この記事のまとめ
- 仕事とプライベートのバランスの取り方は3つの方法で考えよう
- 仕事とプライベートを効果的に切り替える方法を10個紹介
- 仕事とプライベートを両立しやすい仕事について就活のプロが解説
仕事をしていくなかで、「仕事とプライベートは分けたほうが良いの?」「仕事に力を入れるとプライベートがおろそかになってしまう」など、仕事とプライベートのバランスについて悩む人は多いのではないでしょうか。
充実した社会人生活を送るためには仕事もプライベートも両方大切ですが、線の引き方は人によってさまざまで正解はありません。そのため、自分に合ったバランスの取り方や切り替え方を見極めることが大切です。
この記事では、キャリアアドバイザーの吉野さん、杉原さん、遠藤さんとともに、仕事とプライベートについての考え方や両立方法、切り替え方を解説していきます。「プライベートがなくてつらい」「仕事とプライベートはどれくらい分けたほうが良いのかな」などと悩む人はぜひ参考にしてくださいね。
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仕事とプライベートのバランスの取り方は3つの方法で身に付けよう
仕事とプライベートはどちらも同じだけ大切だからこそ、どのようにバランスを取れば良いのか迷ってしまいますよね。そのようなときは、自己分析、キャリアプランの整理、実際に試してみる、の3つの方法を取り入れてみてください。
この記事では、まずこの3つの方法を中心に詳細に解説するので、仕事とプライベートのバランスの取り方を身に付け、満足感の高い充実した毎日を送れるようになりましょう。
またどうしても難しい人向けに、この記事後半で仕事とプライベートを両立させやすい仕事の特徴について紹介していきます。両立に悩んでいるのだとしたら、そもそも両立が難しい仕事を選んでいる可能性があるので、参考にして視野を広げてみてくださいね。
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仕事とプライベートのバランスについて悩む人が知っておくべき考え方
仕事とプライベートのバランスについて悩む人が知っておくべき考え方
- 仕事とプライベートの適切なバランスは人それぞれ
- どちらを優先しても間違いではない
仕事とプライベートにまつわる悩みは数多くあり、人によって悩んでいるポイントはさまざまです。とくに、仕事とプライベートを分けるべきか否かや優先順位の付け方、上手な切り替え方法などについて悩んでいる人は多いかもしれません。
仕事とプライベートについての意見は人によって異なるため、周囲の意見に振り回されることもあるでしょう。しかし、そのようなときに大切なのは、適切だと感じるバランスは人それぞれと理解したうえで自分に合った方法を模索することです。
ここからは、仕事とプライベートのバランスについて悩む人が知っておくべき考え方について解説していきます。自分なりの正解を考えるためにも、まずは持つべき心構えを一緒に確認していきましょう。
仕事とプライベートの適切なバランスは人それぞれ
仕事とプライベートのバランスについて考える時、大前提として持っておいてほしい考え方として、仕事とプライベートの適切なバランスは人それぞれであるということがあります。
仕事とプライベートのバランスの例
- 仕事は賃金を得るためのものと割り切り、プライベートを充実させる
- 仕事とプライベートの境界線をなくしどちらも全力で楽しむ
- 仕事とプライベートを明確に切り分け、どちらも同じくらいのバランスを保つ
体力や気力の度合いや、どんな状態が快適と感じるかなどの持って生まれた性質は人によってさまざまです。そのため、仕事とプライベートの適切なバランスは一人ひとり異なるということは心に留めておくようにしましょう。
どちらを優先しても間違いではない
「若いうちはワークライフバランスなど気にせず仕事に打ち込むべき」「生活を楽しむために仕事があるのだから、プライベートを大事にすべき」など、仕事とプライベートに対する考えにはさまざまな意見が散見されます。
そのような他人の意見を見ては「自分のスタンスは間違いなのだろうか」と不安に思う人もいるでしょう。しかし、価値観は人の数だけ存在します。どちらを優先させなければならない、といった決まりはありません。
大切なのは、自分の性質や希望に合ったベストなバランスを見つけることです。周囲の目を気にして、自分の考えを無理やり変えることのないようにしましょう。
- 正直仕事よりプライベートを優先したいです。職場でその旨をはっきり言ってしまうと評価に響くでしょうか?
仕事の実績で示せば問題なし!
仕事の評価はその人の生き方や働き方ではなく、仕事の実績をもとに付けられるものなので、プライベートを優先させると宣言したから評価が下がるとは一概にはいえないと思います。
プライベート優先と宣言する・しないにかかわらず、職場や顧客に迷惑をかけないよう、お互い気持ちよく働きたいものです。
やるべきことはきっちり仕上げつつ、仕事の見える化や引き継ぎ体制を整えていけば職場にとっても良いことになるでしょう。
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仕事とプライベートの両立に苦労している人は多い! 一歩ずつ問題を解消しよう
Job総研が2023年4月におこなった、20~1000人以上規模の会社に所属している男女796人を対象に調査した2023年 ワークライフ実態調査によると、プライベートを重視するのが理想と答えた人が72.2%いるのに対して、実際にプライベートを重視して働けていると答えた人は42.5%と理想と実態に乖離がある結果となりました。
また、休日に仕事の連絡に対応している人が7割以上など、仕事とプライベートを完全に分けられていない人も多いようです。
こういった結果から、仕事とプライベートの両立に苦労している人は実際に多く存在することがわかります。仕事とプライベートの両立を実現させるためには、仕事とプライベートの上手な切り替え方を理解し、一歩ずつ問題を解決していくことが大切です。
仕事とプライベートの上手な切り替え方については、仕事とプライベートを分けたい人必見! 上手に切り替える方法10選で詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
これまでの相談のなかで多かったのは、「子どもの急病」や「親の通院への付き添い」など、自分で予定を決められない事柄と職場のスケジュールの両立に悩む声でした。
このように、ライフステージが変わると、両立したいプライベートの内容も変化していくのです。
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仕事とプライベートを分ける場合のメリット・デメリット
