ソフトバンク選考対策|内定者ES・再現面接スクリプト

PORTキャリア編集部では、ソフトバンク早期内定者にオンラインインタビューを実施。「JOB-MATCHインターン」を突破し、内定を勝ち取った27卒の学生から、インターンシップや最終面接の様子をヒアリングしました。

実力主義かと思いきや「人柄やコミュニケーション能力を見ている気がする」と語る内定者。ソフトバンクバリューを意識して選考に臨んだ内定者の実際のES回答や面接スクリプトを交えて詳しく解説します。

ソフトバンク内定を目指す人が、
この記事で閲覧できる「秘」情報

  • エントリーシートの実回答(内定者)
  • 最終面接を再現した「音声」「トークスクリプト全文」
    →質問・回答・雰囲気を完全再現
インタビュー中のNさんと編集部

キャリアコンサルタントのアドバイスも掲載しています。ソフトバンクの選考における評価点や気を付けたい点を把握して、自身のES作成や面接対策に活かせないかを考えながら読み進めてください。

内定者プロフィール

内定者のデータ
氏名N・Eさん(仮名)
卒年早稲田大学大学院 2027年卒
内定企業ソフトバンク、NTTデータ
就職企業未定
受験業界IT
就活の軸社会貢献性の大きさ
就活軸の決定経緯 将来的に役立つ技術力の習得を目標として、IT業界のインターンシップに参加するなかで固まっていった。
内定時期 2025年12月
社会貢献性の高さを軸にする人が参考にしたい記事(クリックして開く)

1分でわかるソフトバンク

ソフトバンクとは

日本の大手通信キャリアの一つ。通信事業を軸に、BtoC、BtoB問わずサービスを提供する。

1981年に孫正義氏がソフトバンクグループを創業したことをきっかけに誕生した。企業としての設立は1986年。

2018年の上場やヤフー・LINEとの経営統合を経て、メディア・EC事業も展開する。ファイナンス領域にも手を伸ばし、PayPayなどのキャッシュレス決済サービスなども提供するようになった。

現在では、通信キャリアの枠を超え、AI(人工知能)やロボティクスなどの先端技術で社会課題の解決を目指している。

会社名ソフトバンク株式会社
設立年月日1986年12月9日
代表者代表取締役 社長執行役員 兼 CEO
宮川 潤一

代表取締役 副社長執行役員 兼 COO
榛葉 淳
本社所在地〒105-7529
東京都港区海岸一丁目7番1号
企業HPhttps://www.softbank.jp/
新卒採用HPhttps://www.softbank.jp/recruit/graduate/
企業情報
ソフトバンクを志望する学生が持っておきたい視点を教えてください。

キャリアコンサルタント / システムエンジニア

小峰 一朗

プロフィールを見る

ソフトバンクは「情報革命で人々を幸せに」を掲げ、最新テクノロジーを素早く事業化する会社です。ソフトバンクバリューにも表れている通り、実力主義とスピードを重んじ、若手でも周囲を巻き込み前進できる推進力に価値があります。

だからこそ、理念を役割に落とし込み、誰の課題をどう変えるかを起点に、仮説→実装→検証→改善を高速で回す姿勢が求められるのです。就労型のJOB-MATCHインターンでは、その再現性が見られます。

さらに、職種に固執せず、価値提供を軸として領域を横断しながら学び続けるキャリアデザインとビジョンが同社にマッチします。

したがって、専門性を強みの土台にしつつも、変化への適応力(学習速度・意思決定・巻き込み)を備えていることがより重視されるでしょう。

選考スケジュール

通常、ソフトバンクの新卒採用(OPENコース)は以下のスケジュール(※)で進みます。

ソフトバンクの一般的な新卒採用スケジュール
本選考
大学3年
1〜3月
ES・動画面接
形式:Web
大学3年
2〜3月
Webテスト
形式:テストセンターまたはWeb
大学3年
2月

大学4年
4月
一次面接・二次面接
形式:Web
大学3年
3月

大学4年
5月
最終面接・内定
形式:Webまたは対面

※弊社のグループ関連サービスである就活会議のデータをもとに、26卒の選考スケジュールを作成しております。正確なスケジュールはソフトバンクの企業HPよりマイページにログインしてご確認ください。(ソフトバンク公式HP:新卒採用 募集職種・選考フロー

