この記事のまとめ
- 高収入を実現できる業界・職業を知ることが第一歩
- 転職先の探し方を知って効率的に高収入を実現しよう
- 「高収入可能」と謳う求人には要注意
「現在の収入に満足できない」「もっとお金を稼ぎたい」と考え、転職を検討している人もいるのではないでしょうか。
業界や職種によって高収入を得られるかどうかがある程度左右されるため、まずはどういった仕事を目指すか見定めることが大切です。
この記事では、キャリアコンサルタントの古田さん、小西さん、隈本さんと一緒に、高収入を実現できる転職先やその探し方などを解説します。転職によって高収入を実現したいと考える人はぜひ参考にしてください。
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高収入が実現可能な仕事を把握して自分に合った転職をかなえよう
冒頭のとおり、業界や職種によってある程度収入が決まっています。つまり、高収入を実現できる業界・職種もあれば、実現が難しい業界・職種もあるのです。
そのため、まずは高収入が実現可能な仕事を把握することが重要です。そのうえで自分に合った転職先を見つけましょう。
しかし、「どんな業界・職種であれば高収入を実現できるのか」や「どうしたら高収入を得られる企業への転職が可能になるのか」など、疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、前半で高収入が実現可能な仕事の特徴や業界・職業を解説します。まずは高収入に関する基本情報を押さえ、自分のキャリア設計の土台を固めましょう。
後半では、高収入な職業への転職を実現するために身に付けるべきスキルや、転職先の効率的な探し方を詳しく説明します。また、転職サイトで見かける「高収入可能」といった求人に潜む注意点についても解説します。
転職後のギャップや思わぬトラブルを避けつつ自分に合った仕事を見つけ、高収入を実現するためにも、ぜひ最後まで読み進めてください。
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前提を確認! 高収入の一般的な水準
高収入の明確な定義はありませんが、一般的に850万円以上の年収が「高収入」や「高所得者」と呼ばれる傾向にあります。
このような高収入の基準は、所得税の税率の区分が背景にあります。2020年、国税庁は以下のように給与所得控除額を定めました。
給与等の収入金額 | 給与所得控除額 |
---|---|
〜1,625,000円 | 550,000円 |
1,625,001円〜1,800,000円 | 収入金額×40%-100,000円 |
1,800,001円〜3,600,000円 | 収入金額×30%+80,000円 |
3,600,001円〜6,600,000円 | 収入金額×20%+440,000円 |
6,600,001円〜8,500,000円 | 収入金額×10%+1,100,000円 |
8,500,001円〜 | 1,950,000円(上限) |
給与所得控除とは
企業から給与を受け取る給与所得者が受けられる制度。1年間の給与収入額に応じて一定額が控除される
上記から、年収850万円以上になると給与所得控除額が上限に達することがわかります。これを基準にすると、一つの目安としては年収850万円以上が高収入といえます。
なお、高年収とは別で富裕層という言葉もあります。こちらも明確な定義はありませんが、純金融資産保有額が1億円以上5億円未満といわれているため、高収入とは別ものであることは覚えておきましょう。
会社員として勤め続けた場合、平均的にどのくらいの年数で850万円に達するかは一概に言えないのが実情ですが、おおむね10年は必要です。
話をわかりやすくするため、私がいたメディア業界の話を持ち出すと、10年に満たずに到達するケースが数多くあります。もちろん、そうではない業界・業種もたくさんあります。
高収入であるもののハードワークとなることに抵抗を感じ、「楽に働けて、ある程度の給料が得られれば良い」と考える人もいるかもしれません。収入と働きやすさのバランスを取りたい人は、以下のQ&Aの回答を参考にして仕事を探しましょう。
仕事意外で稼ぎたいと思っている人は、次の記事をチェックしてみてくださいね。
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転職先探しの前に! 高収入が実現可能な仕事の特徴
転職先探しの前に! 高収入が実現可能な仕事の特徴
- 経験によって身に付けた専門性が求められる
- 消費者や社会からのニーズが高い
- 個人の成績が給料に反映されやすい
- 希少性が高い
世の中には数多くの仕事がありますが、すべての仕事で高収入を実現できるわけではありません。高収入な実現可能な仕事には共通した特徴があり、この特徴を理解することが実現の第一歩となります。
ここからは、高収入が実現可能な仕事の特徴を解説します。転職先を探す際は、これらの特徴に当てはまるかどうかをチェックしながら進めましょう。
経験によって身に付けた専門性が求められる
専門的な知識やスキルは誰もが持っているものではないため、これらを活かせる仕事は高収入を実現しやすい傾向があります。
近年では、専門知識やスキルを短期間で学べるスクールが増え、多くの人が手軽に新たなスキルを習得できるようになりました。ただその一方で、浅い知識やスキルだけを身に付けて転職を目指す人も増えているのが実情です。
このような状況で、より重視されるようになったのが、実務経験を通じて身に付けた高い専門性です。長い時間をかけて学びや研究を重ねて得た知識やスキルは、複雑な問題を解決する力や、事業を推進する実行力につながります。
専門性が高い仕事ほど、高年収の傾向があることを覚えておきましょう。
消費者や社会からのニーズが高い
消費者や社会からのニーズが高ければ、お金を払ってでも製品やサービスを利用したいと考える人が増えます。その結果、企業の売り上げが伸び、従業員の収入にも反映されやすくなるのです。
たとえば、2020年の新型コロナウイルス感染症では巣ごもり需要が高まった影響で、動画配信サービスやオンラインショッピングが急成長を遂げました。
それにともなって動画制作をおこなうクリエイターや、動画を通じて商品を販売する企業、さらには動画制作に関連するソフトウェアや編集サービスの需要が拡大しました。
このように、社会情勢や技術の進化によってニーズが変化するなかで、時流に合った分野や業界に携わることは、高収入を得るチャンスを広げることにつながります。
GX・再生可能エネルギーとヘルステックは2025年以降、特に成長が期待される分野です。
脱炭素化の流れで水素エネルギーやEV、再生可能エネルギー市場が拡大し、企業のGX推進が加速するでしょう。
また、高齢化社会が進むなかでオンライン診療やAI(人工知能)を活用した医療サービスも増加すると考えられています。
個人の成績が給料に反映されやすい
企業の正社員として働く場合、多くの職種では固定給が基本です。そのため、賞与などの変動収入があるとしても、月収を大きく増やすことは難しく、あえて残業を増やして手当を得ようとする人も見受けられます。
一方、歩合制やインセンティブ制度が導入されている仕事では、個人の成績が直接給料に反映されるため、高収入を実現しやすい傾向があります。
特に営業職や不動産業、保険業などはその典型例です。営業成績や契約件数が直接給与に結びつくため、結果を出せば出すほど高収入を得られる仕組みを取っている企業もあります。
ただしその場合、成績が上がらなければ収入が思うように伸びないリスクもあるため、高い自己管理能力や目標達成力が求められます。また、競争が激しい環境で結果を出し続けるためには、プレッシャーに耐えられる精神力や適応力も必要です。
歩合制とほぼ同じ意味を持つ言葉にフルコミッションという制度があります。フルコミッションについて詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
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フルコミッションとは基本給のない歩合制の給与体系で、主に保険業界や不動産業界で採用されています。この記事ではフルコミッションと歩合、インセンティブの違いやメリット・デメリットを具体的に解説します。キャリアアドバイザーの専門的な意見も併せて解説するので、そちらも参考にしながら自分にあっているかを判断しましょう。
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希少性が高い
私達が一般的に知っている仕事は、世の中に存在する膨大な職種の一部に過ぎません。世の中には、需要が高いにもかかわらず、供給が限られているような希少性の高い職業が数多く存在します。