仕事とプライベートを分ける場合のメリット・デメリット
この章からは、まず仕事とプライベートについて悩んでいる人のなかでも「仕事とプライベートは分けたほうが良いのか」について疑問を持っている人に向けて解説していきます。
近年、仕事とプライベートは完全に分けて過ごすべきなのか、はたまた極限まで境界線をなくすべきなのか、という議論がよく展開されています。結論、どちらにもメリット・デメリットがあり、どちらを選ぶべきかは考え方によって異なります。
仕事とプライベートを分けるべきかどうか判断するためには、それぞれのメリットとデメリットを把握することが大切です。まずは仕事とプライベートを完全に分ける場合のメリットやデメリットについて詳しく確認していきましょう。
メリット①:人間関係のトラブルを減らせる
仕事とプライベートを分けるメリットとしては、親しい間柄になったがゆえのすれ違いや感情のもつれなどの人間関係のトラブルを少なくできることが挙げられます。
仕事とプライベートを分けない場合、仕事関係の人と過ごす時間が増え、一人ひとりと深くかかわることになります。人と深くかかわるうえでは、意見や価値観のすれ違いは避けて通れないため、人間関係のトラブルが発生しやすくなる可能性があります。
一方、仕事とプライベートを完全に分けると、仕事関係の人と会ったり話したりする頻度は少なくなるでしょう。結果として、人間関係におけるトラブルが発生するリスクを減らすことができるのです。
メリット②:決められた時間内で仕事を終わらせるため生産性が向上する
限られた時間内で集中して働くことで、無駄なく短時間で仕事を終えられるようになることも、仕事とプライベートを分けるメリットといえます。
仕事とプライベートを分けない場合、業務時間内に仕事が終わらなくても「休日にやれば良いや」とダラダラ仕事をしてしまいがちです。しかし、仕事とプライベートを完全に分けると決めた場合、業務時間内にきちんと仕事を終わらせようとする意識が高まります。
それにより、なるべく無駄を減らそうと工夫するなど、効率的な働き方が身に付きやすくなるのです。たとえば、メールの返信などでも優先順位を決めて重要なものから処理し、そのほかのあまり重要でないものは後でまとめて返信する、といった工夫ができるようになります。
さらに、絶対に時間内に仕事を終わらせると決めることで、自然と集中力が高まり、処理スピードなども速くなります。結果として、生産性を向上させることができるのです。
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就活では自分のやりたいことはもちろん、そのなかで適性ある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期退職に繋がってしまうリスクが高く、適職の理解が重要です。
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デメリット①:一緒に働く仲間と絆を深めにくいケースがある
一方、仕事とプライベートを分けた場合のデメリットも存在します。その代表例として、親睦を深める機会が減り、チームの一体感が薄れてしまうことが挙げられます。
プライベートでも職場の人と過ごすと、仕事では見えてこない相手の人間性や趣味、考え方などに触れることができます。また、業務中には話しにくい悩み相談など、腹を割った本音の会話もしやすいでしょう。
たとえば、会社に設けられている部活動などに参加すると、相手がどんな趣味を持つのかや、どのような姿勢で趣味に向き合っているのかなどが理解でき親しみが湧きやすくなります。
また、そのようなリラックスした時間では普段話さないようなプライベートな話もしやすいため、相手の人柄をより深く理解できるのです。
しかし、仕事とプライベートを完全に分けるとなると、そのような交流の機会が減るため、相手の背景や人柄、本音を深く理解できず、表面的な付き合いになってしまいやすくなります。
日本人はドライな人間関係を嫌う傾向があります。また、仕事では共同作業が多く信頼関係が必要です。
この信頼関係を維持するには、自分から積極的に声をかける、趣味を話すなど適度な自己開示をして、親しみを持ってもらうようにするのがおすすめです。
デメリット②:キャリアの機会を逃す可能性がある
仕事関係の人との接点を減らすことで、自分が挑戦したい仕事や昇進などのチャンスをつかみ損ねる可能性があることも、デメリットとして挙げられるでしょう。
仕事のチャンスはいつどこに転がっているかわかりません。仕事関係の人との接点を増やすことで、不意に良い仕事が舞い込む、ということもあるかもしれません。
たとえば、会社の部活動に参加し他部署の上司と話した際、自分はSNSの運用が得意で将来的には広報などの業務に携わりたいと話したとします。
後日、その上司がSNSを運用に関するプロジェクトを立ち上げることになった場合、「そういえば〇〇さんが得意だと言っていたな」と思い出し、声をかけてくれる、といったことがあるかもしれません。
仕事とプライベートを明確に分け、仕事以外では職場の人とまったく交流をしない場合、そのような不意のチャンスをつかむ機会は少なくなってしまうでしょう。
- プライベートも大切にしたいけれど、キャリアの機会も逃したくありません。その場合はどうしたら良いでしょうか?
報連相の徹底と積極的な自己啓発を心掛けよう
就業時間内の働き方を、より充実させましょう。まず、職場内の基本である「報告・連絡・相談」を密にすることが大切です。
「仕事ができる人はメールの返信が早い」といわれるように、迅速な対応を心掛けることで、仕事に対する意欲や姿勢を周囲に伝えることができます。
また、プライベートの時間を活用し、読書・新聞購読・ニュース視聴など、柔軟に取り入れられる自己啓発に取り組むと、仕事にも良い影響を及ぼします。そうした積み重ねは、職場での会話のなかにも自然と表れ、信頼や評価につながるでしょう。
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仕事とプライベートを分けたほうが良い人の特徴3つ
仕事とプライベートを分けたほうが良い人の特徴3つ
- 人間関係でストレスを感じやすい人
- 休日に予定をたくさん組みたい人
- 家族や友人との関係性を重視する人
仕事とプライベートを分けることのメリット・デメリットを理解したとしても、自分自身が分けたほうが良いのかは判断がつかないという人もいるでしょう。
ここからは、そのような人に向けて仕事とプライベートを分けたほうが良い人の特徴3つについて解説していきます。自分に当てはまるものがあるか、よく考えながらチェックしてみてください。
①人間関係でストレスを感じやすい人
人間関係でストレスを感じやすい人の例
- つい人の顔色をうかがってしまうなど気を遣いすぎる
- ちょっとした言い回しなどに傷つきやすい