一方で、Nさんの参加した選考スケジュールは以下です。大学院1年(学部では3年)の5月からJOB-MATCHインターンにエントリーし、同年12月に内定を得る早期ルートで選考が進みました。

Nさんが参加した選考スケジュール
インターン選考
大学院1年
5月
ES・動画面接
形式:Web
大学院1年
6月
一次面接
形式:Web
大学院1年
9月
インターン
形式:対面・就労型
本選考(早期選考)
大学院1年
9月
Webテスト
形式:テストセンター
大学院1年
11月末
最終面接
形式:Web
大学院1年
12月
内定
形式:電話・メール
Nさん
Nさんコメント
ES提出が5月と早いタイミングですが、出し切ることが大切です。周囲には、重めのESや動画提出を理由に提出を諦めてしまう人もいました。

迷ったらとにかく出しましょう。

合格につながるポイントの一つとして、早期のES提出を乗り越えることを挙げたNさん。多くのライバルも準備不足となりがちな就活初期だからこそ、ある程度の完成度であっても応募することが内定の鍵となります。

インターン選考|NさんのES・動画面接スクリプトを公開

ソフトバンクの27卒のインターン選考では2025年5月にES提出と動画面接が求められました。「インターン選考は倍率が高い代わりに、インターンに参加した人は全員最終面接に呼ばれた」と語るNさん。

合格への大きな近道となるインターン選考。ここでは、Nさんの実際の回答を載せています。回答をチェックして、ES作成の参考にしてみてください。

インターンESの質問【内定者の実回答あり】

Nさん
Nさんコメント
短期(2週間)のJOB-MATCHインターンに応募した際のESです。

コースのなかから第三希望まで選び、それぞれの志望理由を書きます。研究内容については共通でした。

研究・学習内容

自身の研究や学習内容を具体的に述べ、その中で果たした役割も説明してください。そして、それをソフトバンクでどのように活かしたいか述べてください。

Nさんの回答

私は大学で、「○○○○○○○○」というテーマの卒業研究に取り組んでいる。物理的な針を使わないことで、劣化のリスクを抑えながら音源を再現する技術の可能性を探るものである。

私は研究のなかで、撮影方法や画像処理、アルゴリズムの検討などをおこない、まだノイズが目立つものの、一部の音声の復元に成功した。最終的には、専門性がなくともスマートフォン1台で復元ができるよう、現在はシステム化に重きを置いて研究を続けている。この経験を通じて、私は技術を価値へと転換する難しさと面白さを学び、社会に役立つ形で届けたいという想いが強まった。

今後は、ソフトバンクが展開する通信・AI・ロボティクスなどの先端領域で、ユーザー目線と実装力の両面を活かし、誰かの課題を解決するプロダクト開発に携わりたいと考えている。研究で培った構造的な思考力と実験を積み重ねる粘り強さをもとに、変化の激しい環境でも柔軟に価値を提供できる存在を目指したい

第一希望の志望理由

プロダクト・サービス開発の志望理由を教えてください。

Nさんの回答

本職では、ユーザー視点に立った設計力と、技術を価値に変える構想力が求められると理解している。

私は○○(イベント)でテーマソングを制作し、参加者の属性やイベントのテーマを踏まえた構成・表現を設計した。音の構成や演出を試行錯誤し、目に見えないニーズに応える楽しさと難しさを体感した。

また卒業研究では、レコードの盤面画像から音を復元するという非接触再生技術に取り組み、録音資産の保存という社会的課題に向き合った。

「誰の、何のための技術か」を問い続けたこれらの経験を通じ、私はユーザー起点の発想と実装力を磨いてきた。本職を通じ、日常に溶け込む価値あるサービスづくりに挑戦したいと考えている

第二希望の志望理由

ソリューションエンジニアの志望理由を教えてください。

Nさんの回答

本職では、顧客の課題を深く理解し、技術とビジネスをつなぐ提案力が求められると理解している。

私は大学でダンスサークルを設立し、運営を主導した。友人が毎回苦労していた公演の曲順決定を、独学で作成したツールによって効率化し、活動を支えた。この経験は、多様なニーズを汲み取り、ITの力で円滑な進行を支える本職の働き方と重なる。