このような職業では、スキルや知識、経験自体がほかの人にはない価値とされ、高収入を得やすい傾向があるのです。
たとえば、特定の高度な技術を必要とするエンジニア職や、新興技術分野で活躍するデータサイエンティストなどはその典型例です。
また、専門的な知識を活かした医師や弁護士、取得が難しい資格が必要なパイロット、公認会計士なども希少性が高い職業に該当します。
希少性の高い職業は、特定の資格取得や専門分野での経験が求められる場合が多く、参入障壁が高いことが特徴です。一度その職業に就けば他者との差別化が図りやすく、長期的なキャリア形成にもつながりやすいです。
転職することで高収入の実現につなげやすい業界6選

転職によって高収入を実現できるかどうかは業界選びによって左右されます。仮に同じ職種であっても、所属する業界が異なるだけで収入が大きく異なることは珍しくありません。
ここからは、転職をすることで高収入の実現につながりやすい業界6選を解説します。業界選びを間違えるとどれだけ頑張っても高年収を実現しにくくなるため、よく理解しておくようにしましょう。
①金融
dodaが公表する平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】によると、金融業界の平均年収は491万円で、平均年収ランキングが1位となっています。金融業界には銀行、証券会社、保険会社などが含まれます。
金融業界で高収入が実現しやすいのは、高いレベルでの知識やスキルが求められるからです。たとえば、投資や資産運用に関する知識、金融商品を販売するスキル、企業や顧客の資金ニーズに応える能力などが挙げられます。
また、業績や成果が給与に反映されやすいインセンティブ制度を採用している企業も多く、努力次第でさらなる高収入を目指すことが可能です。
さらに、近年の金融と技術の融合であるフィンテックの台頭により、新しいサービスやビジネスモデルが登場しています。この分野では、ITスキルやデータ分析力を持つ人材が特に求められていて、高収入を得られる可能性が広がっています。
フィンテック
金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語であり、IT技術を用いた金融サービスのこと
ただし、金融業界で働くには、厳しい競争環境やストレスの多い業務にも適応する力が必要です。そのため、業界特有のプレッシャーに耐えられるメンタルの強さや柔軟な対応力も求められる点に注意しましょう。
金融業界への転職を検討している人は以下の記事を参考にしてください。金融業界について網羅的に解説しています。
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金融業界を徹底調査! 押さえておくべきトレンドや対策まで大解剖
金融業界は、さまざまな特徴があります。選考を受けるなら、多角的に理解することが大切です。この記事では金融業界の動向や業種、職種、金融業界独自の選考対策などについて、キャリアコンサルタントと解説します。
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既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう
既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。
これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。
また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。
既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。
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②メーカー
dodaが公表する平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】によると、メーカーの平均年収は481万円です。メーカーには食品、化学、自動車、電子機器など幅広い業種が含まれています。
メーカーで高収入が実現しやすい理由として、専門性の高い技術職や研究職、またはグローバルに事業を展開していることなどが挙げられます。
最先端の技術を活用した製品開発や、新市場でのビジネス拡大に携わる役職では、給与やボーナスがほかの職種に比べて高額になる傾向があるのです。
特に大手メーカーでは、海外拠点での活躍や新製品の企画・開発に貢献することで、キャリアアップのチャンスが広がりやすいです。結果として長期的に高年収を目指しやすい業界といえます。
メーカーで高収入を目指すためには、特定の技術や知識を深く学び続ける姿勢や、製品開発における市場ニーズを正確に把握する力が重要です。
また、世の中のグローバルに向けた動きが進むなかで、語学力や異文化適応力を磨くこともキャリア形成に大きく役立ちます。
以下の記事ではメーカーの働き方について解説しているので、興味がある人は参考にしてください。
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メーカーへの就職を検討している人は、リアルな風習や働き方を知ることが大切です。知らずに就職すると後悔してしまう可能性があるからです。この記事ではキャリアコンサルタントと一緒にメーカーの基本情報や仕事内容、向いている人の特徴などを解説します。
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③総合商社
dodaが公表する平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】によると、総合商社の平均年収は472万円です。総合商社は多岐にわたる事業を展開していて、国内外のビジネスに携わる機会が多いため、高収入を得られる可能性が高い業界の一つです。
総合商社で高収入を実現しやすい理由には、複数のポイントがあります。まず、多国籍企業としての規模感が挙げられます。世界中の取引先との交渉や新規事業の立ち上げなど、責任ある業務に取り組むことで、実績に応じた高い報酬を得ることが可能です。
また、総合商社は新たな事業分野への投資や開発に積極的であり、新規事業を成功させることで報酬に反映されることも多いです。
海外駐在やプロジェクト管理などグローバルな経験を積む機会も多いため、語学力や多文化対応力が高収入への道を切り開くスキルとなります。
ただし、総合商社の業務はハードな傾向があり、高い成果が求められるため、プレッシャーに負けない精神力や継続的な自己投資が必要です。
これらの要素を踏まえ、自分のスキルや適性を活かして総合商社でのキャリアを築くことは、収入面だけでなくキャリア形成においてもメリットを得られます。
総合商社に入社後、具体的にどのような仕事をするのかイメージできない人もいるのではないでしょうか。以下の記事では総合商社の仕事内容について網羅的に解説しています。
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総合商社とは、幅広い商材・サービスを国内外から仕入れて流通させる業界です。本記事では、総合商社の仕事内容や選考に向けてできることをキャリアコンサルタントとともに解説します。7大商社ごとの特徴も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 商社は物を仕入れてそれを販売するといったイメージがあるのですが、なぜその仕事内容でも高収入を実現できるのでしょうか。
付加価値の発生など複合要素が商社の高収入を実現している
媒介役として商社が間に入ることによって、商品の付加価値が発生します。地球規模のネットワークを全面的に活かしたマーケティング機能しかり、豊富な資金力を活用した物流機能しかりです。
世界に類を見ない日本独特のビジネスとして、長年にわたり日本経済を支えてきたという実力や、旧財閥が持つブランド力および信頼性も付加価値を底上げします。
一方、メーカーをはじめとした工場などの大規模設備を抱える装置型産業は、日々のランニングコストが必要不可欠なのに対し、商社は必ずしもそうではありません。その分を人件費に投入できる根本的な素地があります。
また、為替差損により利益幅が大きく変動します。円安基調の現在、大手商社は軒並み、空前の追い風下にあります。
このように、商社の高収入には複合的な要素があるのです。
④IT・通信
dodaが公表する平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】によると、IT・通信業界の平均年収は460万円です。IT・通信業界はデジタル化が進む現代において需要が高い分野であり、高収入を実現しやすい業界の一つです。
