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圧迫面接でなぜか受かったのですが、理由がわかりません。

先日受けた面接はかなり厳しい質問や反応が多く、いわゆる圧迫面接だったのですがなぜか受かりました。自分ではどの質問にもうまく答えられた自身がなかったので、正直、落ちたと思っていたのですが、まさかの合格通知をいただき驚いています。私はなぜ受かったのでしょうか?

そもそも応募者に対して厳しい対応をする圧迫面接は、最初から落とすつもりでやっているのだと思っていたのですが、違うのでしょうか? 皆さんの見解をお聞きしたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

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圧迫面接を攻略するカギは「伝えようとする姿勢」にある

圧迫面接は、応募者にストレス耐性があるかや、プレッシャーがかかった状況で冷静に対処できるかを見ている場合が多いです。

そのため、圧力をかけるような対応をされても、姿勢や態度が乱れずに回答できていれば、合格する可能性はあると私は考えます。厳しい質問や反応を示されても、面接官に筋の通った意見が伝わっていれば良いのです。

また、特定の業界や職種では、ある程度の振るいにかけるために圧迫面接をおこなう場合があります。

営業や販売職など、顧客対応が求められる職種などは、実際に顧客から厳しいクレームを受けるケースがあり、現場に入ってからその状況に耐えられるかどうかを見ているというのが目的の一つとしてあるのです。

手応えがなくても良い! 面接官に圧倒されず面接をやり切ろう

だからこそ、たとえ面接官が納得しているように見えなくても、自分自身がしどろもどろになってしまっても、最後まで自分の言葉で回答しきることが大切です。その姿勢自体が評価の対象であり、面接官もそうした点をしっかり見ています。

圧迫面接を受けて自分の回答に満足できないと、手応えを感じないのは当然です。しかし、それで必ずしも不合格になるとは限りません。

回答の内容に手応えがなくても、案外合格しているケースもあると思います。

圧迫面接を受けたとしても、面接官は落とすつもりでやっているわけではないという考えを持てるようにしましょう。嫌がらせをしようという意図で圧迫面接をしているわけではないと理解したうえで、最後まで諦めずに回答を続けましょう。

キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事

若林 宏美

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圧迫面接を受けた際の対応力が評価された可能性がある

圧迫面接のような厳しい面接を乗り越えての合格、驚いたことでしょう。自分では「うまく答えられなかった」と感じていても質問者さんが合格できたのには、いくつかの理由が考えられます。

まず、自分自身の面接の評価と採用担当者の評価は必ずしも一致するとは限りません。私の経験上、圧迫面接では、回答の内容そのもの以上に、厳しい状況にどう対応するか、といったストレス耐性や誠実さ、粘り強さなどを見ている企業が多いです。

うまく答えられなくても、正直に、一生懸命対応しようとした姿勢が評価されたのかもしれません。

圧迫面接=不合格ではない! 企業の意図を理解して臨もう

次に、「圧迫面接は落とすつもりの面接ではないか」という点ですが、これも必ずしもそうとは限らないと私は考えます。

圧迫面接は企業の方針として、応募者全員に対しておこなわれている場合が多いです。企業側の建前上、ストレス耐性を測ったり、プレッシャーのなかで応募者の本質を見極めようとしたりする目的があるようですね。

採用側も基本的には採用したいと考えていますが、その企業独自の選考手法として、残念ながら圧迫面接という方法を選んでいるケースはあります。

とはいえ、私個人としては、圧迫面接は時代に合わない問題のある手法だと考えています。あなたが圧迫面接に打ち勝って合格できたことはすばらしいですが、その企業に入社するかどうかは慎重に検討する必要があるかもしれません。

そもそも圧迫面接の定義や特徴についてよくわからないという人は、こちらの記事をチェックしてみましょう。圧迫面接の特徴や実態、対策法を詳しく解説しています。

こちらのQ&Aでは圧迫面接を受けた時にどう対処すべきだったのか? と思う就活生に向けてキャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみてください。

こちらのQ&Aでは、最終面接で予想外の質問や揚げ足を取られるような質問を多く受けた相談者にキャリアコンサルタントが回答しています。

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