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履歴書で使用してはいけないNGワードについて教えてください。
就活生です。企業のエントリーがそろそろ開始するため今の段階から少しずつ履歴書やエントリシートなどの準備を進めています。
アルバイトの面接時に履歴書を書いたことはありますが、正直マナー的なことがよくわかりません。いろいろ検索して調べてはいますが、何が正しい情報なのかがわからなくてとても不安です。自分の履歴書に自信が持てずにいるので、就活のプロの方からアドバイスをいただきたいと思っています。
特に履歴書の中で使用してはいけないNGワードは何かありますでしょうか?
志望企業で面接も受けられず書類選考で落とされてしまうのは嫌なので、履歴書で使ってはいけないNGワードや注意点があれば知りたいです。よろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
話し言葉や略称を使用せず空白を作らないように作成しよう
いろいろなサイトで発信されていることに若干ズレがあることもあり、どれが正しいのかと不安になるかもしれません。今回の質問は、履歴書で使ってはいけないNGワードや注意点ということですね。通りやすくなる方法については、いろいろな見解がありますが「これはNGだよね」「これは避けましょう」ということについては比較的共通していることが多いです。
たとえば話し言葉を使ってはいけないというのがあります。よくある例として「〜とか」「なので〜」は話し言葉です。履歴書では「〜など」「そのため〜」のように書く必要があります。これらは履歴書で間違いやすい話し言葉として検索するとたくさんの例が出てくるので、一度確認しておくと安心です。
ほかには「〜(株)」「〜高校」のように略称で書くこともNGです。履歴書では「~株式会社」「〜高等学校」のように正式名称で記載してください。
また、空白が多すぎるのもよくありません。少なくとも8〜9割は埋めるようにしましょう。あまりにも空白が多いと「本当に入社したい気持ちがあるのだろうか」という印象につながりかねないからです。
これらは内容以前の問題なので、まずは履歴書の基本的なルールを押さえておきましょう。こういったルールについてはどのサイトで見てもほぼ同じことが出てくるはずです。そのうえで、内容としてどのようなことを避けるべきかということを考えると良いですね。
基本的なルールを押さえたうえで自分の特徴を伝えよう
志望動機と自己PRは難しいと感じる人が多い部分です。志望動機でやりがちなのは「貴社は〜という特徴があり〜が素晴らしいので志望しました」と、相手企業のことばかり書いて、自分のことを書いていないパターンです。企業が知りたいのは「あなたはどういう人間ですか」という情報です。
これを踏まえ「私はこういう特徴があり、こういうことをやりたいので、貴社の〜という面に共感して志望しました」のようにまずは自分のことをしっかりと伝え、自分の考えや価値観と相手企業の特徴が重なっている部分を伝えることが重要なのです。
これができると、エントリーする会社が何社あっても、前半部分は自分自身のことなので書く内容に迷うことが少なくなります。また「会社が成長させてくれることを期待している」という内容も避けましょう。企業は社会に対して価値を提供して成果を上げるために社員を採用するわけです。
「成果を上げます」ではなく「私を成長させてください」という姿勢が見えてしまうと「企業を学校と同じ感覚でとらえているのではないか」という印象になりかねません。
まずは、履歴書を書くうえでの「基本的なルール」を押さえたうえで、自分の特徴をしっかりと伝え、成果を上げる姿勢を見せるという点を意識して書いてみてください。もし可能であれば、大学の就活担当や就活エージェントの人など、第三者に見てもらいましょう。
履歴書に書く志望動機の基本はこちらの記事を参考にしてください。盛り込むべき6つの要素や業界別の例文を紹介しています。
こちらの記事では、新卒用の履歴書に書く自己PRの極意を解説しています。書くべき内容や書き方のコツを解説しているので、併せて参考にしてみてください。
履歴書には抽象的な表現を使用せず具体的に明記する必要がある
履歴書を作成する際の重要なポイントは、応募先企業に対する志望動機を明確に記述することです。一般的な「役立つ仕事がしたい」といった抽象的な表現はNGです。企業理念に共感している場合は、どの部分に共感しているのかを具体的に示す必要があります。
また、待遇や福利厚生が充実していることを理由に挙げるのは、待遇や福利厚生が良ければどの企業でもかまわないと受け取られるため、おもな理由としてはNGです。「充実した研修制度を通じて成長したい」という志望動機も、成長後にどのように貢献したいのかを明記しなければ、企業は教育機関ではないと受け取られる可能性があります。
志望動機は、十分な企業研究をおこない、応募企業で実現したい目標やその魅力、さらに自分が発揮できる能力を盛り込むことが重要です。
日付や住所など細かい点もしっかりと理解しておこう
ほかにも、履歴書の日付については、郵送の場合は投函日、持参する場合は持参日を記入します。そして、住所は都道府県から「一丁目1番1号」など正式名称で記載し、学校名は「高校」ではなく「高等学校」と略さないことが求められるのです。
手書きの履歴書に修正液や修正テープを使用することは避け、誤りがあった場合は再度書き直すようにしてくださいね。
履歴書は頻繁に書くものではないため、いざ書こうと思うとどのように書けば良いのか迷うこともあるでしょう。こちらの記事では、新卒用の履歴書の書き方を詳しく解説しています。どのようなマナーがあるのか知りたい人は参考にしてみてください。
履歴書にたくさん情報を書きすぎてしまい、文字が枠外にはみ出てしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。こちらの記事では、履歴書ではみ出してしまった場合に、そのまま提出しても良いかという疑問に対して、アドバイザーが回答しています。気になる人は、参考にしてみてください。
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