IT・通信業界で高収入を得られる理由として、専門性の高いスキルが必要とされる点が挙げられます。プログラミングやシステム設計など、ITに関連するスキルは誰もが持つものではないため、多くのIT企業で重宝されています。
また、AIやビッグデータ、クラウド技術などの最先端技術に携わる職種では、さらなる高収入が期待できます。
ただし、技術革新のスピードが非常に速く、日々目まぐるしく変化しているため、高収入を維持するためには常に新しい技術を学び続けなければいけません。継続的な学習と実績を積むことで、さらに高収入を目指すことができます。
IT業界にもさまざまな仕事が存在します。具体的にどのような仕事があるのかわからない人は以下の記事を参考にしてください。IT業界の仕事内容や魅力などを解説しています。
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ITの仕事には幅広い種類があります。キャリアコンサルタントがITの仕事を網羅的に解説していくので、IT業界に興味がある人は、この記事で仕事のイメージをつかみましょう。未経験からスタートできるITの仕事も紹介します。
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まずはあなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では自分のやりたいことはもちろん、そのなかで適性ある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期退職に繋がってしまうリスクが高く、適職の理解が重要です。
そこで活用したいのが「適職診断」です。質問に答えるだけで、あなたの強みや性格を分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
まずは強みを理解し、自分がどの職業で活躍できるか診断してみましょう。
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⑤保険
マイナビエージェントが公表する業種別平均年収ランキングによると、保険業界の平均年収は438万円です。
保険業界の職種には、営業職やアクチュアリー、アンダーライターとも呼ばれる保険の引受業務などがあります。
特に営業職では、契約件数や契約金額に応じてインセンティブが支払われる仕組みが一般的です。そのため、成果次第で平均年収を大きく上回る収入を得ることが可能です。
一方、アクチュアリーやアンダーライターは高度な専門知識を求められる職種であり、専門性の高さから高い給与水準が設定される傾向にあります。
また、保険業界は人々の生活に欠かせないサービスを提供するため、景気の変動に比較的強い業界であり、不況時でも安定した需要があります。そのため、将来的にも安定した高収入が期待できる点が特徴の一つです。
ただし、営業職では成果を出すための努力が求められる一方、専門職では資格取得や高度なスキルを習得する必要があります。保険業界で高収入を目指すには、自分の強みを活かせる職種を選び、それに必要なスキルを磨き続けることが大切です。
なお、保険営業について「やめとけ」という声を聞き不安を感じる人もいるのではないでしょうか。なぜ保険営業はやめとけと言われるのか、そのリアルについて以下の記事で解説しています。
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- 個人が入る保険の料金は月々数千円など、それほど多くないにもかかわらず、保険の営業職が高収入を実現できるのはなぜでしょうか。
多くの顧客との継続的な契約が見込めるから
一人ひとりの顧客からの金額は多くなくても、その顧客が何百人、何千人となることで大きな金額になるからです。
また一度顧客になれば、その後も定期的に見直しや新しい保険商品の追加契約をすることがあります。その顧客からの紹介で、さらに顧客が増えることもあるでしょう。
保険商品の種類は多いため、一人の顧客に複数の保険商品を提供することもできます。
こうしたいくつかの要因が組み合わさることで、塵も積もれば山となり、営業成績にともなって給与が上がっていく仕組みになっている保険の営業職は、高収入を実現しやすいというわけです。
⑥不動産
dodaが公表する平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】によると、不動産業界の平均年収は441万円です。
不動産業界は、成果報酬型の給与体系を採用している企業が多い傾向です。その場合、売り上げや契約数に応じてインセンティブが支給されるため、成果次第で大幅な収入アップが期待できます。
不動産業界には、不動産仲介、営業、資産運用アドバイザーなど、幅広い職種があります。特に営業職は、取引金額が高額であることから1件の契約で得られる報酬が大きく、努力や実績が収入に直結しやすい職種です。
また、不動産開発や投資関連業務に携わる職種では、専門知識や経験が求められるため、高収入を得やすい傾向にあります。
さらに、不動産業界は景気の影響を受けやすいものの、住宅需要や都市開発のニーズが安定的にあるため、長期的な視点で高水準の収益を見込むことが可能です。
不動産業界で高収入を目指すには、成果を上げるための行動力や交渉力に加え、不動産に関する専門知識の習得が重要となります。
不動産業界は大きな金額を動かすことになるため、営業職には向き不向きが分かれます。具体的にどのような人が向いているのか、以下の記事で解説しているので不動産営業に興味がある人は参考にしてください。
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不動産営業に向いている人は、負けず嫌いや忍耐力があるなどさまざまな要素があります。この記事では、不動産営業に向いている人や働く魅力をキャリアコンサルタントと解説します。未経験からでも目指せる方法も解説するため、ぜひ参考にしてください。
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専門性を活かした転職で高収入を狙える職業6選

高収入を実現できるかどうかを左右するのは業界選びだけではありません。同じ業界であっても職業によって収入の傾向が異なります。そのため、高収入を狙うのであれば、高収入を実現しやすい職業への転職を目指すのが効率的です。
ここからは、専門性を活かした転職で高収入を狙える職業6選を解説します。自身の興味関心や現在持ち合わせているスキルなどと照らし合わせながら、どの職業への転職であれば実現可能かを考えましょう。
①コンサルタント
dodaが公表する平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)【最新版】によると、コンサルタントをはじめとする専門職の平均年収は611万円です。
コンサルタントは、企業の課題解決や戦略立案についてアドバイスしたり、伴走したりする職種であり、高度な専門知識や分析力が求められます。
特に、経営コンサルタントや戦略コンサルタントなどの職業では、企業の経営陣と直接やり取りをし、事業の方向性を決定するような重要な業務を担うため、報酬が高く設定される傾向にあります。
また、ITコンサルタントやファイナンシャルコンサルタントなど、特定分野に特化したコンサルタントも需要が高く、専門性の高さが収入に反映されやすい職種です。
さらに、コンサルタントは成果主義の色が強い業界でもあります。プロジェクトの成功やクライアントの満足度に応じて、ボーナスやインセンティブが支給されることが多いため、自らの努力や成果が直接年収に影響します。
そのため、論理的思考力やプレゼンテーション能力、リーダーシップスキルなどを磨くことが、コンサルタントとして高収入を得るための鍵となるのです。
コンサルタントの具体的な仕事内容をイメージできない人もいると思います。以下の記事ではコンサルティングの仕事内容を具体的に解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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コンサルティングの仕事内容を理解するには、業種ごとの特徴を知っておく必要があります。この記事ではコンサルティングの仕事内容をキャリアコンサルタントとともに解説します。新卒でコンサルタントになる難易度も解説するので、参考にしてみてください。
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あなたが受けない方がいい職業を確認しよう!
