【無料】証券外務員の模擬問題50問! 就活のプロによる解説付き

金融業界での経験がある専門家がこの記事を監修しました
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板谷 侑香里
キャリアコンサルタント/コラボレーター代表
Yukari Itaya〇未就学児から大学生、キャリア層まで多様な世代のキャリアを支援。大企業からベンチャー、起業・副業など、幅広いキャリアに対応。ユニークな生き方も提案するパーソナルコーチとして活躍

証券外務員資格は、銀行や証券会社をはじめとする金融業界への就職・転職を目指す人にとって、取得しておくと有利になる資格の一つです。しかし、試験範囲が幅広いため、独学だと何から手を着ければ良いか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

この記事では、金融業界での勤務経験のあるキャリアコンサルタントの板谷さんとともに、証券外務員試験の解き方のコツを解説していきます。実際の出題形式に近い問題を解くことで、本番でも落ち着いて取り組めるようになります。

後半では模擬問題を50問用意しているので、まずは出題範囲全体のイメージをつかんで、効率的に学習を進めましょう。

【コンテンツの制作・チェック・監修体制について】
Webテストコンテンツは、生成AI(人工知能)も活用しながら社内の編集部メンバーが作成したオリジナルの問題となります。チェック・監修体制としては、1問につき、Webテストに精通した外部パートナー最低1人のチェック、Webテストを得意領域とするキャリアコンサルタントによる最終チェックと監修をおこなっています。

目次

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問題を解く前に確認! 証券外務員試験の解答のコツ

証券外務員試験の概要

  • 問題パターン:○×方式(正誤判定) / 四肢選択方式(文章問題・計算問題)
  • 1問あたりの時間:○×方式:約1分 / 四肢選択方式:約2〜3分
証券外務員試験の対策のコツを教えてください!

キャリアコンサルタント/コラボレーター代表

板谷 侑香里

プロフィールを見る

7割で合格! 過去問を繰り返して頻出問題を完璧にしよう

証券外務員試験は、日本証券業協会が実施する、有価証券の売買や勧誘業務をおこなうために必要な国家資格試験です。証券会社・銀行・保険会社などの金融機関に就職すると、入社後の早い時期に受験が求められます。

一発合格することが「当たり前」とされており、万が一不合格になると社内評価に影響することもある試験です。実際、証券外務員試験を落としてしまった私の同期は肩身が狭そうでした。

就活前に取得しておくと金融リテラシーのある人物として評価が上がり、入社後のスタートダッシュにもつながります。

一種・二種ともに7割得点できれば合格です。満点を目指すのではなく、過去問を繰り返し解いて頻出問題を確実に正解できるようにしましょう

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証券外務員試験の練習問題50問|板谷さんによる解き方の解説付き!

ここからは、証券外務員試験の対策に役立つ模擬問題を板谷さんの解説付きで50問紹介します。問題数が多いので、一度に全部解こうとせず、自分のペースで少しずつ取り組んでいくのがおすすめです。

証券外務員試験の概要から知りたい人は、まず「問題を解く前に確認! 証券外務員試験の解答のコツ」を読んでから挑戦しましょう。

問題1(難易度:★★☆☆☆)

問題

次の記述について、正しければ○、誤っていれば×を選びなさい。

委託者指図型投資信託における収益分配金の計算およびその支払い事務については、販売会社の業務としておこなわれる。

選択肢


正解:B

収益分配金の計算は、投資信託委託会社がおこなう。また、分配金の支払いの事務については、受託銀行がおこなうため、販売会社の業務という記述は誤りである。販売会社は、受益者に対して運用報告書を交付するなどの業務を担う。投資信託の運用や計理にかかわる業務の役割分担は、実務において非常に重要な知識であるため、それぞれの機関が持つ機能を整理しておく必要がある。

板谷 侑香里

プロフィール

委託者指図型投資信託における各機関の役割分担を問う問題です。

収益分配金の「計算」は投資信託委託会社が担い、「支払い事務」は受託銀行(信託銀行)が担います。

販売会社は受益者との窓口として、募集・販売・運用報告書の交付・解約の取次ぎなどを担う一方で、運用・計理にかかわる業務は委託会社または受託銀行の管轄です。

問題2(難易度:★★☆☆☆)

問題

次の文章が証券市場の役割に関して正しい記述であるか、○または×で判断しなさい。

すでに発行された有価証券が、投資者間において売買される市場を「流通市場」といい、この市場での取引は発行者に直接の資金調達をもたらすものである。

選択肢


正解:B

流通市場は、投資者が保有する有価証券を売却し、他の投資者がそれを取得する場である。この取引によって発行済みの有価証券の流動性が確保されるが、発行者には直接の資金調達をもたらさない。資金調達がおこなわれるのは発行市場であるため、記述は誤りである。証券市場の役割を正しく理解するうえで、発行市場と流通市場の機能の違いを明確に区別しておくことは非常に重要である。

板谷 侑香里

プロフィール

発行市場と流通市場の違いを問う問題です。

発行市場は企業や国が新たに有価証券を発行して投資者から直接資金を調達する場です。

一方、流通市場は、すでに発行された有価証券が投資者間で売買される場であり、発行者への直接の資金調達は生じません。

ただし、流通市場が機能することで有価証券の流動性・換金性が確保され、結果として投資者が発行市場に参加しやすくなるという間接的な意義があります。

問題3(難易度:★★☆☆☆)

問題

証券取引に関連する制度やルールについて、内容の正誤を判断しなさい。

信用取引において、委託保証金の維持率が規定の率を下回った場合、顧客は不足額を所定の期限までに追加で差し入れる必要がある。この措置を追証(おいしょう)といい、期限までに差し入れがない場合、証券会社は顧客の同意なく建玉の一部または全部を強制的に決済することができる。

選択肢


正解:A

信用取引では、委託保証金率が取引所や証券会社が定める最低維持率を下回った場合、追証が発生する。顧客が期日までに不足額を差し入れない場合、証券会社は契約にもとづき、顧客の同意を待たずして建玉を強制的に反対売買(決済)することができる。これは、証券会社がリスクを管理し、貸付金の回収を確実にするための必要な措置として認められている。

問題4(難易度:★★★☆☆)

問題

次の記述について、正しければ○、誤っていれば×を選びなさい。

外務員は、その所属する金融商品取引業者等に代わって、有価証券の売買等法律に規定する行為に関し、一切の裁判外の行為をおこなう権限を有するものとみなされるが、相手方が善意であったときは、この限りではない。

選択肢


正解:B

外務員は、所属する金融商品取引業者等に代わって、有価証券の売買等に関し、一切の裁判外の行為をおこなう権限を有するものとみなされる。ただし、この規定は相手方が悪意、すなわち外務員にそのような権限がないことを知っていたときには適用されない。したがって、相手方が善意であったときは、外務員の行為の効力が所属する業者等に及ぶため、記述は誤りである。

板谷 侑香里

プロフィール

「善意・悪意」という民法上の用語の理解が問われています。

この問題では「善意」とは「知らなかった」、「悪意」とは「知っていた」という意味です。

日常生活で使用されている言葉とは意味が異なっていることを意識しましょう。

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問題5(難易度:★★★☆☆)

