SPI 非言語「表の読み取り」の練習問題25問! Webテストのプロが解説

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高尾 有沙
キャリアコンサルタント
Arisa Takao〇第二新卒を中心にキャリア相談を手掛け、異業種への転職をサポートする。管理職向けの1on1やコンサルティング業界を目指す新卒学生の支援など年齢や経歴にとらわれない支援が持ち味。キャリア相談の傍らWebテスト対策のサポートをおこなう

SPIの「表の読み取り」は非言語分野で出題されます。さまざまな数値が書かれた表を元に割合や増加率などを求める問題です。計算能力はもちろん、与えられた表から必要な情報をすぐに見つけ出す検索力が求められます。

この記事では、Webテスト対策のサポート経験を持つキャリアコンサルタントの高尾さんとともにSPIの「表の読み取り」の解き方について解説していきます。具体的な対策方法についても解説しているので、「表の読み取り」に苦手意識がある人は参考にしてみてください。

記事の後半では「表の読み取り」の練習問題を25問紹介しています。表を読む力は実践のなかで鍛えられるため、ぜひ力試しも兼ねて挑戦してみましょう。

よりSPIの本番をイメージして対策したい人は、SPI対策模試にも挑戦してみてください。

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実際に問題を解く前に確認! 「表の読み取り」の解答のコツ

SPI「表の読み取り」の概要

  • 問題パターン:平均を求める、割合を比較する、増加率を比較する、点数分布表、2つの表を用いるなど
  • 1問あたりの時間:30秒~1分程度
  • 形式ごとの出題頻度:テストセンター(高)ペーパーテスト(高)Webテスティング(高)
表の読み取りの解き方をわかりやすく教えてください!

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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表の読み取りに必要なのは見るべき点を見抜く力である

「表の読み取り」は、SPI非言語分野において「最も計算スピード」が問われる単元です

この問題で満点を目指すために必要なのは、正確な筆算能力ではなく「要領の良さ」です。すべての数字を1の位まで計算していると、絶対に時間は足りません。まずは設問を見て、「表のどこを見るべきか」を特定する練習から始めましょう

また、選択肢の数字が離れている場合は、粗い計算でも十分に正解を選べます。「ざっくりとした計算(概算)で答えを絞り込む勇気を持つこと」が、高得点へのカギです。

覚えておこう! 割合と増加率を求める計算式

「表の読み取り」では割合と増加率を求める問題がよく出題されるので、以下の公式を覚えておきましょう。

割合の公式

割合(%) = 比べたい数(部分) ÷ もとにする数(全体) × 100

増加率の公式

増加率(%) = 増えた量(差額) ÷ 基準となる量(元) × 100

SPI「表の読み取り」の練習問題25問|高尾さんによる解き方の解説付き!

ここからはSPI「表の読み取り」の練習問題を解説付きで25問紹介します。割合や増加率を比較するシンプルな問題から、2つの表を使う応用問題まで網羅的に紹介しているのでぜひ腕試しに活用してください。

今回初めて「表の読み取り」に挑戦する人は、予備知識として「実際に問題を解く前に確認! 「表の読み取り」の解答のコツ」をよく読んでから、実践問題へ進みましょう。

問題1(難易度:★☆☆☆☆)

問題

次の表を見て、各問いに答えなさい。
ある企業の営業部において、新人研修の確認テストを3回実施した。以下の表は、第1営業部と第2営業部のそれぞれの平均点を示したものである。第1営業部の3回のテストの平均点は何点か。ただし、答えは小数点以下第2位を四捨五入して求めること。

部署人数第1回第2回第3回
第1営業部12人75点82点69点
第2営業部10人80点74点78点

選択肢


正解:B
特定グループ(第1営業部)の3つのテスト結果の平均を求める問題である。人数(12人)は計算に使用しない。第1営業部の3回の点数の合計を計算する。
75+82+69=226(点)

これを実施回数の3で割る。
226÷3=75.333…
小数点以下第2位(3)を四捨五入する。75.33…→75.3

よって、75.3点である。

問題2(難易度:★☆☆☆☆)

問題

ある工場では、製品X、Y、Zを製造するために、部品A、部品B、部品Cの3種類を使用している。各製品1個あたりに必要な部品の個数は以下の表の通りである。この表にもとづき、各問いに答えよ。
部品A、B、Cの1個あたりの単価が、それぞれ10円、30円、50円であるとする。このとき、製品Xの製造原価(部品費の合計)において、最も費用がかかっている部品はどれか。

製品部品A部品B部品C
製品X20個5個2個
製品Y15個10個5個
製品Z10個8個12個

選択肢


正解:A
製品Xに使用される各部品の個数と単価を掛け合わせ、総コストを比較する。
表より、製品Xの部品個数はAが20個、Bが5個、Cが2個である。

それぞれのコストを計算する。
部品A:10(円)×20(個)=200(円)
部品B:30(円)×5(個)=150(円)
部品C:50(円)×2(個)=100(円)

比較すると200>150>100となり、部品Aのコストが最も高い。単価は最も安いが個数が圧倒的に多いため、総額では最大となる。

高尾 有沙

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「最も費用がかかっている部品」を探す際、すべての部品について「単価×個数」を真面目に計算する必要はありません。まずは目視で比較しましょう

