Q
大学3年生
回答しない
インターンは給料が出ないのが一般的なのでしょうか?
現在大学3年生で、そろそろインターンに参加しようと思っているのですが、給料が出ないインターンは結構多いのでしょうか?
興味のある企業を見つけたのですが、そのインターンには給料などの記載はありませんでした。インターンは就活の情報収集のためだと理解はしていますが、アルバイトもしなければならない状況で、お金が出ないのに時間を割いて参加する意味があるのか、正直迷っています。
友人のなかには「給料が出ないインターンには行きたくない」という人もいます。
給料が出ないインターンでも、参加することで得られるメリットはあるのでしょうか?また逆に、どんな企業のインターンであれば給料が出るのか、特徴などはあるのでしょうか?アドバイスをお願い致します。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
インターンは無給でも貴重な経験や学びを得られるチャンスがある
インターンシップには有給のものと無給のものがありますが、その違いについてですね。
まず、私のこれまでの調査によると、一般的にインターンシップに分類されているもののなかには、本選考を見すえて実施される、期間が比較的短期〜中期のプログラムが多く、これらは無給であることが多いのが実情です。
「無給だと参加するメリットがないのでは? 」と感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
私の経験上、無給のインターンであっても、「その業界の仕事内容や雰囲気を肌で感じられる」「社員やほかの参加学生とのつながりができる」「企業の文化や価値観を深く知ることができる」など、お金には代えられない貴重な経験や学びを得られるメリットがたくさんあると思っています。
そして何より、企業側も学生側も、お互いのことをある程度理解したうえで、その後の選考に進むことができる、というのが最大のメリットです。入社後のミスマッチ、つまり「思っていたのと違った……」という事態を減らすことにつながります。
長期や実務のあるインターンであれば有給もあるため目的別に選んでみよう
一方、私が見てきたなかで有給のインターンは、数カ月以上の長期にわたっておこなわれるものや、実際の業務に近い、あるいは実務そのものを担当する形式のインターンである場合が多いです。
特に外資系の企業や、実力主義・成果主義の傾向が強いベンチャー企業などではよく見られます。こういうインターンでは、学生を単なる「お客さん」扱いするのではなく、ある程度の「戦力」として期待し、実務経験を積んでもらうなかで、双方の相性を見極めます。
そして、「この学生はうちで活躍してくれそうだ」となれば、新卒採用の選考につながっていく、といったケースがあるのです。
短期インターンは基本無給が多いものの長期インターンは有給の可能性あり
1週間くらいの短期インターンであれば、基本的には無給だと考えたほうが良いでしょう。企業側からすれば、1週間くらいでは教えるだけで戦力にはなってもらえないと考えるため、給与を支払うメリットがあまりないからです。
ただし、交通費や宿泊費は支給される場合はあります。
開催企業やインターンの内容次第では1日からでも給料が発生する
半年や1カ月から2カ月くらいの長期のインターンであれば、給与が支払われる企業も増えてきます。私自身の所属する団体でも以前インターン生を受け入れていた際は、ライター業務に携わってもらうため、 1日からでも給与を支払っていました。
このように、企業やインターンの内容によって給料事情は異なっているのです。
短期間のインターンであれば、給料が出なくても「学びの場だ」と割り切って参加するのが良いと思います。給料だけでなく、自分がインターンに参加する目的やインターン先でやりたいことなども考えたうえで判断しましょう。
インターンに参加するメリットについて以下の記事で解説しています。無給のインターンに参加することに迷っている人は、併せて読んでみてください。
短期インターンに参加するメリットは以下に記事で解説しています。気になる人は、短期インターンを探す方法も紹介しているので併せてチェックしてみましょう。
有給のインターンの探し方について、以下の記事で紹介しているので併せてチェックしてみましょう。
以下の記事では、インターンに参加する意味について解説しているので併せて読んでみてくださいね。
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