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固定残業が45時間の企業はホワイトですか?
現在就職活動中の大学3年です。この前いくつかの候補企業の求人を見ていて、固定残業代が45時間の企業を見つけたのですが、こういう企業はホワイトなのでしょうか?
残業時間が固定で45時間も含まれているということは、実際にはそれ以上の残業があるのではないかと不安に感じています。
固定残業代が45時間含まれている企業は、一般的にホワイト企業、ブラック企業のどちらに該当するのでしょうか? この固定残業代の時間以外にも企業を見るうえで注意しておく点などがあれば教えてください。よろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
企業により状況が変わるので残業時間だけでは判断できない
これは、どのような企業を受けているかによって、判断基準が変わってくるでしょう。
たとえばメディア関係など、業務の繁忙と閑散の差が大きい業界では、固定残業代制度を導入していることがあります。月の初めに仕事が集中し、月末は比較的落ち着いているといったケースが発生するためです。
そのため、一概に固定残業時間が45時間だからといって、ホワイトかブラックかを判断することはできません。
就活において何を優先するのか決めて企業を比較しよう
業界によって、残業時間の傾向は大きく変わってきます。もし、残業時間だけでホワイトかブラックかを判断するのであれば、公務員などを選択肢に入れるようなタイプの人なのかもしれません。
時間を一つの重要な軸として考えているのであれば、そういった選択肢も出てきますし、業界ごとの平均残業時間を調べ、比較検討することも必要です。
まず、どの業界に行きたいのかという前提があり、その業界の平均的な固定残業時間と比較して長いのか短いのか、そして本当にその会社に入りたいのか、という点が重要です。
働く時間が短くても、キャリアをまったく積めないということもあり得ます。
また、現在は企業がM&Aなどで買収されたり売却されたりする時代なので、労働条件が変わってしまう可能性もあります。
自身の就職活動の軸、何を大事にするのかをきちんと決めることが、とても重要だと思います。
優先順位をしっかりさせたうえで、改めて残業時間の優先度がどこになるのか、また業界や職種による特性も見極めて比較するのが良いでしょう。
残業時間だけでは判断できないため面接で詳細を聞こう
固定残業45時間という情報だけでは、ホワイトかブラックかを判断するのは難しいです。
制度上は残業代が含まれ、それを下回っても支払われるはずですが、実態は異なることもあります。そこで、面接において「実際の残業時間はどのくらいですか」「45時間を超えた場合の手当は出ますか」など、具体的な質問で確認しましょう。
入社してから後悔しないように自分の感覚で判断しよう
残業時間については聞きづらいかもしれませんが、入社後のミスマッチを防ぐためには事前の確認が不可欠です。
業界ごとの差も大きいため、回答を得たときの自分の感覚も大切にしましょう。「大丈夫そうだ」と思えるか、「不安が残る」かで判断すると良いでしょう。
こちらの記事では固定残業代制について詳しく解説しています。メリットやデメリットも解説しているので、ぜひチェックしてみましょう。
残業が少ない仕事については、以下の記事で解説しています。ワークライフバランスを重視しつつ、自分に合った職種や企業を見つけたい人はチェックしてみてください。
ワークライフバランスを大切にするために完全週休2日制を希望する人は、以下の記事もおすすめです。併せて参考にしてみましょう。
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