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自己PRを一言で求められたら何を話せば良いですか?

志望先の面接では、自己PRを一言で求められるらしいです。そもそも一言って文字数でいうとどれくらいの長さを指すんでしょうか?

一言でアピールするのってとても難しいし、工夫のしようがなくて、どう頑張っても周りと似たようなPRになってしまいます。

一言の自己PRの考え方や周りと差をつけるコツを教えていただきたいです。イメージしやすいように、例も挙げていただけると助かります!

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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書き言葉では15文字・面接では15秒か30秒程度がおすすめ

面接で「自己PRを一言で」と言われる場合、文字数を想定して質問しているわけではありません。大切なのは「長いな」と思わせない分量で終わらせるということ。そもそも「一言」の長さは状況によって若干変わります。

たとえば会社の研修で講師を呼んだとします。研修の最後に「講師の◯◯さま、最後に本日の総括を一言お願いします」とリクエストした場合は、2〜3分は話すことを許容されているでしょう。

別のケースで、たとえば飲み会の場で「◯◯さん、乾杯の音頭を一言!」とリクエストされたときは1分以内が適切ではないかと思います。その場の状況によって聞き手が「長いな」と思うラインが変化するのはよくあることです。

では面接の自己PRではどれくらいが「長いな」と思わせない、適切な長さでしょうか。目安は5秒、15秒、30秒の3つです。

書き言葉での「一言」といえば15文字程度以内がパッと一眼でわかる文字数です。それくらいの文字数を話すと、5秒以内に収まるのでこれが最短だと思ってください。

しかし面接の自己PRを5秒で終わらせるのはあまりにももったいなさすぎますし、私が面接官だったとしたら「え、それで終わり……?」と感じるかと思います。

そこでおすすめするのは15秒です。これはCMの長さです(30秒も同様です)。個別面接の場合であれば30秒でもそれほど問題ないかと思いますが、集団面接であれば15秒で終わらせましょう。ほかの人の時間もあるので、短めにした方が印象が良いかと思います。

一言自己PRでは特に結論ファーストを徹底しよう

一言の自己PRで大切なことは、よく言われますが「結論から話す」です。しかし、これを知ってはいても実践できない人がとても多いのです。結論から話そうと思いつつ前提から話し始めることがよくあります。

全体で15〜30秒でまとめることを意識しつつ、最初を9〜15文字程度で「言い切る」ことを意識してください。そこから残りの秒数を使って補足説明をするのです。

たとえば「私の長所は言語化能力の高さです(15文字で言い切る)。頭の中にあることを適切に言葉にして伝えることができるので、わかりやすい説明ができる人として評価してもらっていました(補足説明)」これで約15秒程度です。

キャリアコンサルタント/コラボレーター代表

板谷 侑香里

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一言PRでは簡潔かつ魅力的に伝える能力を測られている

一言PRは文字数で言うと100字程度で、時間では30秒といったところでしょうか。

企業の採用担当者は多くの応募者と接しています。その中で、短い言葉で応募者の特徴や魅力を捉えることが重要になります。企業側としては、物事を端的に伝える能力や自己理解しているかどうかを見極める機会としても一言PRは活用されています。

CMのキャッチコピーをつけるように、相手に強い印象を残すことや、自分ならではの独自性、強みを簡潔に表現することを意識してみましょう。

オリジナリティのある一言PRを考えよう

差をつけるコツとしては、自分ならではの経験やエピソード、自分ならではの表現を考えてみることです。

文字数が限られているので、エピソードは1つだけ記載しましょう。例を挙げますね。

「チームをつなぐ糊のような存在のコラボレーター:さまざまなメンバーの中に溶け込み、得意なことなどを雑談の中から拾い、人々をつなぐ役割を担うことで500人以上が集まる25大学合同のイベントを開催してきました」

一言PRと合わせて、背景となるストーリーやエピソードについて質問されたときに答えられるよう準備しておきましょう。

一言PRを作ろうとしている人は、自分を売り込むためのキャッチフレーズを作ると考えると思いつきやすいかもしれません。キャッチフレーズの作り方をこちらで解説しているので、ぜひ参考にしてください。

面接では「自分を一言で表すと?」と質問されることもあります。一言PRとリンクする部分も多いため、この機会に回答を作成してみましょう。こちらの記事を参考にしてくださいね。

面接の「最後に一言どうぞ」も、合否への影響を持った一言になります。「特にありません」と答えることがないよう、こちらの記事を参考に、最後に一言でアピールする方法を習得しましょう。

面接では「性格を一言で表すと」と質問されることがあります。こちらのQ&Aではキャリアコンサルタントが答え方のアドバイスをしているので参考にしてみてください。

自己PRが思いつかない人は、ChatGPTを活用して自己PRを完成させよう

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 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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