- 真面目で断ることが苦手
人の感情に敏感で繊細なタイプの人は、人間関係がこじれたり衝突が起きることが人一倍苦手な傾向にあるため、仕事とプライベートを明確に分けたほうが良いでしょう。
たとえば人に話しかける時、つい顔色をうかがってしまって言いたいことが言えなかったり、ちょっとした言い回しや語気に敏感に反応してしまったりする人は、人間関係に気を遣いがちな人だといえます。
また、真面目で断ることが苦手な人なども、必要以上に他人に気を遣ってしまう傾向があります。そういった人にとって、人間関係のトラブルにさらされることは人並み以上に大きな苦痛となってしまうでしょう。
そのため、そのような場合は仕事とプライベートを明確に分け、なるべく人間関係で衝突することが少ないような状況を作るのがおすすめです。
- もっとリラックスした人間関係を築きたいです。どのようなことを意識すれば良いでしょうか。
付き合い方を自分でコントロールするようにしよう
職場の人間関係は、付き合う人を自分で選べない分難しく感じることもあるでしょう。
しかし、付き合いの深さはある程度コントロールすることができます。「話しやすい、相談しやすい」と思える人とはたとえば通勤途中で会えたら声をかける、ランチを一緒に食べるなどして関係を深めてみてはいかがでしょうか。
一方、「少し苦手だ」と思う人とは必要なやり取りだけ丁寧におこなえば十分です。
②休日に予定をたくさん組みたい人
休日に外出などの私的な用事をたくさん組むことが好きで、普段とは異なる環境に身を置くことでリフレッシュしたいと考えている人も、仕事とプライベートをきっちり分けるのがおすすめです。
仕事とプライベートを一緒にすると、休日も会社からの電話を取ったりメールを返したりといった仕事の対応をする必要が出てきてしまったり、会社や得意先の人との会食などの用事が入ってしまったりする場合があるため、休日に時間をたっぷり使うような予定を入れにくくなってしまいます。
たとえ数分で済むような業務対応であっても、そういった対応がきっかけで気分が仕事モードになってしまい、せっかくの予定を心から楽しみ切れないと感じる人もいるかもしれません。
そのため、旅行やライブ、スポーツ観戦など休日にたくさんの予定を入れたい人は、仕事とプライベートを明確に分けた方が充実した生活を送りやすいでしょう。
③家族や友人との関係性を重視する人
仕事とプライベートを分けたほうが良い人の特徴として、仕事関係の人よりも、気の置けない家族や友人たちとの深いつながりを重視することも挙げられます。
人によっては、表面的な付き合いになりがちな仕事の人間関係よりも、自分の人生において本当に大切にしたいと思える家族や仲間と深い関係を築きたいと考える人もいるでしょう。
しかし、仕事とプライベートを一緒にしてしまうと、自ずと仕事や仕事関係の人に費やす時間が増えるため、家族や友人と交流する時間を取りづらくなってしまいます。ともに過ごす時間が減ってしまうと、いつの間にかすれ違いや心の距離ができてしまうかもしれません。
そのため、仕事より家族や友人との人間関係を優先させたいと考える人は、仕事とプライベートを明確に分けたほうが良いでしょう。
- 家族との時間と会社の人間関係を両立する方法はありますか?
成果を出すことと基本的なコミュニケーションを大切にしよう
家族との時間と職場の人間関係を両立するコツは、就業時間中のコミュニケーションを充実させることです。
挨拶やお礼、報告・連絡・相談といった基本的なやり取りを大切にすることで、お互いの人柄を理解し、信頼関係を築くことができます。
そして何より重要なのは、仕事の成果です。業務外の社交に参加しなくても、仕事が嫌いなわけでも、職場への帰属意識が低いわけでもないことは、成果を通じて十分に伝えられます。
仕事とプライベートを分けない場合のメリット・デメリット
仕事とプライベートを分けない場合のメリット・デメリット
近年、仕事とプライベートは明確に分けたほうが良いといわれることが増えてきています。たしかに、前述の通り仕事とプライベートを明確に分けることにはさまざまなメリットが存在します。
一方で、仕事とプライベートを分けない場合のメリットも数多く存在します。自分に合うスタイルを判断するためには、どちらのメリット・デメリットについてもしっかりと理解しておくことが大切です。
ここからは、仕事とプライベートを分けない場合のメリット・デメリットについて解説していきます。仕事とプライベートの分け方について迷っている人はぜひチェックしてみてください。
メリット①:お互いを深く理解することで仕事を円滑に進めやすい
お互いを深く理解することで仕事を円滑に進めやすくなる例
- 他部署の同期と打ち解け、仕事の話を聞くことで的確な依頼がしやすくなる
- プレゼンの際、相手が好ましく思わない部分を想定して対策できる
- 取引先が求めているものを的確に提供できる
仕事とプライベートを分けない場合のメリットとして、会社の人や取引先の人と交流し、相手の考え方や価値観を理解することで、円滑に仕事を進めやすくなる点が挙げられます。
仕事とプライベートを分けず、積極的に交流を深めることで、相手の仕事内容や考え方、価値観などを理解しやすくなります。相手を深く理解することで、仕事で重要な決断を下すときや意見を交わすときなども、衝突せずスムーズに仕事を進められるでしょう。
また、仕事で融通を利かせてもらいやすくなることもあるかもしれません。このように、あえて仕事とプライベートを分けず交流を深めることで仕事がやりやすくなる可能性があることは、大きなメリットであるといえるのです。
メリット②:柔軟な働き方をしやすい
仕事とプライベートを分けないことによる柔軟な働き方の例
- 平日は早めに帰宅し子どものお迎えをし、帰宅後に仕事する
- 仕事で休みを取り、旅行中の空き時間に仕事する
柔軟な働き方をしやすいことも、仕事とプライベートを分けない場合のメリットです。
「絶対に定時に仕事を終わらせなければならない」というプレッシャーがないため、自分が本当に集中できるタイミングで仕事をし、それ以外をリラックスして過ごすなど柔軟な働き方をしやすくなります。
とくに、平日に趣味や子育てなどに時間を割きたいと考えている人にとっては仕事とプライベートをはっきり分ける働き方よりも働きやすいと感じるかもしれません。
デメリット①:長時間労働に陥りやすい
一方、仕事とプライベートを分けない場合のデメリットとしては長時間労働になってしまいやすいことが挙げられます。
仕事とプライベートの境界線が曖昧になると、休日でも業務連絡の対応に追われるなどの事態に発展しやすくなってしまいます。そのため、結果として生活が仕事一辺倒になってしまう可能性があるのです。
長時間労働の状況が続けば、ストレスや疲労が溜まり、仕事の効率が低下してしまう可能性も考えられます。
- 柔軟に働きつつも長時間労働にはならない方法はありますか?
