Q
大学2年生
男性
大学2年で、就活を何もしてないのはまずいですか?
大学2年生ですが、周りの友人がインターンや就活準備を始めているのを見て、自分は何もしていないことに焦りを感じています。
特にやりたい仕事や業界もまだ明確になっておらず、何をどう始めたらいいのかもわかりません。このままでは出遅れてしまうのではないかと、漠然とした不安だけが募っています。
正直、今から具体的にどんなことをすれば、周りの就活生に追いつけるでしょうか? まだ2年生ですが、この段階で絶対にやっておくべきことや、就活への考え方について、アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
焦らないで! 早さではなく深さを意識した就活で差を付けよう
まったくまずくありません。 むしろ、大学2年生で就活準備をしている人のほうが少数派です。そのように意識されている時点で、非常に素晴らしい心掛けだといえます。
2年生の段階では、まだ何をしていいかわからなくて当然です。焦る必要はありませんが、人より早く行動できるチャンスでもあります。
就活は、早く始めた人が有利というよりも、「自己理解」を深くおこなえた人が有利になります。
「自分を知る」「社会を知る」「体験する」の順に進めよう
今からできることとして、第一に自己理解(自分を知る)から始めましょう。 自分が「何が好きなのか」「何が得意で、何が苦手か」「何に興味があるか」を書き出してみてください。
また、これまでのアルバイトや部活動、サークル活動などで、「楽しかったとき」「しんどかったとき」を振り返ってみると、自分がどんな環境で強みを発揮できるのかが見えてきます。
自己分析ツールを使ったり、大学のキャリアセンターで面談を受けたりするのも良い方法です。
自分の興味や求める条件から志望する業界が見えてくる
第二に、業界研究(社会を知る)です。 世のなかにどんな仕事があるのかを知りましょう。現時点で少しでも興味がある業界をいくつかピックアップし、どんな仕事内容なのかを調べる程度で十分です。
たとえば、「人とかかわる仕事が良い」と思っているのなら、それはどのような業界・職種で叶うのか調べてみましょう。業界であれば、教育や人材、職種であれば営業、といったものが候補として浮かんでくるはずです。
あるいは「ものづくりがしたい・好き」と思っていれば、メーカーに行くのも良いかもしれません。
条件で調べるのもおすすめです。たとえば、安定を求めているのなら、公務員も選択肢に入るといえます。
気になった業界について実態を知ることが欠かせない
第三に、行動してみる(体験する)ことです。1dayの仕事体験やインターンシップ、ボランティアに参加してみるのも良い経験になります。
また、社会人に話を聞いてみるのも業界を深く知るきっかけになります。もし、大学の先輩で実際に働いている人がいたら、連絡を取り、業界について聞いてみましょう。
「具体的な自己分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。就活に役立つ自己分析の方法を解説しています。
「具体的な業界研究の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。業界研究の具体的な方法や実施する際の注意点などを解説しています。
大学2年でも大丈夫! 今から就活の基本を身に付けよう
大学2年生の時点で何もしていなくても、ここから挽回できます。 何からやれば良いか途方に暮れてしまうこともあると思いますが、今やることを小さく分けるのがコツです。
4つの段階に分けて紹介します。一つずつおこなってみてください。
1つ目は、学内の基礎科目をきちんと取り切ることです。欠席を減らし、レポートを期限内に提出してください。単位を取るのが基本です。
2つ目に、自己紹介の型を作りましょう。学業・サークル・アルバイトのなかから1つだけ深掘りして語れるようにしておくのがおすすめです。
3つ目に、業界地図を1冊読み、興味ある業界を3つ程度に絞りましょう。
4つ目に大学のキャリアセンターで履歴書のたたき台を作ってください。
この4つをおこなうだけでも十分に準備は前に進みます。
無理せず継続が鍵! 今は日々の活動を記録しよう
無理に難しいことや長期インターンを探す必要はありません。授業・実験・課題を丁寧にやるだけでも実績になります。
「いま自分が何に時間を割いているか? 」「それを面接で語るならどのように語るか? 」を意識して日々を過ごすのもおすすめです。
さらにできることとしては、月に1回だけでも良いので学内イベントや企業説明会に顔を出してみましょう。「気になった理由」をメモに残しておくと、3年のエントリーシート(ES)作成や就活の動き出しがぐっとラクになります。
行動は小さく、でも継続しておくことがコツです。
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