また現在は、友人とアプリ開発に挑戦し、課題設定から仮説立案、実装、検証までを実践的に学んでいる。

変化のなかでも柔軟に学び、周囲を巻き込んで推進する力を本職でさらに伸ばし、価値ある提案を届ける存在になりたいと考える

第三希望の志望理由

システムエンジニアの志望理由を教えてください。

Nさんの回答

本職では、ITの基礎力に加え、論理的思考や開発経験が重視されると理解している。

私は卒業研究で、レコードの盤面画像から音を非接触で復元するテーマに○○○○(プログラミング言語)で取り組み、アルゴリズムの改善を重ねながら目的に近づけた

現在は友人と○○語学習アプリの共同開発にも取り組んでおり、タスク分担の中で実践的な開発プロセスを学んでいる。

こうした新しい技術を吸収し形にする姿勢は、「さまざまな機会を経験ととらえ自ら成長する吸収力」に通じると考える。今後は貴社の実務的な環境で開発経験を積み、より高いレベルで課題解決に貢献できるエンジニアを目指したい

大学院生の就活に参考にしたい記事(クリックして開く)

インターンの動画面接スクリプト【内定者の実回答あり】

ソフトバンクのインターン選考では、ESと同時に提出する「動画面接」も評価のポイントとなります。

「活発に伝えることを意識した」と語るNさん。そのスクリプトを見てみましょう。

Nさんの自己PR(60秒)

こんにちは。早稲田大学 ○○研究科 ○○専攻のN・Eです

私の強みは「人とのつながりを大切にし、周囲を巻き込んで物事を推進する力」です。

大学では○○(ダンスジャンル)サークルを立ち上げ、○○(役職名)として70人以上の組織へと成長させました。

創設当初は、5人の初心者からのスタートでしたが、「誰もが挑戦しやすく、ステージに立てる環境」を目指し、練習制度や交流イベントを整えました。

特に意識したのは、一人ひとりの声を拾い、違いを尊重しながらチームとして機能する空気を育てることです。

結果、仲間たちから「あなたがいたからこのサークルに一体感が生まれた」と言ってもらえるようになりました。

将来は、エンジニアという立場からも、人と人をつなぐ力を活かして、共創の現場で価値を届けられる存在になりたいと考えています

Nさん
Nさんコメント
ESをしっかり書いていても選考を通らない友人もいたことから、動画面接も重視しており、文化マッチを見ているのではと考えています。

ちなみに、動画の背景や服装はそこまで意識せず、実家でスーツではない格好で撮りました。
動画面接を受ける人が参考にしたい記事(クリックして開く)
この内定者のESの良い点を教えてください。また、ソフトバンク志望者へのアドバイスをお願いします。

キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士

上原 正光

プロフィールを見る

この内定者は、自身の経験を振り返って言葉にした結果、それがソフトバンクバリューと自然に重なるように伝えられています。

たとえば「挑戦」という点では、レコードの非接触再生という難易度の高い研究テーマに取り組んだり、ダンスサークルをゼロから立ち上げたりと前例がないことにも自分から一歩を踏み出せています。

また、「逆算」という点では、「誰もがステージに立てる環境をつくる」というゴール設定や、参加者視点での楽曲設計、スマートフォンでの復元を目指す研究など、目的から考える思考が感じられます。ただ取り組むのではなく「どこに向かうのか」を描いている点が印象的です。

さらに、独学でツールを作って課題を解決したり、研究で改善を続けたりしている様子は、「スピード」や「執念」につながる姿勢です。まず形にして前に進める力。そして、うまくいかなくても手放さない粘り強さがあります。

「No.1」に関しても、順位や実績というより、「自分が中心となって価値を生み出そうとする姿勢」が伝わってきます。誰かの後ろではなく、場を作る側に回っている点が特徴的です。こうして見ると、この応募者は「人を巻き込みながら、技術を価値に変えていく人」として受け取られたのだと考えます。

今後の志望者にとって大切なのは「自分が何を動かしたのか」を語れることです。環境を変えたのか、人を巻き込んだのか、仕組みを作ったのか。その視点で自身の経験を振り返り、企業バリューと重ねてみてください。

一次面接

一次面接(インターン選考)の様子

  • 面接官: 40代エンジニア(男性)1名
  • 雰囲気: 非常に優しい雰囲気。人事ではないため型どおりの面接ではなく、雑談ベースで進んだ。
  • 印象的な反応: 終わりに「今数分お話しただけでも、ぜひ一緒に働きたいなと思いました」と言ってもらえた。
  • 質問内容: 研究内容・ガクチカの深掘り。
Nさん
Nさんコメント
一次面接と最終面接で聞かれたことに大きな相違はありませんでした。

最終面接では、一次面接での質問に加えて、インターンについての質問と大学院でのコミュニティ設立についての質問がありました。

Nさんの研究内容とガクチカなどに関する回答内容は「面接再現スクリプト」にて詳しく確認してみてください。

インターン

Nさん
Nさんコメント
就労型のインターンだったので、初日はみっちり研修がありました。

それ以降の動きは配属先や担当社員(エルダーと呼ばれる)によって異なります。

インターン最終日には2週間で学んだことや会社への提言を6分間で発表する場がありました。

2週間の就労型のインターンを経験したNさん。インターン生一人に対してエルダーと呼ばれる先輩社員がつく環境のなかで過ごしたNさんの体験を振り返ります。

Nさんによるインターン体験の振り返り
先輩社員とのかかわり方
ソリューションエンジニアとしてのインターンに参加したので、営業の方に同行する機会がありました。また、インターン生一人に対してエルダーと呼ばれる社員が一人付きます。私のエルダーさんはほかの若手社員とつなげてくれたり、MTGに参加させたりしてくれました。この経験が最終面接で話す内容の材料づくりになったとも思っています。
評価について
インターンの最後に、エルダーさんのコメント付きで4段階(S・A・B・C)の評価シートが渡されます。過去のインターンに参加した人の話を聞く限り、Sをもらえる人は多くないため、Sでなくても気にする必要はないようです。インターン参加者なら全員最終面接に呼ばれます。インターン最終日に、最終面接の案内が後日来ると伝えられました。
ほかのインターン生とのかかわり
これもエルダーさんによるものが大きいです。私の場合は2人のインターン生とかかわる機会がありました。インターン生のなかにはずっと1人でパソコンに向かって業務をしている人もいました。

面接|詳細レポートと再現トークスクリプトを公開

Nさんが受けた最終面接はWebでおこなわれ、雑談ベースで進んだといいます。面接を通じてNさんが感じたソフトバンク選考での評価軸や通過のコツを見ていきましょう。

Nさんによる最終面接の詳細レポート
所要時間30分程度
面接官40代後半と思われる男性(人事社員)
雰囲気 ・一次面接よりは固め
・雑談ベースだが、丁寧な深掘りがある
面接形式 Web面接
評価軸と感じたもの ・「話せる人」かどうか
・ソフトバンクバリューに合った「活発な人」
通過のポイント 「新しいことに興味がある」「何でもやりたい」という意欲を示すなど、ソフトバンクのバリューに合致した人であることを伝えた。
口コミサイトなどを見ても、「なぜソフトバンクか」ということは問われない傾向にあるので、人柄のアピールに徹することが評価につながる。
Nさん
Nさんコメント
面接では深掘りが多くありました。ただ、面接官は事前に深掘りしようと決めているというよりは、その場のリアクションで話しているような印象を受けました。

【面接再現スクリプトあり】再現質問・再現回答全文

再現面接をおこなうNさんと編集部
再現面接の様子:編集部(左)が面接官役を担当

自己紹介(00:13~)

面接官のアイコン
面接官
それでは自己紹介をお願いします。
Nさんの自己紹介(クリックで開く)