自分のなかの線引きをしっかりしよう
柔軟な働き方というのが「場所や時間を選びながら働く」ということなら、自分で「ここまでは仕事、ここから先はプライベート」としっかり線引きすると労働時間を管理できます。
いつも仕事のことを考えているというような、気持ちのうえでの長時間労働は線引きが難しいですね。
たとえば「懸念事項を引きずっているより早く解決したい」とか、「今見ている番組が企画のヒントになるかも」などと普段から意識できれば、仕事のことを考え続けるのも悪くないのかもしれません。
デメリット②:トラブルが発生した場合の影響が大きい
トラブルが発生した場合の影響が大きいことも、仕事とプライベートを分けない場合のデメリットです。
仕事とプライベートを分ける場合、仕事でトラブルが起きたとしても、プライベートでストレスを発散させることができます。逆にプライベートでトラブルがあったときは、仕事に集中することで気を紛らわせやすくなるかもしれません。
しかし、仕事とプライベートを分けない場合、そこで何らかのトラブルが発生すると、仕事とプライベートどちらもダメージを負ってしまうことになります。プライベートでは仕事のことを考えずに気持ちをリフレッシュする、といった逃げ道がなく、正面から影響を被ってしまうのです。
このようにトラブルが発生した際の影響が大きいことは、仕事とプライベートを分けない場合の大きなデメリットの一つといえます。
仕事とプライベートを分けないほうが良い人の特徴3つ
仕事とプライベートを分けないほうが良い人の特徴3つ
- 一刻も早く仕事で成長したい人
- スタートアップ企業やクリエイティブな業界で働きたい人
- 落差が大きいことにストレスを感じる人
ここまで、仕事とプライベートを分けない場合のメリット・デメリットについて解説してきました。しかし、やはり自分が仕事とプライベートを分けない生活に適しているのかわからないという人もいるでしょう。
ここからは、仕事とプライベートを分けないほうが良い人の3つの特徴を解説していきます。とくに仕事とプライベートを分けない生活に舵を切ろうと考えている人はしっかり確認していきましょう。
①一刻も早く仕事で成長したい人
仕事とプライベートを分けないほうが良い人の一つ目の特徴として、一刻も早く仕事で成果を出したいと考えていることが挙げられます。
とにかく仕事で成長し、成果を上げて昇進していきたいと考える人であれば、あらゆる方法で自分から成長する機会をつかみにいく必要があります。
そのため、プライベートでも仕事関係の人と交流を深めるように動いたり、休日でも仕事につながる勉強をしたりするなど、仕事とプライベートを分けない生活をすることが望ましいといえるのです。
- 若いうちは仕事に全集中したいと考えています。そのような人が休日にやるべきことはありますか?
将来を見据えて自分に必要な自己投資をしよう
若いうちに仕事に集中するのは素晴らしいことですね。成長意欲の表れでしょう。ここで注意したいのは、将来、自分はどうなりたいかです。将来を見据えて自己投資をする時期だからです。
仕事に必要な知識やスキルを磨くために、スクールに通ったり、資格の勉強をしたり、あるいは教養を高めるために本を読むなどが考えられます。
また、社外のさまざまなコミュニティに参加して人脈を作るのも一つの手です。人脈はすぐには構築できませんが、違う価値観や考え方は非常に刺激になります。
そして大事なのは、適度な休息です。心身ともにリフレッシュしないとパフォーマンスに影響します。スポーツ選手でもクールダウンの時間は十分に取っているのです。
②スタートアップ企業やクリエイティブな業界で働きたい人
スタートアップ企業やクリエイティブな業界で働きたい人も、仕事とプライベートを分けないほうが良い可能性があります。
スタートアップ企業は従業員数が少ない場合が多いため、一人ひとりが幅広い業務に携わる必要があり、ハードワークになりやすい傾向にあります。そのため、残業や休日出勤にも柔軟に対応するという心持ちでいたほうが良いといえるのです。
また、クリエイティブな業界では、新しいアイデアや発想力が重視される傾向にあります。そのような革新的なアイデアを生み出すためには時間がかかるため、休日でもずっと頭の片隅で企画を考えている、というクリエイターが多いです。
また、新たなアイデアのためにはさまざまな情報に触れる必要があるため、映画や本など意識して世のなかのコンテンツをインプットしていく必要があります。しかしそういったインプットの時間は業務の間だけでは足りないというケースも多く、プライベートにおこなう必要が出てくるのです。
そのため、スタートアップ企業やクリエイティブな業界で働きたい人は仕事とプライベートを明確に分けるより、うまくバランスを取りながら働くという意識でいるほうが良いかもしれません。
なお、未経験からクリエイティブな仕事に就きたいという人はこちらの記事を参考にしてみてください。目指し方や仕事内容について詳しく解説しています。
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クリエイティブな仕事20選! 未経験からの目指し方を徹底解説
「クリエイティブな仕事って面白そうだけど具体的にはどんな職種があるの?」と疑問を持つ学生は少なくありません。記事では20職種のクリエイティブな仕事を紹介しつつ、どうすればそれらの仕事に就けるのかをキャリアコンサルタントとともに解説します。
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営業や人事総務といった職種でも、自社内のこと以外に情報を集めたりネットワークを築いたりすることは役に立ちます。
メディアで見た他業界の情報から自分の取引先への提案のヒントが得られる、担当業務の問題解決につながるといったことがあるかもしれません。
③落差が大きいことにストレスを感じる人
仕事とプライベートを分けないほうが良い人の特徴として、オンとオフの落差が大きくないほうが楽だと感じることが挙げられます。
仕事とプライベートを明確に分けると、平日は全力で働き、休日は仕事のことを一切忘れて楽しむ、というような思考になりがちです。しかし、そのようにオンオフをはっきりさせ過ぎると、日曜の夜や休日明けが苦しいと感じてしまう人もいるかもしれません。
そのように平日と休日の落差が大きいことにストレスを抱いてしまう人は、仕事とプライベートをきっちり分け過ぎず、仕事もプライベートも地続きになるよう少しずつ取り組んでいくのがおすすめです。
どちらが適してる? 自分に合った働き方を見極める3つの方法
自分に合った働き方を見極める3つの方法
- 自分がどんなときにストレスを感じやすいか分析する
- 理想のキャリアプランと自分の価値観を整理する
- 期間を決めてどちらの働き方も試してみる
ここまで、仕事とプライベートを分ける場合と分けない場合それぞれのメリット・デメリットや、向いている人の特徴などを解説してきました。しかし、そのうえで実際に自分に合った働き方はどちらなのか決めかねるという人もいるでしょう。
そういった場合は、自分の価値観やキャリアプランについてよく整理したうえで見極めることが大切です。ここからは、自分に合った働き方を見極める3つの方法について解説していきます。真に自分に合った方法を確認したいという人は、ぜひ参考にしてみてください。
