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就活は何を条件に進めれば良いのでしょうか?
就活における条件のようなものが自分の中で定まっていません。いろいろな企業を見てみて漠然と、「いいな」とか「ここはなしだな」とは思うけど、エントリーするのかとなるとなかなか決めきれない状況です。
就職活動を進めていくうえでの条件とはどのように決めれば良いのでしょうか? そもそも条件をもとに就職先を選んでいく方法は正しいのでしょうか。アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
就活の条件は「外的条件」と「内的条件」に分けて考えよう
就職先を選定する際にはやはり何かしらの基準があった方が選びやすくなります。もちろん「何となくいいな」という感覚が大事なときはありますが、そういった「感覚だけ」で選ぼうとすると「本当にここでいいのだろうか」となかなか決めきれない状態になってしまうことも。
まずは最低限なものでも良いので一定の基準や条件を決めておき、そこに合致する企業を複数見つけることをおすすめします。会社説明会や面接を受けてみて「ここが1番いい」と思えればそこで決めればいいでしょう。
しかしそのうえで「どれも甲乙つけがたくて迷う」という時、最後は「こっちが良い気がする」という感覚に従うのは良いかと思います。
たとえば服を選ぶときも、最初は「春先に着る、薄めのアウターが欲しいな」のように、何らかの基準を持ってお店に行くと思います。
そのうえでいくつか候補を選び、試着もして2つか3つに絞り込み、どれも良くて迷う……となった時、最後は「これが良い気がする」という感覚で決めるのではないでしょうか。イメージ的にはそれと似ています。
2つの条件が重なる企業があなたが受けるべき企業
ではその最初の条件の決め方ですが、外的条件と内的条件を分けて考えましょう。外的条件とは勤務場所、給料、職種、業種など、目に見える形でわかる条件です。
たとえば質問者さんは勤務場所はどこでも良いのか、ここが良いと決めているのかどちらでしょうか。職種は「給料さえもらえればなんでも良い」ではなく、何かしら「この職種が良い」というものがあるかと思います。まずはそのような外的要因を挙げてみてください。
次に内的条件です。自分が何を楽しいと思うのか、どんな分野に興味があるのかなど、自分の感情や感覚として何に心が動くのかを書き出します。
この2つの条件が重なった企業をいくつか見つけてみてください。ヒントとしてはこれまで「いいな」「ここはなしだな」と思った企業が少なからずあると思うので、なぜそう感じたのかを先ほどの2つの条件と見比べながら確認してみると「あ、自分はこういうことを考えていたんだな」という発見があるかと思います。
条件を明確にすると就職活動の成功率が高まる!
条件をもとに就職先を選ぶ方法は、非常に合理的で効果的なアプローチです。しかし、その条件は就職活動を進める中で揺らぐこともあるでしょう。
柔軟性を持ちながらも、自分の核となる価値観や目指すキャリアパスを基準に判断することが重要です。
適切な条件を導くには自己分析が有効
条件を決めるうえでまず重要なのは、自分自身が何を重視するかを明確にすることです。これには、キャリアの目標、働く環境の好み、求める報酬や福利厚生、仕事と私生活のバランス、企業文化への適合性など、多岐にわたる要素が含まれます。
自己分析をして、自分の強み、弱み、価値観、興味が何であるかを理解すれば、より適した企業を見つけやすくなります。
さらに、情報収集を積極的におこない、キャリアカウンセラーや業界人、先輩などからのアドバイスを参考にしましょう。
最後に、就職活動は自分自身への理解を深め、成長する絶好の機会です。不安になったり迷うことも当然あるでしょう。それを乗り越える過程で得られる自己理解と経験は、将来のキャリアにおいて大きな財産となります。自分に合った条件を見極め、自信を持ってエントリーしていきましょう。
就活における条件とは「軸」とも言い換えられます。こちらの記事で軸の例を多数紹介しているので、ぜひチェックしてください。
就活の面接では「何を軸に企業を選んでいますか?」質問されることもあります。こちらの記事で、意欲が伝わる回答の作り方を学びましょう。
複数の企業から内定を出されたものの、どんな条件を重視して入社する企業を選ぶべきか迷っている人は、こちらの記事を参考にしてください。
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