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第二新卒で転職をするのに、履歴書と職務経歴書はどちらも用意しておくべきですか?

第二新卒として転職活動を始めたのですが、書類としては履歴書と職務経歴書の両方を準備しておくべきでしょうか? 正直、書いてある内容も似通っているし、めんどくさいので1つだけ書いて終わりにしたいです。

また企業によっては、履歴書と職務経歴書の両方の提出を求められることなどあるのでしょうか? その場合は履歴書と職務経歴書を両方出す理由を教えていただきたいです!

またそれぞれの書類で違うポイントを見ているのなら、どんな違いがあるのかも知りたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士

降幡 美冬

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履歴書と職務経歴書のそれぞれの役割を理解して作成しよう

企業の募集要項を見ると、多くの企業が履歴書と職務経歴書の両方を求めています。企業が提出を求めているなら、確実に準備をしておくことが基本です。

履歴書と職務経歴書で内容が重なる部分もありますが、2つの書類は根本的にそれぞれ異なる役割を持っています。

履歴書は、あなたのプロフィールや連絡先、学歴、職歴、保有資格、そして志望動機や自己PRを簡潔に伝える役割があります。

一方で職務経歴書は、具体的な業務経験、そこでの成果や創意工夫、培ったスキル、仕事への取り組み姿勢を詳しく伝える役割を担っているのです。

あなたの人柄とスキルで「採用したい」を引き出そう!

俳優のオーディションにたとえるなら、履歴書はプロフィール、宣材写真、出身、所属事務所、出演歴、受賞歴などを要約したものです。

そして職務経歴書は、出演作の詳細、役作りのための創意工夫、共演者やスタッフとの関係を構築するための意識や姿勢などを知ってもらうためのポートフォリオと言えるでしょう。

履歴書であなたの全体像を知ってもらい、職務経歴書で具体的なスキルや人柄などの詳細を伝えることで、「この人を採用したい」と思ってもらえることにつながるのです。

職務経歴書の作成は、最初は大変に感じるかもしれません。しかし、一度しっかり作れば、その後の応募にも応用が利き、スムーズに進められるようになります。頑張って作成してみてください。

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

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職務経歴書は履歴書に書ききれない人柄や実績を書くもの

履歴書や職務経歴書は、応募先の募集要項などを確認して準備しましょう。企業によっては、履歴書かエントリーシート(ES)のどちらかのみが必要となる場合もありますし、履歴書と職務経歴書の両方が必要なケースもありるからです。

そもそも履歴書とは、職務内容だけではなく、応募者の基本的な情報をまとめた書類を指します。一方で、職務経歴書は、経験した仕事内容を詳しくまとめた書類です。

記載する内容が異なるので、両方の書類の用意を求められる場合があると考えてください。

なかには、第二新卒であれば職務経歴書は必要ないのでは? と思う人がいるかもしれません。しかし、第二新卒であっても、社会人として勤務をした経験があるので、職務経歴書の提出を求められることが一般的です。

職務経歴書は履歴書の内容を掘り下げて書くものだと意識を変えよう

ただ、「まったく同じ内容を書くのがめんどうくさい」と考えるのもわかります。そんなときは、「職務経歴書は、履歴書で書ききれない職務内容の詳細をまとめるもの」だと考えてみてください。

たとえば、営業職の場合には「〇〇地区で、○社の担当しました」など、職務経歴書に具体的な内容を書くことが求められます。

普段の業務から得た能力や実績などは、履歴書では書ききれない場合が多いので、職務経歴書に記載していきましょう。

先述した通り、履歴書と職務経歴書では、求められる記載内容が異なります。めんどうかもしれませんが、内定獲得のためには必要なプロセスと理解して取り組みましょう。

次の記事では、第二新卒の職務経歴書の書き方を網羅的に解説しています。履歴書との違いも解説しているので、これから職務経歴書を書く人はぜひ参考にしてみてください。

履歴書の書き方は、第二新卒も新卒も基本的には同じです。以下の記事では、履歴書の書き方をまとめているので、併せて参考にしてみてください。

次のQ&Aでは、第二新卒でどんな自己PRをすれば良いかを悩む相談者にキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。こちらも参考にしてみてください。

既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう

既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。

これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。

また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。

既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。

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