が遅れてしまうと、納得のいく結果が出ないまま就活を終えたり、志望度の低い企業への入社を余儀なくされたりするケースも少なくありません。
ここでは、就活の最前線を見つめてきたキャリアコンサルタントの意見をもとに、内定獲得でつまずきやすい武蔵大生の共通点をまとめました。早期に対策を講じるためのヒントにしてください。
アドバイザーのリアル・アドバイス!武蔵大生の強みを真の評価へ! 「プロセスの伝達」と「視野の拡大」が鍵
武蔵大学生の強みは、少人数のゼミや授業で、自分の考えを言葉にし、人の意見を聞きながら深めてきた経験にあると思います。
ただし就活では、その良さを「ゼミを頑張りました」だけで終えてしまうと伝わりません。
大切なのは、何に疑問を持ち、どのように調べ、周囲と対話しながら自分の考えをどう変化させたのかまで話すことです。
また、金融・公務員・大手企業などの安定した進路に目が向きやすい一方で、自分の対話力や課題を深く考える力が活きる業界はほかにもあります。
卒業生の進路やキャリアセンターを活用し、「有名企業に入る就活」だけでなく、「自分の学び方が活きる仕事」を探してほしいです。
大学の就活サポート体制は充実していますか?
武蔵大学では「学生生活とキャリアデザインの両立」を掲げ、学生が主体的に将来を選択できるよう多層的なキャリア支援体制を整えています。1年次からの自己理解プログラムをはじめ、少人数教育を活かした密な個別相談、内定者サポーターやOB・OGとの連携まで、学生の成長フェーズに合わせた手厚いサポートを展開しています。
武蔵大学の具体的なキャリア支援体制や取り組みは以下となっています。
武蔵大学の具体的なキャリア支援体制
- 低学年(1・2年次)からのキャリア形成支援
単なる内定獲得のための就活テクニック伝授にとどまらず、1年次から「自分を知り、将来の生き方を考える」プログラムを展開し、大学生活の過ごし方そのものをキャリア支援と捉えています。 - 「ゼミの武蔵」ならではの徹底した個別相談
専門のキャリアカウンセラーが学生一人ひとりの個性や価値観にマンツーマンで寄り添い、納得のいく進路選択ができるようきめ細やかにサポートします。 - 内定者によるピアサポート(キャリアサポーター)
就職活動を終えた4年生が「キャリアサポーター」として後輩の相談に応じる体制を整備。直近の体験談やリアルなアドバイスを身近な先輩から直接受けられます。 - 卒業生(OB・OG)や企業との密なネットワーク
学内での業界研究セミナーや企業説明会に加え、さまざまな分野で活躍するOB・OGとの交流機会を多数用意し、働くイメージを早期から具体化できるよう促しています。
武蔵大学が誇る手厚い進路実績の背景には、学生が早期から自分自身のキャリアに向き合える徹底した環境づくりがあります。
個別相談や内定者サポーター制度など、自力で納得のいく進路を選ぶためのサポートはトップクラスに揃っているため、低学年のうちからこれらの環境を積極的に活用していくことが、満足のいく就職への鍵となるでしょう。
武蔵大学出身のキャリアコンサルタントからのリアル・アドバイス!
アドバイザーのリアル・アドバイス!「ゼミの武蔵」で培う主体性! 幅広い業界で専門性を高める卒業生たち
武蔵大学の卒業生には、目の前の仕事に真面目に取り組みながら、着実に専門性を高めていくタイプの人が多い印象があります。
「ゼミの武蔵」に代表される少人数教育の中で、自ら課題を発見し、考え、周囲と議論しながら答えを導く経験を積んでいるため、社会に出てからも主体的に行動する力を身につけている人が多いと感じます。
就職先も金融、IT、メーカー、コンサルティング、公務員など幅広く、それぞれが自分の適性や興味に合った分野でキャリアを築いていますね。
また、入社した企業で経験を積みながら専門性を磨き、将来的にリーダーや専門職として成長していく人もいます。
卒業生の就職先は学部ごとに特徴あり! 参考に視野を広げよう
武蔵大学生の進路を全学的に見ると、近年はIT・情報通信や大手金融機関への人気が高まっているほか、メーカーや公務員・教育分野など、多岐にわたる業界へ進出していることがわかります。
また、学部ごとに就職先の傾向が分かれているのも大きな特徴です。それぞれの専門性や学びの強みが進路にしっかり反映されています。
学部や専攻が就活をすべて決めるわけではありませんが、「ゼミの武蔵」ならではの手厚いキャリア支援と、第一線で活躍するOB・OGの存在は、安心して進路を選び、就活を進めるための大きな強みとなります。先輩方の多彩な実績を参考にしながら、ぜひキャリアの視野を広げてみてください。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi





3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表
Kenichiro Yadokoro〇大学でキャリアデザイン講座を担当した経験を持つ。現在は転職希望者や大学生向けの個別支援、転職者向けのセミナー、採用担当者向けのセミナーのほか、書籍の執筆をおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント
Arisa Takao〇第二新卒を中心にキャリア相談を手掛け、異業種への転職をサポートする。管理職向けの1on1やコンサルティング業界を目指す新卒学生の支援など年齢や経歴にとらわれない支援が持ち味
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表
Yoshinori Nomura〇IT業界・人材サービス業界でキャリアコンサルタントの経験を積む。培ったノウハウをもとに、その後はNPO支援団体として一般企業人の転職相談・就活生への進路相談を担う
プロフィール詳細