本日は貴重なお時間いただきありがとうございます。現在早稲田大学院の1年生で○○に所属しておりますN・Eと申します。大学の研究では一言で言うとレコードの画像の写真を撮ってその画像を通常だったら針で再生するレコードの音を画像解析で再生する手法について研究をしております。また学部時代ですと、初心者歓迎のダンスサークルを設立してそちらで○○○○(役職名)を務めていたりだとか、あとは現在ですと大学院で大学院生やサークルを引退してしまった学部生、あとは社会人みたいに踊りたいけど踊る場所がないっていう方に向けてダンスコミュニティを設立いたしまして、そちらで現在運営を○○○○(役職名)としてやらせていただいております。本日はよろしくお願いいたします。

研究内容(01:18~)

面接官のアイコン
面接官
研究内容、すごくユニークな研究をされてると思うんですけれども、元々どういった経緯で研究を始めようと思ったんですか?
研究のきっかけ(クリックで開く)

そうですね、元々自分がすごい音楽が好きで、中高でもバンド組むぐらい音楽が好きだったんですけど、せっかくこう何か勉強するなら音楽に関することがやりたいなって思っていて、そこで○○○○(専攻)の研究室に入りまして、テーマを探してる時に先生からこういう、こういう研究やりたいなと思ってるんだけどどう、っていうのを提案してくださって、それがレコードなので、音楽に関係あるドンピシャの内容だったので是非やらせていただきたいですっていうことでやらせていただきました。

面接官のアイコン
面接官
この研究をしていくことによって社会的な影響であったりとか、最終的にどういったサービスとかやりたいことみたいな展望はありますか?
研究の社会的意義と今後の展望(クリックで開く)

はい。そうですね。社会的意義といたしましては、私たちが研究で扱ってるレコードが昔のレコードですごい壊れやすい素材でできているものでして、実際それを針を落として再生していくとやっぱり劣化が進んでしまうので、それを画像解析によって非接触で再生できるようになれば、アーカイブの保存という面、文化保存の面ですごい社会的意義や価値があるのではないかと思って研究をしております。また最終的には、サービス化じゃないんですけど、みんなが自分のスマホでレコードにかざすだけですぐに音を再生できるみたいなことができたら面白いなと思っていて、最終的にそういうサービス化もできたら良いよねっていうことを話しながら、教授とも研究を進めております。

面接官のアイコン
面接官
聞いていてすごく地道な研究というふうに見えたんですけれども、特に大変だったことがあれば教えてください。
研究で大変だったこと(クリックで開く)

研究の概要としては、一眼レフを使ってレコードの写真をパシャって撮っていく作業なんですけど、大体イメージ通りだと思うんですけど、この溝がすっごいちっちゃくって、そのちっちゃい凹凸を繋げる作業、真ん中の溝の部分だけを座標化してそれをつなげていくっていう作業がそもそもすごい地道でして、自動化も色々やらせたいなとは思ってるんですけどやっぱりまだその段階には至ってなくて、言ってしまえば全部手で書いて、溝が次はここに繋がってっていうのを、画像を1枚1枚繋げていかなきゃいけないのでその作業自体が細かいっていうのが大変なのと、あとは画像解析は写真を使ってやるので、撮影環境で照明の位置変わっちゃったり、自動調節が入っちゃうと写真の映り方が変わってしまったりっていうことがあるので、そういう撮影、たとえばシャッタースピードをこのぐらいにしたらどうか、今度明るさはこういうふうにしたらどうかっていういろんな撮影の条件を細かく組み合わせて一番良いものを探すっていう作業もすごい大変でしたね。

職種の志望理由について(05:10~)

面接官のアイコン
面接官
ソリューションエンジニアを受けていただいてますが、今の話をお伺いしてるともう少し研究を突き詰めたところを本来はやりたいのではという印象も受けたのですが、その点はどうですか?
ソリューションエンジニアの志望理由(クリックで開く)

はい。そうですね。研究はもちろん今楽しくやらせていただいてはいるんですけれども、やっぱり自分が元々の性格的に人とすごい話したり、人の悩みを解決するみたいなところに、サークル活動とかでもやりがいを感じてきていまして、エンジニアを志望する理由といたしましては、技術力をつけたいっていうのが自分のなかでありまして、かつ人と話せる機会も多くあるっていう部分で、その中間みたいな立ち位置として私はソリューションエンジニアを解釈しているんですけれども、そういった理由で今現在志望をしております。

