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女性

2社連続で短期離職をしてしまいました……。

新卒で入社した会社を1年で退職し、その後転職した会社も半年で辞めてしまいました。

職務経歴書の時点で「短期離職が続いている」と判断されて書類選考で落ちてしまうのではないか、面接に進めても「またすぐ辞めるのでは」と見られてしまうのではないかと、不安でいっぱいです。

この経歴ではもうまともな企業に就職できないのではないかと、自信を完全に失ってしまっています。

キャリアコンサルタントの方は私のように2社連続で短期離職している人が、次の職場で安定して働くために大切な考え方や行動は何だと考えますか?

またこのネガティブな経歴を採用担当者に納得してもらい、長期で働く意欲を伝えるための面接での工夫や伝え方について具体的なアドバイスをいただけますでしょうか。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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国家資格キャリアコンサルタント/キャリアデベロップメントアドバイザー

前田 解子

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連続離職の癖と向き合い次への準備をしよう

まず2社連続で短期離職となると、採用担当者は「何か本人側に別の理由があるのではないか」と考えます。

何人か会ったことのある人で試用期間のあいだに解雇されてしまうパターンの人がいましたが、それはやはりその人の仕事の能力の問題でした。

自身が「なぜ離職が続いてしまったのか」を考える必要があります。

この相談には理由が書かれていませんが、たとえば「嫌な人がいたから続かなかった」というのが1回目ならまだしも、2回とも同じ理由だった場合は「世の中どこにでも嫌な人はいるよね」という話をされてしまう可能性があります。

自分の弱点を認め対応策をしっかり示そう

そのため自身の考え方の癖のようなものに向き合う必要があるかなと思います。

たとえば何社受けても、自分と合う人・合わない人は絶対にいます。

新しい場所に行けば、これから関係性を深めていくわけですからすぐに「この人嫌な人だ、無理だ、私仕事できない」と判断するのが早すぎるというふうにとらえられてしまいます。

もしそういう嫌な人がいたときに、自分はどういうふうに対応して一緒に仕事していこうと思うかということを質問された場合に、どう答えていけるかを見つけておかなければいけないと思います。

ただ2社でも3社でも辞めてしまった後に、落ち着いて長く働ける会社に入れたという人もいます。

二度と無理ということはないので、まずは自分と向き合うことが大事かなと思います。

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

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短期離職を繰り返してもキャリアは終わらない! 自分の軸を再確認しよう

まず短期離職を2社連続でしたからといって不安になることはあるとしても、それをいつまでもひきずらないことが大切です。

短期離職をしてしまっても、すべてのキャリアが終わるわけではありません。

次の会社を受ける前に、どのような軸で就職活動をするのかを整理して臨む必要があります。何を大切にして仕事をするのか、何のために仕事をするのか、それを明確にしましょう。

前の2社もきっとその何かがあって入社を選んでいるはずです。そのうえで面接などの選考に臨みましょう。

面接では前職批判や他責で言葉を述べるのではなく、自責で退職してしまったことを話します。たとえば「○○が不足していた」「○○が足りなかった」などです。

前職批判は避けよう! 一貫性のある前向きな回答準備が鍵

なぜ離職したかは自分自身の認識や情報収集などが不足、足りなかったなどの理由で説明しましょう。

そしてそれを踏まえて、どのような改善をしたうえで、なぜ志望したのかを一貫性を持たせることが大切です。

軸にしている内容にそぐう会社であるかどうかも自分で理解したうえで応募してほしいですね。

決して後ろ向きにならずに進んでください。

以下の記事では第二新卒の転職を成功させるための方法やポイントなどを解説しています。現在第二新卒の立場にあり、転職を目指している人は、ぜひ参考にしてください。

既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう

既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。

これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。

また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。

既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。

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