問題

次の記述について、正しければ○、誤っていれば×を選びなさい。

金融商品取引業者等の役員であっても、有価証券の売買の勧誘などをおこなうときは、外務員の登録を受けなければならない。

選択肢


正解:A

金融商品取引業者等の役員であっても、有価証券の売買の勧誘など、外務員の職務にあたる行為をおこなうときは、外務員の登録を受けなければならない。登録を受けずに外務員の職務をおこなうことは、役員や従業員などの立場を問わず一切認められていない。したがって、役員という理由で例外になることはなく、必ず登録を受ける必要がある。

板谷 侑香里

プロフィール

金融商品取引法は、顧客保護と市場の公正性を守るために外務員制度を設けています。有価証券の売買勧誘などの外務員業務をおこなう者は必ず登録を受けなければなりません

この登録に役員・従業員・パートなど雇用形態や地位は一切関係ありません。

もし、無登録で外務員の職務をおこなった場合、業者は監督上の措置として業務停止などの処分を受ける可能性があります。

問題6(難易度:★★★☆☆)

問題

次の記述について、正しければ○、誤っていれば×を選びなさい。

金融商品取引業者等が、顧客から「絶対に儲かる商品しか買いたくない」との強い求めがあったため、将来の利益が確実であると誤認させるような断定的判断を提供して勧誘をおこなったとしても、顧客がそのリスクを十分に納得したうえで自ら取引を希望したときは、禁止事項に当たらない。

選択肢


正解:B

金融商品取引業者等が、顧客から強い求めを受けたときや、顧客がリスクを納得したうえで自ら取引を希望したときであっても、将来の利益が確実であると誤認させるような断定的判断を提供して勧誘をおこなう行為は一律に禁止されている。顧客の意向や承諾の有無、あるいは結果として顧客に損失が発生したかどうかにかかわらず、その違法性がなくなることはない。したがって、記述は誤りである。

板谷 侑香里

プロフィール

金融商品取引法が禁止しているのは、「誤認させる行為そのもの」です。顧客が求めたとしても、「絶対儲かる」や「必ず値上がりします」などの表現の使用は禁止されています。

試験の際、「顧客が〜と希望した場合でも」「〜であれば例外」という引っ掛け問題が多く出題されています。顧客の意向、承諾、実際に利益が出た結果などに関係なく、断定的判断の提供による勧誘は禁止です。

問題7(難易度:★★★☆☆)

問題

次の文章について、正しいものはどれか。正しい記述に該当するものをイ~ハから選んでいる選択肢の記号を一つ選びなさい。

イ.金融商品取引業者等は、金融商品取引契約を締結しようとするときは、あらかじめ顧客に対して契約締結前交付書面を交付しなければならないが、すでに当該契約締結前交付書面を顧客に交付している場合など、投資者の保護に支障を生ずることがないと認められる一定の場合には、その交付を省略することができる。

ロ.金融商品取引業者等は、顧客から勧誘の要請がないにもかかわらず、店頭デリバティブ取引について勧誘をおこなうことは、相手方が個人の場合だけでなく、法人の場合であっても一律に禁止されている。

ハ.金融商品取引業者等は、顧客に対して有価証券の売買の勧誘をおこなう際、将来の価格の上昇が確実であると誤認させるような断定的判断を提供した場合であっても、結果的にその取引において顧客に損失が発生しなければ、禁止行為には該当しない。

選択肢


正解:A

イは正しい。契約締結前交付書面は、すでに交付している場合など投資者保護に支障がないと認められる一定の場合には、交付を省略することができる。
ロは誤り。店頭デリバティブ取引の不招請勧誘禁止は個人顧客が対象であり、法人顧客への勧誘は禁止されていない。
ハは誤り。将来の価格の上昇が確実であると誤認させるような断定的判断の提供は一律に禁止されており、結果的に損失が発生しなかったとしても、その違法性はなくならない。

問題8(難易度:★★★☆☆)

問題

次の文章について、正しいものはどれか。正しい記述に該当するものをイ~ハから選んでいる選択肢を一つ選びなさい。

イ.金融商品取引業者等は、顧客から有価証券の売買の注文を受けたとき、その注文が相場操縦行為などの不公正取引にかかわるものであることを知っている場合は、その受託をしてはならない。

ロ.外務員は、顧客から有価証券の売買の注文を受ける際、売買の別、銘柄および数量が確定していれば、価格の決定を外務員の裁量に委ねる注文を、その当日の取引であっても受けることが一切できない。

ハ.適合性の原則とは、金融商品取引業者等が顧客に対して勧誘をおこなう際、顧客の知識、経験、財産の状況および契約を締結する目的に照らして、不適当な勧誘をおこなってはならないとする原則である。

選択肢


正解:B

イは正しい。相場操縦などの不公正取引にかかわる注文であることを知りながら受託することは禁止されている。
ロは誤り。売買の別、銘柄、数量があらかじめ決まっている場合、その当日の取引に限って価格の決定を外務員に一任する注文(値付一任)を受けることができる。
ハは正しい。適合性の原則の記述として正しく、顧客の属性や目的に照らして不適当な勧誘をおこなってはならない。
したがって、イとハが正しく、ロは誤りである。

問題9(難易度:★★★☆☆)

問題

次の記述について、正しければ○、誤っていれば×を選びなさい。

投資信託の受託会社は、受託した投資信託財産の保管および管理に関する業務について、その一部または全部を、他の信託会社あるいは信託業務をおこなう金融機関に委託することができる。

選択肢


正解:B

受託会社は、投資信託財産の保管および管理に関する業務の一部を、他の信託会社あるいは信託業務をおこなう金融機関に委託することができる。しかし、その業務の全部を委託することは認められていない。したがって、一部または全部を委託できるという記述は誤りである。

問題10(難易度:★★★☆☆)

問題

次の記述について、正しければ○、誤っていれば×を選びなさい。

委託者指図型投資信託において、信託財産の運用の指図をおこなう委託者は、信託会社または信託業務を営む金融機関である。

選択肢


正解:B

委託者指図型投資信託において、信託財産の運用の指図をおこなう委託者は、投資運用業をおこなう金融商品取引業者である。記述にある信託会社または信託業務を営む金融機関は、委託者からの指図にもとづいて信託財産の保管や管理をおこなう受託者にあたる。したがって、委託者と受託者の役割が逆になっており、記述は誤りである。

問題11(難易度:★★★☆☆)

問題

次の文章について、正しいものはどれか。正しい記述に該当するものをイ~ハから選んでいる選択肢の記号を一つ選びなさい。

イ.投資法人は、規約等で定めることにより、本店以外の場所に支店その他の営業所を設けることができる。

ロ.投資法人は、その規約に定める投資の基本方針にもとづき、主として特定資産に対する投資として運用をおこなうことを目的としなければならない。

ハ.投資法人の設立企画人は、投資法人の設立の届出をおこなうとき、設立時発行総額として500万円以上の出資を募らなければならない。

選択肢


正解:B

イは誤り。投資法人は法律上、使用人を雇用することができず、本店以外の場所に支店その他の営業所を設けることはできない。
ロは正しい。投資法人は、規約に定める投資の基本方針にもとづき、主として特定資産に対する投資として運用をおこなうことを目的とする。
ハは誤り。投資法人の設立の届出において、設立時出資総額(設立時発行総額)は1億円以上でなければならない。なお、規約に記載する最低純資産額は5,000万円である。

板谷 侑香里

プロフィール

投資法人(J-REIT)などは一般の株式会社と異なる独自のルールが多く、試験での頻出分野です。

重要な3つのポイントを押さえておきましょう。

①使用人雇用不可・営業所設置不可
投資法人は「投資」を目的とする器であり、自ら人を雇って営業することは認められていません。

②設立時出資総額1億円以上
設立後は、純資産額5,000万円以上(維持義務)となります。

③投資の基本方針
規約に定めた基本方針にもとづき、特定資産に対する投資運用が目的としています。

問題12(難易度:★★★☆☆)

問題

次の文章について、正しいものはどれか。正しい記述に該当するものをイ~ハから選んでいる選択肢を一つ選びなさい。

イ.投資法人は、その主たる事務所の所在地において設立の登記をおこなうことによって成立する。

ロ.投資法人には、一人以上の執行役員、および執行役員の数に一つを加えた数以上の監督役員を置かなければならない。

ハ.投資法人は、その財産を運用するため、資産の運用に関する業務を投資運用業者に委託しなければならない。

選択肢


正解:D

イは正しい。投資法人は、法人格を取得するために主たる事務所の所在地において設立の登記をおこなうことによって成立する。
ロは正しい。投資法人の機関として、一人以上の執行役員と、執行役員の数に一つを加えた数以上の監督役員を置くことが義務付けられている。
ハは正しい。投資法人は法律上、自ら資産の運用をおこなうことが禁止されているため、資産の運用に関する業務を投資運用業者に委託しなければならない。
したがって、すべて正しい。

板谷 侑香里

プロフィール

執行役員が1名なら監督役員は2名以上、執行役員が2名なら監督役員は3名以上というように、常に監督役員が執行役員より多くなるように設計されています。

これは投資家保護のために執行部門を監督する機能を強化するためです。

問題13(難易度:★★★☆☆)

問題

次の記述について、正しければ○、誤っていれば×を選びなさい。

客カードの記載事項には、顧客の「宗派や信条」は含まれるが、顧客の「取引開始の経緯」は含まれない。

選択肢


正解:B

顧客カードの記載事項には、顧客の氏名や住所、生年月日のほか、職業、資産の状況、投資経験、投資目的、取引開始の経緯などが含まれる。しかし、「宗派や信条」などの個人情報は、投資勧誘や顧客管理において不必要であり、記載事項には含まれない。したがって、取引開始の経緯は含まれるが、宗派や信条は含まれないため、記述は誤りである。

WEBテスト本番まで余裕がない方は、頻出問題を必ず押さえておこう!

志望度の高い企業にWEBテストで落ちるのは本当にもったいないですよね。でも、何冊も問題集を解く時間はありませんよね。

そこで「WEBテストパーフェクト問題集」を使えば、重要なポイントを絞った解説で効率的に学べます。さらに本番形式の模試で実践力を磨けるので、限られた時間で最大の成果を得られます!

ぜひこの問題集を活用して、WEBテストを突破してください。

問題14(難易度:★★★☆☆)

問題

次の記述について、正しければ○、誤っていれば×を選びなさい。

取引残高報告書の交付は、顧客の口座に有価証券の残高がある場合、取引の有無に関係なく、すべて1カ月に1回以上、定期的におこなわなければならない。

選択肢


正解:B

取引残高報告書は、取引があった場合は原則として3カ月に1回以上(一定のデリバティブ取引などがある場合は1カ月に1回以上)交付される。また、取引がなくても残高がある場合は、原則として1年に1回以上、定期的に交付すれば良い。したがって、取引の有無に関係なく、すべて1カ月に1回以上交付しなければならないとする記述は誤りである。

問題15(難易度:★★★☆☆)

問題

次の記述について、正しければ○、誤っていれば×を選びなさい。

協会員は、顧客との間で公社債の店頭売買をおこなうときは、合理的な方法で算出された社内時価を基準にして取引しなければならないが、日本証券業協会が発表する公社債店頭売買参考統計値がある銘柄については、当該統計値をそのまま取引価格としなければならない。

選択肢


正解:B

協会員が顧客との間で公社債の店頭売買をおこなうときは、合理的な方法で算出された社内時価を基準にして取引しなければならない。日本証券業協会が発表する公社債店頭売買参考統計値は、協会員が社内時価を算出するための目安や参考となる指標であり、実際の取引においてその数値をそのまま取引価格として適用することを義務付けるものではない。したがって、記述は誤りである。

問題16(難易度:★★★☆☆)

問題

次の文章について、正しいものはどれか。正しい記述に該当するものをイ~ハから選んでいる選択肢を一つ選びなさい。

イ.協会員は、顧客に契約締結前交付書面を交付したとき、その交付した日から少なくとも1年間は、当該書面の写しを保存しなければならない。

ロ.協会員は、顧客と信用取引をおこなうための契約を締結しようとするときは、あらかじめ、当該顧客から信用取引口座開設届出書の提出を受けなければならない。

ハ.協会員は、顧客への投資勧誘にあたって、特定の銘柄について将来の価額の動向などに関する断定的な判断を提供して勧誘をおこなうことのないよう、社内管理体制を整備し、適切な運営に努めるものとされている。

選択肢


正解:C

イは誤り。契約締結前交付書面の写しの保存期間は、その交付した日から少なくとも5年間と定められているため、1年間とする記述は誤りである。
ロは正しい。協会員は、信用取引口座を開設しようとするときは、あらかじめ顧客から信用取引口座開設届出書を提出してもらう必要がある。
ハは正しい。断定的な判断を提供した勧誘は禁止されているため、協会員は社内管理体制を整備し、適切な運営に努めるものとされている。

問題17(難易度:★★★☆☆)

問題

次の文章について、正しいものはどれか。正しい記述に該当するものをイ~ハから選んでいる選択肢の記号を一つ選びなさい。

イ.協会員は、内部管理統括責任者を配置する場合、当該責任者の選任又は解任をおこなったときは、その旨を速やかに金融庁長官に届け出なければならない。

ロ.内部管理責任者は、営業責任者の中から任命しなければならないとされており、営業責任者以外の者から任命することは禁止されている。

ハ.営業責任者は、自らが管理する営業単位における法令遵守の徹底のため、必要に応じて営業単位の所属員に対する研修をおこなう等、適切な措置を講じなければならない。

選択肢


正解:C

イは誤り。内部管理統括責任者の選任又は解任は、協会へ届け出るものであり、金融庁長官への届出は必要ない。
ロは誤り。内部管理責任者は、営業責任者の中から任命される必要はなく、営業責任者以外の適任者から任命することも可能である。
ハは正しい。営業責任者は、自らが統括する営業単位において、法令諸規則等の遵守状況を的確に把握し、所属員に対する研修の実施など、適切な内部管理態勢の整備及び運用をおこなう責務がある。

