国立大学職員は公務員ですか?
特に給与体系や福利厚生は公務員に準じているのか、それとも民間企業に近い実力主義になっているのか、その実態を詳しく知りたいです。
また、採用試験についても「公務員試験」の対策をそのまま流用して合格できるものなのでしょうか?
国立大学法人等採用試験と、いわゆる行政職の公務員試験との難易度の差や併願する際の注意点も気になります。
公務員ではない国立大学職員として働くことのメリット・デメリットや、受験にあたっての選考ステップの違いについてアドバイスをお願いします。
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働く環境を基準に判断しよう
国立大学職員は、現在は法律上の公務員ではありません。国立大学は法人化され国立大学法人として運営されているため、職員の身分は非公務員扱いになります。
ただし完全な民間企業とも異なり、給与体系や福利厚生、人事制度は公務員制度に近い部分を多く残しています。
そのため働き方や安定性の面では、公務員に準じた環境と感じる人も少なくありません。
キャリアパスを見定めよう
採用試験についてはいわゆる国家公務員試験とは別枠で、国立大学法人等職員採用試験や各大学独自の選考がおこなわれます。
試験内容は教養試験、SPI、小論文、面接など、民間企業に近い形式が多く、公務員試験対策をそのまま流用できるとは限りません。
一方で併願は可能であり、就活生が選択肢として検討するケースもあります。教育研究機関にかかわれる点や、専門性を活かしやすい点がメリットです。
あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう
就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。
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自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。
非公務員でも安定性は抜群! 身分を正しく理解しよう
国立大学職員は2004年の法人化以降、公務員ではなく国立大学法人の非公務員職員となりました。
しかし実態としては民間企業よりも公務員に近い、非常に安定した働き方です。国家公務員の身分は失いましたが、現在も制度設計の多くは国家公務員の基準を強く参照しております。
給与についても人事院勧告に準拠しており、初任給や賞与の面で公務員と同水準が維持されています。
採用試験は各大学や地域ブロックで実施され、論文や面接では教育・研究支援への深い理解が厳しく問われます。
安定性と法人独自の魅力を理解して併願を成功させよう
勤務地については、基本的には同一ブロック内に留まるため、広域な転勤が少ない点は大きなメリットと言えます。
国立大学職員は公務員並みの安定性と、法人ならではの柔軟性を併せ持つ仕事です。
併願を検討される場合は試験日程の把握と、行政職とは異なる志望動機の切り分けをしっかりとおこないましょう。




