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二次面接が最終面接の場合の選考通過率って高いですか?
現在、就職活動を進めています。先日、とある企業の二次面接の案内をいただいたのですが、その面接が最終面接になるとのことでした。
そこで気になったのですが、二次面接が最終面接の場合、通常の三次や四次まである選考フローの最終面接と比べて、通過率は一般的に高いものなのでしょうか? それとも、選考回数が少ない分、一次を通過した候補者をより厳しく見極めるため、逆に通過率は低いのでしょうか?
もちろん企業によるとは思いますが、もし一般的な傾向や目安があれば知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
二次面接が最終面接の場合は通過率が高い傾向がある
私のこれまでの調査によると、確かに選考フローの長さと最終的な通過率には一定の関連性が見られます。
3次選考や4次選考までおこなう企業では、それだけ選考の段階が多いため、最終的な通過率は相対的に低くなる傾向があるといえるでしょう。
一方で、二次面接が最終面接となる企業の場合、一次面接の段階である程度候補者を絞り込んでいることが多く、その結果として二次(最終)面接の通過率は比較的高くなる傾向があるようです。
担当する面接官や企業の緊急度によっても通過率は変化するため油断せず臨もう
ただし、私がこれまで求職者指導をした経験から特に注意すべき点だと伝えたいのは、面接官が誰であるかという要素です。
人事担当者のみの面接と比較して、役員や社長が面接官となる場合は、より厳しい視点で評価されることが一般的といえます。
そして多くの採用事例をみてきた経験からいいますと、募集人数や採用の緊急度によっても通過のしやすさは変動するのです。
大量採用や急な欠員補充で企業が採用を急いでいる場合は通過率が高まる傾向にありますが、厳選採用を方針としている場合は、当然ながら基準は厳しくなると分析しています。
これらの情報を総合し、私がこれまで求職者指導をした経験からアドバイスできることとしては、二次面接が最終となる場合、通過率は一般的に高めである傾向はありますが、決して「絶対に受かる」と油断してはいけないということです。
むしろ「選考回数が少ない分、より集中的に見極められている」という意識を持ち、最後まで気を抜かずに臨むようにしましょう。
二次面接が最終の場合はより厳しい目で判断される可能性が高い
二次面接が最終面接となるケースについてですね。
私がこれまで求職者指導をした経験からいえるのは、二次面接が最終面接となる企業は、ベンチャー企業や比較的小規模な企業に多いという特徴があるということです。
これらの企業では採用にかけられるリソース(人員や時間など)が限られているため、より少ない面接回数や選考フローで内定を決定する傾向があります。
そして私がこれまで求職者指導をした経験からも、一般的に一次面接では基本的なスキルやコミュニケーション能力などを確認し、二次(最終)面接では、学生と自社の社風との相性なども含めて総合的に判断し、内定を出すという流れが多いようです。
採用にはコストもかかるため、企業側も慎重になる側面が多分にあり、最終判断の場では役員や社長クラスの人が、その学生が長期的に自社で働き、活躍してくれるかどうかを冷静に見極めて判断することになると、私は考えています。
通過率は一概にいえないため万全の準備で挑もう!
これらの点を踏まえると、選考フローが短く二次面接が最終となる企業の場合、その通過率は必ずしも高いとはいえないというのが私の見解です。
一方で、3次や4次まであるような選考フローの長い企業の多くは、複数の面接官がさまざまな角度から学生の適性を見定め、各面接段階を通じて少しずつ候補者を絞り込んでいくというプロセスを経ています。
その結果として、最終面接の位置付けは、役員との顔合わせや入社の最終意思確認といった意味合いが強くなり、ここでの通過率は比較的高くなる傾向があるでしょう。
そのため、私がこれまで求職者指導をした経験から強くアドバイスしたいのは、二次面接が最終だと聞いても安易に考えず、むしろそこでしっかりと評価されるために、十分な準備をして臨むことが大切だということです。
こちらの記事では二次面接の通過率について就活のプロが解説しています。対策方法などを知りたい人は参考にしてください。
最終面接ではどのような質問がされるのか気になる人も多いと思います。最終面接を控えている人はこちらの記事も参考にしてください。
これから最終面接に臨む人は、次の記事も確認しておきましょう。合格率を高める対策を詳しく解説しています。
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