問題18(難易度:★★★☆☆)

問題

次の文章について、正しいものはどれか。正しい記述に該当するものをイ~ハから選んでいる選択肢を一つ選びなさい。

イ.金融商品取引業者等は、自社の役職員を外務員として登録申請するとき、その者が外務員資格試験に合格していなくても、事後に合格することを条件として登録を受けることができる。

ロ.外務員の登録を受けている者が氏名を変更したときは、その変更があった日から30日以内に、金融商品取引業者等を通じて協会に届け出なければならない。

ハ.協会は、正当な理由なく外務員資格更新研修を予定期間内に修了しなかった外務員について、その登録を取り消し、または期間を定めて職務を停止することができる。

選択肢


正解:C

イは誤り。外務員の登録申請をおこなうには、あらかじめ外務員資格試験に合格している必要がある。事後の合格を条件とする登録は認められない。
ロも誤り。外務員が氏名を変更したときは、「30日以内」ではなく「遅滞なく」協会に届け出なければならない。
ハは正しい。正当な理由なく外務員資格更新研修を修了しないとき、協会は登録の取消しや職務停止の処分をおこなうことができる。
したがって、ハのみが正しい。

問題19(難易度:★★★☆☆)

問題

次の記述について、正しければ「○」、誤っていれば「×」を選びなさい。

公共事業や出資金などの財源を調達するために発行される国債を特例国債(赤字国債)という。

選択肢


正解:B

公共事業や出資金などの財源を調達するために発行される国債は、建設国債(4条国債)である。特例国債(赤字国債)は、国の一般会計の歳入不足を補うために、特例法にもとづいて発行される国債をいう。記述は特例国債ではなく建設国債の説明にあたるため、誤りである。国債はその発行目的や根拠法によって分類されるため、それぞれの特徴を正確に理解しておく必要がある。

板谷 侑香里

プロフィール

国債の種類は債権業務の頻出テーマです。特に「建設国債と特例国債の違い」は押さえておきましょう。

建設国債(4条国債)は財政法第4条を根拠とし、道路・橋・ダムなどの公共インフラ整備や出資金にあてるために発行されます。

一方、特例国債(赤字国債)は財政法の原則を超えて発行するため、毎年度特別な法律(特例法)が必要です。国の税収などだけでは足りない分を補う「借金」にあたります。

建設=作るためのお金、赤字=足りない分の補填」と覚えておきましょう。

問題20(難易度:★★★☆☆)

問題

次の記述について、正しければ「○」、誤っていれば「×」を選びなさい。

債券貸借取引の対象となる顧客は、現先取引と同様に、上場会社またはこれに準ずる法人に限定されており、たとえ信用力が高い場合であっても、個人は一切対象とはならない。

選択肢


正解:B

債券貸借取引の対象顧客は、現先取引と異なり、上場会社やこれに準ずる法人に加えて、十分な信用力を有する個人も対象となり得る。また、適格機関投資家についても利用が認められている。現先取引がおもに法人間の取引を前提としていることに対し、債券貸借取引は適格性の高い個人投資家まで幅広く対象を広げている点が異なる。したがって、個人が一切対象とならないという記述は誤りである。

問題21(難易度:★★★☆☆)

問題

登録金融機関がおこなう「デリバティブ取引および証券関連業務」に関する記述として正しいものはどれか。正しい記述に該当するものをイ~ハから選んでいる選択肢を一つ選びなさい。

イ.信用リスクを移転させることを目的としたクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は、デリバティブ取引の一種として分類される。

ロ.レポ取引は、債券を担保として一定期間の資金の貸借をおこなう取引であり、現先取引と比較して、取引期間が極めて短期のものが多い。

ハ.金融商品取引法における「特定投資家」への移行は、顧客からの申し出がない限り、原則として認められない。

選択肢


正解:D

イ:正しい。CDSは信用リスクを取引対象とするデリバティブの一種である。

ロ:正しい。レポ取引は債券の貸借をともなう資金取引であり、オーバーナイト物など短期の資金調達手段として頻繁に用いられる。

ハ:正しい。「特定投資家への移行は、顧客からの申し出がない限り、原則として認められない。」は実際の制度(顧客からの申し出があれば移行可能)と一致している。

板谷 侑香里

プロフィール

CDSは、証券外務員の一種試験に頻出です。

信用リスクをやり取りする金融派生商品で、「デフォルト(債務不履行)リスクを売買する仕組み」と理解すると覚えやすいでしょう。

投資対象の破綻に備える保険のような役割を果たします。

問題22(難易度:★★★☆☆)

問題

次の記述について、正しければ「○」、誤っていれば「×」を選びなさい。

公募投資信託において、受益者からの解約請求に応じて運用会社がその都度解約金を支払う仕組みは、市場での売買によって投資資金を回収する上場投資信託(ETF)に共通の特性である。

選択肢


正解:B

公募投資信託(追加型)は受益者の解約請求に応じて資金が流出入する仕組みであるが、上場投資信託(ETF)は原則として市場での売買により投資資金を回収するものであり、記述は誤りである。ETFは取引所での売買を通じて受益権の流通がおこなわれるため、解約請求により資金が回収される仕組みとは異なる。このように、投資信託の種類によって流動性の確保方法や換金性が大きく異なる点を理解しておくことが重要。

板谷 侑香里

プロフィール

投資信託の換金方法の違いを問う問題です。公募投資信託(追加型)は受益者が販売会社に解約を請求し、基準価格をもとに解約金を受け取る「解約請求方式」です。

一方、ETFは証券取引所に上場されており、原則として市場での売買(時価)によって投資資金を回収します。

両者はともに投資信託の一形態ですが、流動性の確保方法が根本的に異なるのです

ETFには「指定参加者」を通じた現物設定・交換制度もあり、大口の場合は現物交換方式が用いられる点も押さえておくと理解が深まります。

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問題23(難易度:★★★☆☆)

問題

次の記述について、正しければ「○」、誤っていれば「×」を選びなさい。

投資信託の信託財産は、商品デリバティブ取引についても、その運用対象とすることができる。

選択肢


正解:A

投資信託の運用対象は、法改正などで大幅に拡大されている。有価証券や有価証券関連デリバティブ取引だけでなく、不動産や金銭債権、コモディティ(商品)、さらには商品デリバティブ取引なども信託財産の運用対象とすることが認められている。したがって、本問の記述は正しい。

問題24(難易度:★★★☆☆)

問題

次の記述について、正しければ「○」、誤っていれば「×」を選びなさい。

登録金融機関でおこなう、国債などの投資目的の売買業務を担当する職員は、融資業務を兼任できる。

選択肢


正解:B

登録金融機関でおこなう、国債などの自己の投資目的の売買業務を担当する職員は、融資業務を兼任することができない。この制限は、融資業務を通じて得た未公開の情報を利用した不当な取引や、融資先に対する国債などの押し付け販売といった弊害を防止するために設けられている。したがって、兼任ができるとした記述の内容は誤りである。

問題25(難易度:★★★☆☆)

問題

次の記述について、正しければ「○」、誤っていれば「×」を選びなさい。

協会員は、顧客から国内店頭取引により外国証券の売買の注文を受けるときは、あらかじめ当該顧客に対し、外国証券の国内店頭取引に関する説明書を交付しなければならない。

選択肢


正解:A

協会員は、顧客から国内店頭取引により外国証券の売買の注文を受けるときは、あらかじめその顧客に対して外国証券の国内店頭取引に関する説明書を交付することが義務付けられている。この説明書には、取引の仕組みやリスク、さらに手数料などに関する重要な事項が記載されている。投資家が取引の内容を正しく理解したうえで判断できるようにするための適切な措置であるため、本問の記述は正しい。

問題26(難易度:★★★☆☆)

問題

次の文章が証券業界における国際的な原則や行為規範に関して正しい記述であるか、○または×で判断しなさい。

IOSCOの行為規範原則において、業者は顧客に対し、専門的な知識と技術を駆使して最善の助言をおこなわなければならないが、市場の健全性や透明性を確保する責任は規制当局のみにあり、業者にはない。

選択肢


正解:B

IOSCOの行為規範原則では、業者は顧客の利益を図ることはもちろん、市場の健全性や透明性の維持、発展に対しても重要な役割を担うことを求めている。市場の健全性は規制当局の責務であるだけでなく、市場に参加する業者自身の行動によっても左右されるものである。したがって、業者には責任がないとする本問の記述は誤りである。業者は、自身の業務を通じて市場全体の公平性や信頼性を損なわないよう努めることが原則として明記されている。

問題27(難易度:★★★☆☆)

問題

次の文章が証券業務における法令遵守および行為規範に関して正しい記述であるか、○または×で判断しなさい。

金融商品取引法において、金融商品取引業者は、顧客に対する説明義務を果たすにあたり、投資家の知識、経験、財産の状況および契約を締結する目的に照らして、適切であると認められる勧誘をおこなわなければならない。

選択肢


正解:A

金融商品取引法における適合性の原則にもとづき、金融商品取引業者は顧客の投資知識、経験、財産状況および投資目的を把握し、それらに照らして適切と認められる勧誘をおこなう義務がある。これは投資家保護の観点から非常に重要な規定であり、勧誘の適正化を図るための基本的なルールである。したがって、本問の記述は金融商品取引法の要件に合致しており、正しい。

問題28(難易度:★★★☆☆)

問題

次の記述について、取引の仕組みや専門用語の定義に照らし合わせてその正誤を正しく判断しなさい。

長期国債先物取引において、売方が現渡による決済をおこなう際に、受渡適格銘柄の中から最も有利(割安)に調達して引き渡すことができる銘柄を、チーペスト・トゥ・デリバー(最割安銘柄)という。

選択肢


正解:A

長期国債先物取引の決済方法の一つである現渡において、売方は複数の受渡適格銘柄の中から自由に引き渡す銘柄を選ぶことができる。その際、先物市場の決済価格と現物市場における実際の調達価格との差額などを考慮して、最も売方にとって有利、すなわちコストが低く割安となる銘柄が選択される。この銘柄をチーペスト・トゥ・デリバーと呼び、現物市場と先物市場の価格連動において重要な役割を果たす。

問題29(難易度:★★★☆☆)

問題

次の文章について、正しいものはどれか。正しい記述に該当するものをイ~ハから選んでいる選択肢を一つ選びなさい。

イ.信用取引における代用有価証券とは、委託保証金に代えて差し入れることができる有価証券のことであり、その評価額は原則として時価に一定の掛目を乗じて算出される。

ロ.信用取引の買建をおこなっている投資家が、相場の下落を予想して建玉を決済する場合、その決済方法は現引(げんびき)による決済といわれる。

ハ.信用取引の新規の買建てをおこなった際、委託保証金率が定められた最低維持率を下回った場合、追加で保証金を差し入れる必要があり、これを追証(おいしょう)という。

選択肢


正解:B

イは正しい。代用有価証券は時価に掛目を乗じた額で評価される。
ロは誤り。買建玉の決済は、反対売買による差金決済か、買付代金を支払って現物株式を受け取る現引による決済があるが、相場の下落を予想して決済する場合におこなうのは反対売買(売戻し)である。現引は将来の株価上昇を期待しておこなうものである。
ハは正しい。最低維持率を下回った場合に発生する追加の保証金は追証と呼ばれる。

問題30(難易度:★★★☆☆)

問題

証券店頭デリバティブ取引における日本証券業協会の自主規制規則の適用範囲に関して、下記の問いに答えなさい。

日本証券業協会の「店頭デリバティブ取引に関する規則」の対象となる取引として、最も適切なものを一つ選びなさい。

選択肢


正解:A

日本証券業協会の規則において、店頭デリバティブ取引は投資家保護を目的として規制対象となるが、すべての店頭取引が含まれるわけではない。特に、店頭金融先物取引などはこの規則の対象外とされており、規制対象となる範囲は限定されている。したがって、すべてが含まれるとする選択肢や、一律に適用されるとする選択肢は誤りである。規則の適用範囲を正確に把握しておくことが重要である。

問題31(難易度:★★★☆☆)

問題

天候デリバティブなどのパラメトリック型のオプション取引に関する基本的性質に関して下記の問いに答えなさい。

天候デリバティブに関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢


正解:B

天候デリバティブは、パラメトリック型の取引である。これは実際の損害額を基準とする実損填補型とは異なり、観測された気温や降水量などの数値が契約で定めた基準を満たせば、実際の損害とは無関係に決済金が支払われる。これにより、損害証明の手間やコストを省き、迅速な決済が可能となる。選択肢A、C、Dはいずれも実損填補型や損害証明を前提としており、天候デリバティブの特性を誤って説明している。

板谷 侑香里

プロフィール

天候デリバティブと合わせて、地震デリバティブも震度が一定以上で支払うパラメトリック型が増えています

地震デリバティブにおけるパラメトリック型とは、震度・マグニチュードが基準を超えた場合に支払う仕組みです。

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問題32(難易度:★★★☆☆)

問題

次の文章について、①売上高が800万円の場合、②売上高が1,400万円の場合の、それぞれの支払保証額が正しいものの組み合わせはどれか。

【契約内容】
契約目的:売上高が目標に届かない場合の利益補填(収益保険)
補償対象:期間中の店舗売上高
目標売上高:1,000万円
補償割合:目標売上高と実際売上高の差額に対し50%
補償金受取総額上限:250万円
ペイオフ:実際売上高が目標売上高を下回る場合に、(目標売上高-実際売上高)×補償割合を、上限を限度に支払う。目標売上高以上の場合は0円。

選択肢


正解:A

①売上高800万円の場合:目標1,000万円との差額は200万円。これに補償割合50%を乗じると100万円となり、上限250万円以下であるため支払額は100万円となる。

②売上高1,400万円の場合:目標売上高を上回っているため、支払保証額は0円となる。

Dなどの誤った選択肢は、差額をそのまま支払額と誤認させる計算や、上限を超えた場合の計算ミスを誘うものである。

板谷 侑香里

プロフィール

この問題は、まず差額×割合の計算をしましょう。

そのうえで、上限をチェックし、もし目標を超えているなら0円という順番で解くことができます。

問題33(難易度:★★★☆☆)

