Q

大学3年生
女性

就活でボランティア経験の嘘をついてもバレないですか?

現在就職活動中なのですが、ガクチカでアピールできるような経験がありません。

周りの就活生は長期インターンシップや留学、そして本格的なボランティア活動などをアピールしていて、自分と比べて自信を失っています。

そこで、過去に少し参加した程度のボランティア経験を、盛って話したり、あるいは少し嘘を混ぜて話そうか迷っています。

実際のところ、企業の人事の方は、嘘をついているかどうかを見抜けるものなのでしょうか? もし嘘がバレたら、内定取り消しなどの深刻な事態になるのかも知りたいです。

多少盛るのはよくあることだと思っているのですか、皆さんの意見やアドバイスをお聞きしたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

プロフィールを見る

嘘は絶対ダメ! 些細な経験もガクチカになる!

まず、嘘というのは人を騙すことですから、それはやはりやめるべきです。

「アピールできるような経験がない」というのは、おそらく周りの人と比較してのことだと思います。

ガクチカは、決してほかの人も驚くような特別な経験だけがネタになる、と決めつける必要はまったくありません。

それは、短い期間であっても、ご自身なりに普段の学生生活とは違うことをやったのであれば、そこの部分はガクチカのネタになるはずです。

もし短い時間でしかやっていないとしても、何か普段の日常とは違う経験をしたはずです。そこで感じたことや、ご自身にとって勉強になったな、ということなどを、もう一度振り返ってみると良いと思います。

「盛る」と「嘘」の違いを認識しておくと良い

それは決して盛って話そうと意識する必要はなく、素直に気付いたことや感じたことを話す、ということです。

そこから、たとえば「ご自身にとって何がプラスになったか」といったことをきちんとお話しできれば、たとえ少し参加した程度のボランティア経験であっても、人によっては立派なガクチカとして受け取ってもらえるはずです。

やはり嘘がバレると、内定取り消しまではいかないかもしれませんが良い印象は持たれません。

ちなみに、「盛る」こと「嘘」には違いがあります。盛るのは事実にもとづいて、その事実を大げさに言うことであり、嘘は事実ではないことです。その違いも合わせて理解しておいていただけたらと思います。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

プロフィールを見る

嘘や盛りすぎは禁物! 誠実な姿勢で臨もう

採用担当者が100%嘘だと見抜けるとは限りません。しかし、非常に高い確率で「怪しい」とは感じ取られます。

理由は、話の内容が浅かったり、一般的な話に終始したり、深掘りする質問をすると動揺したり、自信を持って話せていなかったりするためです。

採用担当者は過去の経験から、そうした様子を総合的に判断し、「この話は嘘だな」あるいは「かなり盛っているな」と判断します。

ガクチカは一生懸命取り組んだ事実を伝えれば十分

事実に反するような黒に近いグレーな盛り方は推奨しません。先述のとおり、自信を持って話せなくなるためです。

それが経歴詐称に該当するほどでなければ内定取り消しにまでは至らないかもしれませんが、不安を抱えるくらいならやめるべきです。

そもそもガクチカは、誰かと比べて優れている必要はありません。「学生生活のなかで、自分が比較的一生懸命取り組んだこと」ととらえ直してみてください。

事実にもとづき、自信を持って話せるエピソードを選んでください。

以下の記事では就活で嘘をつくことのリスクについて解説しています。また、盛ることについても言及しているため、「少しでも自分を良く見せたい」と盛ったり、嘘をついたりすることを考えている人は、目を通しておきましょう。

面接本番前の方へ
39点以下は要注意!面接力を診断してください

内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?

少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”“改善点”が明確になります。

もし39点以下だった場合は要注意です。今すぐ診断で面接力をアップし、就職で失敗する可能性をグッと下げましょう。

こんな人に「面接力診断」はおすすめ
・まだ面接を受けたことがない人
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア