Q
その他
女性
責任感が強すぎて仕事を続けるのがつらくてもうやめたいです。
新卒で入社してから、周囲からよく「責任感が強いね」と言われます。任された仕事は完璧に仕上げたいですし、期限も必ず守らなければと思っています。
ただ、最近はその責任感が負担になってきました。常に「きちんとやらなきゃ」と気を張っていて、仕事が終わった後も頭から離れず、休日も気持ちが休まりません。
このまま働き続けても、いずれ心身が限界に達してしまうのではないかと不安です。
責任感が強すぎる自分が、仕事を辞める以外にできる工夫はあるのでしょうか? 同じような経験をした方はどう乗り越えたのか、アドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
責任感が強すぎて苦しいときは力を抜く基準を見直すべき
「きちんとやらなきゃ」と思うと、オンオフかかわらず、常に気を貼っている状態。そうなると、気持ちも休まらないほど負担感を感じてしまいますよね。
責任感が強い人って、本当に貴重です。任せた仕事をきっちり仕上げてくれる人ほど、周りは安心し、信頼を寄せます。だからまず、その姿勢を誇って良いと思います。
でも、今のあなたは頑張りすぎの優等生状態かもしれません。常に全力を出していたら、息切れを起こしてしまいますよね?
完璧より「7割でOK」に切り替えると心が軽くなる
完璧を目指すより、まずは「7割でOK」と思う勇気を持ってみてください。あなたの7割は、きっとほかの人の120%です。
真面目な人ほど「まだ足りない」と感じやすいもの。でも、完璧な人なんていません。むしろ、少しの「余白」があるからこそ、次の成長が生まれます。隙がない人より、ちょっと抜けた部分もあるほうが人間らしかったりします。
ときには「ここまでやれた、自分えらい!」と声に出してみましょう。責任感は、あなたの強さの証です。あとはその力を、ちゃんと休ませながら使っていけば大丈夫です。
責任感が強すぎて苦しいときは完璧を手放す視点を持とう
新卒で入社し、周囲から「責任感が強い」と言われるほど仕事に熱心に取り組んでいるのですね。
任された仕事に真摯に向き合う姿勢は素晴らしい長所ですが、完璧主義ゆえに自分を追い込んでしまい、心身ともに限界を感じているお気持ち、お察します。私も完璧主義な傾向があるので、そのつらさはよくわかります。
責任感が強く仕事に熱心なことは決して悪いことではありませんが、そのせいで自分を追い込んでしまうのは心身の健康上良くありません。仕事を辞めることを考える前に、責任感の健全な使い方を身に着けるための工夫を提案します。
すぐに変わることは難しいかもしれませんが、以下の3つの意識改革を目指してみてはいかがでしょうか。
「完了主義」に切り替えると心の負担をかなり軽減できる
①完璧主義ではなく完了主義を目指す:
期限を守るのは当然ですが、完成度100%ではなく、60~80%程度で一度期限前に上司に報告・相談してみることを試みてください。
私自身も、初めから100%を目指して期限日に報告した結果、上司の想定と異なり手戻りが発生し、余計に工数がかかり精神的に参ってしまった経験が多々ありました。
早期に60~80%で報告し、フィードバックを得てから100%に仕上げるほうが、結果的に効率的で、精神的な負担も軽減されます。
②他者を頼る/任せることに挑戦する:
すべて自分でやろうと思うと限界が来ます。他者に頼る/任せることは一見難しいことですが、それができるようになると、プロジェクト管理やマネジメントスキルが身に着きます。
「これはこの人に任せよう」「この部分は上司に相談しよう」と、自分の責任範囲を客観的に線引きし、外部の力も借りて仕事を進める練習をしましょう。
③明日・翌営業日の自分に任せる:
しっかり休むために、仕事が終わったら「思考」を職場に残していく訓練が必要です。休日も頭から仕事が離れない場合は、明日・翌営業日にやるべきことや懸念事項をすべて紙やメモアプリに書き出すことが重要です。
頭のなかにあるといつまでも考えてしまうので、書き出すことで意識から分離し、「あとは明日・翌営業日の自分に任せよう」と、意識的に心の休息をとるようにしてください。
ご自身の長所である責任感を活かしつつ、心の健康を最優先にする働き方を見つけてください。
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