職業選択においてやりたいことはもちろんですが、その中でも適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期退職に繋がってしまうため適職への理解が重要です。
そこで活用したいのが「適職診断」です。質問に答えるだけで、あなたの強みや性格を分析し、適性が高い職業と低い職業を診断できます。
まずは強みを理解し、自分がどの職業で活躍できるか診断してみよう!
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
②企画職
dodaが公表する平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)【最新版】によると、企画職の平均年収は566万円です。
企画職は、企業の製品やサービスを成長させるための戦略を考え、実行に移す役割を担う職業です。具体的には、新商品の企画立案や販売促進のキャンペーン設計、市場調査をもとにしたビジネスモデルの提案など、多岐にわたる業務を担当します。
企画職は市場のニーズを的確にとらえ、独創的なアイデアを形にすることが求められます。そのため、マーケティング知識やデータ分析スキル、さらにはプレゼン能力、プロジェクト管理能力を身に付けることが重要です。
企業の収益に直結することの多い企画職で成果を上げた場合には高い評価を得られやすく、報酬が効率よくアップする可能性があります。そのため、企画職で高年収を目指す人は、論理的思考や柔軟な発想力を磨き続けることを意識しましょう。
- 企画が思いついてもそれがヒットしなければ会社としての売り上げは立たないと思います。そのなかで、企画職はどのような基準で収入が決められるのでしょうか。
おもに「成果」「役割」「業界相場」の3つで収入が決まる
企画職の収入は、良いアイデアを出したかどうかではなく、一般的に「成果」「役割」「業界相場」の3つで決まります。
「成果」は、企画した商品やサービスが売れたり、会社の利益に貢献することで認められるということです。たとえ売れなかったとしても、市場調査や分析の精度が評価されることもあります。
「役割」は、裁量が大きいポジションほど給与が高く、マネージャーやリーダー職になれば収入も上がりやすくなるということです。
単に企画を考えるだけでなく、プロジェクトの進行管理や他部署との調整力が評価されます。
「業界相場」も収入の基準になります。広告やIT、エンタメ業界では企画職の給与が高めですが、製造業などでは営業職の方が高収入を得やすいです。
また、企業規模によっても相場が異なります。
企画職の具体的な仕事内容は以下の記事で解説しています。企画職に興味がある人は参考にしてください。
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③営業職
dodaが公表する平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)【最新版】によると、営業職の平均年収は469万円です。
営業職は企業の収益を直接支える重要な役割を担っていて、個人の成績が給与に反映されやすい職種です。そのため、固定給に加えてインセンティブや歩合制を導入している企業も多く、成果次第では平均以上の高収入を得られる可能性があります。
営業職の具体的な業務内容は、顧客への商品やサービスの提案、販売、契約後のフォローなど多岐にわたります。また、業界や商品によって営業スタイルは異なり、法人営業や個人営業、ルート営業、新規開拓営業などさまざまな形態があるのが特徴です。
そして、営業職で成功するためには、顧客のニーズを正確に理解するコミュニケーションスキルや、目標を達成するための自己管理能力が求められます。また、粘り強さや提案力も成果を上げるうえで重要視される能力の一つです。
特に大手企業や成長産業では高額なインセンティブが設定されているケースもあり、営業力次第でさらなる高収入を目指すことができます。
「自分がルート営業職に向いているのか」や「具体的にどのような仕事内容なのかわからない」と悩む人は以下の記事を参考にしてください。営業職に対する適性を見極め、本当に就職すべきか判断できるようになります。
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なかには完全固定給の営業職も存在します。
その状況で高収入を目指す場合は、昇進や昇給の機会を逃さないようにしたり、プロジェクトを成功させて評価を上げボーナスに反映させたり、副業に挑戦したりするといった方法があります。
営業職には向き不向きがあるのも事実です。自分が向いているかどうかわからない人は、以下の記事を参考にして適性を見極めましょう。
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営業向いていないと十分な検討をせずに決めつけることは危険です。まずは営業職の理解を深めましょう。この記事では営業に向いていない傾向のある人の特徴16選や、おすすめの道をキャリアコンサルタントが解説します。
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④技術職
dodaが公表する平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)【最新版】によると、技術職の平均年収は468万円です。
技術職は、専門的な知識やスキルを活かして企業の製品やサービスの開発、改良、生産に携わる職種であり、特にものづくり産業やIT、建築分野で需要が高まっています。
具体的には、機械設計や電気回路の設計、プログラミング、建築設計、品質管理など多岐にわたる業務が含まれます。技術職では経験やスキルの熟練度が給与に直結するケースが多く、高度な専門性や資格を持っているほど高収入を目指しやすくなっているのです。
また、技術職の一部では海外進出や新技術の導入が求められる場面も多いため、語学力や最新の技術トレンドに対する知識がさらに収入アップにつながる可能性があります。
このように、技術職は自身のスキルを磨き続けることで、安定した高収入を得られる職種といえます。
エンジニアに関する知見を深めたいと考える人は、これらの記事を読んでおきましょう。自身が疑問に感じる部分を補い、エンジニアに関して熟知した状態で目指すかどうかを見極めましょう。
データベースエンジニア
データベースエンジニアになるには? 仕事内容や向いている人の特徴を解説
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアの仕事がすべてわかる! 未経験の就職方法も
⑤金融系専門職
dodaが公表する平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)【最新版】によると、金融系専門職の平均年収は474万円です。
金融系専門職には、投資銀行業務、資産運用、証券アナリスト、金融商品開発、ファイナンシャルプランナーなど、多岐にわたる業務が含まれます。
