Q
メガバンクは本当に激務なのでしょうか?
銀行への就職を目指している大学3年生です。
「メガバンクは転勤や休日出勤もある会社が多い」と聞いたことがあります。できれば、転勤や休日出勤はあまりしたくないと思っています。
実際のところ、メガバンクは激務なのでしょうか? 具体的に以下に内容について回答いただければ幸いです。
・1日にどれくらいの残業があるのか
・残業が多い場合は、どのような業務で残業が発生するのか
・休日出勤の頻度はどのくらいか
・転勤はどの程度の頻度であるのか
・激務な勤務体系は今度も変わらないのか
ご回答よろしくお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ベストアンサー
残業や転勤は職種によって異なる
銀行員を目指されている中で、メガバンクがどのようなものかということですね。
まずはメガバンクということより、銀行員でどのような仕事に就きたいか、どのような職種があるかを調べてみて、明確にされると良いです。職種によって会社から求められる内容が異なります。
そのような中で、ご質問に回答します。
・1日にどれくらいの残業があるのか
→最高何時間まで残業が可能なのかという観点から回答すると、36協定の時間までが限度になります。
・残業が多い場合は、どのような業務で残業が発生するのか
→職種によって異なります。
・休日出勤の頻度はどのくらいか
→企業によって異なりますが、実際に休日出勤をしたら、代休を取られています。
・転勤はどの程度の頻度であるのか
→職種によって変わりますが、2~3年が多いと聞いています。しかしこの転勤頻度は異業種でもあります。
・激務な勤務体系は今度も変わらないのか
→銀行員の仕事の内容によりますが、業務も含め銀行はスリム化されています。
正確な情報はOB・OG訪問などで確認しよう
銀行は原則として土日は休みですので、休日におこなわれる住宅ローンの説明会などに参加する場合は休日出勤がありますが、それほど多くなく振替休日も取れるでしょう。
転勤については、銀行は3年から5年でおこなわれるのが一般的ですので、転居をしたくない場合は地方銀行を考えると良いかもしれません。
質問内容について銀行により異なりますので、志望銀行のOB・OG訪問などで、正確な情報を得ることをおすすめします。
・1日にどれくらいの残業があるのか
銀行により違いますし、一般職と総合職でも異なるでしょう。以前のメガバンクは確かに残業時間も多かったのですが、最近は総合職でも45時間以内に収めるように指示されている銀行もあります。
・残業が多い場合は、どのような業務で残業が発生するのか
業務により異なりますが、営業職であれば、顧客訪問や融資関連の書類作成、その他稟議書の作成や上司への報告などがあります。
また1円でも合わなければ帰れないという風習は今でもあるようです。朝は7時から8時出社が多く、一般企業よりやや早い出社かもしれません。
支店ですと、たとえば20時以降は業務ができないなどの規則を設けている銀行もありますので、残業はそれほど多くないでしょう。ただし裁量労働の企画部門などは、長時間労働をおこなっているケースがあります。
・休日出勤の頻度はどのくらいか
住宅ローンの相談会などで休日出勤がありますが、それほど多くはないでしょう。
・転勤はどの程度の頻度であるのか
3年から5年くらいで転勤があると考えたほうが良いでしょう。
・激務な勤務体系は今度も変わらないのか
労働基準法の改正や働き方改革もあり勤務体系は改善されてきていますし、今後も改善されていくでしょう。
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