「単価が高いうえに、個数も多い」部品があれば、それが答えの候補です。明らかに数値が小さいものは計算せずに除外します。

競っている2つの選択肢だけを実際に筆算して比べる、という「消去法」を使うことで、計算時間を半分以下に短縮できます。全部を計算せず、時間を節約しましょう。

問題3(難易度:★☆☆☆☆)

問題

以下の表は、ある企業の営業部A、B、Cにおける4月と5月の新規契約件数を示している。4月から5月にかけて、契約件数の「増加率」が最も高い部署はどこか。

部署名4月(件)5月(件)
営業A4048
営業B2025
営業C5058

選択肢


正解:B
増加率は「(5月の数値-4月の数値)÷4月の数値」で求められる。

1.増加量を計算する
営業A:48-40=8
営業B:25-20=5
営業C:58-50=8

2.増加率を計算する(基準は4月の数値)
営業A:8÷40=0.2(20%)
営業B:5÷20=0.25(25%)
営業C:8÷50=0.16(16%)

これらを比較すると25%>20%>16%となり、最も高いのは営業Bである。営業Aと営業Cは増加量こそ多いが、元の母数が大きいため率は低くなる。

高尾 有沙

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「増加率」の計算で最も多い間違いは、分母を「新しい年度(今年)」にしてしまうことです

成長や増加は、あくまで「過去」を出発点として測るものですから、分母は必ず「古い年度(昨年)」になります。「(新-旧)÷旧」で計算しましょう。

また、増加率の「大小」を比較するだけなら、必ずしもパーセント(%)まで出す必要はありません。割り算の答え(小数)の段階で大小関係は見えてきます。

問題4(難易度:★★☆☆☆)

問題

次の表を見て、問いに答えなさい。
あるチェーン店の「店舗A」と「店舗B」における、ある1日の来店客数と、客1人あたりの平均購入額は以下の通りであった。この日、店舗Aと店舗Bを合わせた全来店客の「1人あたりの平均購入額」はいくらか。

店舗来店客数客1人あたりの平均購入額
店舗A40人1,200円
店舗B60人1,100円

選択肢


正解:B
人数の異なる2つのグループを合わせるため、単純に平均額を足して2で割ってはいけない(1200+1100)÷2=1150は誤り。「加重平均」を用いる。

1.各店舗の総売上(合計額)を出す
店舗A:40人×1,200円=48,000円
店舗B:60人×1,100円=66,000円
合計売上:48,000+66,000=114,000円

2.全体の人数で割る
総客数:40+60=100人
全体平均:114,000÷100=1,140円

よって、1,140円である。

高尾 有沙

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表のタイトルや項目名にある「(単位:千円)」や「10人あたり」といった小さな文字を見落とさないでください。計算自体は単純な掛け算ですが、最後の最後に桁を1つ間違えるだけで不正解になります

おすすめの対策は、計算を始める前に、選択肢の数字の桁数を確認することです。「あれ、自分の計算結果と桁が違うぞ?」と気づけたら、それは単位の換算忘れかもしれません。

表の数字をそのまま信じず、常に単位を疑う姿勢を持ちましょう

問題5(難易度:★★☆☆☆)

問題

ある工場では、製品X、Y、Zを製造するために、部品A、部品B、部品Cの3種類を使用している。各製品1個あたりに必要な部品の個数は以下の表の通りである。この表にもとづき、問いに答えよ。
部品A、B、Cの1個あたりの質量が、それぞれ5g、10g、25gであるとする。このとき、製品Yに含まれる各部品の総質量を比較した際、最も重い部品はどれか。

製品部品A部品B部品C
製品X15個10個5個
製品Y12個8個4個
製品Z20個5個2個

選択肢


正解:C
製品Yの各部品個数(A=12、B=8、C=4)に質量を掛けて比較する。

部品A:5(g)×12(個)=60(g)
部品B:10(g)×8(個)=80(g)
部品C:25(g)×4(個)=100(g)

計算結果は60<80<100となる。
個数が最も少ない部品Cだが、単体質量が大きいため、総質量では最大となる点に注意が必要である。直感で個数の多いAを選ばないよう、正確な計算が求められる。

高尾 有沙

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質量(グラム)の計算も、「概算」が有効です。また、この手の問題では「Aは軽いが個数が多い」「Cは重いが個数が少ない」といったトレードオフの関係がよく出題されます。

ここでは極端な数字(一番重いもの、一番数が多いもの)に着目し、その影響力がどれくらいかをざっくり見積もる力が問われています。

「5g×100個」と「50g×10個」は同じ500gです。この「数字に対するバランス感覚」を持つと、数字の羅列から意味を読み取れるようになります

問題6(難易度:★★☆☆☆)

問題

以下の表は、ある企業の異なる部門や製品における実績データの推移を示したものである。表の数値を基に、問いに答えよ。
下表は、3つの店舗(X店、Y店、Z店)の昨年度と今年度の来店者数(単位:人)を示している。昨年度から今年度にかけての「増加率」を比較したとき、正しい記述はどれか。

店舗名昨年度(人)今年度(人)
X店400500
Y店200250
Z店100140

選択肢


正解:C
各店舗の増加率を計算し比較する。

X店:増加数は+100。増加率は100÷400=0.25(25%)
Y店:増加数は+50。増加率は50÷200=0.25(25%)
Z店:増加数は+40。増加率は40÷100=0.4(40%)

