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自己PRで学ぶ姿勢をアピールするときのポイントを教えてください。

エントリーシート(ES)や面接の自己PRで、学ぶ姿勢をアピールしようと思っています。そもそもですが、自己PRで学ぶ姿勢をアピールしたとき、企業は好印象を抱くのでしょうか? もし受けの良い業界や職種などがあれば、それも知りたいです。

また、自己PRで学ぶ姿勢をアピールして高評価を受けるためには、どのようなポイントを意識すれば良いですか? 反対にマイナスな印象に変わってしまうケースもあれば教えてください。

ちなみに学ぶ姿勢をアピールするときに適していない題材ってありますか? 勉強を題材にしようと思っていますが、学生は誰もが勉強しているから当たり前すぎるかもしれないと、少し不安にも感じています。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/公認心理師

吉野 郁子

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企業から好印象を得る可能性大! 他者評価も盛り込んだ回答にしよう

学ぶ姿勢は向上心や向学心などと言い換えることもできると思いますが、どんな仕事にも必要な素養なので、自己PRでアピールすることに適していると考えます。どんな業界や業種でも効果的です。

アピールするときのコツは、他者から評価された経験を盛り込んだ回答にすることです。

たとえば「恩師から○○と褒めてもらった」、「○○コンテストで入賞した」など、ほかの学生が真似できない内容にできると、質問者さんが抱く「当たり前すぎる」という不安は軽減できます。

ほかにも、数字を使った表現を盛り込むと説得力が増すのでおすすめです。「毎日〇時間勉強した」、「合格率〇%の資格に合格した」などと表現して、採用担当者が納得する回答を心掛けてくださいね。

結果を強調するあまり自慢にならないように注意が必要

マイナスな印象につながってしまうケースとしては、褒められたいという下心が透けて見えてしまうような場合です。自慢したいという意図で回答すると、採用担当者に「井の中の蛙」と思われてしまうことがありますよ。

たとえ、TOEICの点数が満点の990点だったとしても、入社後に英語を使って何ができるのかはまだまだ未知数です。あくまでアピールすることは学ぶ姿勢や今後成長していく可能性なので、結果だけを強調して伝えるのはやめましょう。

学ぶ姿勢を大切にしながら、社会人としてどんなことを成し遂げていきたいのかというキャリアビジョンまで含めて伝えられるとなお良いですね。

キャリアコンサルタント/コラボレーター代表

板谷 侑香里

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学ぶ姿勢は好印象につながる! 変化の多い業界・業種で高評価の傾向

新卒採用の場合は、企業に入ってから学ぶことの連続です。そのため、自己PRで学ぶ姿勢をアピールすることは、成長意欲があると伝えることにもなり、企業はあなたに好印象を抱くと考えられます。

特に好印象を抱く業界としては、新しい技術が高い頻度で開発されているIT業界や、さまざまな業界の知識を身に付ける必要のあるコンサルティング業界などが挙げられます。変化の大きい業界で歓迎される強みです。

また職種では、営業職であれば商品の知識を学びながら提案していくために、学ぶ姿勢が必須だと感じる採用担当者が多いでしょう。

勉強を題材にするときは学びをもとに成果を挙げたことまで言及しよう

勉強を題材にした自己PRで学ぶ姿勢をアピールするときは、学んだ事柄とその学びを活かしてどのような成果を得ることができたのかを、なるべく具体的なエピソードと一緒に伝えましょう。

そして、それらのエピソードを根拠に、学ぶ姿勢を仕事でも活かしてキャリアを築いていきたいと伝えると、採用担当者に納得感を持ってもらうことができます。

一方で、学校の勉強を頑張っているという内容に終始し、具体性にも欠けてしまうと、独りよがりで自己中心的な印象を残してしまうことがあります。

勉強を題材にする場合は、ゼミで卒業論文を執筆したことや、印象に残った授業などに焦点を当てて、具体的なエピソードで採用担当者にあなたの学ぶ姿勢をアピールしていきましょう。

面接の自己PRで学ぶ姿勢をアピールしたいときは、こちらの記事を参考に面接官をひきつける内容の回答を作っていきましょう。

ESの自己PRについても、人事をひきつける内容にするためのコツがあります。こちらの記事を参考に、学ぶ姿勢をアピールする自己PRを作ってくださいね。

学ぶ姿勢は向上心と言い換えることもできます。自己PRで向上心をアピールしたい場合は、こちらの記事を参考にしてみましょう。

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