方法①:自分がどんなときにストレスを感じやすいか分析する

仕事とプライベートを分けることがストレスになるかどうかは人によって異なるため、自分に合った働き方を見極めるうえでは、まず自分のストレスを感じやすい状況やシチュエーションを分析することが大切です。
まずは自分の今まで経験してきた仕事で嫌だったこと、つらいと感じたシチュエーションについて書き出してみてください。
そのあと、なぜそのように感じたのかについて深く掘り下げてみましょう。単につらいと感じた状況について整理するだけでなく、その理由まで掘り下げて考えることで、根本的な対策を考えやすくなります。
ストレスを感じやすい状況を分析する方法の例
- 今まで自分が仕事をするなかで嫌だったこと・つらかったことを書き出す
- なぜそのように感じたのか考える
- 書き出した内容に共通点があるか考える
書き出した内容に共通点を発見したら、それもメモしておきましょう。分析が終わったら、その内容をもとに自分はどちらの道がストレスなく過ごせそうなのか考えてみてください。
たとえば、「プロジェクトで苦手な上司とタッグを組まなければならないのがしんどかった」「常に誰かと一緒にお昼を食べなければならないのが苦痛」などが挙げられるとしたら、その人は「長時間人と接するのがストレス」ということがわかり、プライベートと仕事を分けたほうが良いといえます。
このように深く自己分析をすることで、自分の特徴や傾向が見え、どちらの働き方をすべきか明確にしやすくなります。
なお、ストレスを感じた状況について整理するときはマインドマップを使うと便利です。詳しい使い方についてはこちらの記事で解説しているので、気になる人は参考にしてみてください。
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マインドマップで自己分析を極めよう! 活用方法や注意点を徹底解説
マインドマップでおこなう自己分析は新しい自分を見つけるための有効的な手段です。記事では、マインドマップを用いた自己分析方法や注意点などを解説します。キャリアアドバイザーの意見を参考に、精度の高い自己分析を実施しましょう。
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「ストレスチェックリスト」とネット検索すると、質問形式のチェックリストが見つかります。
それに答えることで、自分がどのタイプのストレスに弱いのか、また現在の環境にどのようなストレス要因があるのかを具体的に把握できるので、ぜひ一度やってみてください。
方法②:理想のキャリアプランと自分の価値観を整理する
自分の理想のキャリアプランや価値観を整理してみることも、自分に合った働き方を見極める際に重要になります。
理想のキャリアプランと自分の価値観を整理する方法
- Will・Can・Mustで自分の理想のキャリアを考える
- 自分は仕事をどんなふうに位置付けているか考えてみる
- キャリアアンカー診断を試してみる
そのため、さまざまなフレームワークを使いながら、最終的にどのようなキャリアを描きたいかや、自分にとって仕事はどんな存在なのかについてをよく考えてみてください。
たとえばキャリアアンカー診断を試してみた結果、「ライフスタイル」が仕事における最も重要な価値観であるという結果が出た場合は、仕事よりもプライベートの充実に比重を置くことがあなたにとって大切な価値観だということがわかります。
自分の理想のキャリアプランや価値観を整理できたら、そこから逆算してどちらの生き方が自分にマッチするのか考えてみましょう。
なお、自分の理想のキャリアプランや将来像の考え方についてはこちらで詳しく解説しています。詳しく知りたい人はぜひ参考にしてみてください。
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例文7選付き|就活での「将来像」を描く方法と見つけるヒント
将来像を描くことは、就活で成功を収めて理想の道を歩むために必須の項目です。この記事ではキャリアコンサルタントと一緒に、将来像の意味や重要性について解説します。将来像の描き方も詳しく解説するので、まだ将来像を明確にできていない人はぜひ参考にしてください。
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若年層の場合、経験値が少ないことが多く、そこから理想のキャリアプランや価値観を見極めるのは難しいかもしれません。
逆を言えば、経験値が高いと自分のキャリアプランや価値観を見つけやすいのです。何事もチャレンジあるのみですね。
方法③:期間を決めてどちらの働き方も試してみる
自分に合った働き方を見極める手段として、いったんどちらの働き方も試してみるという方法もあります。
たとえば最初の3カ月は「仕事重視の働き方」、その後の3カ月は「プライベートを重視した働き方」を試してみるなど、明確に期間を設けて試してみましょう。
両方の働き方を試す例
- 3カ月ごとに「仕事を重視した働き方」と「プライベートを重視した働き方」をしてみる
- 繁忙期は「仕事を重視した働き方」、それ以外の時期を「プライベートを重視した働き方」に充ててみる
その際は、感想やそのとき感じた気持ち、生活全体の充実度などを記録しておくことがポイントです。どちらも試し終わったら、自分にとってはどちらの働き方が心地良いと感じたのか、どちらのほうが充実したか振り返ってみましょう。
頭のなかだけでなく、実際に自分の身体でそれぞれの働き方のメリット・デメリットを実感できれば、真に自分にマッチした道が見えてくるはずです。
たとえばアルバイトの職種を選ぶ際に、仕事とプライベートを分けるなら、店舗での接客や運送・配達など、終わる時間がはっきり決まっているものを選びます。
分けないなら、自分で教材も考える塾講師や、SNS運用など時間や場所を選ばないものを選んで取り組んでみましょう。
仕事とプライベートを分けたい人必見! 上手に切り替える方法10選
仕事とプライベートを上手に切り替える方法10選
仕事とプライベートのバランスについて、どういったスタンスを取るかは決まっているけれど、上手に切り替えることができないと悩む人もいるかもしれません。
とくに近年では、リモートワークなども普及し家で仕事をする機会が増えてきているため、以前よりもメリハリを付けづらいと感じている人も多いでしょう。
ここからは、仕事とプライベートを分けたいけれど、うまく切り替えられないと悩む人に向けて、上手な切り替え方法を10個紹介していきます。自分の性格や適性に合った切り替え方を探してみてください。
①仕事後にメールをチェックするのをやめる
仕事とプライベートを切り替える方法として、社用携帯の電源を切る、PCを開かないなどのルールを決めて仕事後はメールチェックをしないことが挙げられます。
とくに繁忙期などは、仕事が終わった後や休日でもつい仕事が気になり、メールを確認してしまいがちです。しかし、仕事後もメールのチェックをしていると、頭が仕事モードになってしまい、リラックスすることができません。
そのため、自分なりに時間を設定するなどして、仕事が終わった後はなるべくメールチェックをしないように心掛けましょう。
職場外でも緊急対応に備える「待機勤務」は、本来、業務として扱われるべきものです。その負担が大きすぎる場合は、上司に相談しましょう。