比較すると40%>25%なので、Z店が単独で最も高い。X店は増加数(人数)が100人と最も多いが、増加率で見るとZ店に及ばない点に注意が必要である。また、X店とY店は増加率は同じだが「最も高い」わけではないため、Dは不正解となる。

高尾 有沙

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複数の店舗の増加率を比較する場合、計算する前にまず「増えているか減っているか」を確認しましょう

昨年度より今年度の数字が小さければ「減少(マイナス成長)」なので、増加率を問う問題では計算するまでもなく除外できます。

この「事前のふるい分け」をするだけで、計算すべき対象が3つから1つや2つに減ることがよくあります。いきなり計算機を叩くのではなく、まずはデータの傾向をつかむことが重要です。

問題7(難易度:★★☆☆☆)

問題

ある企業でおこなわれた社員研修において、2つの異なる科目(科目A:ビジネスマナー、科目B:PCスキル)のテストが実施された。テストは共に100点満点である。以下の表は、新人社員40人の得点分布を示したものである。
「ビジネスマナー(科目A)が60点以上」かつ「PCスキル(科目B)が60点未満」の人は何人いるか。

人数(人)PCスキル(科目B)
80~100点60~79点40~59点0~39点
ビジネスマナー
(科目A)
80~100点5421
60~79点3742
40~59点1321
0~39点0122

選択肢


正解:C
表の行と列の交差する部分を特定し、合計する問題である。条件は「科目A(行)が60点以上(80~100点または60~79点)」かつ「科目B(列)が60点未満(40~59点または0~39点)」。

該当するセル(表の黄色い部分)は以下の4箇所となる:
・A(80~100)かつB(40~59):2人
・A(80~100)かつB(0~39):1人
・A(60~79)かつB(40~59):4人
・A(60~79)かつB(0~39):2人

これらを合計すると、2+1+4+2=9人となる。

高尾 有沙

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「ビジネスマナー60点以上」かつ「PCスキル60点未満」のようなクロス条件は、視覚的なトリックにかかりやすい問題です。

表の縦軸と横軸が交わるマス目を特定する際、目で追うだけでは、一つ隣のマスを見てしまうミスが頻発します。画面上の表を指でなぞるなどして、ケアレスミスが出ないようにしましょう

「ここから右、ここから下、交点はここ」と物理的に指を使うことで、脳のワーキングメモリを使わずに正確な場所を特定できますよ

問題8(難易度:★★☆☆☆)

問題

あるレンタルスペースの利用料金は、部屋の広さごとの「基本料金(1時間あたり)」と、利用する曜日区分ごとの「割増率」によって決定される。それぞれの対応は以下の表1、表2の通りである。
「土曜」に「RoomB」を「3時間」利用した場合、その利用料金の合計はいくらか。

【表1】基本料金(1時間あたり)

部屋名料金
RoomA4,000円
RoomB6,000円
RoomC10,000円

【表2】曜日区分と割増率

曜日区分割増率
平日なし(基本料金通り)
土曜20%割増
日曜・祝日40%割増

選択肢


正解:B
表1および表2から条件に合う数値を読み取り、利用料金を計算する。

1.まず、表1よりRoomBの基本料金は1時間あたり6,000円。
2.次に、表2より土曜は20%割増(1.2倍)となるため、1時間あたりの料金は6,000×1.2=7,200円。
3.今回は3時間利用するため、7,200×3=21,600円となる。

よって、利用料金の合計は21,600円。

高尾 有沙

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この手の料金計算問題は、数学力ではなく「読解力」の勝負です。「土曜」という条件を見落として「平日」の料金で計算したら、どんなに計算が速くても0点です。

設問文を読む際、「土曜」「RoomB」「3時間」といったキーワードに、心のなかで(あるいはマウスカーソルで)アンダーラインを引いておきましょう。メモをとっても良いですね。

特に「土日・祝日」は料金表が別になっていたり、割増料金が設定されていたりすることが多いので、記載があったら警戒しましょう

問題9(難易度:★★☆☆☆)

問題

以下の表は、ある飲料メーカーにおける過去3年間の製品カテゴリ別販売数量(単位:ケース)の推移をまとめたものである。この表を用いて、問いに答えよ。
2023年の「茶系飲料」の販売数量は、2021年の何倍か求めよ。ただし、答えは小数点以下第2位を四捨五入すること。

製品カテゴリ2021年2022年2023年
茶系飲料45,00051,00057,600
ミネラルウォーター30,00032,50031,000
炭酸飲料20,00021,50023,000

選択肢


正解:C
表から数値を読み取り、倍率を計算する。

2023年の茶系飲料の販売数量は57,600ケース、2021年の販売数量は45,000ケース。

倍率は、57,600÷45,000で求められる。
計算を簡単にするため、0を2つ省略すると576÷450=1.28となる。

小数点以下第2位(8)を四捨五入すると1.3となる。
よって、2023年の販売数量は2021年の約1.3倍。

高尾 有沙

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「何倍か」を求める問題は、割合(%)の計算と同じです。「2021年の数値を1(基準)」としたとき、2023年の数値がいくつになるかを計算します。

