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生活保護を受けている場合、就職活動の費用は支援してもらえますか?

現在、生活保護を受けている学生です。

就職活動を控えているのですが、スーツの購入費や面接のための交通費、通信費など、就職活動にかかる費用が自己負担だと厳しく、どのように工面すれば良いのか悩んでいます。

生活保護を受けている場合、就職活動に際して、これらの費用について公的な支援や手当が支給される制度はあるのでしょうか?

あるとすれば、どのような条件で、どれくらいの金額が支給されるのか、また、どこに相談すれば良いのか、具体的な手続きについて教えていただきたいです。

ケースワーカーさんに相談するのが一番だとは思うのですが、事前に制度の概要を知っておきたいため、アドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

就活塾「我究館」副館長/キャリアコンサルタント

吉田 隼人

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就活費用の支援を受けられる可能性はある

結論からいうと、生活保護を受けている学生は、就職活動にかかる費用負担として一定の費用支援制度があります。

生活保護制度のなかには、要保護者の稼働能力を引き出し、それを助長することによって、その者の自立を図ることを目的として、生業扶助というものが存在し、その中には就職支度費として、就職活動で使用するスーツや靴、初任給支給までの通勤費などが支給されます。

それ以外にも、生計の維持に役立つ生業に就くために必要な技能を修得する技能習得費などの制度もあります。

制度の対象可否をケースワーカーに確認することが最初のステップになる

実際の申請は、まずケースワーカーに相談することが必須です。あなたの状況に合わせて、どの制度が適用されるかを判断し、申請書類や見積書などの準備方法を案内してもらえます。

また、大学に在籍している場合は、大学のキャリアセンターにも相談してみることも有効な方法です。実際に交通費や証明写真代を支援してくれる大学もあります。

ネットである程度情報を調べたら、身の回りのケースワーカーやハローワーク、大学など様々な方向から情報を集めることが、安心して就職活動を進めるための一歩となります。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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支援を受けられる可能性あり! 3つのポイントを把握しよう

生活保護を受給中の就活費用は、自治体とケースによって取り扱いが異なりますが、必要性が高いものは一時扶助や生業扶助などで認められる可能性があります。

代表例は、面接交通費、証明写真、履歴書、スーツや靴の最低限の購入、健康診断書の費用などです。

ポイントは、以下の3点です。

①事前相談・事前申請(後から領収書だけ出すのは不可になりがちなので注意が必要です)

②見積書・開催案内・求人票など就活に必須である根拠資料の提出(資料の提出は意外と面倒ですが後回しにしないのが大事)

③購入は最廉価帯で代替可能な範囲で(周りに合わせて高いものでそろえず、ネットなどを駆使し、オトクな情報や社会人が安価に入手している経路などをチェック)

ハローワークや自治体など使える制度も活用しよう

並行して、ハローワークの就職支援、自治体の就労準備支援事業、スーツの貸与・割引制度、大学の交通費補助や証明写真補助も活用できます。場合によっては社会福祉協議会の生活福祉資金(就職支度費)など、貸付系の選択肢もあります。

まずは担当ケースワーカーさんに「必要経費の一覧」・「時期」・「最安の見積もり」をもって相談し、許可後に購入・利用する流れを徹底しましょう。

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