職場のルールを確認し、時間外でも必ず対応しなければならない業務を絞り込めないか検討することが大切です。
②仕事とプライベートで服装を変える
仕事着はスーツや襟のあるシャツなど気持ちが引き締まる服を、プライベートでは楽で個性の出るデザインの服を選ぶなど、仕事とプライベートで服装を変えることも、メリハリを付けるのに有効です。
仕事とプライベートの服装の選び方の例
- 仕事:襟のある服や身体にフィットする服など気が引き締まる服を選ぶ
- プライベート:楽で締め付けのない服や色・柄が個性的な服を選ぶ
仕事の服とプライベートの服を別々にし、それを習慣化することで、仕事用の服に袖を通したときは仕事モードに、プライベートの服を着たときはリラックスした気持ちに切り替えやすくなります。
③仕事帰りに寄り道をしてみる
仕事モードからリラックスモードに切り替える方法として、仕事後家へ直帰するのではなく、お店などに寄り道をすることも挙げられます。
仕事が終わっても、気がかりな案件などがあると、定時後もつい気になってしまい、うまく気持ちが切り替えられないこともあるかもしれません。そのようなときは、仕事が終わったあと、そのまま自宅に帰るのではなく少し寄り道をしてみましょう。
おすすめの寄り道先
- 書店
- カフェ
- 大型家電量販店
- ゲームセンター
たとえば仕事終わりに、書店で気になる本を眺めてみる、カフェでひと息ついてみる、といった感じです。雑然としていて普段と違う刺激があるような場所へ行くことができれば、自ずと仕事から意識を逸らすことができるので、良いリフレッシュになりますよ。
④ストレッチなど軽い運動をする
散歩やストレッチなど、仕事後の疲れた体でも負担のない程度の軽い運動をするのも、仕事とプライベートの切り替えには効果的です。身体を動かすと脳への血流が促進され、すっきりとした気分になることができます。
軽い運動の例
- 近所を散歩する
- ヨガ
- 階段の上り下り
あまり強い運動でなくてもかまわないので、軽く汗をかく程度の運動を取り入れてみましょう。家に帰ってから運動をするのが億劫な場合は、帰り道にいつもより手前で降りて一駅分歩くなどでも十分効果が見込めますよ。
PCに向かっていると、背中が丸くなり肩が凝りやすくなります。また、同じ姿勢でいることもよくありませんね。
おすすめは、背中を丸める(キャット)と反らす(カウ)を交互に繰り返す「キャットアンドカウ」ストレッチや、階段の上り下りです。とくに屋外の階段は新鮮な空気を吸えるため、気分を変えやすいですよ。
⑤没頭できる趣味に取り組む
業務時間外でも仕事が頭に浮かんでプライベートへの切り替えがうまくいかない、という状態から脱却するには、自分の世界に没頭し、仕事のことが頭に浮かばなくなるような趣味に取り組んでみるのも一つの手です。
没頭できる趣味の例
- キャンプ
- 映画鑑賞
- 読書マンガ
- ゲーム
- 手芸
とくに映画鑑賞やキャンプなど、普段とは違う環境に身をおけるような趣味や、独自の世界観にどっぷり浸かれるコンテンツなどは仕事から意識を切り離しやすいため、おすすめの趣味として挙げられます。
また、趣味を通じたコミュニティに所属しておくと、一緒に趣味を楽しむ仲間と話すことでより一層リフレッシュすることができるかもしれません。
⑥仕事用の香りとリラックス用の香りを使い分ける
仕事とプライベートで身にまとう香りを使い分けるのも、気持ちや頭を切り替えのにおすすの方法です。嗅覚は人間が持つ五感のうちもっとも素早く反応する器官であり、香りは迅速な気分転換に有効だといわれています。
服装同様、仕事のときに身にまとう香りとプライベートで楽しむ香りを明確に分けておけば、自然とその香りを嗅いだ際に気分を切り替えやすくなりますよ。
シチュエーション別おすすめの香り
- 仕事用:レモンなどの柑橘系
- プライベート用:ラベンダー、ジャスミン系
ただし、仕事に香水を付けていく場合は個性の強すぎるものは避けるのが無難です。職場では近い距離で話をするシーンも多いため、好き嫌いの分かれる香りの場合は迷惑だと感じる人もいるかもしれません。
なお、プライベート用にはリラックス効果が高く、快眠に効果があるといわれるラベンダーやジャスミンの香りなどがおすすめです。
⑦帰宅後すぐにお風呂に浸かる
帰宅後すぐにゆっくりとお風呂に浸かって身体を温めることも、仕事とプライベートを切り替えるために有効な方法の一つです。
仕事後に気持ちが張り詰めていても、適温のお風呂に入って身体を温めることで、副交感神経が優位になり、リラックス効果があるとされています。
お風呂に入って気持ちを切り替えるためのポイント
- 39度程度のぬるめのお湯に浸かる
- 短時間ではなく20~30分程度と長めに浸かる
- 入浴剤など香りのあるものを使用する
ポイントは、ぬるめのお湯にゆっくり浸かることです。また、入浴剤などで香りを楽しみながら入浴をすることでよりリラックス効果が高まります。
⑧仕事の終わりに今日のできごとを紙に書き出す
つらいことなどがあり、うまく仕事とプライベートが切り替えられないと感じた場合は、仕事終わりに今日1日あったことを書き出すのも手です。
仕事のトラブルなどでどうしても仕事に意識が行ってしまうと感じるときは、逆に時間を決めて徹底的に仕事の振り返りをしてみましょう。頭で考えていると同じことをぐるぐる考えてしまいがちなので、振り返りをする際は紙に書き出すようにするのがおすすめです。
この振り返りをする際は、日報などでは書けない自分の感情なども赤裸々に書くことがポイントとなります。自分の気持ちや考えを出し切ると、自然と思考が整理され、仕事以外のことに気を向けやすくなるので、ぜひやってみましょう。
紙に書き出す以外にモヤモヤを解消するほかの方法として、言葉にして口から出す、つまり話してすっきりする方法もあります。
家族や身近な人に「ただ聞いてほしい」と頼んでから話したり、独り言を言ったりして思っていることを出し切ってみると心が軽くなるかもしれません。
⑨仕事専用の場所や道具をつくる
仕事とプライベートを切り分けたい場合、仕事をする場所を定位置に決めたり、仕事でしか使わない文房具を決めたりするなど、空間やもので切り替えるという方法も効果的です。
とくにテレワークで働いている人などは、仕事とプライベートの境界線が曖昧になりやすい可能性があります。そのようなときは、家のなかでも仕事をするときだけに立ち入る場所や仕事専用の道具などをつくっておきましょう。
仕事専用の場所や道具の例
- 仕事部屋をつくる
- 社員証を首からかける
- 仕事用のBGMを流す
ポイントは、仕事が終わったら部屋や道具から身を離すことです。ルールを厳格に守ることで、自然と身体がオンオフを覚えてくれるようになります。
⑩家族や友人と話をする
仕事とプライベートの切り替え方法として、家族や親しい友人と私的な楽しい会話をすることで、頭をリラックスモードにするという方法もあります。
家族や友人などの気が置けない存在と話をすることで、仕事モードの自分からリラックスした普段の自分に切り替えることができるのです。
仕事後に家族との夕飯の時間や、友人との食事の予定など、強制的に人と話す予定をつくっておくとより切り替えやすくなりますよ。
実際どうやって仕事とプライベートを両立させている? 先輩社会人の経験談!