割り算(2023年の値 ÷ 2021年の値)をおこないますが、答えが「1.234…」となった場合、それは1.23倍ということです。

選択肢が「約1.2倍」「約1.5倍」のように離れている場合は、上2桁だけの概算(例:120 ÷ 100)でも十分に正解を選べますよ

問題10(難易度:★★☆☆☆)

問題

以下の表は、各支店の従業員数と、従業員10人あたりの月間消耗品費をまとめたものである。このとき、X支店における実際の月間消耗品費はいくらか。

支店名従業員数従業員10人あたりの
月間消耗品費
X支店140人3,500円
Y支店80人4,200円
Z支店120人3,800円

選択肢


正解:D
表の費用は「従業員10人あたり」で示されているため、単位をそろえて計算する。

1.X支店の従業員数は140人。
2.これを「10人単位」に換算すると、140÷10=14ユニットとなる。
3.表より、10人あたりの月間消耗品費は3,500円であるため、実際の総額は以下の通り計算できる。
3,500円×14=49,000円

よって、X支店の月間消耗品費は49,000円。

高尾 有沙

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「従業員10人あたりの消耗品費」というデータは、実データではなく「比率データ」です

実際の消耗品費を出すには、表の数値に従業員数を掛けて、最後に「10で割る」ことを忘れてはいけません。この「÷10」を忘れるミスが非常に多いです。

対策として、計算式を立てる際に「表の値 × (従業員数/10)」というセットで覚えるか、最初に表の値をすべて10で割って「1人あたり」に直してしまうのも一つの手です。

問題11(難易度:★★☆☆☆)

問題

以下の各表は、ある企業や組織におけるアンケート結果や利用状況の集計データである。表の数値をもとに、問いに答えよ。
ある企業の営業部、企画部、総務部の社員に対し、「先月の有給休暇取得日数」を調査した。以下の表はその結果をまとめたものである。先月、有給休暇を「1日以上」取得した社員の数は、全社員の何%か求めよ。ただし、答えは小数点以下第2位を四捨五入すること。

部署名社員数有給取得「0日」の社員数
営業部100人36人
企画部80人42人
総務部120人14人

選択肢


正解:C
「1日以上取得した社員」の割合を、余事象を用いて求める。

1.全社員数を求める
各部署の社員数は、100人、80人、120人であり、合計は100+80+120=300人。

2.「0日」の社員数を合計する
36+42+14=92人。

3.1日以上取得した社員数と割合を計算する
したがって、1日以上取得した社員数は、300−92=208人となる。
割合は208÷300×100=69.333…%であり、小数点以下第2位を四捨五入すると69.3%。

よって、正解は69.3%。

問題12(難易度:★★★☆☆)

問題

次の表を見て、問いに答えなさい。
ある大学のサークル対抗でボウリング大会をおこなった。以下の表は、参加した3つのチームの人数と、各チームの平均スコア(アベレージ)をまとめたものである。参加した全50人の平均スコアはいくつか。

チーム名人数平均スコア
チームX15人148
チームY25人156
チームZ10人164

選択肢


正解:C
3つのグループの加重平均を求める問題。人数比を考慮して合計スコアを算出する必要がある。

1.各チームの合計スコアを計算する
・チームX:15×148=2,220
・チームY:25×156=3,900
・チームZ:10×164=1,640

2.全員の合計スコアを計算する
2,220+3,900+1,640=7,760

3.全人数(50人)で割る
7,760÷50=155.2

よって、正解は155.2。
※単純平均である(148+156+164)÷3=156を選ばないよう注意。

問題13(難易度:★★★☆☆)

問題

ある工場では、製品X、Y、Zを製造するために、部品A、部品B、部品Cの3種類を使用している。各製品1個あたりに必要な部品の個数は以下の表の通りである。この表にもとづき、問いに答えよ。
各部品の調達にかかる日数が、部品Aは2日、部品Bは5日、部品Cは12日であるとする(※ここでの日数は部品1個あたりにかかる管理コストの指標とする)。製品Zにおいて、「個数×調達日数」で算出される管理コストのスコアが最も高い部品はどれか。

製品部品A部品B部品C
製品X15個12個8個
製品Y20個15個10個
製品Z30個10個5個

選択肢


正解:D
製品Zの各部品個数(A=30、B=10、C=5)に、指定された調達日数を掛けてスコアを算出する。

・部品A:2(日)×30(個)=60
・部品B:5(日)×10(個)=50
・部品C:12(日)×5(個)=60

計算結果を比較すると、部品Aと部品Cが共に「60」となり、最も高いスコアとなる。
片方だけを計算して解答するのではなく、すべての項目を確認し、同点(同率1位)の可能性を考慮する必要がある。

高尾 有沙

プロフィール

「個数×調達日数」という、普段馴染みのない指標(スコア)を算出する必要があります。

このように、問題文で独自の定義が与えられた場合は、その定義式をメモ用紙の目立つところに書き写しましょう。表の列が離れている場合(たとえば「個数」がA列、「日数」がD列など)、視線移動の間に違う数字を拾ってしまうミスが起きがちだからです。

指で表の列を押さえながら、「これ×これ」と物理的に確認しながら計算することをおすすめします

問題14(難易度:★★★☆☆)

問題

以下の各表は、ある企業の異なる部門や製品における実績データの推移を示したものである。表の数値をもとに、問いに答えよ。
下表は、商品ア、イ、ウの2022年と2023年の販売単価(円)を示している。値上げによる単価の「上昇率(増加率)」が最も高い商品はどれか。

