あなたが感じている不信感や疑問は非常に自然なもので、多くの就活生が経験するものでもあります。

しかし、就活はあくまで人生の一つの過程であり、その先にある自分のキャリアを築くいていくためのステップとも言えます。以下にいくつかの提案をしますが、あなたが抱える問題に対しての参考になると嬉しいです。

志望理由が本当に自分の思いから来ているものなのかどうかは、面接官も見ています。まずは、自分が本当は何をしたいのか、どんな会社で働きたいのかを深く考え、それを言葉にすることが大切です。

そして、それが本当の自分の志望理由となります。他人がどう思うかではなく、自分がどうしたいかをまずは大切にしてください。

面接で嘘をつくことは、長期的に見ると自分自身にとっては良くない行為です。

それは一時的な成功をもたらすかもしれませんが、将来的には自分が本当にやりたいこと、自分に合った職場を見つけるための障害となる可能性があります。なぜなら、誠実さは就活だけでなく一生を通じて大切な価値だからです。

就活は一つの道具！ 一度距離を取って価値観を見直し長期的なプランを考えてみよう

やる気が出ないときには、一度、就活から離れてみてください。自分が何を求めているのか、何が自分を動かすのかを見つめ直す時間を持つことが重要です。それが自分自身を理解し、自分にとって最適なキャリアパスを見つけるための第一歩となります。

就活のシステムに対する不信感は、あなたが自分自身の大切にしたい価値観を持っている証拠です。それは大切なことで、その価値観を大切にしながら、自分にとって周りとは違う最適な方法で就活を進めていくことが大切です。

最後に、就活はあくまで将来設計の手段であり、人生のゴールではありません。自分がどんなキャリアを築きたいのか、どんな生活を送りたいのかを考え、そのために必要なスキルや経験を得るための一つの道具と考えてみてください。

面接で思ってもいないような志望動機を言うことや、大きな声でアピールする姿を見て、ばかばかしいと思う気持ちは理解できます。もっと言えば、なぜ黒髪にして、紺かグレーのリクルートスーツを着て、就活をおこなわなければいけないのかといった疑問を持つかもしれません。

これまでの日本の企業は、仕事の意欲やポテンシャルを重視したメンバーシップ型雇用の採用が多かったため、思ってもいないような志望動機を語る学生や元気が良い学生が採用される傾向にありました。

しかし、最近は新卒採用でもスキルや知識を重視したジョブ型雇用をおこなう企業もありますし、ミスマッチングを防ぐため長期インターンを重視した採用や、コンサルティングファームで実施するケース、面接から論理的思考力を確認する場合など、学生の本質を見極めるための選考方法をおこなっている企業もあります。

周りを見てばかばかしくなる気持ちはわかりますが、就活は自分のためにするものだと考えてください。自分のための就活ならば、他の学生の言動など気にせず、叶えたいことを実現するための選考だと捉えてみましょう。

内定を早くもらえば、その分早く就活を終わらせることができる

企業も短い面接時間で採否をジャッジしなければいけないため、採用したいと思える志望動機を求めています。嘘はいけませんが、採用につなげるために強みなど誇張してアピールするのは問題ありません。

ばかばかしいと感じている就活ならば、内定を早くもらい就活を終わらせる方法があります。内定をもらえば、ばかばかしいと感じている就活をおこなわなくて良いのです。採用担当者が納得する志望動機や自己PRをおこない、内定を早く勝ち取りましょう。