仕事とプライベートの両立方法にはさまざまな方法がありますが、実際に長く社会人を経験している先輩たちはどのように両立を図ってきたのか気になるという人も多いと思います。
この章では、実際に仕事とプライベートを両立してきた社会人経験豊富なキャリアアドバイザーに、実際に有効だと感じた仕事とプライベートの両立方法について詳しく話を聞きました。先輩たちのリアルな知恵がわかるので、ぜひ参考にしてみてください。
アドバイザーコメント
杉原 美佐子
プロフィールを見る仕事の問題は先延ばしにないで早く解決させよう
私の経験上、仕事がうまくいってない、あるいは、仕事があまりない状態のときはプライベートも充実していませんでした。
仕事がうまくいっていないときは、心配や不安が先立ち、ずっと気がかりで、日曜日の夜は暗い気持ちになったものです。
そんな状態なので休日もリラックスできず、趣味の映画鑑賞も今一つ没頭できませんでした。そのため、今はとにかく仕事上の問題は少しでも早く解決するように心掛けています。
プライベートの時間は休むだけでなく充実させることも大切
また、忙しいときほど先にプライベートの時間を確保しています。皆さんには、どうしても譲れないプライベートの事柄はありますか。私の場合は習い事が4つあり、その時間だけ確保できていれば、仕事が忙しくても苦になりません。
なんとなくダラダラしていたい、ゴロゴロしていたい気持ちは十分にわかりますが、それは一定時間で区切り、なるべく活動的な予定を入れてみましょう。
時間の長さだけで仕事とプライベートの両立を図ることは難しいと思いますが、プライベートの時間をいかに充実させるかが大事です。
仕事とプライベートを両立しやすい仕事の例を紹介!
仕事とプライベートの両立を重視している人のなかには、今後の仕事選びの参考にするために、仕事とプライベートが両立できる仕事が知りたい人もいるのではないでしょうか。
ここからは、2023年7月にビズヒッツが女性316人/男性167人を対象に「プライベートと両立できている仕事」について調査したプライベートと両立できている仕事に関する意識調査の結果をもとに、仕事とプライベートを両立しやすい仕事について紹介していきます。気になる人はぜひ一緒にチェックしてみてくださいね。
これらの仕事のほかにも残業の少ない、働きやすい仕事についてさらに詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。残業が少ない仕事を24個紹介していますよ。
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①事務職
事務職は、書類などの作成やデータ入力、電話対応などのバックオフィス全般を担う仕事のことです。
事務職が「仕事とプライベートを両立させやすい仕事」として挙げられる理由として、勤務時間が固定されていて残業が少ない傾向にあることや、座り仕事であるため体力を温存しやすいこと、ノルマがない場合が多いことなどが挙げられます。
また、仕事の内容自体もルーティンワークであることが多く、突発的な対応なども発生しにくいと考えられます。
しかし、事務職は近年非常に人気がある職種で、就職するためには高倍率を勝ち抜くことが必要です。そのため、事務職への就職を考える際にはしっかりと対策をして臨むことが重要になります。
事務職の詳しい業務内容や就職のコツについては、以下の記事で解説しています。事務職に求められるものをチェックして就職を目指したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
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- 事務職よりも倍率の低い、かつ仕事とプライベートを両立させやすいオフィスワークはありますか?
コールセンターは事務職よりも倍率が低い傾向にある
コールセンターの求人は、一般的な事務職よりも倍率が低めです。コールセンター業務も、冷暖房が完備された屋内での座り仕事が中心で、体力的な負担も少ないです。
コールセンターと聞くと「クレーム対応」のイメージを持つ人もいるかもしれませんが、実際には業務内容は多岐にわたります。
たとえば、通信販売の注文受付や、ガス・電気に関する問い合わせ対応など、受信業務が主体で、定型化された対応が多い仕事もあります。詳しく知りたい人は、本サイトのコールセンター解説記事などをぜひ参考にしてくださいね。
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②医療系専門職
医療系の専門職とは、医療行為に携わる人のなかでもとくに専門的な知識を保有する人たちが担う仕事のことを指します。代表的なものとしては看護師や歯科衛生士、薬剤師などがあります。
このような職種は土日こそ休みにはなりにくいものの、シフトで管理できるためスケジュールが調整しやすいのが特徴の一つです。
ただし、看護師で言えば患者の容態が急変するなど突発的な対応に追われやすい職場である場合、残業は少なくないと考えられます。
予期せぬ業務などで仕事とプライベートのバランスを崩したくないという人は、完全予約制を取っている美容系のクリニックや、通所介護を提供しているデイサービスなどの突発的な業務が発生しにくい職場を選ぶのがおすすめです。
③ライター
ライターは、雑誌やWebサイトなどで文章を書く仕事のことを指します。PC一つでできる仕事であるため、時間や場所にとらわれずに働くことができるのです。
この自由度の高さから、ライターは「プライベートとの両立がしやすい」と言われています。また実力主義で成果物によって評価されるため、会社員としてだけでなくフリーランスでも働きやすい職種であることもポイントの一つです。
しかし、正社員としての募集が少ない職種であるうえ、経験者を優遇する傾向があるため就職難易度は高めです。フリーランスとして働くとしても、実力がないとそもそも仕事を得ることができないため、スクールに通うなどしてライティングの経験を積んでおく必要があることは覚えておきましょう。
以下の記事では、ライターになるための詳しい方法や就活のポイントなどをキャリアコンサルタントとともに解説しているため、興味がある人は読んでみてくださいね。
④製造業・ライン工
製造業はさまざまな材料などを加工して製品を製造する業界のことを言います。また、ライン工はベルトコンベアに流れてくる製品の組み立などをしながら実際に製品をつくっていく仕事です。
工場ではあらかじめ生産スケジュールが組まれている場合が多いため、トラブルが発生したとき以外は残業が発生しにくい傾向にあります。また、工場は他企業に合わせて休むことも多く、土日祝日が休みになる場合が多いという声もあるようです。
さらに、工場では決まった業務を複数人でおこなうほか、おもな業務は機械によっておこなわれる場合が多い傾向にあります。そのため、比較的スケジュールの調整がしやすく、有給なども取りやすいと考えられます。
- 製造業のなかでも、とくに仕事とプライベートを両立しやすいものの特徴があれば教えてください。
