- ファイナンシャルフィールド(コラム掲載)
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公務員試験「判断推理」は、教養択一試験の一般知能分野に含まれる「数的処理」の一分野です。公務員試験「判断推理」は、数的処理のなかでは比較的解きやすいため、しっかり対策すれば得点源にできます。
この記事では、元公務員である山田さんとともに公務員試験「判断推理」の解き方を解説します。判断推理の勉強法を知りたい人や実際の問題を見てみたい人は、対策方法や頻出パターンをチェックしましょう。
記事の後半では、判断推理をさらに10ジャンルに分け、それぞれの練習問題を紹介しています。なお、公務員試験「判断推理」には、図形問題の「空間把握」が含まれることもあるため、注意が必要です。練習問題を一通り解いて、試験本番でスムーズに解答する力を身に付けていきましょう。
例題を解く前に確認しよう! 「判断推理」の解答のコツ
「判断推理」の概要
- 問題パターン: 論理、真偽、対応関係、順序関係、操作手順、試合、位置関係、推理、数量推理、暗号など
- 1問あたりの時間:3~4分
- 出題頻度:テストセンター(なし)ペーパーテスト(高)Webテスティング(なし)
- 公務員試験「判断推理」を解くコツを教えてください!
難易度は高め! 繰り返しの演習で時間短縮を目指そう
公務員試験において「判断推理」は「数的推理」とならんで、得点源として非常に重要な項目です。問題パターンも多く、勉強時間をかなり取る必要があります。
民間企業の試験によく出されるSPIと類似していますが、特に難関の公務員上級職においては、難易度はかなり高いため、しっかりとした対策が必要です。
問題文が複雑で長いため、1問あたりの回答時間は3分以上になることが多いですが、演習を繰り返してなるべく時間短縮と、正答率の向上を目指していきましょう。
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公務員試験の「判断推理」の概要
公務員試験「判断推理」は、国家公務員から地方公務員まで、どの職種の試験でも出題される科目です。特別な事前知識がなくても論理的に考えることができれば解けるため、得点源にしやすい科目と言えます。
しかし、時間をかければ誰でも答えを出しやすいからこそ、1問に時間をかけすぎてしまうリスクがあるため、注意が必要です。そのため、あらかじめ解法パターンを覚えて、スピーディーに問題を解いていく練習をしておきましょう。
以下に職種ごとの「判断推理の出題数」をまとめました。志望職種における出題数をチェックして、対策に役立ててください。
「判断推理」の出題数
| 全試験に占める出題数の目安 | |
|---|---|
| 国家一般職 | 30問中6問 |
| 国家専門職 | 30問中6問 |
| 裁判所一般職 | 30問中7問程度(特定不可) |
| 特別区Ⅰ類 | 40問中5問程度(特定不可) |
| 東京都1類B | 40問中2~3問 |
| 地方上級・全国型 | 50問中6問程度(地方により異なる) |
「判断推理」練習問題10問|山田さんによる解き方の解説付き!
ここからは、「判断推理」の練習問題を就活の専門家である山田さんによる解説付きで10問紹介します。10パターンの頻出ジャンルを1問ずつ用意しているので、判断推理の幅広い出題範囲を対策できます。
判断推理の解き方がわからない人や勉強法に迷っている人は、「例題を解く前に確認しよう! 「判断推理」の解答のコツ」で目安となる解答時間や基本の攻略法を理解してから練習問題に進みましょう。
問題1(難易度:★★★☆☆)
問題
ある総合病院では、今年の4月にほかの病院からA~Eの5人の医師が赴任してきた。次のことがわかっているとき、論理的に確実にいえるのはどれか。
○ A~Eの配属先は、内科が二人、外科が二人、小児科が一人である。Bは外科に配属され、Cは内科に配属された。また、Aは小児科ではない。
○ A~Eの年齢は、30代が二人、40代が三人である。そのうち、AとDは40代である。また、同じ配属先に同じ年代の者が所属することはない。
○ A~Eの学歴は、大学卒が三人、大学院卒が二人である。そのうち、AとCは大学卒である。また、同じ学歴の者が同じ配属先に所属することはない。
○ A~Eのうち、40代の者のなかに大学院卒は一人だけいる。