問題

上場株式等の譲渡益や配当金にかかる税金の仕組みおよび、特定口座における損益通算と確定申告の取扱いに関して答えよ。

特定口座(源泉徴収あり)を開設している顧客が、複数の証券会社で取引をおこなっている場合、確定申告をおこなうことで、それぞれの口座内で生じた上場株式等の譲渡損失と、別の口座で受け取った上場株式等の配当所得との間で損益通算をおこなうことが可能である。○か×か。

選択肢


正解:A

特定口座(源泉徴収あり)の損益通算は、同一証券会社内の口座だけでなく、確定申告をおこなうことを条件として、複数の証券会社にまたがる譲渡損失と配当所得との間でも通算が可能となる。この際、損益通算により計算し直された所得金額にもとづき、すでに徴収された税額との差額について還付を受けられる。自動的に通算される範囲は同一口座内に限られるため、証券会社をまたぐ場合は確定申告が必要であるという点を整理しておく必要がある。

問題34(難易度:★★★☆☆)

問題

次の文章について、正しいものはどれか。正しい記述に該当するものをイ~ハから選んでいる選択肢を一つ選びなさい。

イ.信用取引における空売りでは、借り入れた株式を返済するために市場で買い戻す必要があるため、株価が上昇すると損失が発生する。

ロ.上場投資信託(ETF)は、特定の指数に連動するように運用されるため、証券取引所が開いている時間帯であれば、株式と同様にリアルタイムの価格で売買することができる。

ハ.株式のミニ株(単元未満株)取引において、投資家が市場価格で売却したい場合は、通常の株式売買と同様に証券取引所を通じて注文を出すことができる。

選択肢


正解:A

イ:正しい。空売りは株価が下落することで利益を得る仕組みであり、株価が上昇した場合には、より高い価格で買い戻す必要があるため損失が発生する。
ロ:正しい。ETFは上場しているため、取引時間中であれば通常の株式と同様に市場価格で売買できる。
ハ:誤り。ミニ株や単元未満株は、証券取引所のシステムを通じて市場で売買するものではなく、証券会社が定める所定の方法や発行会社を経由した買取請求により売買をおこなうため、通常の株式取引とは異なる。

板谷 侑香里

プロフィール

近年、SBI証券の「S株」など一部のサービスでは単元未満株の取引時間が広がっています。いずれも証券会社の独自システムによるもので「取引所を通じた売買」ではありません。

これらは、証券会社が自ら相手方となって売買を成立させる「店頭取引」として取り扱われています。

問題35(難易度:★★★★☆)

問題

次の記述について、正しいものには「○」、誤っているものには「×」を選びなさい。

金融商品取引業者等が顧客に対しておこなう損失の補てんについて、裁判所の確定判決にもとづくものであるときは、あらかじめ内閣総理大臣の確認を受けることなく、損失補てんの禁止の例外として認められる。

選択肢


正解:A

金融商品取引業者等は、原則として顧客への損失補てんが禁止されている。しかし、その補てんが事故に起因するものであることについてあらかじめ内閣総理大臣の確認を受けたときや、裁判所の確定判決、または裁判上の和解などにもとづくものであるときは、例外として認められる。確定判決などにもとづくときは、すでに客観的な正当性が証明されているため、改めて内閣総理大臣の確認を受ける必要はない。

問題36(難易度:★★★★☆)

問題

次の文章のうち、「外国証券の取引に関する規則」等に関する記述として正しいものはどれか。正しい記述に該当するものをイ~ハから選んでいる選択肢の記号を一つ選びなさい。

イ.外国証券を顧客に販売等する場合、協会員は、当該外国証券が日本国内における募集または売出しに該当するときは、原則として外務員を通じて勧誘をおこなわなければならず、適切な説明義務を果たさなければならない。

ロ.外国証券の売買注文を取り次ぐ際に、協会員は、顧客から当該外国証券に関する重要事項が記載された「契約締結前交付書面」の受領を確認する必要はない。

ハ.協会員が外国証券を顧客に売却等する場合、当該外国証券が現地で上場されているか否かにかかわらず、必ず日本国内の金融商品取引所に上場されている銘柄でなければならない。

選択肢


正解:A

イは正しい。外国証券の販売等に際しては、適切な説明義務が課せられ、勧誘のプロセスが重視される。
ロは誤り。外国証券の勧誘・販売等をおこなう際は、投資者保護の観点から、重要事項が記載された「契約締結前交付書面」を事前に交付し、その内容を説明して顧客の受領を確認しなければならない。
ハは誤り。外国証券は、必ずしも日本国内の金融商品取引所に上場されている必要はなく、外国の金融商品取引所に上場されている銘柄等も取り扱い可能である。

問題37(難易度:★★★★☆)

問題

次の計算問題について、正しいものを一つ選びなさい。なお、答えは小数点以下第4位を切り捨てて算出すること。

利率年2.0%、5年満期の利付国債を100.00円で買い付け、2年後に100.60円で売却した。この場合の所有期間利回りはいくらか。

選択肢


正解:B

所有期間利回りの計算式は、{利率+(売却価格-購入価格)÷所有期間(年)}÷購入価格×100 である。本問に当てはめると、{2.0+(100.60-100.00)÷2}÷100.00×100 となる。これを計算すると、{2.0+0.6÷2}÷100.00×100 =(2.0+0.3)÷100.00×100 = 2.3÷100.00×100 = 2.300% となる。したがって正解は選択肢Bである。

問題38(難易度:★★★★☆)

問題

次の文章のうち、居住者である個人が利率1.5%、額面200万円の5年満期の利付国債を101.50円で売却した場合で、直前の利払日の翌日から売却日までの経過日数が146日であるときの経過利子に関する記述として、正しいものはどれか。なお、計算においては、1年を365日とし、税金等の考慮はしないものとする。

選択肢


正解:B

経過利子の計算式は、額面100円当たり年利率×経過日数÷365である。本問の数値に当てはめると、1.5×146÷365=0.6円(100円当たり)となる。額面200万円当たりの経過利子を求めると、0.6×20,000=12,000円となる。債券を売却する場合は、売却代金に加えてこの経過利子を受け取ることができるため、正解はBとなる。

選択肢CやDの数値は、桁の計算ミスを誘うダミーとして1,200円を設定している。

板谷 侑香里

プロフィール

経過利子とは、直前の利払日の翌日から売却日までの間に発生した利息相当額のことです。

売却者は保有期間に利息を受け取っていないため、売買の決済日に売却代金とあわせて買い手から経過利子を受け取る権利があります。 なお、買い手は次回利払日に利息の全額を受け取りますが、その中には経過利子相当分が含まれています。

つまり、売却代金に加え、経過利子をセットで受け取ることができるのです。

問題39(難易度:★★★★☆)

問題

ある個人が、以下の追加型株式投資信託の収益分配金を受け取る場合の1万口当たりの手取額はいくらか。
分配落前の基準価額:12,000円
個別元本:11,500円
1万口当たりの収益分配金:800円
なお、税金は普通分配金に対して20%とする。

