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入社1年目ですが、仕事に飽きました。
今年入社したばかりなのですが、早くも今の仕事に飽きてしまいました。業務内容が単調で、毎日同じことの繰り返しのように感じてしまい、なかなかモチベーションを維持できません。
周りの同期は、大変そうながらも前向きに仕事に取り組んでいるように見えるので、自分がおかしいんだろうなと思っています。
自分で言うのも何ですが器用なタイプなのと、究極の飽き性で、子供の時の習い事も最長2カ月しか続かなかったです。
仕事に興味を抱く方法はありますか? また、もし転職を考えるとしたら、早すぎるのでしょうか?
こんな自分でも、受験勉強や大学の勉強は楽しくて続けていたので、何か自分にもはまる仕事があるのかなと思うのですが......。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
飽きやすいのは悪くない! まずは自分の特性理解から始めよう
まず、入社1年目という早い段階で、自分の気持ちを正直に打ち明けられるということは、非常に素晴らしいことであり、問題解決に向けた大切な第一歩だととらえています。
そして、「仕事に飽きてしまった」と感じることは、決してあなただけが経験することではありません。
特に、仕事の覚えが早く、いわゆる「器用なタイプ」の人は、ルーティンワークをすぐに習得してしまうため、新しい刺激やより挑戦的な業務を求める気持ちが強くなり、結果として早期に飽きを感じやすい傾向があると言えます。
だからこそ、自分を「ダメな人間だ」などと責める必要はまったくありません。
自己理解が仕事への楽しさややりがいを見つける鍵
とはいえ、入社してすぐに高度で難しい仕事を任されることや、安易に転職を考えることには、現実的に難しさが伴う場合もあります。
そこで、現在の仕事に対する興味や関心を再び抱くための一つの方法として、「仕事に対する視点を変えてみる」ということを提案したいです。
一見、機械的に感じられる日常業務のなかにも、「なぜこの仕事が必要なのか」「もっと効率化できないか」といった問いを持つことで、新たな気づきや改善のヒントが生まれます。そうした視点が、自分の強みや仕事のやりがいを見つけるきっかけになることもあります。
実際に、エンジニアの人々のなかには、「自分が楽をしたいから、この作業を自動化するプログラムを作ってしまった」という人がいました。
これはまさに、既存の業務に対する問題意識や改善意欲が、結果として大きな成果につながった好例と言えます。
仕事に飽きたからといって、すぐに転職を考えるのではなく、正社員としてある程度の安定と時間的な余裕があるこの時期にこそ、じっくりと自分の棚卸しをしてみてください。
具体的には、これまでの経験を振り返り、仕事の楽しさやモチベーションが高まる業務、ワクワクする役割を深く自己分析しましょう。
そうすることで、将来的に本当に新しい環境に飛び出そう、あるいは新しいキャリアに挑戦しようというタイミングが訪れた際に、明確な目標を持って、力強いスタートダッシュを切ることができます。
仕事への飽きを感じたら原因を探ってみることから始めよう
入社1年目で、仕事に「飽きてしまった」と感じているようですね。早い段階でそう感じてしまうと、モチベーションを保ちづらくなり、苦しくなることも少なくありません。
私もどちらかというと飽き性なところがあるため、その気持ちがとてもよくわかります。まず大切なのは、なぜ「飽きた」と感じてしまうのか、その根本的な原因を深く掘り下げてみることです。
今の段階では、あなたが大事にしていることが今の仕事で十分に満たされていない可能性があります。
現職での成功体験が次のキャリアを切り拓く
モチベーションを維持するには、まず現在の業務のなかで新しいスキルを身につけることを意識しましょう。
また、「もっと効率的にできないか」「改善できる点はないか」と考え、提案してみるなど、自分から積極的に仕事に取り組む要素を見つけることが大切です。
また、具体的な目標を立てて、その目標達成に向けてできる行動を探してみるのも良いと思います。あるいは、上司に現在の状況や思いを相談し、部署異動や担当職務の変更などを検討してもらうのも、一つの手段です。
転職そのものを否定するわけではありません。
しかし、もし転職を考えるのであれば、「今の職場で何か一つでもやり遂げた」「何か具体的な成果を出すことができた」あるいは「このスキルは確実に身に付けた」と言えるような状況になってから行動に移すのが一般的にはおすすめです。
目安として、少なくとも1年間は現在の職場で経験を積んでから転職するほうが、その後のキャリア形成にはプラスに働くことが多いと言えます。
そして何よりも、次にまた同じような状況に陥らないように、自分がどのような仕事であれば飽きずに続けられるのか、その特徴をしっかりと自己分析することが重要です。
たとえば、常に新しい顧客と接するクライアントワークであれば、毎回状況が異なるため飽きにくいと感じる人もいます。自分の特性を理解し、それに合った仕事選びを心がけてみてください。
仕事に飽きたと感じている人は、以下の記事も確認してみてください。仕事に飽きる原因から対処法まで徹底解説しています。
飽き性な人におすすめの仕事は、次の記事で詳しく解説しています。長く続けられる仕事を見極める方法も説明しているのでチェックしてみましょう。
仕事にモチベーションが感じられない人には、以下の記事もおすすめです。モチベーションを高めたい人やその原因を探りたい人は、参考にしてみてください。
こちらのQ&Aでは、仕事に興味を持てずに悩んでいる相談者にキャリアのプロがアドバイスをしています。併せて参考にしてみてください。
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