特別支援学校を卒業して就職すると、給料の相場はいくらですか?
実際に、一般枠で働く高卒の人と比べてどの程度の差があるのでしょうか? また、同じ障害者雇用でも、働く企業や職種、あるいは「就労継続支援A型」などの福祉的就労と「一般企業への就職」では、手元に残る金額に大きな違いがあるのか知りたいです。
これから求人票を見ていくうえで、給料の額面だけではなく、手当や賞与・将来的な昇給の有無など、どのような点に注目して選べば「自立した生活」に近づけるのか判断基準がわかりません。
特別支援学校卒業生の初任給の相場と、給料が低くなりやすい理由、そして納得できる条件で働くためにチェックすべきポイントについてアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています。就活Q&A編集方針はこちら
自立した生活に向けて雇用形態や福利厚生をしっかり確認しよう!
特別支援学校高等部を卒業して障害者枠で就職した場合の初任給は、一般的に月給15万円前後から18万円程度が一つの目安とされています。
ただし、これはフルタイム雇用の場合であり、短時間勤務や補助的業務の場合はさらに低くなるケースもあります。
一方で、一般枠の高卒初任給が18万円前後であることを考えると、条件次第で差は縮まります。
大きな違いが出やすいのは就労形態であり、将来の安定性を左右する重要なポイントです。
将来の伸び代を見据えて長く安定して働ける環境を選び抜こう!
一方、一般企業の障害者雇用枠では昇給や賞与、退職金制度が整っている企業もあり、長期的には生活の安定度が大きく変わります。
求人を見る際に重要なのは、給料額面だけでなく雇用形態や昇給実績、定着率です。
配慮コストの関係で初期給与が低くなる傾向はありますが、本人のスキルや安定就労実績によって一般枠に近い処遇へ移行する道もあります。
初期条件だけで判断せず、将来の伸び代を重視して選ぶことが大切です。
あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう
就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。
そんな時は「業界&職種マッチ度診断」が役に立ちます。簡単な質問に答えるだけで、あなた気になっている業界・職種との相性がわかります。
自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。
制度と手当を確認し自立の道を見極めよう!
将来の生活を考え、給与面で不安を感じるのは当然のことです。特別支援学校卒業後の給与相場は、一般企業の障害者枠で月給13〜14万円前後が一般的です。
一般枠の初任給より低く見えるかもしれませんが、これは体調や特性への配慮から、短時間勤務や契約社員としての採用が多いという背景があります。
求人票を確認する際は、額面の金額だけでなく正社員登用制度の有無や諸手当の内容に注目してください。特に住宅手当の有無は、将来の一人暮らしの可能性を大きく左右します。
将来伸びる仕組みがあるかで冷静に判断しよう
また、就労継続支援A型事業所は月8〜9万円程度となりますが、ここを一般就労へのステップアップの場として活用する視点も重要です。
最初の給与額だけで判断するのではなく、賞与・昇給の仕組みや、長く働き続けられる定着率の高さ、そして将来的に給与が伸びていく仕組みがあるかを確認してください。それが、自立への最も確実な近道となります。




