異業種からの転職、かつ飲食業が初めてとなると、やはり基本となるのは体力です。

企業側が最も恐れているのは、体調不良などでシフトに穴が開いてしまうことです。

ですから、特別なスキル以前に「これまで責任感を持って体調管理をしてきました」「無遅刻無欠勤でした」といった、健康面と勤勉さをアピールすることが何より重要になります。

ここが信頼のベースになります。

クレーム対応できる柔軟性のアピールも効果的

また、飲食業にトラブルやクレーム対応はつきものです。そこで必要になるのが、マニュアル通りにいかない場面での「柔軟性」です。

前職で厳しい意見に対応した経験や、予期せぬ事態を乗り越えたエピソードがあれば、ぜひ詳しく書いてください。

「ストレス耐性」や「臨機応変さ」は、業界が違っても立派な武器になります。

「体力には自信があり、タフなコミュニケーションもこなせる」という両面を伝えることで、未経験でも頼りになる人材だとアピールしましょう。

重要なのは体力、シフトへの適応、顧客への対応力、コミュニケーション力などが挙げられます。

特に最近はクレーマーも多いため、そういうものに対するストレス耐性ができていることをアピールするのは非常に有効だと思います。

また飲食業は電話対応も多いですが、今時の若い人は電話対応が苦手な人が多いので「電話対応も大丈夫です」と伝えたほうが良いでしょう。

イレギュラーへの柔軟性もアピールになる

その他には臨機応変な対応力も重要です。イレギュラーな事態が起きがちですし、顧客も自分勝手なことを言ってきます。

それをいかにその場その場で処理していくか、また社員であればアルバイトが来られなかったときに自分がシフトに入らなければならないなど、柔軟に対応できる能力があることを伝えてもらえると良いでしょう。