選択肢


正解:B

分配落後の基準価額は12,000円-800円=11,200円となる。個別元本11,500円との差額(11,500円-11,200円=300円)は元本払戻金(特別分配金)となり、非課税である。したがって、普通分配金は800円-300円=500円となる。これに対する税金は500円×20%=100円である。最終的な手取額は800円-100円=700円となる。したがって正解はBとなる。普通分配金が800円全額であると誤認した場合、640円(800×20%=160円。800ー160=640円)等が計算ミスを誘うダミーとして設定されている。

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問題40(難易度:★★★★☆)

問題

投資信託委託会社が作成する運用報告書(全体版)の記載事項として、法令上定められているものはどれか。正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。

イ.信託財産の運用状況として、主要な資産の状況や運用経過など。

ロ.受託者である信託銀行の名称およびその住所。

ハ.投資信託財産に組み入れた資産について、組入銘柄別の評価額や比率などの詳細情報。

選択肢


正解:D

運用報告書(全体版)には、信託財産の運用状況や運用経過を記載する必要がある。また、受託者に関する情報(名称、住所、本店所在地)も記載事項として定められている。さらに、投資信託財産に組み入れた資産の内訳や評価額、比率などの情報も投資判断のために不可欠な項目であり、ハについても記載が義務付けられている。したがって、すべての記述が運用報告書の記載項目として適切であるため、すべて正しいが正解となる。

問題41(難易度:★★★★☆)

問題

次の文章について、正しいものはどれか。正しい記述に該当するものをイ~ハから選んでいる選択肢を一つ選びなさい。

イ.投資信託における信託約款の変更にあたっては、原則として受益者の利益を害する恐れがある場合、受益者集会の決議が必要となる。

ロ.追加型株式投資信託において、信託期間は無期限に設定することができない。

ハ.投資信託委託会社は、自己の固有財産と信託財産を区分して管理する義務を負っているが、この分別管理の義務は受託銀行には課されていない。

選択肢


正解:A

イ:正しい。信託約款の変更で受益者の利益に重大な影響を及ぼすときは、受益者集会の決議が必要である。
ロ:誤り。追加型株式投資信託の信託期間は無期限に設定可能であり、現在主流となっている。
ハ:誤り。分別管理の義務は、投資信託委託会社のみならず、受託銀行(受託者)に対しても法令により厳格に課されている。

したがって、イのみが正しく、ロとハは誤った記述である。これらの知識は投資信託の法的な仕組みの根幹にかかわる。

問題42(難易度:★★★★☆)

問題

次の記述について、取引の対象となる標準物の仕様に照らしてその正誤を判断しなさい。

東京証券取引所における超長期国債先物取引の対象商品は、額面100億円、利率年6%、償還期限20年の超長期国債標準物である。○または×で答えなさい。

選択肢


正解:B

超長期国債先物取引の対象商品は「額面100円、利率年3%、償還期限20年」の標準物である。設問の記述は「額面100億円」となっている点(正しくは額面100円であり、最低取引単位が1億円)、および「利率年6%」となっている点(正しくは年3%)の2箇所が誤りである。先物取引の標準物は、実在する特定の銘柄ではなく、取引のために設定された架空の債券である。細かな仕様の違いは試験で問われやすいため、正確な暗記が必要である。

板谷 侑香里

プロフィール

国債は償還期限によって以下のように分類されます。

・短期国債:3カ月・6カ月・1年
・中期国債:2年・5年
・長期国債:10年
・超長期国債:20年・30年・40年

国債先物取引では、取引の基準となる「標準物(架空の基準債権)」が設定されています。

長期国債先物の標準物は「額面100円、利率年3%、償還期限10年」、超長期国債先物の標準物は「額面100円、利率年3%、償還期限20年」です。 両者の違いが償還期間のみのため、「10年と20年」をセットで覚えておきましょう。

問題43(難易度:★★★★☆)

問題

本問題は、長期国債先物取引におけるスプレッド戦略の損益計算およびスプレッドの変化を求める問題である。各数値は日本円で表記し、手数料や税金は考慮しないものとする。

現在、長期国債先物の期近物は145.20円、期先物は144.10円である。今後金利水準の上昇によりスプレッドが縮小すると予想し、このスプレッドの売りをおこなった。その後、期近物は143.60円、期先物は142.80円になった時点で反対売買をおこなった。

以下のイ~ニに当てはまる数値の組み合わせとして正しいものはどれか。なお、スプレッドは「期近物-期先物」で算出するものとする。

開始時:期近145.20円、期先144.10円、スプレッド(ハ)
終了時:期近143.60円、期先142.80円、スプレッド(ニ)
損益:期近(イ)、期先(ロ)

選択肢


正解:B

スプレッドの売りとは、期近を売り期先を買う取引である。開始時、期近を145.20円で売建、期先を144.10円で買建した。終了時、期近を143.60円で買戻し(145.20-143.60=+1.60)、期先を142.80円で転売(142.80-144.10=-1.30)したため、損益は期近が+1.60円、期先が-1.30円となる。また、ハ(開始時)は145.20-144.10=1.10円、ニ(終了時)は143.60-142.80=0.80円である。これらすべてを満たす組み合わせは選択肢Bとなる。

板谷 侑香里

プロフィール

それぞれの計算式は以下のようになります。

・ハ(開始時スプレッド):145.20ー144.10=1.10円

・ニ(終了時スプレッド):143.60ー142.80=0.80円(予想通り縮小)

・イ(期近損益):145.20売り→143.60買い戻し=+1.60円

・ロ(期先損益):144.10買→142.80 転売 =ー1.30円

また、このとき合計損益は+0.30円(スプレッド縮小分)になります。

「スプレッドの売り」とは、スプレッド(期近ー期先)が縮小すると予想した場合に有効な戦略です。今回の問題では、1.10円から0.80円へと、0.30円縮小したため、0.30円の利益が生じています。

問題44(難易度:★★★★☆)

問題

選択権付債券売買取引(債券店頭オプション取引)に関する記述として、最も適切なものを一つ選びなさい。

選択肢


正解:B

債券店頭オプション取引の最低売買額面は、日本円建債券で額面1億円、外貨建債券で1億円相当額と定められている。これは個人投資家保護の観点から設けられた基準であり、原則としてこの要件を満たす必要がある。Aのように合意があれば小さくできるという規定はなく、CやDのような例外規定や異なる金額設定も誤りである。法令にもとづいた正確な数値の記憶が求められる難易度の高い項目である。

問題45(難易度:★★★★☆)

問題

債券店頭オプション取引における証拠金の取り扱いについて、最も適切なものを一つ選びなさい。

選択肢


正解:A

債券店頭オプション取引においては、債務履行を担保するため、取引契約日から起算して3営業日目の日の正午までに、売方および買方の双方が証拠金を差し入れる必要がある。この取引は、金銭の支払いや債券の引き渡しをともなう重要な契約であり、期限や対象者の規定は厳格である。したがって、買方のみを対象とするものや、期限を誤認させる選択肢はすべて不適切である。この知識は制度の根幹にかかわるため正確に覚えておく必要がある。