商品名2022年(円)2023年(円)
商品ア800960
商品イ500600
商品ウ600720

選択肢


正解:E
各商品の増加率を計算し、比較する。

・商品ア:増加額160円。上昇率160÷800=0.2(20%)
・商品イ:増加額100円。上昇率100÷500=0.2(20%)
・商品ウ:増加額120円。上昇率120÷600=0.2(20%)

すべて計算すると20%となり、上昇率は等しいことがわかる。
増加額(160円、100円、120円)だけを見るとバラバラだが、元の価格に対する割合はすべて同じであることに気づけるかがカギとなる。

高尾 有沙

プロフィール

単価の上昇率を比較する際、数字の「倍率」で感覚をつかむことも有効です

たとえば、100円が150円になれば1.5倍(50%増)ですが1,000円が1,100円になっても1.1倍(10%増)にしかなりません。

「元の値段が安い商品の値上げ」は、上昇率が高くなりやすい傾向があります。この感覚を持っていると、「これは計算しなくても明らかに率が高いな」と当たりをつけやすくなり、検算の手間も省けるでしょう。

問題15(難易度:★★★☆☆)

問題

ある企業でおこなわれた社員研修において、2つの異なる科目(科目A、科目B)のテストが実施された。テストは共に100点満点である。以下の表は、その得点分布と人数の関係を示したものである。
中堅社員50人が受験した「英語(科目A)」と「会計(科目B)」の得点分布は以下の通りである。「英語の得点ランク(点数帯)が、会計の得点ランクよりも高い人」は何人いるか。(例:英語が80~100点で、会計が60~79点以下の場合はこれに該当する)

人数(人)会計(科目B)
80~100点60~79点40~59点0~39点
英語
(科目A)
80~100点4631
60~79点2652
40~59点1271
0~39点0127

選択肢


正解:D
表の対角線(同じ点数帯のセル)よりも「右上」または「左下」のどちらのエリアかを見極める必要がある。「科目A(行)のランク>科目B(列)のランク」となるのは、対角線より右側のエリア(表の黄色い部分)。

・英語(80~100)行:会計が79点以下のセル⇒6+3+1=10人>
・英語(60~79)行:会計が59点以下のセル⇒5+2=7人
・英語(40~59)行:会計が39点以下のセル⇒1人

※英語が0~39点の場合、それより低いランクは存在しない。
これらを合計すると、10+7+1=18人となる。

高尾 有沙

プロフィール

「英語のランクが会計より高い」という条件は、表のなかの特定の「領域」を指しています。

一つひとつのマス目を足し算するのも良いですが、表全体を眺めて「対角線より右上(または左下)」といった具合に、条件に当てはまるエリアを面としてとらえるイメージを持つと早いです

また、条件を満たす人数を数える際、漏れがないように、数え終わったマス目には印をつける(画面上ではできないので、メモ用紙に表の略図を描く)などの工夫も有効です

問題16(難易度:★★★☆☆)

問題

ある企業でおこわれた社員研修において、2つの異なる科目(科目A、科目B)のテストが実施された。テストは共に100点満点である。以下の表は、その得点分布と人数の関係を示したものである。表の数値を基に、問いに答えよ。
全社員60人が受験した「企画力(科目A)」と「営業力(科目B)」の得点分布は以下の表の通りである。2科目のうち「片方だけが80点以上」である人の割合は、全体の何%か。(答えは小数点以下第一位を四捨五入すること)

人数(人)営業力(科目B)
80~100点60~79点40~59点0~39点
企画力
(科目A)
80~100点6631
60~79点51053
40~59点2442
0~39点1233

選択肢


正解:B
「片方だけが80点以上」という条件は、「科目Aのみ80点以上」と「科目Bのみ80点以上」の合計人数を指す。両方とも80点以上の人(表の左上のセル「6」)は含まない点に注意が必要。

1.該当する人数を特定する(表の黄色い部分)
・科目Aのみ80点以上(行は一番上、列は左端以外):6+3+1=10人
・科目Bのみ80点以上(列は左端、行は一番上以外):5+2+1=8人

2.合計人数と割合を計算する
該当者は10+8=18人。社員全体は60人のため、割合を計算する。
18÷60=0.3
これをパーセンテージに直すと30%。

高尾 有沙

プロフィール

「片方だけが80点以上」を計算する場合、「両方80点以上」と「両方80点未満」の人を除外する(全体から引く)という考え方(余事象)が使える場合があります

特に表のマス目が多い場合、条件に合うマスを一つずつ足していくよりも、条件に合わないマスを引いたほうが計算回数が少なくて済むことがあるのです。

どちらのマス数が少ないかを瞬時に判断し、計算ルートを選択できると、解答スピードが格段に上がります

問題17(難易度:★★★☆☆)

問題

あるレンタルスペースの利用料金は、部屋の広さごとの「基本料金(1時間あたり)」と、利用する曜日区分ごとの「割増率」によって決定される。それぞれの対応は以下の表1、表2の通りである。
「平日」に「RoomC」を2時間利用する場合と、「日曜・祝日」に「RoomA」を4時間利用する場合では、どちらが何円高いか。

【表1】基本料金(1時間あたり)