納期の影響を受けにくい職種を選ぼう
最近の大手製造業では、自動化技術の導入が進んでいて、効率化と生産性向上が図られています。また、働き方改革が進み、労働時間の短縮や多様な働き方が導入され土日完全休みも珍しくありません。
しかし、そうは言っても製造現場はどうしても納期に追われることがあります。そうした影響を比較的受けにくい職種となると、品質管理、生産管理、研究開発、購買、資材管理などでしょうか。
ただし、これはあくまでも定時で帰れる見込みが立ちやすいだけで、たとえば研究開発が予定より遅れている、うまくいかないとなると、遅くまで会社に残ることになる可能性があることには注意が必要です。
⑤販売職
販売職は、おもに店舗などで顧客を相手に商品を販売する仕事です。販売職も工場勤務などと同様にシフト制で事前の休みが判明しやすい傾向にあります。
また、遅番・早番などの当番制での勤務が多く、自分の業務時間が終われば残業が少ない場合も多いようです。遅番の場合は午前中にゆとりが出るので、銀行や市役所などの事務手続きなどにも向かいやすいでしょう。
ただ、販売職は仕事とプライベートのメリハリが付けやすい一方で、大変さも多い職種といえます。企業によっては販売数のノルマが設けられていたり、ほかの販売員と競わせたりするところもあるなど、定量的な実績で評価が決まります。
また、顧客相手の仕事である以上、クレームや厳しい意見などにも対応しなければいけない場合もあるため、人によってはストレスに感じやすい業務が多いかもしれません。
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なお、仕事を決める際には職種だけでなく企業についても研究する必要があります。企業研究のやり方についてはこちらの記事で解説しているので、気になる人は参考にしてみてください。
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仕事とプライベートが両立しやすい仕事の見極め方は? キャリアコンサルタントが解説
ここまで仕事とプライベートを両立しやすい仕事の例について解説してきましたが、ほかに仕事とプライベートを両立させやすい仕事にはどんなものがあるのか気になる人も多いと思います。
この章では、仕事とプライベートが両立しやすい仕事の特徴や見極め方について、キャリアアドバイザーに詳しく話を聞きました。いろいろな業界の実態について深く理解しているからこそのアドバイスが聞けるので、ぜひ参考にしてください。
アドバイザーコメント
吉野 郁子
プロフィールを見る定着率の高い職場が狙い目
プライベートと両立できる仕事を考えると、結局は「従業員定着率の高い職場を探す」ことに行きつくのではないでしょうか。
ライフステージによって、両立したい「プライベート」の内容は変わります。保育園の送り迎えや家族の看病など、自分では日時を選べない予定に柔軟に対応したい人もいれば、趣味・勉強・長期休暇を重視する人もいるでしょう。
その都度、職場と話し合いながら調整し、折り合いをつけていくことが大切です。「定着率の良い職場」は、働く人と職場の双方の努力によって成り立ちます。職場側も、大切な人材に長く勤めてもらうために、時代に合わせて制度や体制を工夫しています。
働く側も休みやすい環境を整える努力が必要
一方で、働く側も「今日は早退したい」「明日は休暇を取りたい」となったときに備え、仕事の段取りや業務の共有をしっかりおこなうことが求められます。
不在時のトラブルにも対応できるよう、「○○の書類は××にあります」と電話で伝えられるくらい、デスク周りを整理整頓しておく習慣も役立ちます。そういった工夫と努力ができる人が、「プライベートと両立できる職場」に選ばれる人材といえるでしょう。
仕事とプライベートの優先順位は考え方次第! 自分の価値観に合った働き方をしよう
社会人としてキャリアを積んでいくなかで、仕事とプライベートについての優先順位や両立の仕方、境界線の引き方などに悩む人も多いと思います。しかし、仕事とプライベートのバランスの取り方に正解はありません。
そのため、大切なのは自分の理想とするキャリアプランや価値観を整理したうえで、真に自分に合ったバランスを見極めることです。自分の最適な優先順位やバランスが見つかったら、周囲の意見に振り回されずに自分の理想の働き方を追求するようにしましょう。
また、仕事とプライベートのバランスは一度決めたら変えてはいけないようなものではありません。ライフステージや考え方の変化に柔軟に調整しながらも、自分なりの黄金比を見つけていきましょう。
アドバイザーコメント
遠藤 美穂子
プロフィールを見る自分の価値観に合わせて大切にしたいものを見極めよう
仕事とプライベートのどちらを優先するか、そもそも両立はできるのかと気になる人もいるでしょう。
両者を完全に切り分けるのは実は難しいことなので、自分は何を大切にしたいのか、考えてみることをおすすめします。
「仕事に集中したい」「実績をあげて成長したい」「自分の趣味の時間も確保したい」「家族の時間を大事にしたい」など、自分が大切にしたいもの=価値観、を満たした働き方ができると充実感を感じることができるでしょう。
優先順位が変わっても柔軟に対応できるような働き方を心掛けよう
実際に働いてみて感じるのは、「仕事とプライベートのバランスは人生の時期によって変化する」ということです。
たとえば新入社員で独身のうちは、新しいことを吸収するのに忙しかったり仕事が楽しかったりすれば仕事のバランスが大きくても良いかもしれない。
やがて結婚して子どもが生まれたら家事育児と仕事のバランスを家族で話し合う必要が出てきます。自分が体調を崩したり、資格試験の勉強に取り組んだりすることもありえます。
人生、何が起こるかわかりませんが、何かが起こったときに柔軟に対応できるよう、日ごろから後悔のないように仕事をすることと、周りの人と良い関係を築いておくことを意識しておくと良いでしょう。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/公認心理師
Ikuko Yoshino〇就職支援歴18年。若者就労支援NPOに勤務の後、独立。現在は行政の就職支援施設にて、学生/既卒/フリーター/ニート/ひきこもり/女性などを対象に相談やセミナー講師を担当
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/2級キャリア技能士
Misako Sugihara〇石川県金沢市を拠点に15年にわたり就職支援に携わる。2年前からは転職支援も手掛けている
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Mihoko Endo〇メガバンクで法人営業や新人研修講師、採用面接に携わる。現在は「その人らしさを引き出すカウンセリング」をモットーに、大学での就活支援、社会人向けキャリア開発研修をおこなう
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