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大手病の末路って悲惨ですか?

私は就職活動で大手企業ばかりを受けているのですが、ふと「もしどの大手にも受からなかったらどうしよう」と不安になってきました。大手にこだわっている私のような「大手病」の人の末路って、どんな感じなんでしょうか?

周りの友人には中小企業やベンチャー企業を受けている人もいますが、正直なところ、まったく魅力を感じません。しかし、もしこのまま大手に固執して全滅してしまったら、 就職できないのではないかと考えると怖いです。

実際に、大手病で就職できず、悲惨な末路をたどった人はいるものなのでしょうか? また、もしそうなってしまった場合、そこから挽回することは可能なのでしょうか? アドバイスのほどよろしくお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

2級キャリアコンサルティング技能士/キャリアコンサルタント

田中 絵巳

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大手ばかりを狙って見送りが続いた学生もいる

就職活動の初期段階では、知っている企業が大手企業に限られることが背景にあるかもしれません。結果的に大手企業ばかりにエントリーし、選考で見送りが続いた学生も実際に見てきました。

重要なのは、そこからどれだけ視野を広げられるかです。中小企業へと規模の視点を広げるか、あるいは「なぜ大手に入りたいのか」を深掘りし、もし「有名な企業に入りたい」という認知度への魅力であれば、必ずしも大企業である必要はないかもしれません。

秋から視野を広げる学生も多い! うまくいかなければ3月に間に合うよう切り替えていこう

地域で認知度が高い企業や、学生が多く知っている企業など、受験企業数を増やしていくことで、大手企業とのご縁がなくても内定に結び付いたケースはあります。

就職活動を通じて、「就職して何をしたいのか」 「それは大手企業でしか実現できないのか」を改めて考えてみてください。企業の規模感や認知度だけでなく、他の選択肢がないか検討することをおすすめします。

特定の時期を断言することは難しいですが、夏のインターンシップは大手企業が実施するケースが多く、選考があるインターンでうまくいかなかった学生が、秋口(大学3年生の秋頃)から大手だけでなく視野を広げ始める傾向が見られます。

最終的には3月頃からの本選考が重要なので、自身が納得できる形で、間に合うように切り替えていくのが良いでしょう。

キャリアコンサルタント/fc-styling代表

冨永 実希

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大手に行きたい目的意識を明確にしよう

「大手病」という言葉がありますね。なぜ大手企業に行きたいのか、その理由を自身のうちで明確に持つことが非常に重要です。

それが単なるネームバリューや安定性だけを求めた結果であるならば、入社後に「こんなはずではなかった」と感じてしまう可能性もあります。

キャリアプランとの結びつきを考えられていないと入社しても悲惨な末路になる

大手企業には大手企業のよさや魅力がありますが、そこで何を成し遂げたいのか、自身のキャリアプランとどう結びついているのかを深く考えることが大切です。

目的意識があいまいなままだと、充実感を得られず、結果として入社後も「悲惨な末路」と感じてしまうことにもつながりかねません。

自身の価値観と照らし合わせて、慎重に企業選びをすることをおすすめします。

大手企業ばかりを志望している人は、こちらの記事もチェックしてみてください。自分に合った企業を見つけて、より良いキャリア選択につなげていきましょう。

こちらの記事では大企業と中小企業の違いを比較して解説しています。併せてチェックしてみましょう。

次のQ&Aでは、大手から内定をもらいたい相談者にキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。こちらも参考にしてみてください。

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