これらの職種では、経済や市場動向に関する高度な知識が求められます。クライアントの資産運用や投資計画に直結する業務でもあるため、高い責任感と判断力が必要となるのです。
また、資格の取得がキャリアに直結するケースが多く、証券アナリストや公認会計士、CFPなどの資格を取得していると、給与面で有利になる可能性があります。
さらに、成果主義の要素が強い職業であるため、実績を上げた分だけ収入が上がる歩合制を導入している企業も多く、成績次第で高収入を実現しやすい職種といえるのです。
⑥クリエイティブ職
dodaが公表する平均年収ランキング(職種・職業別の平均年収/生涯賃金)【最新版】によると、クリエイティブ職の平均年収は392万円です。
クリエイティブ職には、デザイナー、映像編集者、アートディレクター、ライター、コピーライター、Webディレクターなど、多岐にわたる職種が含まれます。
これらの職種では、独自のアイデアを生み出す発想力や、それを形にするスキルが求められます。また、クライアントの要望を的確に把握し、成果物として具現化する必要があるため、コミュニケーション能力やプロジェクト管理能力も重要です。
特に、広告業界やIT業界など、クリエイティブ職の需要が高い分野では、経験や実績次第で大幅な収入アップが見込めます。
さらに、フリーランスとして活動する場合や、独自のブランドを築き上げた場合には、平均年収を大きく上回る高収入を得ることも可能です。このように、自身のスキルと努力次第で収入を大きく左右できる職種であることが、クリエイティブ職の魅力といえます。
上記で挙げた職業以外にもクリエイティブな仕事は数多く存在します。どのような仕事があるのかは以下の記事で解説しているので、視野を広げるためにもチェックしておきましょう。
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クリエイティブ職として働く場合、会社員とフリーランスのどちらがより多くの収入を得られるかは悩むところかもしれません。
結論として、フリーランスとして軌道に乗れば、会社員時代の収入は着実に上回ります。利益を分け合う必要がないのですから、当然のことでしょう。
ただし、誰しもが上昇機運に恵まれるわけではありません。給与が毎月入ってくる会社員の安定した立場と比べると、フリーランスは収入も立場も不安定ということは認識しておきましょう。
就活のプロが解説! 未経験からの転職でも高収入は実現可能?
高収入を実現できる転職のほとんどは、すでに高度かつ専門的な知識・スキルを身に付けているケースです。とはいえ、これらの知識・スキルは誰もが身に付けているものではないため、「未経験からの転職でも高収入は実現できるのか」と気になる人も多いと思います。
そこで、就活のプロであるキャリアコンサルタントの古田さんに、未経験からの転職でも高収入は実現可能かどうかを聞いてみました。未経験からの転職を検討している人は、高収入を実現するためにも参考にしてください。
アドバイザーコメント
古田 文子
プロフィールを見る高い専門性による即戦力の保有が高収入のポイント
未経験からの転職でも高収入は実現可能かどうかは、転職先が企業なのかフリーランスへなのかにもよりますが、高収入を得ることは一般的に可能です。
ただし、専門性が高い資格やスキルを習得しておくことが必須条件だと考えます。年齢に関係なく、ニーズがある知識やスキルを持っているかどうかが高収入につながる分かれ目かもしれません。
特に、企業への転職は即戦力を求められます。未経験で若さや意欲があるだけで許されるのは新卒か第二新卒までであり、基本的には即戦力がないと高収入に直結しにくいのが現実でしょう。
情報や仕事を得るためのネットワークや実績も重要
また、特にフリーランスを選択する場合、転職を考えている業界にネットワークを持っているかどうかで、新しい情報や仕事が来るかどうかに多大な影響を及ぼします。
加えて実績も大切な要素です。フリーランスを選択する場合は、実績があるかどうかで仕事の質や報酬が変わってきます。
実績が経験値を語る目安になるため、未経験から高収入を目指した活動をする場合は、とにかく小さいものからで良いので実績を増やしましょう。
いずれにしても高収入の実現は可能です。諦めずにトライしてみましょう。
高収入を得られる転職を実現するために身に付けておくべきスキル
高収入を得られる転職を実現するために身に付けておくべきスキル
専門的な知識やスキルを持っていると高年収を実現するうえで役立つことは間違いありません。しかし、専門的な知識・スキルを身に付けていなくても高収入を実現している人がいます。
そのような人は、高収入の実現に必要な普遍的なスキルを徹底的に磨き、それを活かして仕事に取り組んでいるのです。
ここからは、高収入を得られる転職を実現するために身に付けておくべきスキルを解説します。ある程度の予備知識は必要ですが、経験を積むなかで磨き上げられるものもあるため、できることから始めていきましょう。
相手のニーズを引き出すコミュニケーションスキル
多くの仕事は、顧客の課題を明確にし、その課題を解決することが目的です。解決方法は業界や職種によって異なりますが、課題解決という大きな目的は共通しています。
課題を解決するためには、まず課題を明確にするコミュニケーションスキルが必要不可欠です。もし課題が不明確だったり、表面的な問題だけをとらえてしまったりすると、根本的な解決にはつながりません。その結果、顧客からの満足を得ることも難しくなります。
コミュニケーションスキルがあれば、顧客との雑談や打ち合わせのなかでさまざまな視点から質問を投げかけたりすることで、相手の本音や本質的なニーズを的確に引き出し、顧客の真の課題を見つけ出しやすくなります。
結果として、顧客から高い満足度を得られるだけでなく、新たな仕事の獲得や信頼関係の構築につながる可能性があるのです。
このような好循環を生み出すことで、さらに仕事を任せられたり、高単価の仕事を依頼されたりするなどして、結果的に高収入を得やすくなります。
自己PRでコミュニケーション能力をアピールしたいと考える人は以下の記事を参考にしてください。自身のコミュニケーション能力を効果的にアピールする方法を解説しています。
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IT・AIの知識を活用した業務効率化スキル
近年、ITやAIの急速な発達により、業務の効率化が飛躍的に進んでいます。これは、自分自身の仕事にとどまらず、顧客の業務にも大きな影響を与えています。
そして、このようなIT・AIの知識を活用した業務効率化スキルを有する高度な人材は貴重なため、身に付けることで高収入につながりやすいのです。
たとえば、AIを活用したデータ分析により、顧客の意思決定をサポートしたり、業務プロセスの自動化ツールを提案して労働時間を短縮したりする事例があります。これにより、顧客にとってはコスト削減や作業負担の軽減といったメリットが得られます。
また、自身の業務にもITやAIを取り入れることで、作業の効率化や精度向上が図れ、結果的に生産性の向上や成果を出しやすくなるのです。このようなスキルは、業界を問わず求められるため、特に高収入を目指す転職では大きなアピールポイントになります。
