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正社員になれない若者が増えているのは本当ですか?
最近、周りの友人やネットの情報を見ていると、なかなか正社員になれない若い人が多いように感じます。新卒で正社員になれなかったり、非正規雇用で長く働いているけれど正社員になれる見込みがなかったりするケースもあるようです。
もし、現在非正規雇用で正社員を目指している場合、どのような行動を取るのが賢明でしょうか? また、新卒で正社員になれなかった場合、諦めずに正社員を目指し続けるべきかも気になります。
正社員になれない現状に対する不安や、今後のキャリアについて、プロのキャリアコンサルタントの方にアドバイスをいただけると幸いです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
若者の非正規雇用が増えている理由を知ろう
厚生労働省が発表する雇用動向調査などの統計データを見ると、若年層の非正規雇用者数は増加傾向にあります。これにより、「正社員になれない若者が増えている」という傾向は事実である可能性が高いです。
この背景には、企業側が正社員としての採用ハードルを以前より高く設定するケースが増えているという事情があると考えられます。
非正規から正社員登用は可能! 条件を確認して行動することが重要
そのため、まずは契約社員やアルバイトといった非正規の形態で入社を促し、一定期間その働きぶりや適性を見極めたうえで、正社員登用を検討するという採用プロセスも少なくありません。
ここで「非正規雇用だから」という理由で諦めてしまう人もいます。しかし、企業側の意図としても、必ずしも永続的に非正規のままでいてほしいというわけではありません。
むしろ試用期間のような位置付けで、企業と本人の双方にとっての相性を見極めたいというケースが多いのです。
したがって、非正規雇用という条件を提示されたとしても、その期間中にしっかりと実績を積み上げれば、正社員として登用される可能性は十分にありえます。
重要なのは、そのような条件を提示された際に、具体的にどのような要件を満たせば正社員になれるのか、過去に同様の登用実績があるのかといった事実関係を、臆することなく企業側に確認することです。
働き方の多様化だからこそ自分に合う道を見つける必要がある
「正社員になれない若者が増えている」とは一概には言えません。状況は所属する企業や職種によって大きく異なるからです。
IT業界などでは、専門スキルを持つ人材が業務委託という形で柔軟に働くケースも増えています。また、近年は大学在学中に起業するなど、自ら正社員以外の働き方を選択する若者も増加傾向にあります。
自分のキャリアを描くうえで、正社員にならないという選択をしている人もいるということです。
正社員になる道は一つではない! どんなキャリアを描きたいかを考えてみよう
とは言え、正社員になることを目指しているのであれば、今の時点で諦める必要はまったくありません。正社員の求人に積極的に応募すること、もしくは「正社員登用あり」と明記されている非正規雇用の求人からキャリアをスタートさせるのも一つの方法です。
大学のキャリアセンターなどを活用し、自身の希望に合う求人を探してもらうのも有効です。自分がどう働きたいかを明確にし、望むキャリアを手に入れましょう。
以下の記事では正社員になれない理由や就職するための4ステップを解説しています。正社員になれない人が求人を探す方法やおすすめの就活方法も説明しているので、参考にしてみてください。
フリーターから正社員になりたいと思っている人は、次の記事も確認してみてください。正社員になることのメリット・デメリットや正社員になる方法を解説しています。
正社員になれない人に共通する特徴は、以下のQ&Aでキャリアコンサルタントが回答しています。併せてチェックしてみましょう。
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