部屋名料金
RoomA4,000円
RoomB6,000円
RoomC10,000円

【表2】曜日区分と割増率

曜日区分割増率
平日なし(基本料金通り)
土曜20%割増
日曜・祝日50%割増

選択肢


正解:C
2つのケースそれぞれの料金を算出して比較する。

1.平日のRoomC(2時間)
平日は割増なし(1.0倍)のため、
10,000円×1.0×2時間=20,000円

2.日曜・祝日のRoomA(4時間)
日曜・祝日は50%割増(1.5倍)のため、
4,000円×1.5×4時間=6,000円×4=24,000円

3.差額を計算する
24,000円-20,000円=4,000円

よって、RoomA(日曜・祝日利用)の方が4,000円高いことがわかる。

問題18(難易度:★★★☆☆)

問題

以下の表は、ある飲料メーカーにおける過去3年間の製品カテゴリ別販売数量(単位:ケース)の推移をまとめたものである。この表を用いて、問いに答えよ。
2022年の「コーヒー飲料」の販売数量は、2021年の同数量と比較して何倍になったか。また、今後も同じペース(倍率)で成長すると仮定した場合、2024年のコーヒー飲料の販売数量として最も適切なものはどれか。

製品カテゴリ2021年2022年2023年
コーヒー飲料120,000135,000158,400
果汁飲料80,00084,00088,200
スポーツドリンク60,00066,00072,600

選択肢


正解:C
成長率(倍率)を算出し、それを次年度の予測に適用する応用問題である。
2021年から2022年の倍率を求める135,000÷120,000を計算する。
135÷120=1.125(倍)
2024年の数値を予測する「同じペースで成長する」ため、2023年の数値に算出した倍率(1.125)を掛ける。
2023年のコーヒー飲料は158,400ケースである。
158,400×1.125=178,200
【計算のポイント】
1.125は分数に直すと9/8である。
158,400×9/8=(158,400÷8)×9=19,800×9=178,200と計算すると、筆算よりも素早く解くことができる。
よって、178,200ケースとなる。

高尾 有沙

プロフィール

「今後も同じペースで成長する」という仮定は、「倍率(成長率)を掛け続ける」ことを意味します

たとえば、2021年から2022年で1.1倍に増えたなら、2024年(2年後)の予測は「2022年の値 ×1.1×1.1」となります。単純に増えた「量(個数)」を足すのではなく、「比率」を掛けていく点に注意してください。

この「複利」的な増え方のイメージを持つことが、将来予測問題のポイントです

問題19(難易度:★★★☆☆)

問題

以下の表は、ある企業の支店や工場におけるデータを示したものである。表の数値をもとに、問いに答えよ。
以下の表は、工場Aと工場Bにおける月間生産個数と、生産個数1,000個あたりの不良品発生数をまとめたものである。工場Aと工場Bの不良品の合計個数はいくつか。

工場名月間生産個数1,000個あたりの
不良品発生数
工場A250,000個4個
工場B180,000個6個

選択肢


正解:C
各工場の不良品数を計算し、合計する。

1.工場Aの不良品数を求める
生産個数が250,000個であり、1,000個あたりの不良品数は4個。
(250,000÷1,000)×4=1,000個

2.工場Bの不良品数を求める
生産個数が180,000個であり、1,000個あたりの不良品数は6個。
(180,000÷1,000)×6=1,080個

3.合計を出す
1,000+1,080=2,080個

以上より、不良品の合計は2,080個となる。

高尾 有沙

プロフィール

「1,000個あたりの不良品数」と「月間生産個数」を掛け合わせる際、単位(桁)のズレに注意が必要です。生産個数が「万単位」で書かれている場合などは特に混乱しやすいでしょう。

頭の中でゼロを消す操作(1,000で割る操作)をおこない、「生産個数(千個単位)×表の数値」というシンプルな掛け算に変換してしまうのがおすすめです。

たとえば、生産数が50,000個なら、「50(セット)× 不良品数」と考えるとシンプルになります。

問題20(難易度:★★★☆☆)

問題

以下の各表は、ある企業や組織におけるアンケート結果や利用状況の集計データである。表の数値をもとに、それぞれの問いに答えよ。
あるメーカーが製品X、Y、Zの購入者460人に対して満足度調査を行った。回答は「非常に満足」「満足」「普通」「不満」の4段階である。以下の表の結果にもとづき、「満足」以上(「非常に満足」または「満足」)と回答した人の数は、回答者全体の何%か求めよ。ただし、答えは小数点以下第2位を四捨五入すること。

製品非常に満足満足普通不満
製品X40人40人50人20人
製品Y20人50人80人10人
製品Z10人30人100人10人

選択肢


正解:C
特定の条件(「非常に満足」+「満足」)に当てはまる人数を合計し、全体に対する割合を算出する。

1. 「満足」以上の人数を求める
それぞれの区分の合計を計算する。
・「非常に満足」の合計:40+20+10=70(人)
・「満足」の合計:40+50+30=120(人)
これらを合算すると、70+120=190(人)となる。

2. 割合を計算する
全体の人数は問題文より460人。
190÷460=0.41304…

3. 端数処理をおこなう
小数を百分率にすると41.304…%となり、小数点以下第2位(0)を四捨五入し、41.3%。

よって、正解は41.3%。

問題21(難易度:★★★★☆)