2025年現在では、生成AIによる企画書やメール作成の支援、AI-OCRによる書類のデジタル化、RPAがデータ入力や経費精算の自動化に貢献中です。
さらに、AI議事録ツールが会議内容を要約し、バーチャルアシスタントがスケジュール管理やメール対応をサポートするといった業務効率化ができるようになっています。
問題を分解して本質を見極めるロジカルシンキング
多くの企業は、日々さまざまな問題や課題に直面していて、それらを解決しながら事業を推進しています。しかし、多くの問題や課題は表面的に見えているものだけではなく、深層には複雑な要因が絡み合っています。
これらを解決するためには、表面的なものにとどまらず、問題を分解し、本質を見極める能力が必要であり、価値が高い仕事であることから高収入を目指しやすくなるのです。
ロジカルシンキングは、物事を論理的に整理して矛盾や不整合を排除しながら問題を分解する思考法です。このスキルを活用することで、課題を構成する要素を一つひとつ明確にし、真の原因を特定することが可能になります。
たとえば、売り上げが低迷している原因を探る場合、「商品の質が悪い」という仮説だけではなく、ターゲット層のズレや市場ニーズの変化、価格戦略の誤りなどを細分化して分析します。こうしたプロセスを通じて、具体的な解決策を導き出すことができるのです。
ロジカルシンキングは、ビジネスにおいて欠かせない能力であり、高収入を目指す職種においても、特に重視されるスキルといえます。
チームを動かして成果を上げるマネジメントスキル
一人で物事を動かすことには限界があり、会社単位で見れば、その成果は組織全体の成果のごく一部に過ぎません。
しかし、複数の人を束ねてチームとして一つの目標に向かって動けるようになると、より大きな成果を上げることができ、高収入につながりやすくなります。
チームで協力して成果を達成するためには、各メンバーの能力を理解し、適切に役割を分担しながら進行管理をおこなうスキルが必要です。
このように、チーム全体を機能させるうえで欠かせないのがマネジメントスキルです。たとえば、目標設定をしたうえで進捗状況を確認し、問題が発生した際には迅速に解決策を提示することで、スムーズなプロジェクト進行を実現します。
また、メンバーのモチベーションを維持・向上させる能力もマネジメントスキルの一つとして重要な要素です。
マネジメントスキルは、リーダー職や管理職に必要な能力ですが、一般職でもこのスキルを持っている人材は重宝されます。高収入を目指すうえでも、このスキルを習得しておくことが大きな強みになります。
- 学級委員長や部長の経験はなく、旅行の幹事をやったことがある程度のマネジメントスキルしかないのですが、転職で高年収を狙う場合にアピールしても問題ないでしょうか。
具体性のあるエピソードを交えて伝えられれば問題ない
旅行の幹事を務めたことは、一定以上のセールスポイントになる可能性があります。人のうえに立って物事を進めることだけがマネジメントスキルではありません。
小さなことでも経験があれば、積極的にアピールすることが肝要です。しかしながら、スキルとして伝えアピールするには入念な準備が必要です。
具体的には「なぜ学級委員長や部長でなく、旅行の幹事を経験したことをアピールするのか」について、明確な理由や背景を示しましょう。
その際、前向き感を醸し出す内容でなければ、訴求力はどうしても弱くなります。
そのうえで、旅行の幹事経験を通じて何を学び、何を吸収し、日々のビジネスにいかに昇華させて活用したかについて具体的に説明することが、高収入の転職に近づくポイントです。
各職種に関する専門的なスキル
職種によっては専門的な知識やスキルが求められ、高度なプロジェクトに取り組むためにも必須であり、高収入獲得に近づけます。
しかし、これらの知識・スキルは誰もが持ち合わせているものではなく、時間をかけて経験を積んだり、学んだりする必要があります。そのため、その職種に特化した専門的な知識・スキルを持つ人は高い需要があり、高収入を実現しやすくなるのです。
さらに、専門的なスキルを持つ人材は、特定のプロジェクトでリーダーシップを発揮することも求められる傾向にあります。このような知識やスキルを活かして目覚ましい成果を上げられる人材は、企業から高い評価を受け、収入の向上につながる可能性が高いです。
このように、専門分野でのスキルを磨くことで、自身の市場価値をさらに高めることができます。
効率的かつ合った方法で! 高収入が実現できる転職先の探し方
効率的かつ合った方法で! 高収入が実現できる転職先の探し方
- 転職サイト・エージェントを活用する
- 高収入を実現する知人に紹介してもらう
- 企業の採用サイトから直接応募する
ここまでの内容から、どのような業界・職業で高収入が実現でき、それらに転職するためにはどのようなスキルが求められるかが理解できたと思います。しかし、効率的な探し方を知っておかないと、高収入の仕事への転職を実現できない可能性もあるのです。
そこで、ここからは高収入が実現できる転職先の探し方を解説します。人によって合う・合わないがあるため、自分にとってやりやすく、かつ効率的な方法を見つけましょう。
転職サイト・エージェントを活用する
転職サイトでは業界や職種、働き方、希望年収などの条件を絞り、掲載されている求人から自分に合った転職先を探せます。一方で、転職エージェントは希望条件キャリアコンサルタントに伝え、自身に合った会社を紹介してもらうといったものです。
高収入を実現するには、高収入を得られるような条件の絞り方をする必要があります。たとえば、転職サイトの場合は「インセンティブあり」や「歩合制あり」などの項目を選択して検索することで、高収入が実現可能な働き方ができる会社を見つけやすくなります。
また、転職エージェントを活用する場合は、「高収入を実現したい」とキャリアコンサルタントに伝えておくのがコツです。
このように、転職サイト・エージェントを正しく活用することで、高収入が実現できる転職先を効率良く見つけやすくなります。
高収入な転職を実現するのにおすすめの転職サイト・エージェントとしては、リクルートやマイナビ、パソナ、dodaなどです。
こうした大手エージェントであれば、高収入の求人案件が幅広く豊富なのでおすすめです。
なかには専門職や技術職に特化したサイトもあり、特に未経験の方にはおすすめできます。
高収入を実現する知人に紹介してもらう
知人のなかには、すでに高収入を実現している人がいるかもしれません。その人から勤めている会社を紹介してもらうのも、高収入を実現する一つの手段です。
知人が実際に働いている企業や職場環境について聞けるため、求人情報だけではわからないリアルな情報を得られるというメリットがあります。
また、知人の紹介であれば、企業側もその人の信頼をもとにあなたに興味を持ちやすくなり、選考において有利になる場合もあります。
ただし紹介を受ける際には、自身がその職種や企業に適しているか慎重に見極めることが大切です。単に「知人に紹介されたから」「高収入だから」という理由だけで選ぶのではなく、自分のスキルや価値観に合った職場であるかを確認しましょう。
企業の採用サイトから直接応募する