インターンについて(06:14~)

面接官のアイコン
面接官
インターンの配属先はどこでしたか?
インターン配属先について(クリックで開く)

○○○○さんですね。

面接官のアイコン
面接官
インターンはどうでしたか?
インターン活動の振り返り(クリックで開く)

はい。非常にいろいろ、就労型っていうだけあって、業務を一通りやらせていただいたんですけれども、実際社員の方々と話をしていてもこの○○○○(配属先)っていう日本全国をつないでいるインターネットの中継役っていう、今の時代で言っちゃえば使ってない人いない、老若男女問わず全員が使っているっていう大きな部分に自分が実際に関われているのがすごい非常にやりがいにつがるっていう話をよく聞いていて、自分も業務を通して一部分ではあるんですけどそれを実感させていただいたので、私の社会貢献性の大きい仕事がしたいっていう部分とそこがすごくマッチしていたかなと思います。

学部生時代のサークル設立について(07:20~)

面接官のアイコン
面接官
大学時代のサークル設立について、そもそもどうして設立をしようと思ったんですか?
サークル設立のきっかけ(クリックで開く)

そうですね。元々私がダンスがずっと未経験者でして、大学に入ってダンスを新しく始めたいなっていうのは思っていたんですけど、どこのサークルも初心者歓迎っていうのをうたいつつ、絶対どこも動画審査、要は自分が踊ってる姿を動画に収めてそれを提出をしてくださいっていうのがどこのサークルにもありまして、ダンスの本当の初心者ってなっちゃうと初心者歓迎と書いていてもその自分の動画を収めて人に送るっていう行為自体がすごいハードルが高い行為だなって思って、自分も実際そこがちょっと結局気になってしまって諦めたり、あとは友達によっては落ちてしまった子とかがいたので、その子と一緒に話してせっかくだったら正真正銘の初心者歓迎のサークルを立ち上げてみないかみたいな話になってそれから設立しました。

面接官のアイコン
面接官
0から作るなかで特に大変だった部分はどこですか?
サークル設立での困難の乗り越え方(クリックで開く)

そうですね、やっぱり人にサークルを見つけてもらって入ってもらって定着をしてもらうっていうこの人数を増やしていく過程。内部の人数も来場者数の人数も増やしていかなきゃいけないっていうのがやっぱり一番大変だった部分で。たとえば外部への、とにかくサークルをそもそも知ってもらわなきゃ入る人もいないので、それに関してはたとえば○○○○(情報誌名)っていう、授業の説明、この授業は楽単でここは難しいみたいな、要は入学したら絶対みんなが買う情報誌みたいなのがあるんですけど、そこにお願いをしてサークルの宣伝を載せてもらったりだとか、周りの知名度を増やしていったりっていうのをやってましたね。

院生時代のコミュニティ設立について(09:48~)

面接官のアイコン
面接官
大学院でのコミュニティ設立について、サークルのときとの違いはありましたか?
サークル設立との違い(クリックで開く)

そうですね。やっぱり学部時代と一番異なるのがかけられる時間がどうしても社会人とかだと限られてしまうっていうのがあるので、私たち運営が大学院生3人で運営をさせていただいてるんですけれども、それぞれ研究と就職活動でやっぱり忙しくてなかなか学部時代ほど運営にも時間を割けないということで、踊る側も運営する側もできるだけ業務を効率化をしていこうっていうのを念頭において運営をしておりまして、それを今気を付けています。

面接官のアイコン
面接官
集団運営で気を付けていたことはありますか?
コミュニティ運営上の工夫(クリックで開く)

そうですね。サークル員の不満を常に取りこぼさないようにしようっていう部分は結構あって、もちろん運営が手探りでこれが本当に良いのかなって思いながらやってる部分もすごいあったり、逆にサークル員の意見を聞きたいみたいなのもちろんすごいあったので、適度にアンケートを出して、不満に思っていることとか、逆にこれをもっとこうしてほしいみたいな部分とか、これをやったら面白いんじゃないかという部分があったら積極的に教えてくださいっていうふうに、常にオープンな状態にはしていまして、実際そのアンケートに書かれてきた部分をしょっちゅう会議で話し合って、じゃあここはこうしたら改善できそうな気がするからこういうシステムを作ってみようかみたいなことを試してみたりだとかっていうのをやってましたね。

