Q
大学3年生
男性
就活で一流大学と認識されるのはどこまでですか?
現在、就職活動中の大学3年生です。
就活の情報を調べるなかで、「一流大学」や「学歴フィルター」という言葉をよく目にしますが、実際にどの大学までが「一流大学」として企業から認識されているのかがわかりません。
一般的に、「旧帝大」や「早慶」は一流大学として扱われると聞きますが、その下の「一工」「MARCH」「関関同立」などの大学は、企業の採用担当者から見ても同じように評価されるのでしょうか?
また、採用担当者の目線から見た「一流大学」の範囲や、大学名以外で評価を高めるための工夫について教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「一流大学」の線引きはない! 実績で勝負しよう
一流大学の範囲は固定的な線引きがあるわけではなく、業界・企業・職種の教育投資と採用の設計によって相対的に決まります。
確かに学術研究や定量分析が重い職種、人気な職種などでは旧帝大、早慶、一橋・東工大などが初期スクリーニングの目安になりがちなのは事実です。
しかし、総合職・営業・企画・開発でも、MARCH・関関同立・上位地方国公立を含めた幅広い大学から着実に採っています。
つまり、大学名で門前払いの場面はゼロではないものの、網羅的に応募することと、職務適合の実績づくりをしておくこと、で越えられる壁です。
大学名は入口! 再現性ある行動と成果が評価の中心
戦略は二本立てにしましょう。
第一に、長期インターンシップ、研究・制作物、資格など志望職に直結する経験でできることを可視化する。
第二に、OB・OG訪問やイベントで企業理解を深め、志望理由を「事業×自分の強み」で語る設計にする。
大学名は入口のノイズになっても、書類通過後の面接室では再現性ある行動と成果が評価の中心です。大学名で卑下したり自信をなくしてしまうのではなく、堂々と振る舞いましょう。
一流大学の線引きより「何をしてきたか」で評価される
一流大学の定義は、多くの学生が気になるテーマだと思います。まず前提としてお伝えしたいのは、「一流大学」という明確な線引きは存在しないということです。
企業によって採用基準は異なり、「どの大学だから有利」というよりも、「どんな学生がその大学にいるか」を見ています。
たしかに採用の現場では、旧帝大・早慶がいわゆる全国区の上位層として扱われることが多いのは事実です。次に一工、MARCH、関関同立などが続きますが、これらの大学群も十分に評価の対象とされています。
ですが、時代の流れとともに、採用の現場では大学名よりも人柄・実績・発信力を重視する傾向が強まっています。
学歴より経験を語れる力が就活での大きな差になる
採用担当者の多くは、大学名=優秀さではなく、大学で何を学び、どう行動したかを重視します。学歴は入口で注目される要素の一つにすぎません。
たとえば、インターン経験・課外活動・研究内容・面接での論理的な話し方などが総合的に評価されます。
学歴に不安を感じるよりも、自分を語れる経験をどれだけ伝えられるかがカギです。主体的に学び、挑戦してきた姿勢は、どんな大学出身でも光ります。
企業が本当に求めているのは、肩書きではなく一緒に働きたいと思える人です。その力は、大学名ではなく日々の積み重ねで磨かれていきます。ぜひ、自分の経験に自信を持って、就活に臨んでください。
以下の記事では学歴フィルターの実態について解説しています。自分の学歴に自信がなく、学歴フィルターの実態について知っておきたいという人はぜひ参考にしてください。
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