Q

大学3年生
男性

病院見学後のお礼状は出すべきですか?

先日、志望度の高い病院の見学に参加させていただきました。とても丁寧に案内していただき、職場の雰囲気もよくわかり、志望度がさらに高まりました。

見学後のお礼状やメールは、基本的に送るべきなのでしょうか?

ネットで見ると「お礼状は必須」「メールで十分」など意見が分かれていて迷っています。メールと手書きのお礼状では、どちらの方が丁寧で好印象を与えることができるでしょうか?

もし送るべきであれば、具体的にどのような内容を書けば、採用担当の方に自分の熱意や感謝の気持ちが伝わるのか、アドバイスをいただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

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必須ではないが迷うなら出すのが礼儀!

病院見学後のお礼状は、出すのが必須ではありません。

しかし、出さないよりは出すほうが礼儀という考え方で良いのではないでしょうか。「出さなければいけない」というものではないととらえてください。

手書きのお礼状は気持ちがこもる一方で手間がかかる

お礼状は手書きでもメールでもどちらでもかまいません。

お礼状は手書きだと気持ちがこもりますし、特にご年配の方などは好む人もいるかもしれませんが、慣れていないと大変です。

たとえば一文字間違えたり、本来は漢字にしたほうが良い語句をひらがなで書いてしまったりした場合に、線を引っ張って直したり、修正テープを使ったりすることはマナーに反します。その場合はすべて書き直さなければなりません。

そのような手間を考えますと、無理に手書きにこだわらずメールで送るのでも良いでしょう。

感謝の気持ちの表現が最も重要

お礼状を出すことが、過度に高印象を与えることができるかどうかというとそうではありません。

お礼状を出せば確かに印象は良いかもしれませんが、それですべてが判断されるわけではないということです。あくまでも、本当に自分の感謝の気持ちがあるのなら、それを言葉にして伝えたほうが良いでしょう。

自分がどうしてもその見学させてもらった病院で働きたいという気持ちがあるのなら、それを素直に言葉にしてお礼状という形で伝えるべきです。

要は、「自分がその気持ちをきちんと表現するかどうか」という点が重要ではないでしょうか。お礼状を出すのが作業になってしまうくらいならやらないほうが良いですし、逆に失礼になってしまうかもしれません。

タイミングが遅れるのなら出さないほうが賢明

なお、お礼状を出すタイミングですが、あまりに遅くなるくらいであればもう出さないという判断も大切です。

お礼状を出さないからといって印象が下がるということはありませんが、プラスに作用することはあるかもしれません。繰り返しになりますが、「出さないからといってダメではない」というふうに思ってください。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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志望度が高い病院ならお礼状は必須! メールで即送ろう

志望度の高い病院の見学に参加したあとのお礼状は、送付を推奨します。医療機関はチーム文化が強く、基本的な礼節を重視するからです。

形式はスピードを重視し、手書きにこだわらずメールで問題なく、かつ実用的です。

例文を参考に熱意をプラス! 24時間以内の送付が鍵

内容は、「件名:見学御礼(大学・氏名・日付)」「宛名」「感謝」「具体的に印象に残った点」「今後の意思表示」「署名・連絡先」の順で簡潔にまとめます。

以下の例を参考にしてみてください。

「〇月〇日は見学の機会をいただき、誠にありがとうございました。外来・病棟のご案内に加え、〇〇科のカンファレンスまで拝見でき、チームでの情報共有の速さと丁寧な患者対応を学びました。 特に、〇〇が印象に残りました。

本日の学びを踏まえ、貴院の募集が始まりましたら選考にエントリーしたいと考えています。ご多忙のなかご対応くださった△△様にもお礼をお伝えいただけると幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いします」

志望度が高い場合は、自分の志向性を踏まえた今後の展望を添えたり、強化したいスキルを一文添えると前向きに伝わります。手書き郵送は追加の加点になる可能性はありますが、到着が遅れるならメール優先で問題ないです。

24時間以内の送付が印象に残りやすく、評価にも結び付きやすいです。

以下の記事では病院の志望動機の例文を11選紹介しています。病院を志望しているが、面接官に刺さる志望動機の書き方がわからないと悩む人は、参考にして自分ならではの志望動機を作れるようにしましょう。

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