板谷 侑香里

プロフィール

解説内の「取引契約日から起算して3営業日目」という説明に着目しましょう。

このとき、契約日を1営業日目と起算します。契約日の翌日から数えるわけではないことに注意してください。

問題46(難易度:★★★★☆)

問題

表は、権利行使価格100円、プレミアム2円のコール・オプションを買建てた投資家の、満期時における市場価格と損益を表している。(イ)~(ホ)に当てはまる数値の組み合わせとして正しいものはどれか。なお、取引コストは考慮しないものとする。

選択肢


正解:A

コール・オプションの買方は、市場価格が権利行使価格(100円)を上回ると権利行使による損益が改善し始め、権利行使価格にプレミアムを加えた損益分岐点(102円)を超えて初めて純利益が発生する。

市場価格101円の場合:権利行使により(101-100)-2=-1円。 市場価格102円の場合:権利行使により(102-100)-2=0円。

したがって、満期時の市場価格98、99、100円では損益はすべて-2円となる。 正しい組み合わせは選択肢Aである。

問題47(難易度:★★★★☆)

問題

次の文章について、正しいものはどれか。正しい記述に該当するものをイ~ハから選んでいる選択肢を一つ選びなさい。

イ.クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)は、対象となる債券等の発行体の信用リスクを移転するための金融取引であり、プロテクションの買方は、信用事由が発生した際に、参照資産の額面金額と時価との差額を受け取ることができる。

ロ.レバレッジド・ローンとは、おもに格付けが投資適格未満の企業に対しておこなわれるローンであり、通常のローンに比べて高い金利が設定されるとともに、シンジケート・ローン形式で組成されることが多い。

ハ.ストラクチャード・ファイナンスは、特定の資産やプロジェクトから生じるキャッシュフローを原資として資金調達をおこなう手法であり、元本や利子の支払いがその資産の収益性に依存する仕組みである。

選択肢


正解:D

イは正しい。CDSは信用リスクを移転する取引であり、信用事由発生時にプロテクション買方は一定の支払いを受けて損失を回避できる。
ロは正しい。レバレッジド・ローンは信用力の低い企業向けであり、高い金利と組成形式が特徴である。
ハも正しい。ストラクチャード・ファイナンスは特定の資産の収益を裏付けとして資金調達をおこなう手法であり、資産流動化やプロジェクト・ファイナンスなどが該当する。
よって、すべて正しい記述である。

問題48(難易度:★★★★☆)

問題

次の文章について、正しいものはどれか。正しい記述に該当するものをイ~ハから選んでいる選択肢を一つ選びなさい。

イ.固定比率は、固定資産を自己資本で除して求められ、この比率が100%以下であることは、固定資産が返済義務のない自己資本によってまかなわれていることを示し、長期的な安定性が高いと判断される。

ロ.売上高営業利益率は、売上高に対する営業利益の割合を示し、この値が低いほど、本業における効率的な利益獲得能力が高いと判断される。

ハ.当座比率は、流動資産から棚卸資産を差し引いた当座資産を流動負債で除して求められ、流動比率よりも厳格に短期的な支払能力を評価する指標として用いられる。

選択肢


正解:B

イ:正しい。固定比率は低いほど長期的な安全性が高い。100%以下は理想的とされる。
ロ:誤り。売上高営業利益率は高いほど、本業で効率的に利益を上げていることを示す。値が低いことは本業の収益性が低いことを意味する。
ハ:正しい。当座比率は、流動資産の中でも換金性の低い棚卸資産を除外して計算するため、流動比率よりも保守的かつ厳格に短期の支払能力を判定できる。判断の基準として適切である。

板谷 侑香里

プロフィール

この問題に出てくる言葉の覚え方は下記の通りです。

・固定比率
└100%以下が安心(自己資本で固定資産をカバー)

・売上高営業利益率
└高いほど良い

・当座比率
└棚卸資産を除く分、流動比率より厳しい評価になる

問題49(難易度:★★★★☆)

問題

A社の当期の財務データが以下の通りである場合、A社のPBR(株価純資産倍率)として正しいものはどれか。該当するものを一つ選びなさい。

株価:2,400円
発行済株式総数:5,000万株
純資産:200億円

選択肢


正解:C

BPS(1株当たり純資産)=純資産÷発行済株式総数=20,000,000,000円÷50,000,000株=400円。PBR(株価純資産倍率)=株価÷BPS=2,400円÷400円=6倍となる。なお、計算において純資産を当期純利益と取り違えたり、発行済株式総数の桁数を誤ったりすると、誤った選択肢(0.6倍や1.2倍など)が導かれるため注意が必要である。

板谷 侑香里

プロフィール

この問題は事前に式を暗記しておく必要があります。

PBR=株価÷BPS
BPS=純資産÷発行済株式数


上記の2つの式をセットで覚えておきましょう。

問題50(難易度:★★★★☆)

問題

長期国債先物オプション取引に関するイ~ハの記述について、最も適切な選択肢を一つ選びなさい。

イ.証拠金については、証券会社は顧客から徴収しなければならないが、顧客が金融商品取引業者である場合にはその限りではない。
ロ.権利行使の対象となる先物価格(権利行使価格)は、証券取引所が設定するものではなく、売方と買方の合意により任意に決定される。
ハ.取引の最終決済は、権利行使の対象となった先物建玉を生成(発生)させることによっておこなわれ、現金の受け渡しによる差金決済はおこなわない。

選択肢


正解:A

イは正しい。金融商品取引業者等との取引を除き、証券会社は顧客から所定の証拠金を徴収する義務がある。
ロは誤り。権利行使価格は、証券取引所が上場銘柄としてあらかじめ設定するものであり、当事者が任意に決めることはできない。
ハは誤り。本取引はオプションの権利行使により先物建玉が生成されるが、先物取引そのものが差金決済を原則としており、最終的に現金による差金決済をともなう。
すべての選択肢を正確に判断する必要がある難問である。

証券外務員試験を対策する際のポイント

アドバイザーのリアル・アドバイス!実務に直結する分野は頻出! 選択問題は消去法で効率的に解こう

キャリアコンサルタント/コラボレーター代表

板谷 侑香里

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金融商品取引法・会社法など、業務の根拠となるルールに関する法令や諸規則に関する問題は、実務に直結しており、違反すると行政処分につながるため出題比率が高いです。「できること・できないこと」を正確に覚えましょう。

○×問題では、「絶対に〜しなければならない」「〜のみが対象」などの断定表現に着目します。一つの語句が変わるだけで答えが逆になるため、早とちりせず、問題全文を丁寧に読む習慣を付けましょう。

また、選択問題では、消去法が有効です。明らかに誤りの選択肢を先に消し、残った選択肢の中から最適なものを選択してください。

計算問題を確実に! 過去問を復習してケアレスミスも防ごう

株式・債権業務は、証券業務の価格計算、利回り計算、発行条件の理解など、計算問題が多く配点も高い分野です。公式の暗記と反復練習がカギになります。

計算問題は問題文の数値を確認しながら手順通りに計算することが欠かせません。桁数のミスやプラス、マイナスの符号にも注意が必要です。

過去問で出てきた同じ問題が形を変えて出題されることも多くあります。過去問を繰り返し解いて着実に力を付けていきましょう。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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