Q
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「面接=会話」と聞くけどいまいちよくわかりません……。
「面接は面接官との会話の場だから、会話のキャッチボールを意識してみて」というアドバイスをよく聞きますが、具体的にどのように意識をすれば良いのかわかりません。
友人や家族との会話で特別気を付けていることはないので、気を付け方もわかりません。どのような点を意識して面接に挑めば良いですか?
そもそも、面接って自分の魅力をアピールする場だと思っているのですが、なぜ「面接=会話」だと言われるのでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
面接は「一方通行の情報伝達」だけではない
質問者さんにとって、面接でなされるコミュニケーションは双方向ではなく、一方通行という感覚なのかもしれませんね。
まず「会話」とは何かというと「質問」と「答え」によって成り立っている双方向の言葉のやりとりです。それは1対1のときもありますし、複数でおこなわれることもあります。
特別な目的はなく、交流や一緒にその場を共有するために会話をすることもありますし、何らかの目的があり、その目的を果たすために会話をすることもあります。
友人や家族との会話は前者である場合がほとんどで、質問者さんが「友人や家族との会話で特別気を付けていることはない」という状態はこれに近いかもしれません。
一方、面接でなされる会話は後者で、応募者は自分のことを理解してもらいという目的があり、採用側も応募者をより深く理解したいという目的があります。応募者が自分のことを伝えたいのと同様、採用側も応募者を能力だけでなく、その人の性格や考え方も含めて理解したいと思っているのです。
そのためには応募者側からの一方通行の情報伝達だけでは足りません。採用側も聞きたいことを質問し、それに答えてもらうことで応募者を理解しようと試みます。このようなやりとりがおこなわれるので、「面接は会話である」と言われるのです。
質問に対して柔軟に対応することが大切
「面接は会話である」ことを理解したうえで意識するべきなのは、「面接官の質問をしっかりと聞き、その質問に合わせて答えること」です。
最もNGなのは、面接官の質問がどのようなものであっても、自分が用意してきた答えをそのまま述べてしまうことです。結果的に聞かれていることと的外れな回答をしてしまうことになり「知りたいことがわからない」「人の話をきちんと聞けない」「コミュニケーション能力がない」という判断をされてしまいます。
まずは面接官の質問をしっかりと最後まで聞き、その質問に対応した答えをするように心掛けましょう。それが面接における会話で大切なことです。
ベストアンサー
伝えたいことを事前に準備しておくことが大前提
面接は自分自身をアピールする場であると同時に、面接官との双方向の会話を通じて相互理解を深める機会でもあります。このため、面接での会話のキャッチボールを意識することが非常に重要です。
面接で伝えたい内容や要点を事前に整理し、明確かつ端的に伝えることで、面接官があなたの言いたいことを正確に理解しやすくなります。また、自己PRや志望動機など、面接でよく聞かれる質問に対する回答を事前に準備しておくことで、スムーズに会話を進めることができます。
質問の意図を汲み取った回答をすることが「キャッチボールをする」ということ
面接官が緊張をほぐすためにアイスブレイクを取り入れることがありますが、このようなときは自然体で応答し、普段の自分を見せることができる絶好のチャンスです。
「面接=会話」と言われるのは、単に自己アピールをするだけでなく、面接官とのコミュニケーションを通じて双方の理解を深めることが目的だからです。面接官とのキャッチボールがうまくいけば、面接官の理解も深まり、高評価につながりやすくなります。
面接官の質問に対しては、ただ答えるだけでなく、その回答が次の質問や話題へとつながるように意識することが大切です。また、面接官の話を遮らずにしっかりと聞き、適切に反応することも良い会話のキャッチボールを実現するために必要ですよ。
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二次面接
最終面接
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