上記のことがわかっているとき確実にいえる組み合わせはどれか。
1. Aの配属先は内科である。
2. Bは30代である。
3. Eは大学卒である。
4. A-Eのうち、小児科に配属された者は30代である。
5. A-Eのうち、小児科に配属された者は大学卒である。
選択肢
正解:D
まず、Aの配属先を特定する。Aは「大学卒」で「小児科ではない」。さらに、内科にはすでに「大学卒」のCがいる。「同じ配属先に同じ学歴の者はいない」という制約があるため、Aは内科にはなれない。したがって、Aは外科に決まる。
次に、 Bの年代と学歴を特定する。外科のペアはAとB。Aは「40代・大学卒」なので、ペアとなるBは「30代・大学院卒」になる(同じ属性は不可という制約より)。ここで、選択肢2が正しいことが確定する。
さらに、内科のペアを特定する。内科はC(30代・大学卒)ともう一人のペアだ。内科の相方は「40代・大学院卒」である必要がある。「大学院卒」は全部で2人(Bと、あと1人)しかいないため、Bではないほうの大学院卒が内科に入る。
最後に、小児科のステータスを特定する。大学院卒の2人は「外科(B)」と「内科(DかE)」で埋まった。消去法により、残った小児科の人物は必ず「大学卒」になる。ここで、選択肢5が正しいことが確定する。
年代についても、30代の2人(B、C)はすでに外科と内科に振り分けられているため、小児科は必ず「40代」になる。最終的な属性について、「A:外科、40代、大学卒」「B:外科、30代、大学院卒」「C:内科、30代、大学卒」となり、DとEはどちらかが「内科、40代、大学院」どちらかが「小児科、40代、大学」となり、これ以上の特定は不可である。それぞれの選択肢は以下のようになるので、正解はDとなる。
1.Aの配属先は内科である:×(外科なので誤り)
2.Bは30代である:○(確定)
3.Eは大学卒である:△(Eが内科なら大学院卒、小児科なら大学卒。確定できない)
4.小児科に配属された者は30代である:×(40代なので誤り)
5.小児科に配属された者は大学卒である:○(確定)
問題文の中の条件は「年齢」「学歴」「配属先」の3つだけ。
判断推理の問題では、とにかく手を動かして考えることが大切です。マトリクス表を書き、条件を視覚的に整理しましょう。
問題2(難易度:★★★☆☆)

問題
図のような、円いテーブルを囲むように置かれた①―⑥の番号が付けられた席に、A―Fの6人がテーブルの中心を向いて座っている。次のことがわかっているとき、論理的に確実にいえるのはどれか。
A~Fの6人が、下のように円形テーブルの6席①~⑥に座っている。
向かい合う席は、
①と④
②と⑤
③と⑥
また、隣り合う席とは左右の席をいう。
各人は、コーヒー・紅茶・オレンジジュースのいずれか1つを注文した。
次のことがわかっている。
○ コーヒー、紅茶、オレンジジュースを注文した人数はそれぞれ異なっている。
○ 隣り合っている者どうしは異なる飲み物を注文した。
○ ③に座っている者はオレンジジュースを注文した。
○ Aは①の席に座り、コーヒーを注文した。
○ Bは紅茶を注文し、Cと隣り合っている。
○ Dはオレンジジュースを注文しておらず、オレンジジュースを注文した者と隣り合ってもいない。
○ Eの正面にはDが座っている。
このとき、確実にいえるのはどれか。
選択肢
正解:B
【座席整理】
Aは①に確定。①の正面は④。
Eの正面にDが座っているので、(E,D) は(②,⑤)、(⑤,②)、(③,⑥)、(⑥,③)のいずれか。
③の席はオレンジジュース
Dはオレンジジュースでない。
オレンジジュースの人の隣にも座れない。
③の隣は②と④なので、Dは②・④にも座れない。
またD≠③。よってDは⑤または⑥。
Eの正面にD。Dが⑤ならEは②。
Dが⑥ならEは③。
しかし③はオレンジジュース席。Eが③になると条件がかなり矛盾するため、D=⑤、E=②となる。
残りの席
A=①、E=②、誰か=③、誰か=④、D=⑤、誰か=⑥
残り B,C,F が③④⑥に入る。
Bは紅茶、Cと隣り合う。
③と④は隣席、④と⑥も隣席(円卓配置で⑤を挟むため注意)
実際に条件を満たすには、B=④C=③が自然。
飲み物の人数条件を整理する。
3種類の人数がすべて異なる。6人なので(1人,2人,3人)の組合せになる。
Aはコーヒー。隣席条件を満たしていくと、コーヒーはAのみになる。
A. Bは②の席
→Eが②なので誤り
B. Cは③の席