問題

あるレンタルスペースの利用料金は、部屋の広さごとの「基本料金(1時間あたり)」と、利用する曜日区分ごとの「割増率」によって決定される。それぞれの対応は以下の表1、表2の通りである。

【表1:部屋ごとの基本料金(1時間あたり)】

部屋基本料金
Room A4,000円
Room B7,000円
Room C10,000円

【表2:曜日区分ごとの割増率】

曜日区分割増率
平日なし(1.0倍)
土曜・日曜・祝日20%割増(1.2倍)

ある企業研修で、「土曜」に「RoomA」を2部屋と、「RoomC」を1部屋、それぞれ5時間ずつ借りることになった。このときの利用料金の総額はいくらか。

選択肢


正解:C
曜日はいずれも土曜であるため、すべて20%割増(1.2倍)で計算する。

まずRoom Aの料金を求める。
表1よりRoom Aの基本料金は4,000円であり、割増後は4,000×1.2=4,800円となる。
これを5時間、2部屋分利用するため、4,800×5×2=48,000円である。

次にRoom Cの料金を求める。
表1よりRoomCの基本料金は10,000円であり、割増後は10,000×1.2=12,000円となる。
これを5時間、1部屋分利用するため、12,000×5=60,000円である。

以上より、利用料金の総額は、48,000+60,000=108,000円である。

高尾 有沙

プロフィール

部屋数、時間、曜日と変数が多いため、メモ用紙への書き出しが必須です。「RoomA:単価×2部屋×5時間」「RoomC:単価×1部屋×5時間」のように、計算式を分解して書き出しましょう。

一気にすべてを計算しようとすると、途中で「あれ、今どこまで掛けたっけ?」とわからなくなります。

ブロックごとに小計を出して、最後に合算するほうが、結果的に早く、かつ確実に正解にたどり着けるのです

問題22(難易度:★★★★☆)

問題

以下の表は、ある飲料メーカーにおける過去3年間の製品カテゴリ別販売数量(単位:ケース)の推移をまとめたものである。この表を用いて、各問いに答えよ。

カテゴリ2021年2022年2023年
コーヒー飲料120,000142,000158,400
茶系飲料45,00051,00057,600
炭酸飲料80,00082,00085,000

2021年の販売数量を「100」とした場合の指数を考える。2023年において、「コーヒー飲料の指数」と「茶系飲料の指数」の差はいくらか。ただし、指数は小数点以下第1位を四捨五入して整数で求めるものとする。

選択肢


正解:B
基準値を100とした指数(インデックス)を2つの項目で算出し、その差を求める比較問題である。

1. コーヒー飲料の指数を求める
基準(2021年)は120,000、比較(2023年)は158,400。
式: (158,400÷120,000)×100=1.32×100=132

2. 茶系飲料の指数を求める
基準(2021年)は45,000、比較(2023年)は57,600。
式: (57,600÷45,000)×100=1.28×100=128

3. 差を求める
132-128=4

よって、差は4ポイントである。

高尾 有沙

プロフィール

「指数」という言葉に身構える必要はありません。単に「基準年を100点としたときの点数」に換算しただけです

指数同士の引き算(差)を求める場合、それぞれの実数を計算してから指数に直しても良いですが、選択肢によっては、ざっくりとした比率の差を見るだけで判断できることもあります。

また、指数は通常、四捨五入して整数で表されることが多いので、細かい小数点以下の数字にこだわりすぎない「適度な適当さ」(大らかさ)も必要です

問題23(難易度:★★★★☆)

問題

以下の表は、Web広告キャンペーンP、Q、Rにおける広告表示回数(インプレッション数)と、1,000回表示あたりの広告費(CPM)をまとめたものである。表の数値を基に、後の問いに答えよ。

キャンペーン広告表示回数CPM(1,000回あたり)
P450,000 回240 円
Q300,000 回350 円
R500,000 回200 円

キャンペーンPの総広告費は、キャンペーンQの総広告費より何円高いか、または安いか。

選択肢


正解:B
キャンペーンPとQの総広告費をそれぞれ計算し、差額を求める。

1. キャンペーンPの総広告費
広告表示回数が450,000回、CPM(1,000回あたりの単価)が240円である。
式:(450,000÷1,000)×240=450×240=108,000円

2. キャンペーンQの総広告費
広告表示回数が300,000回、CPMが350円である。
式:(300,000÷1,000)×350=300×350=105,000円

3. 比較
108,000−105,000=3,000円

よって、キャンペーンPの方が3,000円高い。

高尾 有沙

プロフィール

Webマーケティング用語の「CPM(Cost Per Mille)」は「1,000回表示あたりのコスト」を指します。

この問題は、この知識がなくても解けますが、問題文の定義をしっかり読む必要があるでしょう。「インプレッション数÷1,000×CPM」が総費用の式になります。

桁が大きくなりがちなので、ここでも「インプレッション数の下3桁(000)を消して、CPMを掛ける」という処理をルーチン化しておくと、ゼロの数を数え間違えるミスを防げます

問題24(難易度:★★★★☆)