従業員の平均年収を公開していたり、ある程度年収が予測されていたりする企業があります。このように平均年収がある程度把握でき、自分の希望に合っていると判断できた場合は、企業の採用サイトから直接応募するのも手段の一つです。
企業の採用サイトには求人情報だけでなく、具体的な仕事内容や企業理念、福利厚生について詳しく掲載されていることが多いため、応募前に十分な情報を得られます。
また企業の採用サイトを通じて応募する場合、エージェントを介さないため、よりスムーズに企業の担当者と連絡が取れることもメリットです。
さらに、採用サイト経由で応募することで企業に対する熱意が伝わりやすくなることもあります。直接応募は、応募者がその企業を志望する理由をダイレクトに伝える場として機能するため、採用担当者の目に留まりやすい方法でもあります。
採用サイトからの直接応募とほかの媒体を介した応募のどちらが良いか迷うかもしれませんが、流入径路がどちらであろうと選考への影響に大差はありません。直接応募の方が有利ということも特にありません。
ただ、少なくとも自社のホームページ(HP)を訪れているということは伝わるため、熱意が伝わる側面もあるかもしれません。
企業側としても間を挟まないため、スケジュールが展開しやすいということは考えられます。
採用経験者が解説! 転職理由が「高収入だから」は選考に影響する?
高収入を実現するために転職を考える人は多く、高収入を得ることが転職の第一目的になっている場合もあると思います。この考え自体は決して悪いことではありません。
しかし、採用担当者の視点から見ると、あまり良い印象を持たれない可能性もあります。自社よりも高収入を提示する企業が現れた場合に、またすぐ転職してしまうのではないかと懸念されるからです。
実際に、転職理由として「高収入だから」と正直に伝えることは選考にどのような影響を与えるのでしょうか。キャリアコンサルタントの古田さんに、採用現場での実際の意見を聞いてみました。
古田さんの見解を参考にしながら、選考時にどのように伝えるべきかを考えてみてください。
アドバイザーコメント
古田 文子
プロフィールを見る相手目線になり高収入の伝え方を工夫することが大切
「高収入だから」という理由を前面に出しすぎると、選考に悪影響を与える可能性があります。
企業側は、応募者のモチベーションや将来的なコミットメントを重視するため、単に金銭的な理由だけでは信頼性が欠けると判断される可能性があるのです。
何もかも正直に答えることが必ずしも正解ではありません。
本心では高収入が一番の理由だとしても、企業と応募者が互いにメリットがあると感じられなければ採用には至らないため、伝える順番や言葉の選び方といった伝え方には注意が必要です。
高収入を転職理由に挙げるなら根拠とセットで伝えよう
伝え方としては、あくまでも「キャリアアップ」「自己成長の機会」「企業のビジョンや文化とのマッチ」を前面に出すのがおすすめです。
高収入であることに対しては「子どもの進学といった家族のため」「自分の将来のための貯蓄」といった目標の一つとして伝える程度にとどめておくほうが無難です。
高収入であることだけでなく、企業への貢献意識をしっかりとアピールし、面接官に対して誠実かつ前向きな姿勢を示すことを心掛けましょう。
注意しよう! 転職サイトで「高収入可能」と謳う企業の罠
注意しよう! 転職サイトで「高収入可能」と謳う企業の罠
- 実態と異なるケースがある
- 社員の最高年収を掲載している可能性がある
- 残業代を含めた金額が掲載されていることがある
転職サイトでさまざまな求人を見るなかで「高収入可能」という言葉を目にしたことがあるかもしれません。しかしいざ入社してみると、期待とは異なり思うような高収入を実現できなかったというケースもあります。
そこでここからは、転職サイトで「高収入可能」と謳う企業の罠について解説します。実情を理解し、どのような求人に応募すべきかを見極められるようにしましょう。
実態と異なるケースがある
「高収入可能」という言葉は、一見すると誰でも高収入を実現できそうに思えますが、実際には幅広い意味を持つ曖昧な表現です。
この文言には、「どのくらい努力すれば高収入が得られるのか」「どの役職に就けばその収入が可能なのか」「入社後、どれくらいの期間で実現できるのか」など、具体的な条件が明記されていないことが多いのです。
そのため、求人情報を鵜呑みにせず、企業の実態をしっかりと調べ、冷静に判断することが重要です。具体的には、社員の口コミサイトや企業説明会で収入の詳細を確認することをおすすめします。
インセンティブ条件が不透明な企業では、「成果に応じた報酬」と書かれていても評価基準が曖昧で、期待した収入が得られないリスクもあるため注意が必要です。
見極めるには、面接で「実際の社員の年収分布」や「インセンティブの詳細な計算方法」を質問しましょう。
社員の最高年収を掲載している可能性がある
企業によっては、社員の最高年収や特定の社員の成功事例を根拠に、求人広告や採用ページへ「高収入可能」と記載している場合があります。
このような場合、求人に書かれている収入が全社員に共通するわけではなく、特定の条件下で達成された例に過ぎない可能性も考えられるのです。
たとえば、歩合制の仕事では、成績の良い一部の社員が例として取り上げられ、その収入が平均的なもののように見える表現がされることがあります。しかし、実際には平均年収や初任給とは大きく異なる可能性があるため、事前に詳細を確認することが重要です。
このような誤解を避けるためにも、求人情報を見ただけで判断せず、企業説明会や面接で具体的な収入の仕組みや実績を確認しましょう。また、社員の口コミサイトや転職エージェントを活用して、実際の年収データを調べることも有効です。
残業代を含めた金額が掲載されていることがある
基本的に給料は、基本給と残業代に分けられています。透明性の高い企業は、基本給や手当を明確に提示し、どのような条件で高収入を実現できるのかを正確に伝えることが多いです。しかし、すべての企業が正確に情報を公開しているとは限りません。
一部の企業では、求人広告に記載されている「高収入可能」という表現が、基本給だけでなく残業代を含めた金額をもとにしていることがあります。この場合、残業を多くこなさなければ期待した収入を得ることが難しいケースも考えられます。
そのため、「高収入可能」の実態が残業ありきである場合、働き方やライフバランスに大きな影響を及ぼす可能性がある点に注意が必要です。
転職する前に要チェック! 企業の実際の年収を知る方法
「高収入可能」と謳う企業に関する注意点を解説しましたが、「具体的にどのような方法で年収を調べたら良いかわからない」と疑問を持つ人もいると思います。
企業の実際の年収を調べる方法は以下のとおりです。
企業の実際の年収を調べる方法
- 有価証券報告書
- 四季報
- 口コミサイト
- エージェントからの情報
すべての企業で調べられるわけではありませんが、上場企業や有名企業の場合は上記の方法でリサーチすることができます。また、実際に働く社員から聞くことも方法の一つです。
転職をする前にこれらの手段で年収を調べ、入社後の後悔を防ぎましょう。
キャリアのプロが解説! 高収入を得られることは本当に幸せ?