→成立する
C. Eは紅茶
→未確定
D. Fは紅茶
→未確定
E. コーヒーは1人
→成立するように見えるが複数配置検証で断定注意
【確実にいえる答え】
B. Cは③の席に座っている。
6名がけの円形テーブルに座った6名が
○ コーヒー、紅茶、オレンジジュースを注文した人数はそれぞれ異なっている。
○ 隣り合っている者どうしは異なる飲み物を注文した。
という条件を読んだ瞬間に、
・飲み物を選んだ人数の組み合わせは「1人、2人、3人」
・「3人」が頼んだ飲み物は、隣り合った座席には置かれていない、つまり「3人が選んだ飲み物のグループ」は、1名おきに座っている。
というような状況を頭に浮かべ、紙に書けるかによって得点差が生まれます。
複雑な問題ですが、状況を絞り込める情報は文章の外にもあります。条件を見た瞬間に状況をどれだけ思い浮かべられるかが勝負です。
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問題3(難易度:★★★☆☆)
問題
5×5のマスの盤に、片方の面が白色、もう一方の面が灰色の丸い駒がいくつか置かれている。X、Y、Zの3名が、ある順番で1回ずつ操作をおこなった結果、盤上の駒は図の通りとなった。3名の操作が以下の内容であるとき、論理的に確実にいえることとして、最も妥当なものはどれか。 ただし、操作で示す駒の向きは回転させず、1つのマスに2つ以上の駒を置くことはできない。
5×5の盤面があり、マスの位置を(行,列)で表す。
1行目が一番上、1列目が一番左である。
現在、盤面には白色の駒と灰色の駒が置かれている。
白色の駒
(1,2)、(2,2)、(2,4)、(5,3)
灰色の駒
(1,4)、(2,5)、(4,1)、(4,2)、(4,3)
それ以外のマスには駒はない。
この盤面に対して、X・Y・Zの3人が1回ずつ、ある順番で次の操作をおこなった。
Xの操作
・横一列に並んだ「灰・白・灰」の3個の駒を取り除く。
・その後、縦に並んだ2個の灰色の駒を白色に変える。
Yの操作
・横に隣り合う2個の白色の駒を灰色に変える。
・その後、空いている3マスにL字型に駒を置く。
(上2マスに上から灰・白、さらに下の白の右に灰)
Zの操作
・空いている1マスに白色の駒を1個置く。
・その後、縦に並んだ2個の灰色の駒を取り除く。
3人の操作がすべて終わったとき、盤面上の駒は全部で8個であった。
このとき、確実にいえるのはどれか。
選択肢
正解:C
①最初の駒の数を数える
白色:(1,2)(2,2)(2,4)(5,3)
→4個
灰色:(1,4)(2,5)(4,1)(4,2)(4,3)
→5個
合計9個
②各操作による駒の増減
X
3個取り除く。
色変更2個は枚数変化なし。
→合計3個減る
Y
色変更2個(枚数変化なし)
3個置く
→合計3個増える
Z
1個置く
2個取り除く
→合計1個減る
③3人全員おこなうと、初め9個から
X:-3
Y:+3
Z:-1
合計変化は、-1になる。
よって最終個数は
9-1=8個
問題文と一致する。
④ 選択肢判定
A. 最初がXとは限らない。誤り。
B. 2番目がZとも限らない。誤り。
C. 最初の白色は4個。正しい。
D. Y直後の個数は順番次第で変わる。確定しない。
E. 灰色は5個なので誤り。
複雑で長文の問題文が書かれていますが、正解は「最初に置かれていた白色の駒は4個である」というシンプルなものです。
これは条件文にある「現在、盤面には白色の駒と灰色の駒が置かれている。白色の駒(1,2)、(2,2)、(2,4)、(5,3)」
と合致しているので、これが正解だったという、ある種の引っ掛け問題ともいえます。
このような問題に時間を取られないよう、「選択肢の文章をまず読む」というクセを付けておきましょう。
問題4(難易度:★★★☆☆)
問題
ある中学校の1学年にはP組―T組の5つのクラスがあり、総当たりによるクラス対抗のドッジボール大会をおこなったところ、各クラスの成績は以下の表の通りとなった。次のことがわかっているとき、論理的に確実にいえるのはどれか。
○ P組は、Q組に勝った。
○ S組は、P組に勝った。
(成績表)
P組:2勝1敗1分
Q組:1勝2敗1分
R組:1勝2敗1分
S組:2勝1敗1分
T組:0勝0敗4分
選択肢
正解:A