問題

以下の表は、ある動画配信サービスの会員820名について、契約プラン別(ベーシック、スタンダード、プレミアム)の「月間ログイン日数」を集計したものである。 表の数値をもとに、「スタンダード」または「プレミアム」プランの契約者で、かつ月間ログイン日数が「11日以上」の会員は、会員全体の何%か求めよ。 ただし、答えは小数点以下第2位を四捨五入すること。

ログイン日数ベーシックスタンダードプレミアム
0~10日300人40人30人
11~20日120人60人80人
21日以上150人70人40人
合計(820名)570人170人150人

選択肢


正解:A
条件に合う会員数を集計し、全体に対する割合を求める。

対象は「スタンダード」および「プレミアム」プランで、かつ月間ログイン日数が「11日以上」の会員である。

・スタンダードプラン:11~20日が60人、21日以上が70人で、合計130人。
・プレミアムプラン:11~20日が80人、21日以上が40人で、合計120人。

条件を満たす会員数の合計は、130+120=250人である。
全会員数は820人であるため、割合は以下の通りとなる。
250÷820×100=30.487…%

小数点以下第2位を四捨五入すると30.5%である。

高尾 有沙

プロフィール

「スタンダードまたはプレミアム」かつ「11日以上」という条件は、対象となるエリアが広くなります。

表の中で該当するマス目をすべて丸で囲むか、指で範囲を指定してから、そのなかの数値を合計しましょう

頭の中で「これと、これと……」とやっていると、一つ抜けたり、重複して足してしまったりします。

複数の条件が組み合わさったときは、まず「対象となるマス目はどれか」を特定する作業に時間を使い、計算はその次におこなうのが鉄則です

問題25(難易度:★★★★★)

問題

あるレンタルスペースの利用料金は、部屋の広さごとの「基本料金(1時間あたり)」と、利用する曜日区分ごとの「割増率」によって決定される。それぞれの対応は以下の表1、表2の通りである。

【表1:部屋ごとの基本料金(1時間あたり)】

部屋基本料金
RoomA4,000円
RoomB7,000円
RoomC10,000円

【表2:曜日区分ごとの割増率】

曜日区分割増率
平日なし(1.0倍)
日曜・祝日50%割増(1.5倍)

料金改定により、表2の「日曜・祝日」の割増率が「60%割増」に変更され、表1の「RoomC」の基本料金が「1,000円値下げ」された。改定後に「日曜・祝日」に「RoomC」を3時間利用した場合、改定前と比べて料金はどうなるか。

選択肢


正解:A
改定前と改定後の条件でそれぞれ計算し、差額を求める。

1. 改定前の料金
条件:日曜・祝日(1.5倍)、RoomC(10,000円)、3時間
式:10,000×1.5×3=15,000×3=45,000 円

2. 改定後の料金
条件:日曜・祝日(1.6倍)、RoomC(1,000円値下げで9,000円)、3時間
式:9,000×1.6×3=14,400×3=43,200円

3. 比較
45,000-43,200=1,800
改定後の方が1,800円安い。

よって、1,800円安くなる。

高尾 有沙

プロフィール

「料金改定後にどうなるか」を問う問題では、改定前の料金をすべて計算し直す必要がない場合があります

まずは「差分」だけに注目しましょう。たとえば「割増率が10%増えた」「基本料金が1,000円下がった」なら、その増えた分と減った分だけを計算して比較すれば、トータルで高くなるか安くなるかがわかります。

真面目に全額を計算して比較するのは時間がもったいないです。「変化の差引き」で考える思考法を身に付けてください

練習問題が解けたら、次はSPI模試に挑戦して実力をチェックしてみましょう。

専門家が教えるSPI「表の読み取り」の対策ポイント

アドバイザーからワンポイントアドバイス

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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最大の敵は「時間」! いかに計算をサボるかが得点のカギ

この単元の最大の敵は「時間」です。Webテスト(特にテストセンター)では電卓が使えません。真面目に全桁を筆算していては、絶対に時間が足りないのです。そのため、「概算(およその数での計算)」が最大の武器になります。

たとえば、「198,000円の18%」を求める際、「約20万の20%より少し小さい値」と瞬時に当たりをつける感覚です。練習では、正確な答えを出すことよりも、「数字が大きい時は上2、3桁だけで計算する」「選択肢を見て、計算が不要なほど差があるか確認する」といった、計算をサボるためのテクニックを磨いてください

特に「2つの表」が出る問題では、両方の表にある「共通項目(例:年度、支店名)」を指で押さえながら視線を動かすと、情報の取り違えを防げます。情報量に圧倒されず、必要な数値だけをピンポイントで抜き出す「検索力」を養うことが重要です。

解く前に選択肢を見る! どのレベルの計算が必要なのか確認しよう

また、「表の読み取り」は、毎日1日10分(3〜5問)の継続学習が最も効果的です。まず、常に「1問1分以内」などの制限時間を設け、プレッシャーのなかで解く練習をしてください。

また、計算する前に選択肢を見ましょう。数値の差が広ければ「ざっくり計算」、差が小さければ「やや丁寧に計算」と、計算の精度を使い分ける判断力を養ってください。

この「判断スピード」こそが、本番でライバルに差をつけるポイントになります。

表の読み取り以外の練習問題も解いてみよう!

SPIは多くの分野に分かれています。練習問題を繰り返し解いて、苦手を攻略しましょう。

各分野の問題が解けたら、最後にSPI模試に挑戦してみましょう。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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