Nさん
Nさんコメント
ちなみに、最終面接後の面談では、価値観やキャリアプランに関するAIの分析結果が渡されました。

ソフトバンクは新卒採用にAIシステムを導入することを2020年5月25日に発表しています(ニュース「新卒採用選考における動画面接の評価にAIシステムを導入」)。客観的な判断があることを意識して一貫性のある回答をする姿勢が求められます。

内定者が考える「勝因」

ソフトバンクの選考においては人柄が見られていると分析したNさん。Nさん自身が考える「勝因」をインタビュー中のNさんの発言をもとに紹介します。

①ソフトバンクバリューを意識したキャラ設定

Nさんは「No.1」「挑戦」「逆算」「スピード」「執念」というソフトバンクの価値観を体現するような姿勢で選考に臨みました。

Nさん
Nさんコメント
元々の性格以上に「挑戦」や「スピード」を意識して話しました。ロジカルよりパッションを押し出すイメージです。

②ガクチカと社風の親和性

社内起業を推奨する制度(※)を設けているソフトバンク。サークルやコミュニティ設立など「0から1を作る」Nさんの経験が評価されたと考えられます。

Nさん
Nさんコメント
私のサークル設立のガクチカは、起業文化のあるソフトバンクと相性の良いものだったと考えています。

※参考:ソフトバンクHPキャリア開発・能力発揮

③早期の行動とインターンでの社員とのかかわり

就活早期にあたる5月の段階でESと動画面接を提出したことも、ライバルが少ないうちに選考を有利に進められた要因です。

また、2週間の就労型インターンで現場の社員と信頼関係を築けたこともNさんの自信につながっています。

Nさん
Nさんコメント
ソフトバンクのインターン実施時期は他社と重なりやすく、周囲には他社を優先した結果ソフトバンクのインターン参加を断念する人も多くいました。

時期が重なっていたら私も参加できなかった可能性があるので、他社の選考に被らなかったのも良かった点だといえます。
この内定者の良い点を分析してください。また、今後の志望者へのアドバイスをお願いいたします。

キャリアコンサルタント / システムエンジニア

小峰 一朗

プロフィールを見る

ソフトバンクが求めるのは、変化を機会ととらえて「挑戦」し続け、理念とソフトバンクバリューに沿って成果を出し続ける人材です。

選考ではES・面接で、挑戦の動機(何を変えたいか)、逆算した打ち手、スピード感、やり切った証拠(数字・比較)を通じて再現性を見ます。加えて「自ら手を挙げる姿勢」があるかをインターンで確認されます。

内定者は、技術を事業価値へ変換し、現場で観察→仮説→改善→実装まで回した点が一致。本人は気付きにくいですが、失敗から学びを更新し粘り強く改善した点(執念)や、相手起点で結論→根拠を簡潔に伝えて巻き込める点も良いですね。

これらのことから今後の志望者は、自身の経験を「挑戦→工夫→成果→学び→次の挑戦」で語れることがとても重要といえます。

インタビュー中のNさんと編集部
インタビュー中の編集部(左)とNさん(右)
編集後記●Nさんの話しぶりからは、地道な努力の末に大きな成果が待っていることを見据えて行動されている様子がうかがえます。目の前の課題を見つけそれをどう解決したら良いか考えていく姿はソフトバンクバリューの一つである「逆算」にもつながる姿です。人々とのかかわりのなかで、研究やコミュニティ運営、就活など、多くのことをこなしながらもそのすべてに手を抜かずに前進していくNさんの姿勢は、人々の幸せを願いつつ、多くの事業での成功を目指すソフトバンクの理念に通ずるものがあります。そのひたむきな姿勢と、お話のなかで感じた話しやすいお人柄も、内定を獲得した秘訣だと思います。
Nさんが併願したNTTデータを志望する人が参考にしたい記事(クリックして開く)

NTTデータ選考対策|内定者ES・面接トークスクリプト公開

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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