全クラスの引き分け数の合計は1+1+1+1+4=8(延べ)であり、実際の引き分け試合は4試合である。T組は「4引き分け」しているため、対戦したP、Q、R、S組のすべてと引き分けたことがわかる。これにより、ほかの4つのクラスの引き分け相手はすべてT組で確定し、P組――S組の間で引き分け試合はない。P組は「2勝1負1分」であり、条件よりQ組に勝ち、S組に負けている。また、引き分けはT組であるため、残るR組には勝ったことになる。同様に各試合の結果を整理すると、S組の唯一の負け相手はQ組となるため、Q組はS組に勝ったといえる。
「リーグ戦」のパターン問題は、必ず勝敗表のマトリクスを書いていきましょう。
今回の問題では「4引き分け」のT組が、マトリクスのうちの4つを確実に「△」で埋めてくれるので、絞り込みが楽になっています。
この時点で明らかに選択肢Eは誤りだとわかりますね。その後の条件文を冷静に読んでいけば、確実に正解できる問題です。
問題5(難易度:★★★☆☆)

問題
図のように、東西、南北に延びる道路が十字形に交差しており、各道路沿いに1〜12の12軒の建物がある。このうち6軒は店で、喫茶店、寿司店、書店、生花店、文具店、和菓子店が一つずつあり、A〜Fの6人がそれぞれ、これらのいずれか一店を営んでいる。次のことがわかっているとき、論理的に確実にいえるのはどれか。
なお、道路に東側のみが面している建物は、西側ブロック(1〜6)で南北道路沿いの角ではない建物(1と6)である。1の真向かいとは7のことをいい、4の真向かいとは2または10のことをいい、4の隣とは5または6のことをいう。
○ Bの店は、道路に東側のみが面している建物の一つである。Bの店の真向かいにある建物の北隣には寿司店がある。
○ Aの店は、Bの店の隣にあり、Aの店は和菓子店である。
○ Fの店は、Bの店の真向かいにあり、Fの店は喫茶店である。
○ Eの店は生花店である。さらに、Eの店の隣にある建物にはDの店があり、Dの店は書店である。文具店は生花店の真向かいである。
選択肢
正解:A
道路に東側のみが面しているのは1と6である。Bが6の場合、真向かい12の北隣である11が寿司店となる。Bが1の場合、真向かい7の北隣は存在しないため、Bは6、寿司店は11で確定する。
B(6)の隣にあるAは4となり、条件より和菓子店である。B(6)の真向かいにあるFは12となり、喫茶店である。
生花店は文具店の真向かいだが、生花店Eの隣に書店Dがあるという条件から、Eは7、Dは8となる。すると、E(7)の真向かいである1が文具店、D(8)が書店となる。残った寿司店(11)の店主はCである。
以上の対応により、Aの店は4で、和菓子店である。
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問題6(難易度:★★★☆☆)
問題
リンゴ、オレンジ、ブドウ、メロンの四種類のカードが2枚ずつ、計8枚ある。これをP〜Sの4人が2枚ずつもらったところ、各人はほかの3人のうち2人と、同じ種類のカードを持っていた。PとQが「リンゴ」のカードを1枚ずつもらい、Rが「オレンジ」と「ブドウ」のカードを1枚ずつもらったことがわかっている。
上記の条件において、論理的に確実にいえるのはどれか。
選択肢
正解:E
各種類が2枚ずつあり、全員がほかの2人と同じ種類を持つためには、4人の持っているカードが環状(サイクル)につながっている必要がある。PとQがリンゴを持っているので、リンゴの2枚は使い切られた。Rはオレンジとブドウを持っているため、PまたはQのどちらかがオレンジかブドウを持ち、残りの1人がメロンを持つことになる。このとき、Rと直接つながっていない「メロン」の2枚は、必ずSと、PまたはQのどちらか1人に分配される。したがって、Sがメロンのカードをもらったことは確実にいえる。
縦軸にP~Sの「人間」、横軸にリンゴ、オレンジ、ブドウ、メロンの「カードの種類」を書いたマトリクスを作成するところから始めます。
そこに、与えられた条件を書き込んでいく(空白のマスに◯を書いていく)だけで、選択肢は相当絞り込めるはずです。
ここでは特に「りんごのカードのありかは、すべてわかっている」という条件がポイントとなります。
問題7(難易度:★★★☆☆)
問題
ある規則にしたがうと、「FRUIT」は「●★●★●●★◆●◆●●★●★」と表される。この規則にしたがうと、「LEMON」を表すものはどれか。
アルファベットの各文字をある規則によって記号に変換したとき、以下の選択肢の中から「LEMON」に対応するものを一つ選びなさい。
