SDGsをテーマにした小論文の書き方を教えてください
「環境を守ろう」「貧困をなくそう」といった抽象的できれいな言葉を並べるだけでは、内容が薄いと判断されてしまいそうです。かといって、17の目標をすべて暗記して詰め込もうとすると、結局何が言いたいのか分からない文章になってしまいそうです。
SDGsを論じる際に外せない「経済・社会・環境」のバランス(トレードオフ)の考え方や、自分の体験や志望職種と結びつけて「独自の視点」を盛り込むための構成案についてわかりやすく教えていただきたいです。
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SDGs小論文で構造的な理解を示そう
SDGs(持続可能な開発目標)の小論文では、目標の羅列ではなく課題の構造的な理解をアピールしましょう。特に、経済成長と環境保全のように、相反する利益をどう調整するかというトレードオフの視点を入れると評価が高まります。
自分の専門分野や志望職種に関連するテーマを一つ選び、具体的に深掘りして論じることが有効です。
相反する利益の調整という視点を持つ
抽象的な正義感ではなく、現実社会の厳しさを踏まえたうえでのバランス感覚を示すことで、深みのある論文になります。
持続可能な社会を支えるビジネスモデルとは何か、企業はどう貢献すべきかという点に主眼を置いてください。
一貫した論理展開を心がけることで、あなたの思考の深さが伝わります。
矛盾への理解を示して具体性を出そう!
SDGsをテーマにした小論文では、経済・社会・環境のトレードオフ(利害対立)を理解したうえで、自身の志望職種と結びつけた視点を示すことです。
現実社会には「環境を守れば経済が停滞する」といった矛盾が存在するため、その葛藤に触れずに理想だけを語ると、考察が浅いと判断されるからです。
自分事として解決策を論理的に示そう!
たとえば、人事業務を志望するなら目標8:働きがいも経済成長もに絞るように案内してきました。
単に良い職場を作ると書くだけではなく、人手不足解消のための自動化が、既存の雇用を奪う可能性というトレードオフを提示します。自身の経験などを交え、どう調和を図るべきかを論じることで、独自性と説得力が生まれます。
構成案としては、①現状分析:特定の目標におけるトレードオフ(矛盾)の指摘、②自身の経験:その課題に触れた実体験や志望動機との接点、③解決の方向性:職種を通じてどう貢献したいかという決意、④抽象論を捨て、自分事として具体的に語ることで、評価は格段に上がります。
目標を1〜2個に絞り、自分にしか書けない具体的なエピソードを盛り込んでください。自分事として解決策を提示することが合格への近道です。