「高収入を実現するために転職したい」と考える人は、高収入を実現することで幸せが待っていると思っているかもしれません。
しかし高年収に固執するあまり、仕事で忙殺されてプライベートに一切時間を割けなくなったり、大切な人との時間を確保できなくなったりする可能性もあるかもしれません。
そこで、キャリアコンサルタントの小西さんに、高収入を得られることは本当に幸せかどうかを聞いてみました。
人それぞれ意見は異なるものの、多くの転職者を見てきた小西さんの意見を参考にして、高年収を重視して転職活動をおこなうかどうか考えてみてください。
アドバイザーコメント
小西 一禎
プロフィールを見る高収入と幸福感には相関があるが絶対的なものではない
高収入を得られることは本当に幸せなのかどうかを突き詰めて考えれば、人生の価値を何に見出すかということになります。そして、その人生を一人で歩むか、それとも家族と歩むかによっても異なってきます。
また、幸せは抽象的で不確実性が高く、永遠に持続するわけでもありません。人生の節目によっても違ってきます。
幸せをつかみ取るための一つの手立て・条件として、高収入が挙げられることは否定できません。高収入が幸せに必ずしも直結するとは限らないとはいえ、やはり幸せと高収入がもたらす相乗効果は計り知れません。
「幸せ→高収入」「高収入→幸せ」の相関性には十分な説得力があります。
自分に合った「幸せと高収入のバランス」を考えてみよう
しかし、高収入を得ることと引き換えに、一定の犠牲がともなうのも実情です。長時間労働によって高収入を実現させたとしても、自分の時間は相対的に減ります。
実際、「忙しすぎてお金を使う暇がない」と漏らすメディア関係者を何人も知っています。また、肉体的・精神的な疲労や限界が訪れ、幸せとはいえない状況に陥る可能性もあるのです。
そして、家族と人生を歩む場合、長時間労働は一定の弊害になる恐れがあります。たとえ高収入であっても、家族との時間が十分に確保できないというのは本末転倒ではないでしょうか。
しかし反面、家族と生きるためには一定以上の収入が必要です。さじ加減は本当に難しく、ある種ジレンマでもあります。
入社後の後悔を避けつつ高収入が得られる転職を実現しよう
転職で高収入を実現するには、業界や職種の選択が重要であり、自分に合っているかどうかを慎重に見極めることが欠かせません。
ただし、高収入だけを基準にした転職では、結果的にやりがいや満足感を得られない可能性があります。その場合、収入は高くても入社後に後悔するリスクがある点には注意が必要です。
高収入は魅力的な条件ですが、仕事の内容や職場の雰囲気、将来的なキャリアパスが自分に合っているかどうかも考慮しましょう。収入以外の要素も含めて総合的に判断することで、転職後に充実した生活を送りやすくなります。
高収入とやりがいのバランスを見極め、納得のいく転職を実現するために、しっかりと準備を進めていきましょう。
アドバイザーコメント
隈本 稔
プロフィールを見る高収入の転職をかなえるには業界・職種選びが重要なポイント
「今の収入に満足できない」「もっとお金を稼ぎたい」と考えているならば、どの業界・職種が高収入を実現しやすいかを理解することが重要です。
業界によって平均年収は異なり、金融やIT、総合商社、不動産、コンサルティングなどは比較的高収入が狙いやすい業界とされています。
また、職種によっても収入の差があり、専門性の高い技術職や営業職、経営コンサルタントなどは、成果次第で大幅な収入アップが狙える可能性があります。
スキルや強みを強化しつつキャリアも考慮に入れて転職しよう
しかし、高収入を得るにはスキルや経験が必要不可欠です。特に、高いコミュニケーション能力、業務効率化のためのIT・AIスキル、マネジメント力が求められます。
未経験からでも高収入は目指すためには「何が自分の強みになるのか」を考え、それを活かせる職種を選ぶことが、結果的に収入アップをもたらします。
また、高収入の転職を成功させるには、収入面だけでなく「働き方」「キャリアの将来性」も考えることが大切です。
転職エージェントや企業の採用情報を活用するなどして情報収集を怠らず、納得のいくキャリア選択をしてください。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/上級心理カウンセラー
Fumiko Furuta〇キャリアに関する記事の執筆・監修や、転職フェアの講演、キャリア相談、企業や学校でのセミナー講師など幅広く活動。キャリア教育に関心があり、学童クラブの支援員も務める
プロフィール詳細ジャーナリスト/キャリアコンサルタント
Kazuyoshi Konishi〇大手メディア政治記者を経て、配偶者の海外転勤に伴いキャリアを一時中断。現在は大学院でキャリア形成を研究する一方、プロの文章力を活かし各メディアで幅広く記事を執筆。
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/性格応用心理士1級
Minoru Kumamoto〇就職・転職サイト「職りんく」運営者。これまで300名以上のキャリア相談を受けた実績。応募書類や採用面接の対策支援をする他、自己分析の考え方セミナーを実施
プロフィール詳細