選択肢
正解:A
この問題の法則は、アルファベットの順番(A=1、B=2……)を3進法の3桁の数字に変換し、記号に置き換えるというものである。
記号の対応:0=●、1=◆、2=★
「LEMON」の変換
L(12番目):12=1×9+1×3+0×1→110→◆◆●
E(05番目):5=0×9+1×3+2×1→012→●◆★
M(13番目):13=1×9+1×3+1×1→111→◆◆◆
O(15番目):15=1×9+2×3+0×1→120→◆★●
N(14番目):14=1×9+1×3+2×1→112→◆◆★
これらを並べると、◆◆●●◆★◆◆◆◆★●◆◆★となる。
アルファベットの「順番」を記号に直すという典型的な問題です。
公務員試験では、「ひらがなの順番」や「漢字を部首で分解したもの」などを暗号にするような問題がよく出てきます。
この問題では「FRUITは5文字で記号の数は15個なので、アルファベット1文字あたりに3つの記号が使われているようだ、3つの記号ということは3進法かもしれない」という発想ができるかが問われます。
問題8(難易度:★★★★☆)
問題
次の記述のうち、論理的に確実にいえるのはどれか。
選択肢
正解:D
選択肢Dの条件を条件ア・条件イとして矢印で整理する。
条件ア:企画書を提出→プレゼンテーションをおこなう
条件イ:予算管理を担当→現場視察をおこなわない、かつ、企画書を提出
条件イから「予算管理を担当→企画書を提出」がいえる。これと条件アをつなげると、「予算管理を担当→企画書を提出→プレゼンテーションをおこなう」となり、「予算管理を担当→プレゼンテーションをおこなう」が確実に成り立つ。
この命題の対偶をとると「プレゼンテーションをおこなわない→予算管理を担当しない」となり、答えが導き出せる。
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問題9(難易度:★★★★☆)
問題
次の記述を読み、問題に答えよ。
A〜Eの5人の審査員が、ア・イ・ウ・エ・オ・カの6種類の菓子を順位付けし、以下の得点を与えた。
1位6点、2位5点、3位4点、4位3点、5位2点、6位1点
ただし、誤って逆順(1位1点、2位2点……6位6点)で採点していた審査員が2人おり、そのうち1人はBであった。
その後、正しく修正して再集計した。
次のことがわかっている。
・Aと同じ得点を付けた菓子があった審査員は、修正前はCだけ、修正後はBだけ。
・BとDが菓子イに付けた得点は、修正前は異なっていたが、修正後は同じであった。
・修正後の結果は以下の通り。
1位 カ 23点(Eは6点)
2位 ウ 22点(Eは5点)
3位 ア 18点(Eは1点)
4位 エ 15点(Eは4点)
5位 イ 14点(Eは3点)
6位 オ 13点(Eは2点)
このとき確実にいえるのはどれか。
選択肢
正解:D
① 修正後の総合順位は確定する
1位 カ(23点)
2位 ウ(22点)
3位 ア(18点)
4位 エ(15点)
5位 イ(14点)
6位 オ(13点)
② Bは逆採点していた審査員の1人
さらに条件
修正前はAと同点を付けたのはCだけ
修正後はAと同点を付けたのはBだけ
より、逆採点していた2人はBとCに確定する。
③ イの得点条件から各審査員の配点を確定
「BとDがイに付けた得点は修正前は異なり、修正後は同じ」
この条件と総得点表を用いて全表を確定させると、Dの順位と総合順位が一致する菓子はちょうど2種類になる。
【ほかの選択肢が誤りである理由】
A → 一致する菓子は2種類ではない
B → 修正前1位の菓子・得点が一致しない
C → 4点を付けた菓子はその3種類に限定されない
E → CとEの一致数が条件と合わない
問題10(難易度:★★★★☆)
問題
13人の学生のみが、それぞれ4人まで乗れる4台のタクシー1、2、3、4のいずれかに乗車した。学生以外の人物Xが、すべてのタクシーに乗っている全員の携帯電話に同時に「タクシー1、2、3、4にそれぞれ何人乗っているか、正確にわかるか」というメールを送ったところ、全員から「わからない」との返信があった。
そこで、Xが全員に「全員から『わからない』との返信があった。このことから、それぞれのタクシーに何人乗っているか、今はわかるか」というメールを送ったところ、「わかった」と返信した者が何人かいた。このとき、「わかった」と返信した者は何人か。
ただし、学生の判断に誤りはなく、Xによるメール送信時点で、全員が、タクシーにはそれぞれ4人まで乗れること、13人の学生のみが乗車していること、自分がどのタクシーに乗っていて自分の車に何人乗っているかはわかるが、ほかのタクシーに何人乗っているかはわからないものとする。
上記の設定において、2回目の質問に対して「わかった」と返信した学生の人数として正しいものはどれか。
選択肢
正解:C
13人が4台(各最大4人)に乗る人数の組み合わせは、(4,4,4,1)、(4,4,3,2)、(4,3,3,3) の3つの集合に絞られる。
最初の質問で、自分の車が「1人」なら残りは(4,4,4)、「2人」なら残りは(4,4,3)と確定するため、その学生はすぐに「わかる」はずである。全員が「わからない」と答えたため、1人乗りと2人乗りの車は存在せず、構成が (4,3,3,3) であることが全員に伝わる。
この構成のもとで、自分が「4人」の車に乗っている者は、ほかの3台がすべて「3人」であると特定できるため「わかった」と返信できる。一方、自分が「3人」の車に乗っている者は、残りが「4人、3人、3人」であることはわかるが、どのタクシーが4人乗りなのか特定できない。
したがって、返信できたのは4人乗りの車に乗っていた4人のみである。
問題文中の、学生の気持ちになれるかがポイントです。
まず、問題文からタクシーに乗る人数の組み合わせを(4,4,4,1)、(4,4,3,2)、(4,3,3,3) に絞り込みましょう。
最初の確認のときに「全員が『わからない』と答えざるを得ない組み合わせ」は、(4,4,4,1)、(4,4,3,2)ではありえません。1人または2人しか乗っていないタクシーの乗員からは、「組み合わせ」が特定できてしまうからです。
これをすぐに推測できるかが解答のスピードを左右します。
「判断推理」を対策する際のポイント
公務員試験に関するQ&A
公務員試験を大学4年生から対策するのは遅いですか?
公務員試験の集団討論について教えてください。
公務員試験のコンピテンシー面接の答え方がわかりません……。
公務員のSPIはどのれくらいの勉強時間が必要ですか?
公務員の総合適性検査はどのような内容ですか?
公務員試験のSPIでは何割あれば安心ですか?
公務員試験のSPIで、効率的な勉強法はありますか?
公務員試験SCOAの合格ラインはどれくらいですか?
公務員試験に全落ちしてしまいました。今後の就職活動をどのように進めたら良いかわかりません。
公務員の性格検査で落ちることはありますか?
既卒2年目ですが、公務員試験はまだ間に合いますか?
公務員試験はSPIだけの対策でも大丈夫ですか?
就活で公務員試験はいつから勉強すべきですか?
SPIと公務員試験の能力検査の違いは何ですか?
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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アドバイザーのリアル・アドバイス!目指せ失点ゼロ! 職種によって異なる出題範囲に備えよう
国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士
山田 圭佑
プロフィールを見る公務員試験における「判断推理」は、志望職種のレベルによって出題されるテーマの傾向も変化します。
国家一般職・総合職ではパズル要素が強く「論理」や「暗号」の難問が出ることが多いです。地方上級レベルでは「対応関係」や「順序関係」といった典型的な問題の正確な処理能力が問われます。
地方中級~初級程度のレベルであれば、基本に忠実な論理問題が多いため、ケアレスミスによる失点をゼロに近づけるような努力をしていきましょう。
地方上級レベルを目指すなら、標準的な問題をいかに短時間で処理できるかが重要となります。
処理能力を養おう! 図やマトリクスでの情報整理がコツ
対策の基本は「解法の型(パターン)」の習得です。主要な過去問集を最低3周程度は解くことを目標として、問題を見た瞬間に「どの表を使い、どの条件から埋めるべきか」が閃くレベルまで鍛えていきましょう。
過去問を解くことで練習をする際は、すぐに解説を見ることを控え、5分程度は自力で図やマトリクスを描き、情報を整理し続ける粘り強さを養ってください。
反復練習によって得られる「情報を整理し、論理的に導く力」は、公務員に限らず、どのような職種でも重要です。